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●日経スペシャル ガイアの夜明け 「ハイブリッドカー戦争」 〜独占!ホンダDNAを継ぐ人々の挑戦〜

去年、ホンダ「インサイト」、トヨタ「プリウス」で火が付いたハイブリッドカーの大ヒット。今後もトヨタ・ホンダを中心に、ラインナップが続々と増える予定だ。しかし、今年に入ってプリウスの「ブレーキ問題」が発生。ニッポンの自動車メーカ−が他メーカーの追随を許さなかった「ハイブリッド車」の品質に、世界中が注目する事態となっている。そうした中、ハイブリッドの新型車を投入する、ホンダ。ハイブリッドカー=“エコ”だけではなく、クルマとしての魅力を追求した新しいハイブリッドカー開発が進んでいる。ホンダがインサイトに次いで世に送り出すのは、スポーツタイプのハイブリッドカー「CR-Z」。伊東社長以下、開発者たちのすべての合言葉は“世にないものをつくる!”創業者・本田宗一郎氏から続く、ホンダのDNAを受け継ぐ戦いでもある。しかし、ハイブリッドカーとして求められる環境性能と、スポーツカーに求められる走りの良さや走行性能、デザインとの両立は言葉で言うほど簡単ではない。ガイアのカメラは半年以上にわたって、「極秘中の極秘」の開発現場に入った。知られざるハイブリッドカー開発と、これまであまり明らかになってこなかった自動車メーカーのマーケティング・広告戦略を密着取材。ほとんど壊滅状態とされる、スポーツカーの市場で、ハイブリッドカーは受け入れられるのか? 日本メーカーの誇りをかけた挑戦を追う。

◎ハイブリッドの試練… “プリウス騒動”の顛末
去年5月に登場したトヨタ新型「プリウス」。エコカー減税を追い風に、欧米の高級車ユーザーや富裕層が乗り換える現象も起きたほど、空前のヒットを飛ばした。去年5月に登場ながら、今年の販売台数1位は間違いないとされ、ハイブリッド車=エコというイメージが定着してきた矢先…。新型プリウスに「ブレーキ問題」が持ち上がった。ハイブリッドカーならではの、複雑な「ブレーキ制御システム」がその原因とされる。その後、リコール措置が取られたため、消費者に大きな混乱はなかったものの、ハイブリッド人気に冷や水を浴びせる事態になった。エコカーとはいえ、複雑なシステムで走るハイブリッドカーの不具合は、消費者にとっても「未知の体験」だった。今後、「プリウス人気」で盛り上がっていた販売の現場で、いまどんな変調が起きているのか? そして、ハイブリッドカーと消費者はどう向き合えばいいのか? プリウス騒動が、投げかけているものを検証する。

◎これまでにないクルマ…“スポーツハイブリッド”を生み出せ!
とある調査ではハイブリッドカーに興味を持つ人は8割。実際に買い替えたいという人は3人に2人に上っている。しかもハイブリッドのイメージとしては「エコ」が強すぎて、クルマ本来の魅力である「デザイン」や「走り」などに関する評価は低い。ホンダが独自にアンケートした結果でも、ハイブリッドについて改善してほしい点として「価格」に次いで、「走り」や「デザイン」を望む人が上位を占めた。先行するトヨタに対抗し、ホンダでは伊東新社長が陣頭に立って、対抗策を練っている。その第一弾が、クルマ本来の魅力が詰まっていながら、エコに逆行するとして各社が撤退しているスポーツカー。スポーツカーが持つ「かっこいいデザイン」「所有欲を満たすモデル」「爽快な走り」と、ハイブリッドカーが持つ「エコ」が全て両立できれば、新しいハイブリッドカーのイメージや市場を作ることができると踏む。極秘中の極秘の新型車。その名も、「CR-Z」。その開発現場に、去年、ガイアのカメラは初めて足を踏み入れた。燃費は同ランクのスポーツカーの約2倍、小型車フィットを上回り、軽自動車をも凌駕する25km/l。開発リーダーの友部了夫チーフのもと、数十人のスタッフが日夜を徹して、新しいハイブリッドの誕生を目指している。去年、インサイトを投入したあと、すぐにプリウスを投入されトヨタに逆襲されたホンダ。この車で新しいハイブリッドカーのジャンルを確立することができるのか? 半年に渡る闘いを追った。

