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●ITホワイトボックス2 第8回 「AR拡張現実って知ってる?」

□ホワイトボックス(1)・・・AR
ARとは英語で”Augmented Reality”の略。Augmentとは“増大する”とか“増加する”という意味です。一般に、現実の情報とデジタル情報を融合する技術のことをさします。今、注目を集めているのが、「実際に見える現実の風景やモノに、それらに関連するネット上の情報を融合して見せる」タイプのAR。これまでは、大学や研究機関で技術開発が進められてきましたが、インターネット接続可能なカメラ付き携帯端末を用いたARが、今、実用になり始めています。携帯端末のカメラがとらえた映像に、インターネット情報を重ねて表示するサービスがすでに始められています。

□ホワイトボックス(2)・・・GPS
カメラがとらえる風景に、関連するインターネット情報を重ね合わせるには、その場所がどこで、カメラがどちらの方向を見ているかが正確にわからなければなりません。携帯端末を用いたARでは、場所の情報は「GPS=グローバルポジショニングシステム」によって手に入れられます。GPSとは、位置情報を知らせながら飛ぶ人工衛星の電波から、自分のいる場所を割り出すものです。また見ている方向は、携帯端末が内蔵している、地磁気から向きを割り出す「方位センサー」で手に入れられています。

□ホワイトボックス(3)・・・UGM
UGMとはUser Generated Media の略。ユーザーたちが自分たち自身で作り上げるメディア、と言う意味で「口コミのグルメサイト」などがその典型例です。ARは新たなUGMを創り出す鍵となるのではないかと期待されています。例えば、AR空間に置かれる、コメントや映像・音声を記録する「タグ」をユーザーが自由に使いこなし、新たなコミュニケーションが生まれるのではないかと考えられています。
(text from NHK site)

NHK教育 25min 2009-05-27 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo





●ITホワイトボックス2 第9回 「デジタルオーディオ “小さくてもキレイな音”の秘密」

□ホワイトボックス(1)・・・サンプリング
音をデジタル化するとき大切なのが「サンプリング」です。これは、一定の時間間隔で音の大きさを記録することをさし、この間隔が、「再現できる音の高さときめ細やかさ」を決めます。私たちが聞こえるもっとも高い音は一般に20000ヘルツです。この高音が再現出来るように、CDなどのデジタルオーディオでは、その周波数の2倍を超える1秒間に44100回のサンプリングが行われています。

□ホワイトボックス(2)・・・圧縮
手のひらサイズのプレイヤーでも、数千曲の音楽を入れることが出来ます。それを可能にした技術が「圧縮」です。CDの音楽データを、元のサイズを10分の1程度にまで小さくすることが可能です。この「圧縮」に利用されているのが、私たちの聴覚が持つ「マスキング」という性質。人は、大きな音がなっていると、近い高さの小さな音は聞こえなくなります。この性質を利用して、元データから「小さな音」に当たる部分を、省くことでデータ量を少なくしています。

□ホワイトボックス(3)・・・DRM
私たちは、インターネットを使って、自由に音楽を入手できるようになりました。こうした仕組みを支えているのが、DRM(デジタル著作権管理)です。正規に購入した人が個人的に楽しむためのコピーは認めつつ、不正な大量コピーを防ぐよう様々な工夫がおこなわれています。
(text from NHK site)

NHK教育 25min 2009-06-03 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo





●ITホワイトボックス2 第10回 「デジタルカメラ 簡単・キレイのスゴイ技」

□ホワイトボックス(1)・・・イメージセンサー
写真のキレイさに深く関わっているのが、レンズから取り込んだ光を最初に受ける「イメージセンサー」。 あるイメージセンサーを顕微鏡で拡大してみると、赤・緑・青の3色の素子が整然と並んでいます。 この1つ1つの素子が光を電子に置き換える役割をしているのです。3色あるのは光の赤・緑・青(=三原色)それぞれの光を受けるためです。

