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●ヒューマンドキュメンタリー 「“小さな金融”が世界を変える」 〜アメリカ発 元銀行マンの挑戦〜

銀行はなぜ貧しい者を救えないのか――。そんな素朴な疑問を本気で実現しようと勤めていた銀行を辞め、アメリカ・ワシントンに乗り込み、斬新な発想で世界が注目する新しい金融ビジネスを立ち上げた枋迫篤昌(とちさこ・あつまさ)氏(57歳)を追う。米ビジネスウィーク誌が「アメリカで最も有望な社会起業家の一人」と紹介。米連邦準備銀行もその斬新なビジネスモデルを認め、4月正式に提携するなど注目の人物だ。枋迫氏が相手にするのは、銀行口座を持てず、正規の金融サービスを受けられない貧困層。枋迫氏はまず、インターネットを利用した独自のシステムを開発し、格安の手数料の国際送金サービスを始めた。アメリカから途上国向けの出稼ぎ送金は11兆円。途上国の家族にとって送金はライフラインだ。枋迫氏は次に、送金履歴を担保に出稼ぎ労働者や貧困層向けに、無担保で住宅・起業ローンを始めた。金融は金持ちのためではなく、貧困ゆえに助けを必要としている人のためにならねばならない。枋迫氏を駆り立てる思い。その原点は、若くして12年間勤務した中南米支店で目の当たりにした絶対的な貧困だった。番組では、アメリカ、そして中米、日本と世界各地を奔走する枋迫氏を4ヶ月間、密着取材。次々に斬新なアイディアを繰り出し、世界に新たな金融を根付かせようと奔走する様を追う。既存の金融に挑戦状を叩きつけた男の熱い思いに迫る。
(text from NHK site)

NHK総合 50min 2010-08-20 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo





●ヒューマンドキュメンタリー 「風の画家 “いのち”を描く」

5月、「クローズアップ現代」で放送され、大きな反響を呼んだ“風の画家”中島潔(67歳)。NHKみんなのうたや絵本の挿絵などノスタルジーあふれる繊細な童画で多くの人に親しまれる中島の画集はこの世界では異例の、30万部を超す人気。パリで開いた個展でも美術館の動員記録を更新し、海外の専門誌でも高い評価を得ている。しかし、独学で学んできたがゆえに、国内の画壇の評価などとはまったく縁がなかった。その中島が、ことし3月、1200年の歴史を持つ京都・清水寺で、日本画家ならだれもが一生に一度は手掛けたいと願う、襖絵46枚を書きあげた。5年の歳月をかけ、力強さと繊細さが入り混じりながら「いのち」を謳い上げるその絵は、清水寺を訪れた多くの人のこころをとらえた。特に、評価が高かったのは、一面を埋め尽くすイワシの大群とそれを見つめる少女を描いた作品「大漁」。幻の童謡詩人と呼ばれる金子みすゞの詩をモチーフに描かれたこの作品は「見る者を圧倒する」と大きな反響を呼んだ。NHKは、その大作が生まれる過程に密着、いのちを巡る中島のさまざまな「ことば」を記録した。クロ現の放送後、中島を思わぬ出来事が襲った。肺がんが見つかり緊急手術することになったのだ。自らの「生と死」と向き合った病室で、中島は、新たに自分が描くべきものを発見する。「わたしは何も分かっていなかった。本当の“いのち”ということを分かっていなかった……」。右肺を切除した大手術の直後、自らの右手が動くのをまず確認し、安どの笑みを浮かべた中島。いま再び筆をとり、キャンバスの上で“いのち”を見つめ始めている……。全身全霊で“いのち”のすさまじさ、輝きを切り取ろうとする、画家の世界を見つめる。
(text from NHK site)