◎ハイブリッドの主役、奪還へ!“売れない時代”のマーケティング戦略
これまでにない新しいコンセプトのクルマを売るためには、広告戦略も重要だ。車が売れない時代、車の魅力だけでなく、イメージも含めた訴求が必要になっている。「ハイブリッド=かっこいい、スポーティー」という新しいイメージをどうPRしていくか、広告戦略が練られている。しかし、自動車の販売台数は激減。若者を中心に車離れが急速に進んでいる。ハイブリッドとはいえ、スポーツカーをどうPRしていけばよいのか…。その責任者が原寛和さん36歳。「これまでの自動車メーカーのやり方は一切通用しない。車離れも消費者のせいじゃなくて、ちゃんとしたメッセージを伝えられない我々のせいでもある」と言い切る。テレビCM、新聞広告、WEBとすべてメッセージとターゲットを変えた戦略を進める原さん。その原さんが最も頭を悩ませているのが若者層だ。実は原さんは明治大学とホンダが産学協同で行ったクルマに関する講義を1年間担当していた。そこから導き出した若者と車との関係から、SNS「mixi」を使った一大キャンペーンを展開することにした。果たして若者の反応は…
(original text from TV-tokyo Site and Mail Magazine)

テレビ大阪 53min 2010-03-09 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo

> ホンダ、スポーツハイブリッド車「CR-Z」1万台受注
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ホンダ<7267.T>は24日、同社が2月26日に発売したスポーツカータイプの新型ハイブリッド車「CR-Z」の累計受注台数が月間目標販売計画の10倍となる1万台を越えたと発表した。ホンダにとってCR-Zは「インサイト」、「シビックハイブリッド」に次ぐハイブリッド車第3弾。2ドア4シートで、ガソリン1リットルで走れる距離が25キロメートルとの燃費性能が特徴。マニュアルタイプと、オートマチックタイプをそろえている。(2010年3月24日13時1分配信 ロイター)