□ホワイトボックス(2)・・・JPEG
デジカメでは、枚数を気にすることなく写真が撮れます。これは画像データを小さくする圧縮技術「JPEG」のおかげです。 1984年、国際団体Joint Photographic Experts Group(通称JPEG)が新たな圧縮方法を世界中から募集し、コンテストでよりよい圧縮方法を選定しました。これが後のJPEGの元となりました。 JPEGは細かい領域に切り分けて、変化が激しい領域はなるべくそのままに、変化が穏やかな領域はなるべくまとめることでデータ量を小さくしています。

□ホワイトボックス(3)・・・顔検出
最近のデジタルカメラには、人物撮影の失敗を防ぐ「顔検出」の技術が用いられています。 この技術の発展のきっかけは、2000年に発表された研究論文だといわれます。 顔の明暗の特徴を、単純化した白黒の図形に置き換え、写真全体からこの特徴に当てはまる場所を絞り込むことで、より高速に顔が検出できるのです。
(text from NHK site)

NHK教育 25min 2009-06-10 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo





●ITホワイトボックス2 第11回 「ここまできた!最新デジタルテレビ」

□ホワイトボックス(1)・・・テレビ液晶
デジタルテレビの薄型化に大きく貢献しているのが液晶です。液晶パネルの中には、縦長の液晶分子があり、電圧をかけると向きを変えます。 その向きによって、光が遮断されたり透過したりして、画面の明るさが表現されるのです。 かつての液晶は、液晶分子が向きを変える速さに限界があり、1秒間60フィールドで変化するテレビのスピードに十分対応しきれませんでした。 そこで、液晶の粘度を下げ分子を動きやすくするなどの技術革新により、素早い動きにも対応可能になりました。

□ホワイトボックス(2)・・・DSP
最新のデジタルテレビでは、DSP(デジタル信号処理)によって、放送局から送られてくるものより高画質な映像を作る技術が登場しています。 1つめは「倍速」。1秒間に60コマ(フィールド)で送られてくるテレビ映像のコマとコマの間に計算処理で新たなコマを作りだし、1秒間120フィールドにすることで、 よりなめらかに動きを表現しようというものです。 2つめは「超解像」。専用LSIチップで映像を解析し、補正することで、ぼやけを解消し、高い解像感を実現することができます。 このほか、さまざまな技術でメーカー各社が高画質化を競っています。

□ホワイトボックス(3)・・・3Dテレビ
映画のヒットで注目を集める3D。人は左右の目でわずかに異なった映像を見ることで、奥行き感や立体感を感じています。 メガネ付きの3Dテレビの場合、右目用と左目用の映像を交互に高速で表示し、それと同期したメガネで右目左目と切り替えることで、立体感のある映像として認識しています。 さらにメガネ無し3Dテレビの研究も進んでいます。 これは画面の表面に「バリア」という細かい縦のすき間を入れ、右左の目に別の画像を届けることで裸眼でも立体的に見せようというものです。
(text from NHK site)

NHK教育 25min 2009-06-17 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo





●ITホワイトボックス2 第12回 「家電からネットまで 影の主役 OS リナックス」

□ホワイトボックス(1)・・・リナックス
リナックスは1991年にフィンランドの技術者リーナス・トーバルズさんが開発したパソコンのオペレーティングシステム(OS)。いまリナックスは、インターネットの基幹設備をはじめとする社会インフラはもとより、テレビやデジカメなどの「組み込みOS」でも幅広く使われています。というのもリナックスが、ネットワークに接続する機器に適したOSだからです。

□ホワイトボックス(2)・・・フリー
リナックスが人気を得た大きな理由が「フリー」。既存の多くのOSと異なり、使用料が「無料」であり、プログラムの改良が「自由」に行えます。リナックスは、プロ グラムの設計図(ソースコード)はすべて開示されているので、「オープンソース」ソフトウェアと呼ばれています。 こうしたことから世界中のエンジニアがこぞって改良するようになりました。

