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●爆笑問題のニッポンの教養 「交渉人 AKASHI」 〜国際関係学・明石康〜

国連ナンバー2の事務次長として、カンボジアや旧ユーゴスラビアなど世界の紛争地域に乗り込み、名だたる国家元首や独裁者たちと和平実現のための交渉を行ってきた明石康。シアヌーク殿下やポル・ポト派幹部、セルビア共和国のミロシェビッチ大統領など、相手はいずれも現代史に名を残す政治家や独裁者たちだった。中学3年のとき敗戦を迎え、アメリカ軍による占領と日本の民主化を経験し、アメリカ留学中に日本の国連加盟演説を目撃した明石。日本初の国連職員として、「どんな相手も敵と想定してかかることはしない」という基本姿勢で、その職務にあたってきた。銃弾飛び交う紛争の最前線で、多数の人命のかかる厳しいやりとりを経験してきた明石。空爆開始予定時刻の10分前、ぎりぎりで事態を打開できたこともあれば、悪条件やタイミングの悪さが重なり多くの犠牲者を出してしまったケースもある。その生々しい交渉の現場とは? 間近で見た、独裁者たちの意外な素顔とは? 強面の民族主義者を大笑いさせたとっておきのジョークとは? そのノウハウは女性にも通用するのか・・・? 明石ならではの交渉術に爆笑問題が迫る。対談では、忠犬ハチ公との接点など意外な話も飛び出す。

明石康(あかしやすし)|元国際連合事務次長。1931年秋田県生まれ。54年、東京大学教養学部卒業。アメリカのバージニア大学、フレッチャー・スクールなどに留学。57年、日本人初の国連職員となる。カンボジアや旧ユーゴスラビアの国連事務総長特別代表、人道問題担当国連事務次長などを歴任。1997年、国連退官。現在は日本紛争予防センター会長、国際文化会館理事長などを務める。
(text from NHK site)

NHK総合 30min 2010-04-06 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo





●爆笑問題のニッポンの教養 「双子だけの秘密」 〜行動遺伝学・教育心理学 安藤寿康〜

全く同じ遺伝子を持つ人間は二人といないとされるが、唯一の例外がある。100%同じ遺伝子を持つ一卵性双生児だ。行動遺伝学が専門の安藤寿康慶大教授は、「奇跡の存在」ともいえる双子に注目、これまで7000組の双子を調査してきた。研究室には5組の一卵性双生児が集合、まず爆笑問題が「見分け実験」に挑む。さらに安藤は、同じ遺伝子を持つ一卵性の双子と、半分程度しか共有しない二卵性の双子の比較を通じて、「遺伝」と「環境」の影響が分析できるという。実際、一卵性の双子と二卵性の双子をそれぞれ別のグループに分けて自由に遊ばせると、一卵性ではグループ内で果たす役割や、熱中するおもちゃなどがかなり似通っているのだ。性格や能力、成績などはどの程度「遺伝子」に左右されるのか? 誰もが気になる命題に、安藤が統計処理を駆使して導き出した衝撃の結論は、「性格や能力など人間のあらゆる性質は、生れつき備わっている“遺伝子”による影響が半分程度はある」というもの。この安藤の分析に、爆笑問題・太田は猛反発する。ナチスの「優生学」に逆戻りする危険性はないのか? 遺伝子操作はどこからが「悪用」というべきなのか? 双子漫才コンビ“ザ・たっち”も乱入しての大論戦が展開する。

安藤寿康(あんどうじゅこう)|1958年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部卒業、同大社会学研究科博士課程修了。現在、慶應義塾大学文学部教授。教育学博士。1998年から「慶應義塾双生児研究プロジェクト」、また2004年からは『首都圏ふたごプロジェクト』のリーダーとして、これまで7000組の双子を調査してきた。2008年に「ふたご行動発達研究センター」設立。著書に『心はどのように遺伝するか』『遺伝と教育―行動遺伝学的アプローチ』など。
(text from NHK site)