> スポーツカー復権の道 ホンダなど 燃費と走り両立
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「若者のクルマ離れ」で影が薄くなっていた“スポーツカー”に再び脚光があたり始めた。ホンダが2月に市場投入した世界初のハイブリッドスポーツカー「CR-Z」の売れ行きが好調。トヨタ自動車はスポーツEV(電気自動車)の米ベンチャー企業テスラ・モーターズと提携した。人気のエコカーの要素を取り入れ、かつての輝きを取り戻すことができるか。
◆「CR-Z」に歓声・・・「一生に一度は、スポーツカーに乗ってみたい」 東京都小金井市の自動車販売店「ホンダカーズ東京中央」小金井店。CR-Zを見に訪れた客の何人かは、こう言ってスポーツカーへの憧れを口にしたという。同店の営業マン、山田智之さんは「『こういう車は最近なかった。乗ってみたい』と興味を示すお客さまが多い。デザインも『格好いい』という感想がほとんど」と明かす。愛好者の心を揺さぶるスポーツカー。しかし、その市場環境は厳しさを増している。スポーツカーが多くを占める2〜3ドア車の市場規模をホンダが試算したところ、1996年1月には合わせて40万台程度あったのが、昨年5月には6万台程度まで落ち込んだ。背景には、かつては主な購買層だった若者が携帯電話やゲーム機にお金をつぎ込むなどライフスタイルが多様化したことがある。ホンダカーズの山田さんも「昔は『就職したから車を買いたい』と20歳代の方が来店することがあったが、最近はほとんどなくなった」と嘆く。そして、現在のエコカーへの追い風も、スポーツカーには“逆風”だ。各国が相次ぎ排ガス規制を強化し、燃費性能に劣るスポーツカーの旗色は悪い。国内では今年9月から、排ガスの測定方法が変わる。これを受けてホンダは4ドアセダンのスポーツカー「シビック タイプR」の生産を8月末で終える。マツダも、来年から欧州で新規制「ユーロ5」が導入されることを受けて、「RX-8」の欧州での販売をやめる。日米では販売を続けるが、広島市の本社工場での欧州向けモデルの生産を6月で打ち切る方針だ。
◆生活に寄り添う・・・また、長引く景気低迷もスポーツカーの減速に追い打ちをかける。ホンダは2008年9月のリーマン・ショックを受けた危機対応で、高級スポーツカー「NSX」の開発を中止し、ハイブリッド車(HV)などの環境車に経営資源を集中させた。環境性能、実用性、低価格志向…。自動車メーカーへの消費者の要求は、どれもスポーツカーの要素とは相いれない。しかし、売れないから造らないということでは、スポーツカー市場はしぼみ続け、若者を再び車に引きつけることは難しい。そこで、ホンダはCR-Zの開発で新たなスポーツカーのあり方を追求。デザインを担当した本田技術研究所四輪R&Dセンターの名倉隆主任研究員は「従来はエンジンのパワーを上げることにこだわる余り、車体が重く、価格が高くなり、一部の愛好者だけのものになっていた」と指摘する。CR-Zについては「軽量化し、ハイブリッドシステムを使うことで燃費も良くする。人の生活に寄り添う新しいスポーツカーにすることを心がけた」と振り返る。環境性能の高いスポーツカー。それまでの逆風を追い風に変えたのがCR-Zの発想だ。ホンダの伊東孝紳社長は「買っていただけないのはわれわれの努力が足りないから。いろいろなチャレンジをして市場の活性化をはかる」と、CR-Z開発に込めた思いを語る。この試みが、発売後1カ月で1万台を受注するスポーツカーとしては異例のヒットにつながった。新たな発想のスポーツカーで市場に刺激を与えようとするのはホンダだけではない。
◆トヨタが狙う 新次元EV・・・「無限の可能性を感じた」。トヨタ自動車の豊田章男社長は20日(現地時間)、米カリフォルニア州のテスラ本社で開いた資本・業務提携記者会見で、同社の開発したEVスポーツカーを絶賛した。テスラが2012年に発売予定のEVスポーツセダン「モデルS」(5人乗り)は、わずか45分の充電で約500キロの走行が可能。燃費はプリウスを大幅に上回るが、時速100キロへの加速が約6秒とスポーツカーとして十分の走行性能だ。両社が共同開発する自動車の概要は未定だが、テスラの技術を取り込んだEVスポーツとなる可能性は高い。自らもプロレーサーである豊田社長は、スポーツカー開発に注力。すでに高出力と環境性能の両立を目指した小型FR(後輪駆動)スポーツカー「FT-86コンセプト」を富士重工業と共同開発しているほか、高性能スポーツカー「レクサスLF-A」も10年末に限定発売する。豊田社長は5月11日に開いた決算発表会見で、「走りの味や車の楽しさにこだわった、お客さまにワクワクしていただける車を提供していきたい」と強調。テスラとの提携で、トヨタによる新次元のスポーツカー開発が加速しそうだ。一方、欧州では、スーパーカーの代名詞的な存在であるフェラーリとポルシェが、今年3月のジュネーブモーターショーで、そろってHVスーパーカーの試作車を披露した。プリウスと同等の燃費で時速300キロ超を出す“肉食系”HVだ。実際に発売される時期は未定だが、スポーツカーが環境性能に劣る、実用性に欠けるというイメージが完全に払拭されるのは、そんな遠い将来のことではなさそうだ。
◆楽しさ体感 「クルマ離れ」ストップ・・・「若者のクルマ離れ」は、自動車大手にとって見逃せない事態だ。メーカーは若者や子供を対象に、あの手この手で自動車への関心を高めようとする取り組みをしている。根強いファンの多いモータースポーツだが、金融危機を受けてホンダとトヨタ自動車が相次いで最高峰のF1(フォーミュラ・ワン)から撤退。トヨタは今年のモータースポーツ支援計画で、「走る楽しさを体感できる機会を提供する」として、一般のドライバーが参加できるイベントやレース開催に力を入れる方針を示している。例えば、3月に富士スピードウェイ(静岡県)で開催されたファン感謝祭では、エコドライブを競う「ハイブリッド チャレンジ」を開催。ハイブリッド車「プリウス」の所有者らが参加して燃費の良さを競った。ホンダも1981年から、1リットルの燃料で何キロ走行できるかを競うレースを開催。30回目の今回から名称を「エコ マイレッジ チャレンジ」と改め、多くの参加者を募る。日産自動車は随時、横浜市の本社ギャラリーで、「SUPER GT」のレースの模様を生放送するパブリックビューイングを開催している。また、同社は小学校で、児童が事前に描いた車の絵をもとにカーデザイナーがスケッチ作業のデモンストレーションを行う「デザインわくわくスタジオ」などの出張事業を社会貢献活動の一環として実施している。(2010年5月31日8時15分配信 フジサンケイ ビジネスアイ)





