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●「京都・南禅寺界隈 山紫水明のユートピア」

年間5000万人もの観光客が訪れる京都にあって、ガイドマップに一切載らず、ひっそりとたたずむ別天地がある。南禅寺界隈の別荘群。明治維新で召し上げられた9万坪もの広大な南禅寺の敷地を、明治から大正時代にかけて勃興した政財界の大物が買い求め、持てる財力と美意識の全てを注ぎ込み、競い合いながら作り上げた極上の空間が12件、今にそのまま残されている。明治の元勲・山縣有朋、元大名の細川家、住友や野村財閥、そして経営の神様・松下幸之助。彼らは、新しく作られた琵琶湖疎水の豊富な水を引いて広大な庭園を造り、最高の木材を集めて数寄屋大工の技を存分に発揮させ、急速に失われゆく日本の美を、個性豊かにこの地に結実させたのだ。今まで未公開とされてきた、“京都最後の秘境”である南禅寺界隈の別荘群に初めて本格的にカメラが入る。秋の夜の名月、紅葉など季節の彩りもあでやかに、究極の日本美の空間を味わい尽くす。
(text from NHK site)

NHK総合 55min 2010-12-23(2010-01-02の再放送) Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo

> 未整理|NHK総合: 「その他」-2010にアナログ放送版あり





●「道場六三郎・80歳の挑戦」

銀座の料理店の厨房で若い者たちをしかり飛ばす男、放送当日(1月3日)80歳の誕生日を迎える料理人・道場六三郎である。彼は今、80歳を目前に、自らの料理人生の集大成と位置づける一大パーティーを開くため新メニューと格闘中である。世話になった人や有名シェフらを招き、「道場流五輪の書」を披露するという。道場と言えば、マスコミに多く登場し、新しい食材、奇抜な盛りつけ、と和食の概念を変え続けた男。彼はいったいどんな料理で自らの80年を総括するのか? そして80歳を区切りに新たな気持ちで料理人生をリスタートしたいという道場は、これまでマスコミに紹介された記事等をすべて捨ててしまったという。番組では、故郷石川への食材探しから厨房内で一人悩む姿まで、道場に密着取材。道場はどこへ向かおうとしているのか?
(original text from NHK site)

NHK教育 60min 2011-01-03 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo





●ヒューマンドキュメンタリー 「99歳の詩人 心を救う言葉」

99歳の柴田トヨさんの詩集「くじけないで」が、今年3月の発売以来70万部の大ヒットとなっている。今も一人暮らしを続けるトヨさんが詩を書き始めたのは90歳を過ぎてから。一人の寂しさや、苦労の末につかんだささやかな幸せ、家族への愛を思うままに書きとめてきた。激動の時代を生き抜いた女性が「生きることの幸せ」をつづった詩は、同世代のお年寄りから、働き盛りの人、10代の若者まで、世代を越えて共感を呼んでいる。出版社に寄せられた反響の手紙は1万通以上。中には、口てい疫で生活の糧を失った宮崎県の農家もいる。トヨさんの詩を自分の身に置き換えて読み、前向きな気持ちを取り戻したという声が多い。番組では、100歳になる来年に向けて新作を作り続ける柴田トヨさんの詩の世界と、その心境を見つめる。また、一人のお年寄りの優しい言葉に勇気づけられ、不安な日々を乗り越えようとしている人々の思いを伝えていく。 (柴田トヨさんの作品例) 「私ね 人からやさしさをもらったら 心に貯金しておくの さびしくなった時は それを引き出して元気になる あなたも今から積んでおきなさい 年金よりいいわよ」
(text from NHK site)

NHK総合 45min 2010-12-31 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo

> 101歳・柴田トヨさん死去 詩集「くじけないで」 2013年01月21日 ブック・アサヒ・コム
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90歳を超えてから詩作を始め、98歳で出版した初の詩集「くじけないで」が158万部のベストセラーになった宇都宮市駒生町の詩人、柴田トヨさんが20日、死去した。101歳だった。一人暮らしの心情を飾らない言葉でつづった作品が世代を超えて多くの人々の共感を呼び、「明治生まれの詩人誕生」は高齢化社会のシンデレラストーリーとして全国の話題になった。長男の健一さんの話によると、昨年から3回ほど医師から「もうもたない」と告げられたという。健一さんは「母は、そのたびにものすごい生命力をもって、一生懸命に頑張ってくれた」と話した。1911(明治44)年、現在の栃木市に生まれた。詩集の後書きによると、裕福な米穀商の一人娘だったが、10代のころに家が傾き、料理屋などに奉公に出た。33歳で調理師と結婚。翌年、一人息子の健一さんが誕生。1992年に夫が亡くなってからは、一人暮らしを続けた。詩作のきっかけは、腰を痛めて趣味の日本舞踊を断念したのを心配した健一さんの勧めだった。若いころから文芸の創作活動をしていた健一さんが毎週土曜日、栃木市の自宅からトヨさんのもとに通い、トヨさんが書きためた詩を2人で合評。一つの作品に1週間以上をかけて推敲を重ねていった。仕上げた作品が産経新聞の投稿欄「朝の詩(うた)」に掲載され常連筆者になったことで、全国にファンが生まれた。2009年秋に詩集を自費出版。翌年3月、42作品を収めた「くじけないで」が東京の飛鳥新社から出版された。初詩集には、老いの日々の細やかな随想や若かったころへの追想、息子への思いが普段着の言葉でつづられ、刊行の初年に90万部を超す、詩集としては異例のヒットを記録した。人気詩人になってからも一人暮らしは変わらず、ヘルパーの助けを借りながら、健一さんの来訪を楽しみに詩作を続けた。初詩集がベストセラーになったことを「枯れ木に大輪の花が咲きました。恥ずかしいやらうれしいやら」と語り、大好きな同郷の作曲家、船村徹さんが詩に曲をつけてくれたことを心から喜んでいた。船村さんは「ひたすらに生きる事の何と素晴らしい事か、貴女(あなた)は教えてくれました。一人の女として母として、ひたすらに命を重ねて来た貴女の心が『言霊』となり、人々を励ましたのでしょう。『心こそ心こそ死ぬことのない命なの』。敬愛する堀口大學先生の言葉で貴女を送りたい気持ちです」とコメントを発表した。産経新聞の投稿欄「朝の詩」の選者を務める詩人・新川(しんかわ)和江さんは「上手に書く人はたくさんいましたが、トヨさんの詩は純朴で人の心を打つのが特徴でした。90過ぎから詩作を始めて、花を咲かせた。何か一つでも10年やり続ければ満足したものができると、多くのお年寄りを励ましたと思います。トヨさん、ご苦労様でした」と話した。福田富一知事は「人生そのものを詠われた詩は、日本中に勇気と感動を与えてくれました。100歳のお誕生日をお祝いさせていただいた時の明るい笑顔が今も忘れられません。ご冥福をお祈りいたします」とのコメントを出した。

