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●爆笑問題のニッポンの教養 「ロボット バカ一代」 〜ナノシステム工学・生田幸士〜

200分の1ミリという極小ロボット・ナノマシンの開発者・生田幸士東大教授・名古屋大学客員教授が登場。SF映画「ミクロの決死圏」さながら、極小サイズのロボットを体内に送り込み、直接ガン細胞や病原菌と闘わせようという奇想天外な発想で、医療の未来に革命をもたらすと期待されている。このナノマシン、肉眼では全く見えない大きさながら、細胞を自在につかんで運んだり、針で薬を注入したり、切り裂く“手術”までやってのける。遠隔操縦用のコントローラーは、細胞のやわらかさなど、触った感覚までフィードバックする。技術力の証としてつくった「電子顕微鏡でしか見えないフィギア」の精巧さに、爆問も仰天。人形から昆虫、トロフィーなどなど、独自開発のレーザー光線を使えば、どんな形もわずか数分で自由自在に成型できるのだ。モットーは「完全に一からバカになって考えろ。みんなでバカになれ」。生田は型破りな授業でも知られている。ボール紙一枚とボンドだけを使って、ビルの屋上から生卵を割らずに落とせるかを競う「タマゴ落としコンテスト」、バカなテーマをとことんまじめに追究して発表する「バカゼミ」など、名物授業を大公開する。「独創力をのばす」生田流教育法とは?

生田幸士(いくたこうじ)|1953年大阪府生まれ。東京工業大学大学院博士課程修了。博士(工学)。米カリフォルニア大学主任研究員、九州工業大学助教授、名古屋大学大学院教授をへて、現在、東京大学大学院情報理工学系研究科教授。医療ロボット開発のパイオニアとして、ナノマシンのみならず、遠隔手術ロボットや能動カテーテルなど、さまざまな新技術を送り出してきた。日本ロボット学会論文賞、文部科学大臣賞、グッドデザイン賞など受賞。
(text from NHK site)

NHK総合 30min 2010-11-21 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo





●爆笑問題のニッポンの教養 「南極・秘密のタイムカプセル」 〜雪氷学・本山秀明〜

地球上に残された最後の秘境といわれる南極大陸。そこは地球の謎を解く鍵の宝庫だった!爆笑問題が国立極地研究所を訪ね、-50度の世界を体感。南極昭和基地とも交信する。案内役は、日本の南極観測隊に史上最多の9度参加し、現在10度目の観測に向かっている本山秀明教授。まつ毛も凍る-50度の部屋でも半袖に素足で通し、爆笑問題を仰天させる。本山の専門は南極大陸を覆う氷「氷床」の研究だ。何十万年にもわたって降り積もった雪が氷の層となった氷床には、当時の大気成分や火山灰、宇宙から降り注いだ隕石などが含まれている。地球の気候変動や生命誕生の歴史を物語る、いわばタイムカプセルなのだ。3千mを超える深さから掘り出された72万年前のものと推定される氷。南極で見つかった月の裏側や火星などの隕石。さらには、厚い氷床の底、地球の岩盤との境目に存在するという幻の「氷底湖」など、南極研究の最前線に触れる。 オーロラにペンギンの群れ、凍傷覚悟のソフトボール大会など、-79℃にもなる越冬基地での仰天生活も明らかに。

本山秀明(もとやまひであき)|1957年新潟県生まれ。1987年北海道大学大学院理学研究科地球物理学専攻博士課程修了。現在、国立極地研究所教授(雪氷学)、先進プロジェクト研究グループ、グループ長。 南極経験: 第31,45,46,47,48,51次南極地域観測隊(夏隊)、第34,38,42次南極地域観測隊(越冬隊)、現在は第52次南極地域観測隊(夏隊)に参加中
(original text from NHK site)