●日経スペシャル ガイアの夜明け 「熱戦!道の駅パワー」 〜地方の力が集結する“新拠点”〜

地方経済は展望の見えない深刻な不況の真っ只中にあるが、集客の新拠点として活況を呈しているのが「道の駅」だ。元々はドライバーの休息地として造られ、全国936カ所にまで増えた道の駅。近年、観光拠点として地域ごとに特色ある個性豊かな「駅」が続々と誕生、年間300万人以上を集客する人気「駅」も出現しているのだ。ある「駅」は、市場ルートにのらないレアの地元産品をブランド化、首都圏への販路拡大に挑む。また、富士山を一望できる超人気の「駅」は、地元の人たちを巻き込み一大イベントを仕掛ける。だが一方で、第三セクターならではの運営構造が災いして、改革をめぐって紛糾する「道の駅」も。26歳の若き駅長が再生をかけて奮闘するが…。地方経済が不況にあえぐ中、地元の“救世主”となり得るのか――?「道の駅」ビジネスの可能性とそこに賭ける地元パワー伝える。

◎集客350万人超え!その勝利の法則を知れ
全国の「道の駅」で最も客を集めるのが、静岡県にある「富士川楽座」。その数はレジ通過だけで年間357万人。売りは何と言っても、富士山を一望できる施設。そこに、駿河湾の食材などを提供する地元企業が20店舗入る。高速道路と一般道路、双方に隣接する好立地を追い風に、第三セクターながら今や18億円に達する。東京の客を吸い込みながら、地元客も逃さず、日々成長し続けるマンモス道の駅。駅から巨大な「街」へ…。巨大ビジネスと変貌した、勝ち組「道の駅」の秘密に迫る。

◎最年少駅長の挑戦が始まった!儲かる経営を目指せ
全国に936カ所もある道の駅だが、赤字経営のところも少なくない。自治体が運営の主導権を握っていて、危機感が薄いのだと言う。滋賀県は琵琶湖のほとりにある「湖北みずとり駅」も、多くの渡り鳥が観察できる人気スポットにありながら、施設は“活況”とは程遠い状態だ。そんな道の駅を再生させるため、日本一若い、26歳の駅長が誕生した。関西圏の客を呼び、再生を目指す若き駅長が着手したのが直販所の改革だ。だがそんな彼の前に、道の駅が“第三セクター”であるが故の、複雑な運営構造が壁となって立ちはだかる。「お客さんにもっと来てもらわないと自然消滅してしまう…」。しがらみを断ち切り、改革を断行させることはできるのか。

