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●連続テレビ小説 「ゲゲゲの女房」

第8週 「父の上京」
5月19日(水)〜22日(土)/第45回〜第48回 4本
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布美枝(松下奈緒)は「こみち書房」の常連客である太一(鈴木裕樹)の失恋の現場に居合わせてしまった。美智子(松坂慶子)は彼のことを心配するが、太一は美智子の優しい言葉を素直に受け止めない。茂(向井理)は深沢(村上弘明)の後押しで精力的に漫画を描き、店に姿をあらわさなくなった太一のことを気にかける素振りもなかった。それからしばらくたったある日のこと、布美枝に電報が届く。それは、幼なじみのチヨ子(平岩紙)の上京を知らせるものだった。布美枝は友人のチヨ子に、貧乏な暮らしをしていることが打ち明けられず、かえって自分を責めてしまう。美智子は、太一が茂のことを尊敬していることから、茂が店に来てくれれば太一もまた店に来るのではと期待する。布美枝にはそんな美智子の太一への思い入れが不思議でならない。そんなとき、安来から源兵衛(大杉漣)が上京し、とつぜん布美枝の家にやってくる。布美枝の貧乏ぶりに驚いた源兵衛は、茂の考えを後日きちんと聞くと言い残し、去っていく。美智子が太一に、「茂が週末に店に来る」とウソをついたことをきっかけに、戌井(梶原善)が同じ日に店で茂と読者の交流の集いを催そうと言い出す。漫画の宣伝にもなり、太一をそこへ呼び出すこともでき、源兵衛に茂の活躍ぶりを印象づけることもできて、一石三鳥だというのだ。布美枝は戌井の言い出した茂と読者との交流会というイベントに、果たして源兵衛が満足するだけの人数の客が集まるかどうか、不安が抑えきれなかった。美智子はイベントの成功に全力をあげると言うが、布美枝には太一のことを人一倍心配する美智子の心情がわからなかった。茂と読者の交流会イベントの盛況ぶりに満足げな源兵衛のようすを見て、布美枝は胸をなでおろした。源兵衛を案内して商店街を歩く布美枝は、偶然に太一の姿を見つける。そして布美枝は、太一に交流会に立ち寄ってくれるように声をかけるため、源兵衛をひとり喫茶店に押し込める。偶然入った喫茶店で、「こみち書房」前の茂のサインを求める行列の人びとが景品につられて並んでいただけであることを知ってしまう源兵衛。怒った源兵衛は「こみち書房」にとって帰り、布美枝や茂を怒鳴りつける。そして娘を嫁がせたのは間違いだったのかとも言い放つ。それを聞いた布美枝は茂の漫画にかける情熱を力説し、源兵衛を涙ながらに見据えながら言う。「うちの人は・・・ホンモノのマンガ家ですけん!」 そんな中、太一が「こみち書房」にやってくる。布美枝は、美智子がかつて亡くした息子の面影を太一のなかに見ていたこと、それゆえに太一を親のように心配していたことを知る。太一は、自分が茂の漫画から励ましをもらっていたことを布美枝たちに告げ、源兵衛は茂のこと、茂を信じる布美枝のことを見直す。年が明け、『鬼太郎夜話』のシリーズも順調に出版され、村井家の家計も、やっと少し持ち直してきた。そして二人が結婚して一年がたとうとしていた。