NHK総合 50min 2010-12-23 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo





●ヒューマンドキュメンタリー 「つかこうへい 日本の芝居を変えた男」

今年7月、肺がんのため亡くなった劇作家・つかこうへいさん(享年62歳)。多くの観客の心をわしづかみにし、時に号泣させたと言う舞台はどのように生み出されたのか? 多くの関係者の証言と当時の貴重な資料をもとに、演劇界の巨人の素顔と波乱万丈の人生を描く番組。福岡県出身のつかさんは偶然、大学時代に芝居に関わって以来、「蒲田行進曲」「熱海殺人事件」など意外性とインパクトに満ちた作品を次々と世に送り出し、演劇界に“つか以前”“つか以後”と言われるほどの旋風を巻き起こした。また“口立て”と呼ばれる独特の手法を用いた情熱溢れるけいこで、平田満さん、阿部寛さん、黒木メイサさんら多くの才能を花開かせたことでも知られている。番組は、つか芝居に出演し、大きな影響を受けたという俳優・富田靖子さんを案内人に、デビュー以前の秘話、九州・大分でアマチュアを集めた劇団を旗揚げした40代、そして在日2世という生い立ちに向き合った作品の舞台裏など、演劇に全てをかけた62年の生涯をたどる。
(text from NHK site)

NHK総合 45min 2010-12-31(2010-12-24の再放送) Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo





●ヒューマンドキュメンタリー 「色と生きる 志村ふくみ」

人間国宝の染織家にして随筆家・志村ふくみ、86歳。四季折々の植物から取り出した「色」で染めた糸で無限の色彩を織りなす志村の「草木染め」は、今、世代を越えた女性たちから熱狂的な支持を集めている。自然から学んだ色にまつわる美しい文章を随筆にまとめ、大佛次郎賞・日本エッセイストクラブ賞などを受賞。86歳の今も、その創作意欲は衰えを知らない。彼女は言う。一色一生。自然が生み出す「色」の世界は、一生追い続けても足りないほど、深く豊かだ。離婚、創作への情熱。志村は波乱の人生を送ってきた。退路を断ち、この道で生きると覚悟を決め、染織の世界に入って半世紀。志村にとって色は人生。人は人生の折々でさまざまな色を持っている。志村は色で人生を織る。番組では、京都・嵯峨野の工房で着物を織る志村の創作過程に密着。自然の中から色を取り出す作業、糸を染め、イマジネーションを形にする機織りの日々を追う。たった一つの「色」を得るため、志村はぎりぎりまで自分を追い込む。その姿は、凛として、時に怖い程の力を醸し出す。一枚の布が導く色の豊かな世界を、移りゆく京都の美しい景色の中で、珠玉の名言と共に情感たっぷりに描く。
(text from NHK site)

NHK総合 45min 2011-01-02 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo





●NHK映像ファイル あの人に会いたい 「演出家・つかこうへい」

「人を愛したり信じたりすることは 今いちばん惨めな勇気を必要としている時代 それでも人を愛したり愛おしく思っていかなくちゃいけない」: 毒針のような台詞とたたみかけるようなスピード感溢れる演出で、弱い立場の人間の中に渦巻く感情をえぐり出した、つかこうへい。演出家・劇作家として圧倒的な人気を集め、1970年代以降の現代演劇に大きな影響を与えた。その演劇の根底に流れていたのは、つか自身の人間への限りない『愛』であった。作品を演じる役者に心からの愛情をぶつけ、その役者の最も芯にある姿を引き出しながら舞台を作り上げていったつかこうへいの、揺るぎのない人を信じる気持ちが語られる。
(text from NHK site)

NHK総合 10min 2010-11-28 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo





●NHK映像ファイル あの人に会いたい 「画家・平山郁夫」

「みんなに生かされている 描くのは右腕一本だけど」: 戦後の日本画の最高峰と位置され、東京藝術大学の学長を二度にわたり務めた画家・平山郁夫。仏教や遺跡、シルクロードを題材にした作品が多く知られている。1945年、勤労動員されていた広島の工場で被爆。後遺症に怯えながら生き残ったことへの責任を生涯考え続け、苦難の道を歩んだ玄奘三蔵に救いを求めた。画家人生のテーマを「平和への祈り」と位置付け、ユネスコ大使・世界平和アピール7人委員会委員としても活躍、戦禍にみまわれた土地へも度々足を運んだ。
平山の絵画にこめた平和への強い思いが語られる。
(text from NHK site)

NHK総合 10min 2010-12-12 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo



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