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●金曜ロードショー 「借りぐらしのアリエッティ」

妖精でもない、魔法使いでもない。普通の小人たちが家の床下に暮らしていたとしたら…? イギリスの作家、メアリー・ノートンによる児童文学「小人の冒険シリーズ」の第一作「床下の小人たち」の舞台を現代の日本に翻案。東京郊外の古い一軒家の床下でつつましく暮らす小人の一家の長女・アリエッティの冒険と小さな恋を描き、ロングランヒットとなったスタジオジブリの「借りぐらしのアリエッティ」が待望のテレビ初登場!しっかり者の父親とオチャメな母親のもとで伸び伸びと成長した14歳の少女・アリエッティ。“借りぐらし”の小人たち…つまり食糧や日用品を少しずつ人間から“借り”て“くらし”ている彼らの掟は、ただひとつ。人間から姿を見られないこと。しかし、好奇心旺盛でちょっぴりうっかり者のアリエッティは、彼らが暮らす家にやってきた少年・翔に目撃されてしまった。翔の心の優しさに触れたアリエッティは、父親の制止も聞かずに彼に接近していくのだが…。主人公のアリエッティがイキイキとしていて愛くるしい!ほんの小さな出来事にときめいたり傷ついたり、勇ましいかと思ったら一気に落ち込んだり。さざ波のような彼女の心の揺れ動きに寄りそって、物語は進んでいく。初めて人間の家に忍び込むと決まった日、鏡の前で勝負ワンピースに着替えて髪の毛をキュッとアップにする時の心境は、女性なら誰しも共感度大。そして彼女は、初めて目にする同年代の人間の男の子に対してトキメキとも好奇心とも言えない感情を抱く。一方、母親から家に住む小人の話を聞いていた翔も、アリエッティとの出会いに心を浮き立たせる。アリエッティにとって翔の家にあるものすべてが珍しく、翔にとってはアリエッティの温かい家庭が大きな憧れ。恋と呼ぶには幼すぎる2人の互いへの思いやりの積み重ねが、やがて小人たちの生活を窮地に追い込んでいく。その運命が切ない。釘や針、万年筆の先やボタン、豆電球や安全ピンなど…。人間がうっかり失くしたり落としたりしたものを拾い集めたり、時には家に狩りならぬ「借り」に出て必要なものを集めたりして暮らしている小人たち。窓の外にはお気に入りの風景写真を飾るなど創意工夫が満載の彼らの家は、地下であることを感じさせない光とぬくもりに溢れている。水も食料もこまごまとした日用品も、すぐに手に入ることが当たり前になっている私たちからは想像もできないほどひとつひとつを大切に暮らしている彼らの姿に、気持ちが優しく温かくなるはずだ。声優初挑戦となるアリエッティ役の志田未来は、プロの声優も顔負けの瑞々しさ。ジブリ常連の神木隆之介が内気な少年・翔を好演しているほか、大竹しのぶ、竹下景子、藤原竜也、三浦友和といった名優が勢ぞろい。樹木希林が怪演を見せる(聞かせる?)おばあさん・ハルは表情から歩き方まで、アニメーターが楽しんでキャラクター作りをしている様が伝わってくる。ジブリ史上最年少監督となる米林宏昌は「耳をすませば」を観てジブリ入社を決意したというだけあり、「耳を〜」に出演しているムーンを彷彿とさせるブタ猫が物語のカギを握るなど、ジブリ愛が満載。空気や水のキラメキを見事に描き出した美しい背景をバックに、家族の大切さ、人と人との絆の大切さを再確認させてくれる。家族みんなのお気に入りのハーブティーをポットにセットして、ゆったりとした気持ちで楽しみたい作品だ。
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ある夏の日。ひとりの少年が東京郊外に建つ古びた洋館にやってきた。彼の名前は翔(神木隆之介)。心臓を患い手術までの日を安静に過ごすために、祖母の妹である貞子(竹下景子)とお手伝いさんのハル(樹木希林)の暮らす家にしばらくお世話になることになったのだ。家族はバラバラで、寂しさを抱えて生きていた翔。家に到着した日、翔は葉っぱと同じくらいの小さな女の子の姿を目撃する。14歳のアリエッティ(志田未来)は、貞子の家の床下で父のポッド(三浦友和)と母のホミリー(大竹しのぶ)と3人で暮らしている。彼らは人間の家から砂糖やティッシュペーパー、電気など生活に必要なものをほんの少しずつ「借り」て生活している「借りぐらし」の小人たち。その夜、アリエッティはポッドに連れられて初めて人間の家に「借り」に行くことに。大人への第一歩となる冒険のはじまりに、ワクワクが抑えられないアリエッティ。ポッドが整備した地下の通路を通って、まずはキッチンのシュガーポットから角砂糖をひとつ拝借。そして翔の寝室からティッシュペーパーを1枚取ろうとした時…。目を覚ました翔から突然声をかけられたアリエッティは、あせって角砂糖を床に落としてしまった。「決して人間に姿を見られてはいけない」という家族の掟を破ってしまい、落ち込むアリエッティ。翌日、アリエッティたちの家の入口に角砂糖がひとつと小さな手紙が届く。それは翔からアリエッティへのプレゼントだった。しかし、過去にも人間に姿を見られて数々の仲間たちがいなくなっていった。自分たちの存在が人間にバレたからには住み慣れた家を引っ越さなければならない…落ち込む母を前にこれ以上人間に近づいてはいけないと思いながらも、アリエッティは好奇心を抑えることができず翔の寝室へ。翔と会話をかわすうち、彼の優しさと寂しさに触れたアリエッティは彼に惹かれていく。アリエッティが翔に興味を抱いていることを知ったポッドは、家族を守るためにこの家から引っ越すことを心に決める。一方、アリエッティに興味を抱いた翔は、貞子から家にかつて小人が住んでいたことを知らされる。翔の部屋にはその小人のために作られた精巧なドールハウスが飾られていた。そのドールハウスを見て、あるアイディアを思いつく翔。同じくアリエッティたちの存在に気付いたハルは、彼らの尻尾をつかみ小人退治をしようと目論んでいた。同じ頃、引っ越し先を探している途中で怪我をしたポッドは、森で暮らす小人のスピラー(藤原竜也)に助けられる。近くには住んでいないと思っていた小人に出会い、喜びを隠せないホミリー。大切に過ごしてきたこの家は名残惜しいが、別の場所には別の生き方があるのかもしれない。スピラーとの出会いを機に、アリエッティ一家の引っ越し準備は着々と進んで行く。そんなある日、アリエッティの家の台所が何者かによって“リフォーム”された。翔がドールハウスのキッチンを、誰にも相談することなく半強制的に“貸し出し”たのだ。しかしその翔の純粋な善意がきっかけとなり、ホミリーがハルにさらわれてしまった!!ホミリーを助けるために翔とともに再び人間の家に潜入するアリエッティ。やはり人間と小人は共存することはできないのか? アリエッティと翔は、それぞれに小さな大人の階段を上ろうとしていた…。
(text from NTV site)

