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●知楽遊学シリーズ 仕事学のすすめ 「ヒットを生み出す企画力」 秋元康

トランスレーター: 勝間和代(経済評論家) 「夕やけニャンニャン」「ザ・ベストテン」等のテレビの放送作家、美空ひばり「川の流れのよう に」の作詞家、「AKB48」のプロデューサー、「象の背中」の小説家。様々な肩書を持ち ながら、数多くのヒットを生み出してきた秋元康さん(54歳)。高校時代、聞いていたラジオ番組に 対し、「俺ならもっと面白いものが書ける」と自分の脚本を投稿、それがこの世界に入るきっかけと なった。「突き動かしてきたのは好奇心、面白いと思うものをやってきただけ」と語るが、その裏に は「何が面白いか」を徹底的に考える論理思考があった。「ヒットのコツは他との差別化にある」と する秋元さんの企画力の秘密に迫る。
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秋元康 Akimoto Yasuishi 作詞家・・・1956年、東京生まれ。作詞家。高校時代から放送作家として活躍、「おニャン子クラブ」を手掛け、「とんねるず」を売り出す。83年から作詞家として「川の流れのように」「なんてたってアイドル」などヒット曲を数多く生む。映画化された小説「象の背中」など著書も多数。アイドルユニット「AKB48」「SKE48」の総合ブロデューサーも務める。07年、京都造形芸術大学副学長就任。


第1回 「あえてリサーチしない発想法」
秋元さんは、企画を考えるときにリサーチなど特別なことはしないという。ポイントは日常から面白いと気づいたことを、記憶にとどめ、それをいざというときに出してくることだという。例えばジェロのヒット曲「海雪」の舞台となった出雲崎という地名は、事務所のスタッフの父親が出雲崎出身でその地名が印象に残っていたことから歌詞に使った。数々の流行を生み出した秋元さんの類い希なプロデュース能力の裏にある発想法を読み解く。

第2回 「マーケッティングは役立たない」
「ヒットの条件は予定調和を崩すこと」という秋元さん。常に見たこともないものが受けるという考えで、それまでの流行した成功体験をあえて否定し、マーケッティングは役立たないという考えで仕事を行ってきた。例えば小泉今日子のコンサートをプロデュースの時は、ポスターでアイドルのかわいい写真を使うのが常識だった時にレントゲン写真をあえて使った。どうしたらヒットを生み出すことが出来るのか、そのコツを秋元さんに語ってもらう。

第3回 「負けても目立つ自己プロデュース」
秋元さんは意外にも企画を通すために強引な説得はしないという。コツコツと実績を積み上げる中で相手も自分を信用してくれるようになるというのである。更にその信用のためにあえてリスクやマイナス面も説明しウソはつかない。また企画には正解がないのだから、自分の企画に自信を持ち、価値観がぶれないことが、何よりも重要だという。時には嫌われる勇気を持てと言う秋元さんの仕事哲学に迫る。

第4回 「仕事の壁は乗り越えるな」
ラジオ番組への投稿がきっかけでデビューした秋元さん。その後、サラリーマンの年収を遥かにしのぐ中で、虚業のような自分の仕事に疑問を感じ、ニューヨークに環境を変えようと移り住んだことがあった。「乗り越えられない壁があったら、右か左に逃げればいい、それよりも壁の前で立ち止まらないことが大切だ」と秋元さんは語る。そうした充電期間から美空ひばりの「川の流れのように」の作詞も生まれた。誰でも失敗や挫折、不安はあるが、それはすべて自分の仕事に役立っているという秋元さんの仕事に対する姿勢を伺う。
(text from NHK site)

NHK教育 25min 2010-05-06〜 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 解説副音声