第9週 「私、働きます」
5月24日(月)〜29日(土)第49回〜第54回 6本
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昭和37年、布美枝(松下奈緒)と茂(向井理)が結婚して一年がたった。深沢(村上弘明)からの仕事の依頼のおかげで、家計は少し楽になりかけていた。茂は深沢の出版社で少女漫画家 を志す河合はるこ(南明奈)と出会う。はるこは父親から漫画を描くことを反対されていたが、何としてでも漫画家になろうとする意志をもっていた。茂は新作 「河童の三平」にとりかかろうと意欲を高めていたが、深沢がとつぜん喀血(かっけつ)し、病 に倒れる。布美枝も茂も深沢の早い復帰を信じていたが、退院の知らせはなかなか届かなかった。茂は深沢の出版社を訪ねてみるが、次々に荷物が運び出される光景に出くわす。深沢の長引く療養のために会社が閉じられたのだった。それは茂の収入が途絶えてしまうことを意味した。茂は仕事を得るために、ほかの出版社への自作の売り込みに歩く日々をおくるが、経営者は一般受けしない茂の漫画に難色を示す。茂はこれまで付き合いのなかった春田図書出版の仕事を受けた。布美枝はこれまでと同じように茂の仕事を手伝いたいと思うが、茂はなぜかよそよそしい態度で、布美枝を仕事場に入れようとしない。ある日、漫画家になることを本格的に決意したはるこが村井家にやってくる。茂は即座にはるこを家に上げると、自分の描く漫画を彼女に手伝わせ始める。布美枝はあっけにとられるばかりだった。茂は完成した漫画を春田出版に届けようとするが、無理がたたって高熱を出し、外出できないことに。茂は布美枝に完成した作品にさわらせようとしなかったが、体が動かないため、やむなく布美枝に原稿を託す。春田出版で布美枝は、茂が部屋にこもって描いていた作品が本 来の作風からかけ離れた少女漫画風のもので、ペンネームも女性の名前に変えていることを知る。布美枝は茂が耐えていた屈辱を思い、涙を流す。茂だけではなく、貸本漫画家たちはみな苦しい暮らしを強いられていた。貸本漫画の業界は、大手出版社から出る週刊漫画誌の急成長に押され、斜陽化していたのだ。茂はかつてさんざん振り回された富田(うじきつよし)と偶然、再会する。富田から懇願され、茂は「河童の三平」を彼の 出版社から出すことを決める。しかし、原稿料の支払いは三か月先という、布美枝(松下奈緒)にとって不安の残る状況だった。布美枝(松下奈緒)は家計を維持するために、働きに出ることを考えていた。商店街で銭湯を営む靖代(東てる美)が化粧品の訪問販売の仕事を始めたことをきっかけに、布美枝も同じ仕事 を始めることになる。本当は見ず知らずの人に商品を売るような仕事は苦手であるにもかかわらず、茂(向井理)が伸び伸びと漫画を描けるように、布美枝は靖代とふたりで化粧品を売りに歩く。仕事を始めた矢先、布美枝の体に異変が・・・。

第10週 「こんにちは赤ちゃん」
5月31日(月)〜6月3日(木)/第55回〜第58回 4本
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布美枝(松下奈緒)は病院で検査を受け、初めての子供を妊娠していることがわかる。茂(向井理)にどう伝えようかとあれこれ考える布美枝だった。そんなとき、下宿人として家賃収入をもたらしてくれていた中森(中村靖日)が漫画家として身を立てることをあきらめて郷里へと帰ることになる。家計が厳しくなることを茂が心配している様子を見て、布美枝は新しい命のことを茂に切り出すことができなくなってしまう。布美枝の妊娠の話題がすずらん商店街の人々に伝わる。茂に妊娠したことを言いだせずにいる悩みを、布美枝は美智子(松坂慶子)に打ち明ける。美智子に励まされ、ようやく布美枝は茂に子どもができたことを告げるが、茂はただ「子供はたいへんだぞ」と低くつぶやくだけだった。落ち込んだ気持ちを抱えた布美枝は、赤羽に住む姉の暁子(飯沼千恵子)の家を訪ね、その一家団らんの様子にうらやましさを感じる。布美枝は、しばらく赤羽で過ごすことを決意し、茂にそれを伝える電報を打つ。茂は布美枝を迎えに赤羽まで突然やって来ると、帰り道の公園で「子どもを持とう」と布美枝に言う。布美枝の悩みは晴れ、妊娠の知らせは境港の茂の両親や安来の布美枝の実家にも届き、それぞれに祝福のムードが高まる。しかし、原稿料の手形の支払い延期を、富田(うじきつよし)が茂に懇願し、新たな危機が布美枝たちに迫る。どうしても金の都合がつかないという富田の頼みで、茂の原稿料の支払いは先延ばしになってしまう。河合はるこ(南明奈)は茂の才能を尊敬しているが、はるこに気がある浦木(杉浦太陽)はそれが面白くない。茂は家のローンの支払いの代わりに富田の約束手形を不動産屋に預けていたが、その手形が不渡りを出すことになってしまう。不動産屋は家の立ち退きを茂に要求する。倒産した富田書房には茂を含めた債権者たちが集まり、富田の責任を追及したが、金はまったく回収できない。茂はあちこちの出版社を回って注文をとり、猛烈に描き続けたが、原稿料はますます安く、暮らしは厳しくなる一方だった。布美枝が結婚するときにミヤコ(古手川祐子)がもたせてくれた着物も質に入れることになり、あまりの所得の低さに税務署から所得隠しの疑いをもたれる始末だった。金から見放されたような布美枝と茂だったが、出産予定日は近づいていた。軽い妊娠中毒の症状を布美枝が発症し、商店街のおかみさんたちや、美智子、太一(鈴木裕樹)、戌井(梶原善)らが布美枝を励ましに次々と村井家を訪ねてくる。年末も押し迫ったクリスマスイブの日、布美枝は病院へ定期健診に行くが、今日中にも産まれるかもしれないと言われ、そのまま入院することに。そして、布美枝は無事に女の子を出産する。
(text from NHK site)

NHK総合 15min 2010-03-29〜 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo・解説副音声



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