◎都会へ攻め込め!地元ブランドで首都圏を開拓
地元で客を待つだけなく地元のおいしい特産品をブランド化し、首都圏に攻め上がる「駅」もある山口県にある「萩しーまーと」は、萩で獲れる豊富な魚介を安く提供する店作りが成功、地元の人たちが魚を買いにわざわざやってくるまでに成長した。駅長は地元民に愛される道の駅づくりにまい進してきた。「リピーターになってくれるのは、観光客よりも、地元の人の方が可能性が高いでしょう」と話す。この駅がいま目指しているのが、地元の魚をブランド化し東京に攻め込むこと。魅力的な駅が生まれれば、その地域が再生できる…そんな信念で地方を活性化させてきた男たちが、ついに東京へと乗り込む…。
(original text from TV-tokyo Site and Mail Magazine)

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●日経スペシャル ガイアの夜明け 「斬新 旅プランで客を呼べ」 〜リピーター生む仕掛け人の技〜

旅行離れが止まらない。観光庁が調査した全国の宿泊者数を見ると、去年は延べ2億9000万泊で、前年比5.4%の減少。調査を開始したこの3年間で最低となった。こうした中、旅の仕掛け人たちは旅の魅力をアップさせようと、数々の“アイデアプラン”を打ち出している。大手旅行会社の“カリスマ”添乗員が挑むのは、かつて訪れたことのない、離島の旅プラン。フェリーで3時間近くもかかるこの島に果たしてツアー客を呼べるのか。一方、来客数が減る温泉街では、老舗旅館の若社長が面白プランを次々と繰り出す。次なるプランは、あるイベントを打つというものだったが…。旅行不振を突破することは出来るのか? 値段の安さではなく、斬新なプランで勝負をかける仕掛人たちの奮闘を追った。

◎リピーター続出の名物添乗員 次に放つ異色プランは?
日本旅行は去年10月、社内に異例の組織を立ち上げた。その名も「ヒラタ屋」。52歳の現役添乗員、平田進也さんの名前を冠した特別チームだ。平田さんは関西を中心にユニークなトークで幅広い支持を得て、ファンクラブまで持つ名物添乗員。これまでも、主婦が夫に代わって羽を伸ばす「仇討ちツアー」や、大阪のディープな食を楽しむ「大阪こてこて日帰りツアー」など、独自のツアー企画をぶち上げ、そして自ら添乗をしてきた。日本旅行はこのヒラタ屋で、年間10億円の売上げを見込んでいる。その集客力、企画力に目をつけ、平田さんとタッグを組みたいという企業や自治体が少なくないという。「日本中を元気にしたい。僕でよければどんどん利用して欲しい」と話す平田さん。そんな平田さんのもとに、九州のとある離島からツアー作りの依頼が。島の主な産業は漁業・農業で、ベテラン添乗員の平田さんさえも訪れたことのない島…。知名度の低いこの島でツアーなど成り立つのか?平田さんがゼロから作りあげるそのプランとは…。

◎面白プランを繰り出せ!低迷する温泉街…若旦那が奮起
佐賀県にある嬉野温泉も、不況の波で宿泊客の減少に苦しんでいる。全体の宿泊者数もピーク時より半分になり、去年だけで2つの旅館が廃業した。江戸時代の創業とされ、嬉野温泉で最古の歴史を持つ老舗旅館15代目の社長、25歳の北川健太さんは、面白プランを次々と繰り出すアイデア社長だ。人気なのは、客が少ない平日の集客プランとして考えた「一日一善プラン」。温泉街で“あること”をすると宿泊料金を割引するというもの。その“あること”とは、普通なら客には決してやらせないことだった。だがそれが逆に大好評プランに。ある日、北川さんは地元の旅館の跡取りなどを“召集”。平均年齢30才の“チーム嬉野”を結成し、ある“大会”を開催することにした。温泉街全体を盛り上げようという一大イベント。果たしてその結末は…?