NHK総合 30min 2010-12-07 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo





●爆笑問題のニッポンの教養 「江戸時代のTwitter」 〜日本史学・磯田道史〜

映画化され話題の「武士の家計簿」。その原作者である磯田道史茨城大准教授(日本史学)は、家計簿やちょっとしたメモ書き、私信など、見過ごされがちな史料から人々の「つぶやき」を聴き、知られざる歴史の実像をあぶり出す名人だ。幕末の下級武士がつけていた家計簿を詳細に分析し、侍はどのくらいの給料をもらい、何にお金を使い、どんなものを食べていたのか、そのリアルな生活実態をはじめて明らかにした。侍は出世するほど借金がかさみ、ローン地獄に陥っていたこと、1ヶ月の間に家財道具や着物などあらゆるものを売り払って1千万円あまりのお金を作り、借金の返済に充てていたことまで分かったのだ。稀代の古文書ハンター磯田が現在、研究をすすめているのが「忍者」だ。記録を残さないからこそ忍者なのだが、「記録がないから研究しないというのは歴史学者の敗北だ」と、次々に貴重な資料を発掘。毒殺に使う薬の製造法から、意外な引退の理由、出陣の際けっこう派手な衣装を着ていたことまで、これまでの常識を覆す驚きの実態を明らかにしつつある。そのほか流出した帝の極秘情報など、歴史トリビア満載の30分。「古文書は今を生き抜く知恵の海」という磯田の分析から、「日本人の原型」ともいうべきものが浮かび上がってくる。

磯田道史(いそだみちふみ)|1970年岡山県出身。慶應義塾大学文学部史学科卒業。2002年同大学院文学研究科博士課程修了。2007年茨城大学人文学准教授。2003年の著作『武士の家計簿』で第2回新潮ドキュメント賞を受賞。映画『武士の家計簿』が2010年12月4日から全国公開されている。著書に、『武士の家計簿―「加賀藩御算用者」の幕末維新』、『殿様の通信簿』、『江戸の備忘録』、『龍馬史』。
(text from NHK site)

NHK総合 30min 2010-12-14 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo





●爆笑問題のニッポンの教養 「昆虫の超脳力」 〜神経行動学・神崎亮平〜

昆虫の脳を載せたロボットが、メスのフェロモンを求めて車を運転する?!衝撃の「昆虫脳サイボーグ」が登場。このロボットは、メスのフェロモンをキャッチしたカイコガの脳が、その方向に動こうとして発する電気信号をキャッチし、車を動かすというしくみだ。開発者である神崎亮平東京大学教授の出発点は、「ヒトと比べてはるかに単純な脳しか持たない昆虫が、数キロ先にいるメスを匂いを頼りに探し当てることができるなど、高度な能力を持つのはなぜなのか?」という疑問だった。恐竜や人類など地球の覇者が次々と移り変わるなかで、3億年以上前から激しい気候変動を生き抜いてきた昆虫。より高度化・複雑化する方向に進化してきたヒトに対して、昆虫は「いかに自然に適応して生き残るか」ということに特化してきたといえる。1000億個ものニューロン(神経細胞)からできているヒトの脳に対して、昆虫の脳のニューロンは多くて100万個。しかしその構造や情報(電気信号)を伝える仕組みは基本的に同じで、ネットワークの作り方が違うのだという。神崎は、昆虫脳のニューロンを解析してそのメカニズムを探り、麻薬探査や車の制御システムなど、人間社会に応用しようとしている。昆虫脳の秘密と、その可能性に迫る。

神崎亮平(かんざきりょうへい)|1957年和歌山県生まれ。1986年筑波大学第二学群生物学類、筑波大学大学院博士課程修了(理学博士)。1987-1990年米国アリゾナ大学神経生物学部門博士研究員。2006年東京大学先端科学技術研究センター生命知能システム教授。カイコガの脳をつくる全ニューロンの構造と機能をデータベース化し、昆虫の脳を工学的に再構成することをめざしている。日本動物学会論文賞(1987,1993)
(text from NHK site)

NHK総合 30min 2011-01-11 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo





●爆笑問題のニッポンの教養 「ミトコンドリアで若返れ!」 〜分子細胞生物学・太田成男〜

同じ40歳でも、30代に見える人と50代に見える人がいるのはなぜ? どうしてオジサンは加齢臭が強くなるの? そうした謎を解く鍵が、細胞内の小器官・ミトコンドリアにあることを明らかにしたのが、分子細胞生物学の太田成男日本医科大教授だ。太田は、すべての細胞に存在しエネルギーを作り出しているミトコンドリアは「命の本質」であり、日常の心がけ次第で増強することが可能だという。ノーベル化学賞を受賞した下村修博士の「蛍光タンパク質」の技術のおかげで、近年ようやく生きたまま観察できるようになったというミトコンドリア。最新の研究成果にもとづき、ミトコンドリアを増やし若々しさを保つ秘訣を、クイズ形式で紹介していく。太田教授の奇想天外な設問の数々に、爆笑問題も珍回答を連発。ミトコンドリアを制する者は、健康を制す!「クイズ・ミトコンドリア」。今日からできる究極の若返り運動法、身近なアンチエイジング食材とは?