●知楽遊学シリーズ 仕事学のすすめ 「夢を実現するマネジメント」 渡邉美樹

父の会社が倒産したという小学時代の体験をバネに、20代から起業を次々と成し遂げたワタミ株式会社の会長・渡邉美樹さん(50歳)。その渡邉さんに「夢を実現させるマネジメント」とは何か、その仕事術を聞く。居酒屋チェーンのオーナーからスタートし、農業、介護、教育など様々な分野に進出を果たしてきた渡邉さん。その根本にある考え方は「地球上で一番“ありがとう”を集める企業にする」という目標であり夢だった。夢に日付をつけて確実に目標を達成するため、日記と手帳を効果的に使う時間管理術、会社の理念を伝えるための社員研修による組織マネジメントなど渡邉さんの多角経営のヒミツに迫る。
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渡邉美樹 Watanabe Miki ワタミ代表取締役会長・・・1959年、神奈川県生まれ。82年明治大学商学部卒業後、経理会社、運送会社に勤めながら、資本金300万円を貯め、84年に起業。「つぼ八」のフランチャイズ店オーナーとして飛躍的に売り上げを伸ばす。86年にワタミ設立。2000年東証一部上場。NPO法人スクール・エイド・ジャパン理事長、郁文館夢学園理事長、医療法人盈進会理事長などを兼任。


第1回 「“ワクワク”をビジネスに」
2004年から介護事業に参入した渡邉さん。そこには、病院の経営にかかわったとき、3か月で退院を促されるお年寄りの現実に、いったいどうすればいいのか?という疑問を感じたからだった。年金の範囲で住めるような住居をという有料老人ホームの開設にあたり、外食産業のノウハウを生かし、低価格で新鮮な食事を提供した。介護でも顧客目線に立って考えるという考えは、元からいた職員との摩擦を生んだ。また、外食から介護部門に移った人の中には慣れない仕事に戸惑った人もいた。いかにして、そうした逆境を渡邉さんは克服してきたのか。自分の心が“ワクワク”するようなビジネスは失敗しないという、起業のノウハウを語る。

第2回 「自分に目標を課す仕事術」
渡邉さんは、自分の成功の秘訣を常に目標を立て、期限を設定することだという。彼はそのために手帳や日記を最大限に活用し、夢に日付を入れ、それを実現するため、日々日記をつけることで自分が目標に近づいているかを確認してきた。社員も彼をまねて、手帳を活用し、売り上げの達成や独立しての起業などそれぞれの夢に向かって努力を続けている。如何にして渡邉さんは、目標を達成していったのか、彼の仕事術を伺う。

第3回 「組織を強くする人事術」
渡邉さんには、「お客様の目線が大切だという」ワタミの意識を社員に浸透させることが組織を強くするという信念がある。自分の考えを定期的にビデオレターで述べ、それを各店舗に配布し、その感想などを社員やアルバイトに書かせている。更にこれまでの経験を理念集にまとめ社員に対し理念研修を行っている。人事制度でも降格人事を行う一方、再びチャンスを与えるなど、実力主義を貫いてきた。強いリーダーシップで組織を率いてきた、渡邉流人事術の極意に迫る。

第4回 「私を成功に導いた本」
渡邉さんが仕事場に置いて何度も読み返している経営学の名著がある。マイケル・E・ポーター著「競争の戦略」だ。新規参入など業界での様々な競争相手に対し、どのようにすれば自分の会社が優位になるかを説いた書であり、社内でもビジネスのバイブルとして社員に読ませている。渡邉さんはいう「この本を読みこなせなければ経営者ではない」。どのような場面でこの本を手に取るのか、エピソードを聞きながら、ビジネスパーソンが読書を通じて、不況に打ち勝ち、成功を実現するマネジメント力を身につけるノウハウを聞く。
(text from NHK site)

NHK教育 25min 2010-06-03〜 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 解説副音声





●名曲アルバム 「ノクターン 作品9-2」

パリ、モンソー公園の片すみにショパンの記念碑が建っている。ポーランド生まれのショパンは21歳の時、芸術文化の都パリで活躍することを夢見て移り住んだ。彼がパリに着いたころはロマン主義の時代で、この曲は彼がパリの社交界に華々しく登場したころの作品である。その優しさに満ちた響きは、今も聴く人の心を深く癒してくれる。

作曲: ショパン
演奏: 横山幸雄(ピアノ)
映像: パリ(フランス)
(text from NHK site)

NHK教育 5min 2010-08-11 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo(B-mode)

> NBDR-0030にもあり








>ディスク設定: DRモード、本編区間のみ書き出し






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