□ホワイトボックス(3)・・・コミュニティー
リナックスは、世界数十カ国、数千人のコンピューター技術者が、所属する企業の壁を越えて共同で開発しています。この集まりを「コミュニティー」と呼びます。「コミュニティー」のメンバーは、メーリングリストでつながりながら24時間365日体制で、リナックス開発を続けています。「誰もが開発に参加でき、さまざまなトライをすることで進化する」というリーナスの思想のもと、リナックスは驚異のスピードで進化しつづけるOSとなりました。
(text from NHK site)

NHK教育 25min 2009-06-24 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo/二か国語(インタビュー部分)





●ITホワイトボックス2 第13回 「脅威!ガンブラーウイルスの正体」

□ホワイトボックス(1)・・・ガンブラーウイルス
2009年12月、大手企業のホームページが改ざんされ、そのページを閲覧したユーザーがウイルスに感染した可能性があるとして話題になりました。こうした手口のことを「ガンブラー」、そして「ガンブラー」で使われるウィルスの総称 が「ガンブラーウィルス」です。「ガンブラー」では、ユーザーが改ざんされた ホームページにアクセスした途端、ユーザーに気づかれることなく、悪質なページへとアクセスを切り替えています。そして、セキュリティーの低いパソコンへ次々とウイルスを送りこむのです。

□ホワイトボックス(2)・・・ゼロデイ
ウイルスは、ソフトウェアのプログラムにある「脆弱性」をついて感染していきます。「ゼロデイ」とは、脆弱性の発見から、その脆弱性が修正されるまでの期間のこと です。この期間が長ければ、それだけ脆弱性が長く放置されることになり、ウイルスに感染する確率は高くなります。修正は各ソフトウエア会社が行っており、アップデートとしてユーザーに知らせてきます。ソフトウェアのアップデートを欠かさないことがガンブラーをはじめとするウイルスに感染しないための対策となるのです。

□ホワイトボックス(3)・・・ソーシャルエンジニアリング
人をだましてIDやパスワードなどの情報を入手する行為や手口のことを「ソーシャルエンジニアリング」と言います。ガンブラーウイルスにも、「ソーシャルエンジニアリング」は使われています。たとえば、偽のウイルスソフトを表示し、嘘の感染情報で怖がらせて、対策ソフトの購入を迫る、といったものです。ネット犯罪は、コンピューターの専門的知識に、心理的なだましのテクニックを加えて、日々変化しているのです。
(text from NHK site)

NHK教育 25min 2009-07-01 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo





●ITホワイトボックス2 第14回 「大規模化するネット攻撃の秘密」

□ホワイトボックス(1)・・・DDOS攻撃
DDOS(Distributed Denial of Service)攻撃とは、ネットワークに分散している複数のコンピューターを使い、標的となるサーバーの機能を停止させる攻撃です。DDOS攻撃が企業のサーバーに仕掛けられ、金銭を要求するなどの犯罪が発生しています。攻撃者は、世界中にある数多くのコンピューターにボットウイルスを感染させ、意のままに操っています。こうした悪のネットワーク“ボットネット”に命令を出して、一斉に標的のサーバーにアクセスさせて、DDOS攻撃を仕掛けているのです。 さらにボットネットを隠れ蓑に使うことで、攻撃者は特定されにくくなっています。

□ホワイトボックス(2)・・・SQLインジェクション
サーバーに記録されたIDやパスワードなどの個人情報を盗み出すネット攻撃が、SQLインジェクションです。SQLは、顧客情報などを管理しているデータベースサーバーを操作するのに利用されているプログラム言語。このSQLで作られた不正なプログラムを、脆弱性のあるサーバーに送り込むことで、個人情報などを引き出す手口が、SQLインジェクションなのです。最近では、自動的にサーバーからサーバーへとSQLインジェクションをしかける大規模な攻撃が行われており、セキュリティー会社では警告をならしています。