太田成男(おおたしげお)|1951年福島県生まれ。1974年 東京大学理学部卒。1979年 東京大学大学院博士課程修了。スイスバーゼル大学研究所研究員、自治医科大学講師・助教授を経て1994年より日本医科大学教授。専門は分子細胞生物学、ミトコンドリア学。
(text from NHK site)

NHK総合 30min 2011-01-18 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo





●爆笑問題のニッポンの教養 「はやぶさが教えてくれたこと」 〜宇宙工学・川口淳一郎〜

去年6月、小惑星に着陸し地球外物質を持ち帰るという人類初の偉業を成し遂げた小惑星探査機「はやぶさ」。何度も絶望的なトラブルに見舞われ満身創痍になりながらも、見事帰還を果たした2592日・60億キロのドラマは大きな感動を呼んだ。今回は爆笑問題がJAXA相模原キャンパスを訪ね、宇宙から帰還した本物のカプセルと対面。最高2万℃にもなる高温に耐え、焼け焦げた表面に息をのむ。小惑星への往復は、NASAですら手を出さなかったハイリスク・ハイリターンのプロジェクトだった。その成功を支えたのは、20年がかりで開発した超低燃費のイオンエンジンなどメイド・イン・ジャパンの技術の数々。そして絶望的な状況にもめげず、知恵と工夫で立ち向かった技術者たちの執念だった。分析がすすむイトカワの微粒子。500人を超えるチームを率いたプロジェクトリーダー・川口淳一郎教授からは、驚くべき事実が次々に明かされる。小惑星イトカワはいずれ地球に衝突する?!小惑星はレアメタルの宝庫? 地球外物質から、地球の成り立ちや生命の起源がわかる?!「いよいよ太陽系大航海時代の到来だ」という川口教授。「はやぶさ」が残した「ほんとうの成果」に迫る。

川口淳一郎(かわぐちじゅんいちろう)|宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所教授。1955年青森県生まれ。京都大学工学部機械工学科を卒業後、78年、東京大学大学院工学系研究科航空学専攻に進学。83年、同博士課程を修了後、旧文部省宇宙科学研究所に助手として着任。88年に助教授、2000年に就任。ハレー彗星探査機「さきがけ」「すいせい」、工学実験衛星「ひてん(MUSES-A)」、火星探査機「のぞみ」などのミッションに携わり、「はやぶさ(MUSES-C)」では、プロジェクトマネージャーを務める。
(text from NHK site)

NHK総合 30min 2011-02-08 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo





●爆笑問題のニッポンの教養 「マジカルカレーツアー」 〜インド史・辛島昇〜

人口12億、中国と並ぶ21世紀の経済大国と目されるインド。その実像を読み解く鍵は「カレー」にあった?!辛島昇東大名誉教授は、半世紀以上にわたりインド社会の変遷を研究してきたインド史の世界的権威である。そんな辛島のもうひとつの顔は、カレー博士。あの「美味しんぼ」にも実名で登場し、主人公の山岡に「カレーとは何か」の教えを授けている。辛島は、インドの寺院の壁に刻まれた文章(刻文)から、千年以上前のレシピを解読するなどしてカレー成立の歴史をたどってきた。東西交易の要衝だった南部の「スパイス」と、遊牧民たちが行き交った北部の「乳製品」の出会いこそがカレーの本質だという辛島。その二つを共通項としながら、圧倒的な多様性と広がりをもつカレーのあり方は、まさにインド文化そのものだと辛島はいう。辛島が解読した千年前のレシピから、衝撃のちょい足しメニュー、インドの「みそ汁」まで、レシピも含め一挙紹介。インド一周カレーツアーを敢行する。カレーを育んだ地理的・歴史的条件とともに浮かび上がってきた「インド式ものの考え方」とは? おいしくも奥深い、爆問学問的「カレー学」今夜開講!

辛島昇(からしまのぼる)|1933年生。東京大学・マドラス大学大学院に学ぶ。東京大学名誉教授・大正大学名誉教授。専門はインド史・南アジア史。元国際タミル学会会長。福岡アジア文化賞(1995)日本学士院賞(2003)大同生命地域研究賞(2003)文化功労者(2007)など受賞。「南アジアの文化を学ぶ」「History and Society in South India: The Cholas to Vijayanagar」「インド・カレー紀行」「Ancient to Medieval: South Indian Society in Transition」など著書多数。
(text from NHK site)

NHK総合 30min 2011-02-22 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo



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