NHK総合 30min 2010-04-13 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo





●爆笑問題のニッポンの教養 「現実ヲ拡張セヨ」 〜電子情報工学・苗村健〜

いまコンピュータの世界でもっとも注目を集めているのがAR(augmented reality)、「拡張現実」だ。現実の環境にコンピューターを使ってバーチャルな情報をドッキングさせ、現実を強調したり、補足する技術のこと。カタログや百科事典をカメラにかざすと、モニター上に立体画像が飛び出したり、携帯端末のカメラを街の風景に向けると、飲食店の情報が表示されたり。拡張現実は、インターネット以上にわれわれの生活を激変させうる技術なのだ。このAR研究をリードするのが、東大工学部電子情報学の苗村健准教授。苗村は、特殊なメガネやディスプレーを通さずに体験できる拡張現実技術にこだわっている。研究室を訪ねた爆笑問題は、画面に映った二人だけがモノクロになったりモザイクがかかったりするカメラや、肉眼で見られる3D田中像など、最先端技術の数々に遭遇する。「誰も見たことも体験したことのない未来の情報メディアを創り出したい」という苗村。やがて議論は、「リアル」とは「バーチャル」とは何か、その境界線をめぐって白熱していく。

苗村健(なえむらたけし)|1969年生まれ。東京大学大学院 情報理工学系研究科 電子情報学専攻 准教授。1992年東京大学工学部電子工学科卒業。スタンフォード大学客員助教授を経て、2002年より現職。文部科学大臣表彰若手科学者賞(2008)、日本バーチャルリアリティ学会論文賞(2008,2007, 2006)、FIT船井ベストペーパー賞(2006)、映像情報メディア学会丹羽高柳論文賞(2008, 1999)、グッドデザイン賞(2008)、NHKデジタルスタジアム年間最優秀作品賞(2004)など受賞。
(text from NHK site)

NHK総合 30min 2010-04-20 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo





●爆笑問題のニッポンの教養 「本当の強さって何?」 〜棋士・羽生善治〜

天才の名をほしいままにしてきた羽生善治名人。彼は自分のことを、理系の研究者に近いと語る。今や、プロが指した将棋の棋譜はインターネットによってリアルタイムで世界に広まる時代。新手も指した瞬間に研究され対抗策が現れる。まるで、科学の世界の研究開発競争だ。そう、将棋はまさに生きた「学問」なのだ。そんな厳しい世界にあって圧倒的な勝率を誇り、棋界に君臨する羽生善治と爆笑問題が初顔合わせ。まずは将棋対決で前代未聞の珍勝負を繰り広げる。続く対談では、コンピューターと人間の思考の違い、定跡・セオリーの価値と限界、将棋と漫才の共通点などをめぐって、大いに盛り上がる。プロ棋士でさえすぐには理解しかねる独特の妙手「羽生マジック」は、なぜ生まれるのか? 本当の個性とは、強さとは何か? 「混とんの中でこそ、自分の個性が出せる」という羽生。稀代の天才の素顔、「名人」ならではの境地に、爆笑問題が迫る。

羽生善治(はぶよしはる)|1970年生まれ。将棋棋士。1985年に史上三人目の中学生棋士となる。デビュー直後から、全棋士中1位の勝率を記録するなど頭角を現す。同年代の棋士がそろって台頭してきころには「羽生世代」という言葉が生まれ、将棋ファンだけでなく幅広い層に人気を博した。1996年史上初の七冠独占の偉業を成し遂げる。2007年に史上8人目の通算1000勝を、史上最年少、最速、最高勝率で達成。現在、「名人」、「王座」、「棋聖」の3つのタイトルを持ち、通算タイトル獲得数は、大山康晴に次ぎ歴代2位である。著書多数。
(text from NHK site)