読売テレビ 124min 2011-12-16 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 5.1ch





●NHKアーカイブス シリーズ原子力(4) 「地球核汚染・被爆国日本の視点」

■NHK特集 「調査報告・地球核汚染 〜ヒロシマからの警告〜」(初回放送: 1995年8月6日)

シリーズ最終回となる4回目は、被爆国日本の視点から、原子力による放射能汚染の問題を捉えたNHKスペシャルをお伝えする。放射能による汚染は、チェルノブイリの悲劇にとどまらず、人類が生んだ核兵器とその実験によって、世界各地に被ばく者を生んできた。アメリカの核兵器製造施設、北極圏、マーシャル諸島などで放射能と向き合う人々は、情報を知らされることなく多大な苦しみを受けてきた。広島で記者生活をスタートしたノンフィクション作家の柳田邦男さんの視点で、半世紀にわたる核汚染と被ばくの現実に迫ったこの番組を通して、放射能や核の問題にいま、ひとりひとりが改めて目を向けることの大切さについて考えていく。
(text from NHK site)

NHK総合 70min 2011-12-15 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo





●福祉ネットワーク 「“読書”というよろこび」 〜日本点字図書館 創立70年〜

視覚障害者に本を読む楽しみを感じてもらうため、8万冊以上の点字本を所蔵する日本点字図書館。 その創立は今からちょうど70年前の昭和15年、みずからも視覚に障害があった本間一夫によってだった。 「あまねく盲人に読書の喜びを」という思いのもと、点字本集めに奔走した本間。しかし、当時はしんきゅう関連の 実用書しかなかったため、不自由な思いをしていた。そんなとき彼を救ったのは、本間の思いに共感したさまざまな人々。自分が持っていた大切な点字本を寄贈した視覚障害者、そして本を点字に翻訳したボランティア。多くの人の無償の協力に支えられ、日本点字図書館は大きな発展を遂げた。番組では今年1月に発見された本間の日記をたどりながら、創設した本間一夫の志と貴重な点字本を寄贈した視覚障害者の共感、そして読書を味わった利用者たちの喜びを紹介。厳しい時代のなかでも「本を読む喜び」をあまねくすべての人に届けようと懸命になった人々の姿を描く。
(text from NHK site)

NHK教育 30min 2010-10-28 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo



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