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●連続テレビ小説 「ゲゲゲの女房」

第15週 「チャンス到来!?」
7月9日(金)・10日(土)/第89回・第90回 2本
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布美枝(松下奈緒)と茂(向井理)のもとに境港に住む絹代(竹下景子)と修平(風間杜夫)がやってくる。修平の書く小説を東京で出版する話があるというのだが、絹代は疑いをかくさず、偶然茂を訪ねてきた浦木(杉浦太陽)が話す出版ビジネスの計画を聞いて猛然とそれにかみつく始末。ちょうどそのころ、大手出版社・雄玄社の漫画雑誌「週刊少年ランド」の編集部では、若手編集者の豊川(眞島秀和)が茂の漫画に着目していた。はるこ(南明奈)が何かにあせっている様子を、布美枝と浦木は気がかりに思っていた。太一(鈴木裕樹)が書いた詩を読んでもらうために布美枝が深沢(村上弘明)の会社を訪ねると、そこには思いつめた雰囲気のはるこがいた。布美枝ははるこを心配して言葉をかけるが、はるこは「漫画を描いている人間の気持ちが、ただそれを見ているだけのあなたにわかるのか」と答えるばかりだった。雄玄社の豊川は、茂に「週刊少年ランド」への漫画執筆を依頼しようと考えていた。布美枝は絹代と修平を深大寺の茶店に連れて行く。茂がひとり家に残っていたちょうどそのとき、はるこが村井家を訪ねてきて、実家の親との約束で漫画家として芽が出なければ郷里に戻る約束であること、その約束の期限がまもなく切れることを告げる。茂は泣いて取り乱したはるこが自分の胸に飛び込んできた理由を、それを見てしまった布美枝たちに説明する羽目に。絹代と修平は村井家に一晩泊まり、布美枝と茂のそれぞれに親としての思いを話して聞かせる。両親が境港に帰っていったあと、はるこが漫画家の道をあきらめて郷里に戻ることを茂と布美枝に知らせにやってくる。布美枝ははるこを連れて深大寺を訪れる。はるこは布美枝に、茂は布美枝がいるから漫画に打ち込めるのだと言い、布美枝ははるこの茂への秘めた思いを感じる。はるこが東京を去ったあと、浦木が布美枝たちのもとにやってきて、なぜはるこが去ることを自分に知らせなかったのかと茂をなじる。ばたばた騒ぎのなか、雄玄社の豊川が村井家を訪ねてきて、茂に執筆の依頼をする。しかし茂は豊川からの「週刊少年ランド」への宇宙ものの漫画の依頼を断ってしまう。「宇宙ものが苦手だから」というのがその理由だった。布美枝も浦木もその答えに驚き、茂の真意をはかりかねる。茂は自分が本当に自信をもって描くことのできるジャンルの漫画で勝負すべきだと言い、必ずもういちどチャンスがくるという確信を布美枝に告げる。そして、ある日雄玄社の豊川が再び村井家を訪ねてくる。

第16週 「来るべき時が来た」
7月12日(月)〜7月17日(土)/第91回〜第96回 6本
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布美枝(松下奈緒)と茂(向井理)のもとを、雄玄社の豊川(眞島秀和)がふたたび訪れる。豊川は、ジャンルは問わないのでテレビよりも面白い漫画を「別冊 少年ランド」に描いてほしいと茂に依頼する。戌井(梶原善)は茂に対し「別冊 少年ランド」への依頼は登竜門であり、そこをクリアできれば「週刊少年ランド」への執筆の道がひらけると語り、多くの子供たちの心をつかんでほしいと激励する。豊川から依頼された漫画のアイディアを練っていた茂は、布美枝から金を受け取ると、亀田(徳井優)の質屋に飛び込み、質流れのテレビを買う。一日中テレビの前に座り込んで画面に流れる番組を茂は見続け、テレビの中に自由に入り込んでは欲しいものを何でも持ち出すこと のできる少年を主人公にした「テレビくん」の着想を得る。豊川も「テレビくん」に乗り気になるが、茂はなぜか考え込んでしまう。茂は豊川に対し、「テレビくん」には何かが足りないと言う。子供に受けるための何が足りないのか、考えた果てに茂は「テレビくん」にかわいらしさが不足していることに気づく。布美枝は茂の助けになろうとして、テレビに関する雑誌の切り抜き記事を集める。苦心の末にとうとう「テレビくん」が完成。豊川は作品の出来ばえを絶賛する。完成した「テレビくん」に満足した豊川は、つづけて茂に「週刊少年ランド」への短編の連作を依頼する。奇想天外な戦いのある作品 を、との豊川の注文に対し、茂は「墓場鬼太郎」を描きたいと告げ、豊川もそれに賛同する。深沢(村上弘明)は茂のメジャー誌への進出を喜ぶが、秘書の郁子(桜田聖子)は自分たちが育てた漫画家が、ただ大手にさらわれていくばかりに思えてしかたがなかった。布美枝は雄玄社からの原稿料の振込額の大きさに、ただただ驚くばかり。そして、村井家もついに電話を引くことになり、早速豊川から正式に「墓場鬼太郎」の執筆を依頼する電話が入る。茂は「週刊少年ランド」に「墓場の鬼太郎」を描き始めるが、読者からの人気投票は最下位で、編集部内では打ち切りの議論も出る始末。浦木が、雄玄社で聞きかじってきた「鬼太郎」の不人気を伝えに、村井家にやってくる。しかし戌井(梶原善)が口にした『鬼太郎の奇跡のような生命力』を信じ、茂は黙々と「鬼太郎」を描き続けるのだった。そして豊川も、これまでの常識にとらわれない漫画こそが他誌に勝つために必要であることを力説して譲らなかった。そうするうちに、「少年ランド」の編集部に「墓場の鬼太郎」を支持する投書が少しずつ届くようになり、豊川は「鬼太郎」の本格的な連載の開始を決意する。そしてその年の11月、茂のもとに、「テレビくん」が雄玄社マンガ賞を受賞した知らせが来る。吉報は境港の絹代(竹下景子)と修平(風間杜夫)にも、そして安来の源兵衛(大杉漣)ら飯田家の人びとのもとにも届く。戌井もまた、苦難を重ねてきた茂の受賞に感動を禁じえなかった。村井家に取り憑(つ)いていた貧乏神も、ついに村井家を出て行く。授賞式の当日、背広を新調した茂は布美枝にネクタイを締めてもらい、授賞式へと向かう。授賞式の会場には深沢や戌井も駆けつけて、豊川とともに茂の受賞の喜びを分かち合うのだった。授賞式の後、帰宅した茂は布美枝の手料理をほおばり、すぐにまた机に向かい漫画を描き始める。その後姿に布美枝は、今までの茂の懸命な努力を思い出しつつ、そっとつぶやく・・・


