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●「北山修 最後の授業」 〜テレビのための精神分析入門〜 精神科医・音楽家…北山修

1967年に大ヒット曲「帰ってきたヨッパライ」で、日本の音楽シーンに“革命”を起こした「ザ・フォーク・クルセダーズ」。この伝説のバンドの一員に北山修さんがいる。北山さんはバンドの解散後、精神科医・九州大学教授に転じ、一切のテレビ出演を断ってきた。今回、大学退職を機に40年ぶりにテレビカメラの前に立ち、最後の授業の様子を公開。精神科医として、日本人の内面を見続けた伝説のミュージシャンの心の声を聞く。 <全4回>
(text from NHK site)

NHK教育 25min 2010-07-26〜29 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo





●知楽遊学シリーズ 歴史は眠らない 「婚活白書」 倉田真由美

かつて日本社会で大人になれば当然のこととされていた結婚に、異変が起きている。結婚を望む人たちの活動「婚活」が広がる一方、晩婚・未婚化は急ピッチで進行。いまなぜ結婚は、したくてもなかなかできないものになったのか。その一因と言われるのが、現在の経済不況だ。終身雇用は崩れ、自分の収入だけで妻子を支えられる男性は減少。より高収入の男性を求める女性にとって、婚活競争は激しさを増すばかりだ。しかし実は日本で、女性が男性の経済力を頼みに結婚するようになったのは、近代以降に過ぎない。歴史に目を転じれば、古代、妻は夫と経済的に対等で、結婚は互いの合意のみに基づく自由なものだった。家父長制が成立し「家」が重んじられる中世から近世には、妻が婚家に入り家業に尽くすのが当然となるが、江戸後期には農業や機織りで妻が一家の稼ぎ頭となり、その経済力を背景に妻から離婚を切り出すケースも登場。生活を送る上で欠かせない“カネ”の力が、婚活の方法や条件、結婚の形態を大きく変えてきたことが明らかになってくる。番組では漫画家・倉田真由美さんが「経済力」をキーワードに、婚活と結婚の歴史を読み解く。経済・社会状況の不安定な現代にこそあらためて問われる「結婚」の意味を探る。
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倉田真由美(漫画家)・・・1971年福岡県生まれ。一橋大学商学部卒業後、1995年に『ヤングマガジン』ギャグ大賞を受賞し、漫画家デビュー。 2000年より週刊誌『SPA!』で、ダメな男とばかりつき合ってしまう女性を題材にした漫画『だめんず・うぉ〜か〜』を連載して、人気を博す。数多くの恋愛取材をベースに独自の視点でまとめた恋愛論・結婚観は漫画にとどまらず、エッセイなどの多くの著者でもファンを獲得する。コメンテーターとしてテレビにも多く出演する。著者・共著に『花のオンナ道』『いい男には恋のルールは通じない!--本命の彼とうまくいく方法』『くらたまの恋愛やり直し!!塾』『くらたま式恋愛ヂカラ強化ナビ ラブラブ中。』『だめんず症候群』『婚活--その人と結婚するために』等、多数。


第1回 「古代の“婚活パーティー”」
古代、結婚は男女どちらかが相手に求愛し、本人の合意があればすぐに成立するものだった。そんな男女の出会いの場となったのが「歌垣」。男女が結婚するために歌を掛け合う行事は、いわば古代の“婚活パーティー”でもあった。結婚後の生活も現代とは大きく異なり、夫婦は日中それぞれの親族と労働を行い、夜になると相手の家に通うという生活を送る。そんなゆるやかな結婚形態を可能にしたのは、男女双方が持つ経済基盤である。奈良時代の女性は、貴族から庶民まで、男性と対等に働き、自分の労働の報酬をもっていたため、相手に依存する必要がなかったのだ。自由な反面いつ壊れるかわからない関係を維持するため、夫婦は結婚後も常に愛情を確認しあうことが求められた。男女が経済力に縛られず、濃密なコミュニケーションでつながっていた古代の結婚事情を通して、現代の結婚を見つめ直す。

第2回 「“三従”から“三くだり半”へ」
「家」を存続させることが第一義だった江戸時代。結婚は、親に決められた縁談に従うのが当然とされ、そこに本人の婚活の余地はなかった。結婚後、妻を待っていたのは、夫や舅姑に従い、家業に尽くして働く厳しい生活。しかしその夫婦関係は、妻の経済力の向上で大きく変化していく。養蚕業で知られた上州・群馬県では、江戸中期から妻主導型で糸引き・機織業が隆盛。経済力を握った妻たちの中には、働きの悪い夫との離縁を求め、縁切寺に駆け込む者も現れるようになる。かつて群馬県太田市にあった縁切寺の一つ、満徳寺に伝わる史料を読み解きながら、女性が忍従していたと思われがちな江戸時代の妻たちの、したたかな「自立」のプロセスを探る。

第3回 「“自分磨き”の時代へ」
時代は江戸から明治へ。日露戦争後、都市部では産業化が進み、夫の給料で妻を養う暮らしが主流になる。女性にとって結婚は一生を左右する一大事となり、将来有望な男性を探すことが婚活の使命となっていく。当時創刊が相次いだ婦人雑誌では、親が良縁を求めて年頃の娘の写真をグラビアページに売り込むケースが登場。また男性の望む条件である「容姿端麗」に近づこうと化粧・痩身術などの記事も急増していく。女性にとって結婚が「生活の保証」となった時代の婚活の実態を明らかにし、男性の求める条件に合わせようと「自分磨き」をしていった女性たちの光と影を見つめながら、何が女性たちを単一の価値観に駆り立てていったのかを考える。

第4回 「“幸せな結婚”は幻想か?」
戦後直後は2割に満たなかった恋愛結婚は、昭和40年代前半に見合い結婚の数と逆転。その背景には高度経済成長による生活の豊かさと、歌謡曲をはじめとする恋愛を後押しした大衆文化の影響があった。しかし低成長期を迎えた昭和50年以降、日本では晩婚化が始まる。結婚が「幸せ」を必ず保証するものではなくなっていったのだ。以後現在に至るまで、結婚をめぐる価値観は、時々の経済・社会状況によって揺れ続けている。去年12月に行われた内閣府の調査では「結婚は個人の自由だから、結婚してもしなくてもどちらでもいい」と考える人が70%に上ることがわかった。果たして結婚は、本当にその役割を終えてしまったのか? 今改めて問われている「結婚」の意味を考える。
(text from NHK site)

NHK教育 25min 2010-08-03〜 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 解説副音声





●NHK映像ファイル あの人に会いたい 「歌手 ディック・ミネ」

「ヘタな歌だからこそ 人の心に通じるのだ」: ディック・ミネは、ジャズソングを歌うと不良といわれた戦前から、戦後の歌謡曲全盛の時代にかけての大スター。ジャズ歌手として外国の曲を日本語で歌う独自のスタイルを確立させ、流行歌手としてはギクシャクしたような独特な歌唱法でファンを熱狂させた。日本のジャズ草創期の思い出や、初めて流行歌を歌った時の苦労など、激動の時代を生き抜いた歌手人生が語られる。
(text from NHK site)

NHK総合 10min 2010-07-11 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo



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