□ホワイトボックス(3)・・・WAF(ワフ)
SQLインジェクションなどのネット攻撃から、サーバーを守るために導入されているのが、WAF(Web Application Firewall)です。WAFは、サーバーへのアクセス内容を監視して、不正なモノを自動的に排除しています。その代表的な機能が「ブラックリスト」と「ホワイトリスト」を使う方法です。すでに発見されている不正アクセスのリスト(ブラックリスト)と、通行を許可されたアクセスのみのリスト(ホワイトリスト)を併用することで、変化し続けるネット攻撃に対応しているのです。
(text from NHK site)

NHK教育 25min 2009-07-08 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo





●ITホワイトボックス2 第15回 「パスワードはなぜ必要なの?」

□ホワイトボックス(1)・・・オープンID
たった1つのIDとパスワードで、いくつものサイトを利用できるシステムが「オープンID」です。1組のIDとパスワードを、あらかじめ1つのサイトに登録しておけば、オープンIDを採用している他のサイトでもそのIDとパスワードでログインができます。他のサイトにログインをするときに、あらかじめ登録しているサイトに一度アクセスし、認証してもらう仕組みになっています。1組のIDとパスワードを管理するだけでよいので、セキュリティーの強化にもつながると考えれています。

□ホワイトボックス(2)・・・マニューシャマッチング
IDやパスワードを使わずに本人を認証してくれる生体認証。指紋や静脈、虹彩など様々な生体認証の技術が登場しています。指紋にはそれぞれの人で違う「マニューシャ(細かな枝分かれやと途切れている部分)」があり、その位置や数などをデジタルデータに変換する「マニューシャマッチング」と呼ばれる方式が認証に使われています。マニューシャマッチングのように、アナログな身体的特徴をデジタルデータへ変換する技術が、生体認証を支えているのです。

□ホワイトボックス(3)・・・行動認証
個人に特有の「行動パターン」を利用して、本人を特定しようというのが「行動認証」です。たとえばイスに座ったときの圧力の違いを読み取る研究など、未来の認証技術として、注目されています。センサーなどを使って行動パターンを読み取るため、体の情報を登録する生体認証に比べて、心理的負担が少ないメリットがあります。将来的には、行動認証を利用した個人にあわせたサービスが可能になると考えられています。
(text from NHK site)

NHK教育 25min 2009-07-15 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo





●名曲アルバム 「アロハ・オエ」

19世紀まで独立王国として栄えたハワイ。「アロハ・オエ」は王国最後の女王リリウオカラニの作品である。音楽を愛した女王はギターやピアノを演奏し、150を越える曲を残している。「アロハ・オエ」は「さようなら あなた」という意味。旅先で別れを惜しむ恋人たちを目にした女王が、切ない思いを歌にしたという。

作曲: リリウオカラニ
作詞: リリウオカラニ
編曲: 上柴はじめ
演奏: 東京混声合唱団(合唱)、円光寺雅彦(指揮)、東京フィルハーモニー交響楽団
映像: ハワイ(アメリカ)
(text from NHK site)

NHK教育 5min 2010-08-17 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo(B-mode)

> EL1200にアナログ放送版あり。





●名曲アルバム 「アヴェ・ヴェルム・コルプス」

ウィーンの森の端に位置する緑豊かな町、バーデン。この町は温泉保養地として知られ、多くの湯治客が訪れる。モーツァルトの妻、コンスタンツェは病気がちで、湯治のため何度もバーデンに滞在した。愛妻に付き添い、しばしばこの地を訪れたモーツァルトは、慣れない土地で何かと世話になった地元の合唱指揮者にこの曲をささげた。

作曲: モーツァルト
演奏: 二期会合唱団(合唱)、矢崎彦太郎(指揮)、東京フィルハーモニー交響楽団
映像: バーデン(オーストリア)
(text from NHK site)

NHK教育 5min 2010-08-25 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo(B-mode)

> [GP-1354]にアナログ放送版あり



>ディスク設定: DRモード、本編区間のみ書き出し






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