> 八千草薫、美智子皇后陛下から「美しい」と言われて恐縮しきり Movie Walker 2013年11月12日配信
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今年101 歳で亡くなった詩人・柴田トヨの半生を描く感動作『くじけないで』(11月16日公開)の試写会が11月12日に有楽町で開催され、美智子皇后陛下が行啓。共に映画を観賞した八千草薫、武田鉄矢、深川栄洋監督が、囲み取材を行った。主人公トヨ役を演じた八千草は、美智子皇后陛下と懇談し、「とても良いものを見せていただいたと言ってくださいました」と大感激。また、皇后陛下から「いつまでも美しい」と言われた八千草は、恐縮しながら「皇后陛下は本当に美しい。芯からの美しさというか、やっぱり素晴らしい」と、感慨深い表情で語った。武田も「笑い声が起こっていたみたいなので、すごく感動しました」と興奮気味だった。深川監督も「映画はとても久しぶりで、何年も映画館に足を運ぶことはなかったということで、とても楽しんでいらっしゃいました」とうれしそうに語った。さらに武田が「映画そのものは、周りの方に勧められて興味を持ったそうですが、柴田トヨさんについては、とても深くご存じで、映画に登場しない詩まで、そらんじていらっしゃいました」と驚くと、八千草や深川監督も深くうなずいた。武田は、皇后陛下の懐の深さに感心した点をこう語った。「(被災地の)石巻に3人で行ったのですが『八千草さんが柴田トヨさんに似ているので、登場するなり涙ぐんでらっしゃいました』と申し上げたら、皇后さまは『映画を見る施設は大丈夫ですか?』とおっしゃいました。『あそこには映画館があるので大丈夫です』と言ったら、うれしそうな顔をなさって。復興の速度を心配されてました」。柴田トヨは、90歳を過ぎて詩作を始め、98歳で刊行された詩集「くじけないで」が、200万部のベストセラーとなった。晩年の彼女を八千草薫が、若かりし日の姿を檀れいと芦田愛菜が演じ、『60歳のラブレター』(09)の深川栄洋監督がメガホンをとった。【取材・文/山崎伸子】





●ヒューマンドキュメンタリー 「裸の55歳 郷ひろみ THE エンターテイナー」

今年10月、55歳という節目の年を迎えた歌手・郷ひろみ。6月からスタートしたツアーは全国55か所を回るかつてない規模で10月18日の誕生日に日本武道館でフィナーレを迎えた。番組は武道館までの多忙な日々に密着。郷のプロとしての姿勢に迫った。一見、こっけいとも思えるほどの若々しさを保つ郷。ファンが求める最高のパフォーマンスを魅せるために、毎日尋常ではない肉体鍛錬、そして歌と踊りのレッスンに励んでいる。「いい歳して……」という揶揄の声にも、「年相応なんてないんですよ。40代らしさも50代らしさもない。あるのは自分らしさだけ」と、全く意に介さない。自らをある種の「商品」ととらえ、その価値を極限まで高めようとする徹底した姿勢は、まるで「郷ひろみ」というハマり役を演じる役者のようだ。郷ひろみのエンターテイナーとしての誇りがそこにある。しかし、その心境に至るまでに、郷の中ではう余曲折があった。アイドルと呼ばれた時代、ランキング番組へ出演拒否事件、プライベートばかりが騒がれた時期、……「郷ひろみ」が、真のハマり役になるまで、もがき続けてきたのだ。そうした自らの心の変遷を、今までほとんど受けたことがないドキュメンタリー番組の取材で語り尽くす。番組は、40年以上に渡り浮き沈みの激しい芸能界で活躍を続けるエンターテイナーのすごみに迫った。
(text from NHK site)

NHK総合 45min 2011-01-07 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo



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