第17週 「プロダクション旗揚げ」
7月19日(月)〜7月24日(土)/第97回〜第102回 6本
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雄玄社マンガ賞を受賞して以来、茂(向井理)のもとには漫画の注文が次々と舞い込むようになった。本格的にアシスタントを雇おうと考える布美枝(松下奈緒)と茂だったが、やってくるのは使い物にならない人間ばかり。菅井(柄本佑)もそんなひとりで、茂に相手にもしてもらえない。そんな慌ただしいある日、「墓場の鬼太郎」を映像化したいという城西映画のプロデューサー、船山(風間トオル)が村井家にやってくる。船山は「墓場の鬼太郎」をテレビ化するために動くと言う。布美枝はうれしいと同時に信じられないような気持ちだった。深沢(村上弘明)は布美枝に対し、茂もプロダクションという会社組織をとってみてはどうかと提案する。茂がその画才に目をつけた倉田(窪田正孝)、偶然出会った元漫画家の小峰(斎藤工)、そして一度断ったにもかかわらず、再びやってきた菅井(柄本佑)と、奇妙な男たちで村井家はあふれかえる。茂は三人の男たちとともに漫画を描きはじめるが、菅井の手際の悪さが目立つことに。菅井からの懇願もあって、頼りなさそうな彼も結局ひとまずは雇ってみることとなり、小峰(斎藤工)と倉田(窪田正孝)もふくめて三人のアシスタントたちが調布の狭い家にひしめきあう。ゼタの加納郁子(桜田聖子)が、プロダクション設立のノウハウを伝えに村井家を訪れて、布美枝に経理を担当するように勧める。一方、船山(風間トオル)が企図する「墓場の鬼太郎」のテレビ化は思うように進んでいなかった。プロダクションの経理を手伝う気持ちになりかけていた布美枝だったが、二人目の子供を妊娠していることがわかる。雄一(大倉孝二)と佐知子 (愛華みれ)が村井家を訪れ、経理を佐知子が担当することが決まってしまい、布美枝は少ししょんぼりする。昭和41年6月、水木プロダクションが旗揚げとなった。プロダクションの発足記念パーティーには多くの関係者が集まって茂を囲みにぎわっていた。そこに戌井(梶原善)もお祝いに駆けつけてくる。どんどん成功の階段を昇っていく茂を目の当たりにした戌井は、一抹の淋しさのようなものを感じていた。アシスタントたち、出版社の原稿取り、経理を担当する佐知子と、にわかに人が増えた村井家は毎日が大騒ぎだった。このままでは仕事にならない と業を煮やした茂は、執筆の環境を整えるために家を改築することを宣言。仕事に明け暮れる日々のなか、家の改築工事も猛スピードで進む。そのころ、安来の 源兵衛(大杉漣)は身重の布美枝のことを考え、あることを思いつく。失敗を繰り返す菅井は、水木プロをクビにされてしまうのではと落ち込むが、布美枝と茂は彼の良さを認めていた。そんなとき、安来から村井家に、いずみ(朝倉えりか)が源兵衛によって送り込まれる。菅井はいずみに心をときめかせるが、倉田は仕事の邪魔になられてはかなわないと、つっけんどんな態度。そのころ、「墓場の鬼太郎」のテレビ化を狙う船山たちに転機が訪れていた。藍子を寝かせつけた布美枝は、上京してきた妹のいずみと昔話を語り合い、久しぶりにほっとする夜を過ごしていた。
(text from NHK site)

NHK総合 15min 2010-03-29〜 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo・解説副音声



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