◎キーワードは“とことんローカル” 老舗温泉の挑戦
2007年に旅行業法が改正されたことにより、旅行者を受け入れる側の“地域”が、旅のプランを企画、催行することが可能になった。この「着地型」プランが今、各地で急成長している。中でも伊豆稲取温泉は、他に先駆けて「着地型プラン」の取り組みをしてきた温泉街。徹底的にローカルにこだわり、稲取を味わい尽くすプランは、創意工夫がほどこされ人気を博して来た。そして稲取の歴史の達人、黒川さんが新たなテーマに選んだのは「巨大な石」。実は稲取温泉には、石にまつわる独特の歴史がある。だが果たして、石で客など呼べるのか?地元住民を巻き込んで、プラン作りが動き出した…。
(original text from TV-tokyo Site and Mail Magazine)

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●日経スペシャル ガイアの夜明け 「“便利”を深めろ!」 〜コンビニ飽和時代の新戦略〜

365日24時間営業という利便性をてこに、高度成長を続けてきたコンビニエンスストア。しかし今、誕生から36年目にして大きな曲がり角を迎えている。コンビニ主要各社の売上げは、今年2月まで8ヵ月連続で前年を下回った。国内の店舗数も4万2000店を超え、新規出店の余地は狭まるばかり。各社は、新たな戦略に乗り出した。 業界3位のファミリーマートは、7位のam/pmを買収した。この春からam/pmの店舗は順次ファミリーマートへと切り替えられ、計画通りすべてが統一されれば東京都内の店舗数は王者セブンイレブンを上回る。一方、首都圏におけるいたずらな新規店舗拡大には見切りをつけ、新たなビジネスモデルを模索するのが業界2位のローソンだ。これまでの“全国一律”の店舗運営を見直し、新たな顧客獲得に動き出した。都心と地方、それぞれ緻密に練られた出店戦略の秘策に迫る。

◎2強に挑戦状―生き残りをかけたファミマの都心戦略
ファミリーマートによるam/pmの買収劇の背景には、人口流入が続く首都圏における店舗基盤を固める狙いがある。市場に飽和感が強まる中、新たな出店余地は狭まり続け、1100店舗のうち約7割が首都圏に集中するam/pmの買収こそが、上位2社との差を縮める絶好のチャンスと捉えたのだ。しかし企業文化のまったく異なる環境でこれまで成長を遂げてきた両社、越えなければならないハードルも多い。ファミリーマートから送り込まれた中平義人専務のもと“新生ファミマ”の誕生に向け、一大改革が始まった。

◎地方のニーズをピンポイントで掘り起こせ―ローソンの地域戦略
ローソンはファミリーマートとは対称的な取り組みを進める。「1人暮らしや若者が多い都心と、大家族や高齢者の多い地方が、同じ品揃えやサービスでいいはずがない」と“全国一律”の店づくりを改め、新たな店舗改革に乗り出した。青森県内の店舗で売られているのは甘い赤飯のおにぎり。一方、鳥取の山間部では、これまでの店舗の概念を覆す試みが始まっていた。
(original text from TV-tokyo Site and Mail Magazine)

テレビ大阪 53min 2010-04-13 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo





●NHK映像ファイル あの人に会いたい 「落語家・古今亭志ん朝」

「噺(はなし)を高いところに いつでも保っていたい」: 古典落語の第一人者、古今亭志ん朝。粋で上品な江戸弁、小気味よい語り口で一世を風靡した。その多芸ぶりは落語だけにとどまらず、テレビドラマや舞台でも大活躍。しかし終生こだわったのは古典落語の世界。人情厚い古きよき時代の文化である。しかし言葉がどんどん変化し、昔の言葉が現代人に分かりづらくなったのも事実。志ん朝はあえて昔の言葉を使い客席を古き良き時代へと誘う。若くして天才落語家といわれた志ん朝が古典落語に寄せる熱い思いが語られる。
(text from NHK site)

NHK総合 10min 2010-04-11 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo



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