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●日曜美術館 「夢の若冲!傑作10選」

鶏や昆虫、花や魚・貝など日常にあふれる何の変哲もない身の回りの生き物たちが、この絵師が描くと生々しく奇妙で、空前絶後の作品へと変化する。江戸時代中期に活躍した絵師、伊藤若冲(1716-1800)。人間や風景には目もくれず、ひたすら生き物を描き続けた若冲は、京都は錦小路の青物問屋の長男として生まれた。商才もなければ嫁を迎えるでもなくぱっとしない旦那だった若冲。しかし、40歳で隠居したのち、いったん好きな絵を描き始めると、瞬く間に誰にもまねのできない天才性を発揮。子犬や虎の毛一本一本が執ように描きこまれ、方眼紙のような升目に描かれた点描的な作品は、「デジタル時代を先取りしたアート」と近年話題となった。明治以降美術史の上でも忘れられていた若冲は、70年代に再評価され、90年代以降に超絶技巧や奇抜な構成が話題となり飛躍的に知名度が上がった「新しいアーティスト」。「若冲ブーム」とまで呼ばれ、近年の日本美術界の大きな事件として受け止められるまでになった。今年、若冲畢生の「動植綵絵」30幅が戦後初めて東京で一堂に会し、滋賀県のMIHOミュージアムでは新しく発見された「象と鯨図屏風」が評判を呼ぶなど若冲への関心がさらに高まりつつある。今回の日曜美術館では、その伊藤若冲の名作を一挙公開。名作たるゆえんである「徹底した細密描写」や「徹底したデフォルメ」を描かれた生き物たちを分類し、その魅力の秘密を存分に楽しむ。80で世を去るまでの40年間の「若冲の傑作10選」を紹介。また、各界著名人にインタビュー、若冲の魅力を楽しく鑑賞する。
(text from NHK site)

NHK教育 45min 2010-01-17 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo





●日曜美術館 「極限に見た生命(いのち)の美しさ」 〜写真家 セバスチャン・サルガド〜

世界的報道写真家、セバスチャン・サルガド。1944年ブラジルに生まれ、経済学を学んだ後、73年に写真家に転身。アフリカの干ばつや飢餓、世界の労働者の実態、移民や難民などを、経済学者ならではの分析力と地球規模の視点でとらえてきた。サルガドの作品は、悲惨な状況も、神々しい絵画のような美しさで切り取る。『私は、どんな過酷な状況の中でも、生きようとする人間の尊厳を撮っているのだ』 被写体と一体となり、寄り添うようにカメラを向けるサルガドは、絶望の果てには必ず希望があることを伝えている。現在、サルガドは、自ら最後のライフワークと位置づける、「GENESIS(起源)」の撮影に取り組んでいる。地球創生のころと変わらぬような無垢な自然の姿を探し、生命の起源をたどるという挑戦。環境問題に警鐘を鳴らし、未来に生きる人々へのメッセージでもある。番組では、30年以上撮り続けてきた、アフリカの作品を中心に、「WORKERS(労働者)」「EXODUS(脱出)」など代表作を紹介。交流のあった、元国連難民高等弁務官事務所・緒方貞子さんのインタビューなどを交えて紹介する。
(text from NHK site)

NHK教育 45min 2010-01-17(2010-01-10のアンコール放送) Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo





●日曜美術館 「まだ大丈夫だ、ほめられないから」 〜美の異端児 北大路魯山人〜

書家、陶芸家、そして美食家として、独自の芸術を生み出した、北大路魯山人(1882〜1959)。生前から倣岸不遜(ごうがんふそん)、大言壮語(たいげんそうご)と、悪評が付いて回った。何必館・京都現代美術館館長 梶川芳友は、20代のころ、魯山人の器と出会い、悪漢、魯山人の正体に興味を覚え、半世紀にわたり作品を収集してきた。そして実際に使っていく中で、魯山人の器は、「使う人間の器量を測る器」と思うようになった。どのようなものを乗せ、取り合わせるか、使う人間の感性が問われると言う。それは魯山人から与えられた宿題のようであり、それを解くために50年の歳月が費やされた。ひとつの器が、取り合わせによって表情を変える一器多様の面白さ、これしかないという一器一様の使い方。魯山人に梶川が美の真剣勝負を挑んでいく。生前魯山人は、「高みを行く人間は、大衆には決して理解されない」と言っていた。大衆に受け入れられ、ほめられるものは、低級の美に過ぎない。没後50年、既成の概念を打ち破り、毒をはらんだ作品の魅力と、その人物に迫る。
(text from NHK site)

NHK教育 45min 2010-02-14 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo





●美の壺 「和の包み」

日本には西洋のラッピングとは異なる独自の“包む文化”がある。品物を贈るときは、紙を巻き、熨斗をつけ、水引をかけるのが基本。めでたさを演出し相手の幸せを祈る、いにしえの形である。また、羽子板から山椒の粉まで、さまざまな物を紙で自在に包む古来の技「折形(おりかた)」や、日本画家たちが腕をふるった和菓子の包装紙など、“和の包み”にこめられた深い精神性と、知られざる美意識を探る。

◎今週の音楽
S'Wonderful/Newyork String Quartet
Blue Moon/Lou Donaldson
Little Evil/Paul Smith
You Look Good To Me/Oscar Perterson
Li'l darlin'/Turtle Island String Quartet
Bye Bye Blackbird/Miles Davis
One Bass Hit/Modern Jazz Quartet
Take Five/Dave Brubeck
Cheek To Cheek/Turtle Island String Quartet
My Funny Valentine/Bill Evans & Jim Hall
Waltz For Debby/John McLaughlin
Amazing Grace/Naoko Terai
(text from NHK site)

NHK教育 25min 2010-01-15(2009-10-08の総合での再放送) Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo





●美の壺 「富士山」

“日本一の山”とうたわれた富士山。高さが日本一というだけでなく、末広型に冠雪の姿が古代から日本人の心をつかんできた。朝焼けや夕焼けで真っ赤に染まった「赤富士」や、「逆さ富士」など、季節や時刻により、さまざまな姿を見せる。多くの芸術家が絵に描き、ときに畏敬の対象として独自の信仰を生み出してきた。富士山の奥深い魅力を鑑賞するツボを、とっておきの美景や知られざるエピソードとともにお伝えする。

◎今週の音楽
slapstick-hotdogs/Ales Brezina(アレシュ・ブジェジナ)
Djungledance/Magnus Lindgren
Alice in wonderland/David Hazeltin Trio
April in Paris/Thad Jones
So danco samba/Jazzlife Sextet
Giant steps (part1)/宮川純
Dolphin dance/赤松敏弘
Fables of faubus/Charles Mingus
Time after time/中西俊博
St/熊谷ヤスマサ
Musette Catalana/モンジュー
Night and day/井上陽介
Jelly Roll/Charles Mingus
Samba De Orfeu/Anat Cohen & The Anzic Orchestra
Little B's poem/Bobby Hutcherson
Bird calls/Charles Mingus
Where are you ?/Christian McBride
ふじの山/ひばり児童合唱団
(text from NHK site)

NHK教育 25min 2010-01-15 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo





●週刊 日本の名峰 「阿蘇山」

九州の中央にそびえる火の山、阿蘇山。太古からダイナミックな活動が続く火山である。日本最大級のカルデラの中は、阿蘇五岳や荒涼とした火山灰の大地、花咲き誇る草原など変化に富んだ自然に満ちる。釈迦が仰向けに横たわる涅槃像に例えられる阿蘇五岳の北側から最高峰の高岳へ登って中岳へ向かう。噴煙の上がる火口から、その外側に広がる砂千里を経て烏帽子岳山ろくの草千里を訪ねる。悠久の火山の歴史をたどる山旅。
(text from NHK site)

NHK教育 20min 2010-01-13 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo



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