NHK総合 30min 2010-04-27 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo





●爆笑問題のニッポンの教養 「命のトリセツ(取扱説明書」)」 〜発生生物学・河野友宏〜

哺乳類が子孫を残すには、精子と卵子が受精しなければならない、つまりオスとメス両方の存在が欠かせない、はずだった。ところが、メスのマウス同士で子供を出産させ、生物界の大原則を覆してしまったのが、発生生物学者の河野友宏東京農大教授だ。精子の染色体にはオスの、卵子にはメスのマーキングがされている。しかし生まれたての赤ちゃんマウスには、まだそのマーキングがされていないことを突き止めた河野は、ひらめいた。「赤ちゃんマウスの遺伝子情報を、人工的にオス型に変え、その卵子を通常の卵子と掛け合わせたら、子供が生まれるのではないか・・・?」 ひらめきから10年後、「KAGUYA」という名のメス同士から産まれたマウスが誕生する。「もはやオスは必要ないのか?」――このニュースは瞬く間に世界を駆けめぐり、海外のレズビアンカップルから「私たちの子供をつくってほしい」という打診もあったという。「オスとメスの本質的な違いを知るための研究であって、人間への応用など論外」と語る河野も、「生命の不思議を知りたい」という欲求と、「命のすべてが分からない方がいい」という思いの間で葛藤しているという。生命操作はどこまで許されるのか。その最前線に立つ男と爆笑問題とが、命の扱い方について、徹底的に語り合う。

河野友宏(こうのともひろ)|1953年東京生まれ。東京農業大学バイオサイエンス学科動物発生工学研究室主任教授。1982年、東京農業大学大学院農学専攻博士後期課程修了。1993-1994年、英国MRC客員研究員。 2001年より現職。個体発生とエピジェネシスとの関連を、クローンおよび単為発生胚を題材に研究している。
(text from NHK site)

NHK総合 30min 2010-05-18 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo





●爆笑問題のニッポンの教養 「ギャンブルの正体」 〜ギャンブル学・谷岡一郎〜

「ギャンブル」を、歴史や数学、心理学など多様な側面から分析し、「国内唯一のギャンブル学者」を自認する谷岡一郎大阪商業大学教授と爆笑問題が、カジノを舞台にガチンコ勝負。過去に何度も万馬券を当てるなど腕に覚えのある田中。太田も売れない時代、妻にパチスロで養ってもらっていたことがある。対する谷岡はラスベガスで200回以上実践を重ねてきたという生粋のギャンブラーだ。まずはルーレットやブラックジャックでお手並み拝見。田中が確実な読みでその才能を発揮すれば、太田は直感的な大勝負に挑み、谷岡を驚嘆させる。では、谷岡が確率論や統計学を駆使して導き出した「正しい」賭け方とは? 「ツキ」の正体とは? 競馬と宝くじとパチンコとルーレット、最も効率がいいのはどれ? ・・・ギャンブルを愛する人も、怖くて手が出せない人も必見!今宵、目からウロコのギャンブル講座が展開される。

谷岡一郎(たにおかいちろう)|1956年大阪府生まれ。慶應義塾大学法学部卒業、南カルフォルニア大学修士、博士課程修了。現在、大阪商業大学学長。これまでラスベガスを訪れた回数は200回以上。著書に『ツキの法則』『確率・統計であばくギャンブルのからくり』『ギャンブルフィーヴァー』など。
(text from NHK site)

NHK総合 30min 2010-05-25 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo





●トップランナー 「彫刻家・三沢厚彦」

思わず顔がゆるんでしまうような愛くるしい表情と、鋭い爪や牙などの獰猛さを併せ持った木彫りの作品群「アニマルズ」。ほぼ等身大で作られる動物たちは、どれもリアルというよりは、人と会話ができそうな愛嬌を持った存在だ。三沢はチェーンソーで丸太を粗取りし、あとはひたすらノミで形を彫り出していく。スタジオには、そんなアニマルズが大集合。三沢ワールドをたっぷりと堪能し、三沢自身が作品に込めた思いを熱く語る。
(text from NHK site)

NHK総合 30min 2010-05-08 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo



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