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●NHK SPECIAL 「天空の一本道」 〜秘境・チベット開山大運搬〜

中国、最後の秘境・ヤルツァンポ大峡谷。西チベットに源を発するヤルツァンポ河が、ヒマラヤ山脈の東端、標高7782mのナムチェバルワ山をう回して南に大きくカーブする大湾曲部。峡谷の深さは数千mに及び、切り立った絶壁が500kmにわたって続く、世界一の大峡谷といわれる。峡谷一帯はインド洋から吹きあがるモンスーンの湿潤な気流によって豊かな生態系を成し、原生植物の宝庫となっている。その最深部に点在する村の一つ、ジャラサ村は7つの集落に600人が暮らす。村人はチベット仏教を信仰する少数民族・メンパ族とローバ族の人々。主食のトウモロコシなど急斜面に畑をつくり、自給自足の生活を営んでいる。ここには現在も自動車道路が通じていない。米や塩、医薬品など生活必需品は、何日もかけて4650mの峠を越えて運ばねばならない。毎年8月、雪に閉ざされた山道が通行可能になると、峡谷の村の人々が運搬隊を組み、人馬を連ねた「開山大運搬」がおこなわれる。番組では、大自然の中で暮らすジャラサ村の人々の「開山大運搬」に密着。物資が集まるチベット高原のポメの街を出発し、目もくらむ断がい絶壁を行き、ヒマラヤ東端の頂を越え、原生林を抜けて、大峡谷の集落を目指す。命がけで運ぶのは、米や油、子供のおもちゃから窓枠のサッシ、そしてタンスや洗濯機まで。外界と隔絶された人々の夢や幸せを背負って、運搬隊はヒマラヤを越える。現地は中国・インド国境地帯に近く、これまでメディアによる取材は許可されなかった。今回、初めての取材が可能となり、大峡谷の壮大な絶景を行く運搬隊の厳しい行程をハイビジョンならではの映像でたっぷりと伝える。
(text from NHK site)

NHK総合 50min 2010-12-18(2010-11-21の再放送) Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo





●ETV特集 「ジンタは心の行進曲 北村大沢楽隊の2010年」

遅い春を迎えた東北の田園地帯に、おかしくもちょっと悲しげなジンタの音が響き渡る。「ジンタ」とは、明治、大正時代の軍楽隊から始まった日本独特の吹奏楽の俗称。かつてはサーカスや無声映画の伴奏として演奏され、また、後のチンドン屋の源流ともなった。そのジンタを今も演奏し続けている唯一の農民楽隊が宮城県石巻市の北村大沢地区にある。その名もずばり「北村大沢楽隊」。70代から80代の“ジイさま”達5人が楽隊メンバーだ。楽隊が結成されたのは大正14年。楽隊の歳月は日本の激動の時代と重なる。戦争と敗戦、高度成長、過疎化、高齢化、米作りと農村の崩壊・・・そして低成長時代。そんな中を、北村大沢楽隊の老楽士たちはジンタを響かせながら生きてきた。楽隊結成85年目の2010年春、田植えが始まり、一面緑のじゅうたんに変わるころ、ジイさま達の出番がやってくる。小学校の運動会、お祭りに、結婚式、ときに葬式。春から夏、そして収穫の秋まで、ジンタの響きとともに、高齢化なんてナンノソノ!入れ歯をモグモグさせながら、小粋に老いを楽しむ農民楽隊のジイさまたちのおかしくもたおやかな日々を描く。
(text from NHK site)

NHK教育 60min 2010-12-12 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo





●ETV特集 「大阪“非常事態”宣言」 〜生活保護・受給者激増の波紋〜

最後のセーフティネットと言われる 「生活保護」 をめぐって異変が起きている。ここ数年で受給世帯が激増し、いまや全国135万世帯187万人。受給者数は1990年代半ばの倍を超え、膨れ上がる生活保護費は国や地方自治体の財政を直撃している。なかでも最も深刻なのが大阪市で、受給者人口13万6600人。この数字は市民の20人に1人が生活保護を受けていることを意味する。22年度に計上した生活保護費は2863億円…。市税収入の半分に相当する額で、このまま受給者が増え続ければ財政がたちゆかなくなるのは明らかである。危機感を抱いた平松邦夫市長は、去年秋、市役所に「生活保護行政特別調査プロジェクトチーム」を起ち上げ、激増の実態と背景の解明を急いできた。現在は患者のほぼ全員が生活保護受給者である市内16医療機関に対する調査を行うなど、医療と「貧困ビジネス」との結びつきにメスを入れようとしている。また、大阪の不動産業者が全国各地で路上生活者を集め、大阪に連れてきて生活保護を受給させアパートに住まわせることで、空き部屋を埋め家賃収入を確保するという新たな動きも明らかになってきた。一方、民間企業のノウハウを導入して、受給者に履歴書の書き方や面接の受け方から指導するなど就労支援にも力を入れているが、低迷する経済情勢のなか受給者の再就職は困難を極め、ようやく就職できても生活保護を廃止できるほどの収入にはならないケースが大半である。税金をつぎ込んでようやく自立(保護の廃止)までこぎつけても、失業や派遣切りによってその何倍もの人数が新たに生活保護に落ちてくるといういたちごっこなのである。不況が最も深刻な大阪で起きたことは、やがて全国で起きると言われる。番組は苦悩する大阪市の生活保護行政最前線に密着取材、「セーフティネットの最後の一枚」が破綻しつつある現実を描き出す。
(text from NHK site)

NHK教育 60min 2010-12-26 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo





●クローズアップ現代 「“貧困層ビジネス” グラミン戦略の光と影」

国内市場が飽和状態に陥り、景気低迷が長引く中、新たな市場としてBOP(Base of the Economic Pyramid)層と呼ばれる途上国の貧困層に注目が集まっている。そんな“最貧国ビジネス”の壮大な実験場となっているのがバングラデシュ。世界中の企業が参入、日本企業の進出も始まった。そうしたビジネスを支援しているのが、無担保少額融資で知られ、ノーベル平和賞を受賞した「グラミン銀行」。進出企業と合弁会社を設立、販売網やインフラを提供し、新たな技術を獲得しようという戦略である。「グラミン流」は新たな“最貧国ビジネス”のモデルとなり得るのか。今後の可能性と課題を探る。(NO.2981)
(text from NHK site)

NHK総合 28min 2010-12-15 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo



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