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●知楽遊学シリーズ 極める! 「加藤夏希のチョコ学」 加藤夏希/日本チョコレート・ココア協会…尾畑高英

こだわりを持つ著名人が、自らそれを極める旅に出発し、その道の研究者やプロを徹底調査、おのれのこだわりを磨きながら、オリジナルの「学門」を作り出す「極める!」。バレンタインデーを迎える2月は「チョコレート」に注目する。チョコのおいしさを引き出すための様々な知恵、カカオの原産地・メキシコでの、カカオとメソアメリカ文明の歴史、医療の現場で注目を集めるチョコの効果、世界で活躍するショコラティエの職人技など、様々な角度からチョコの世界を描く。取材におもむくのは、チョコが大好きだという女優の加藤夏希さん。チョコに熱い思いを寄せる人たちに出会い、その奥深い魅力を極める。

第1回 「知恵の結晶チョコレート作り」
チョコの原料であるカカオは、もともと飲み物だった。しかし極めて脂っこく、問題が多かった。そこでカカオの脂肪をカットする方法が編み出され、ココアが生まれる。その後、固形のチョコを作る技術が開発されるが、苦みが強かったため、ミルクを粉にして混ぜるにようになった。さらに舌触りをよくするため、粒子を何日もかけて、すり潰す製法が広まった。チョコの工場を訪ね、そのデリケートな製法を見学。先人たちの知恵を学ぶ。

第2回 「カカオ・神秘の力」
チョコの原料、カカオの原産地はメキシコだ。先住民はカカオを水に溶かして飲んでいた。高価だが栄養価が高く、神の食べ物「テオブロマ」と呼ばれていた。飲めるのは王や兵士などごく一部の人々。何と貨幣としても使われた。その後植民地が進む中、チョコを料理に使う文化が生まれる。チョコに香辛料や玉ねぎなどを混ぜたモーレというソースだ。モーレは今やおふくろの味となっている。カカオを通してメキシコの意外な文化を学ぶ。

第3回 「チョコと健康の意外な関係」
メキシコの先住民の間で万能薬とされていたカカオ。最近では胃ガンの原因となるピロリ菌の抑制など、さまざまな効果が期待されている。埼玉医科大学総合医療センターでは、医療の現場でカカオ成分を用いた治療を行っている。食事が出来ない人に対し、腸にカカオ成分を流し込む方法だ。抵抗力が増し傷の治りが早くなる、便通がよくなるなどの報告があがっている。第3回は、カカオ成分が体に与える影響について研究者から話を聞く。

第4回 「驚きの職人技に迫る」
チョコの専門職人ショコラティエは、クーベルチュールと呼ばれるプロ用チョコを使う。カカオには、さまざまな産地があり、味が微妙に異なる。ショコラティエは、理想のクーベルチュールを見つけ目指す味を作り上げる。またチョコは、気温や湿度によって味がすぐ変わる。カカオの結晶を口当たりのよい状態にするため、複雑な温度管理に万全を期し、味を追求していく。最終回では、職人技に迫ると共に番組オリジナルチョコにも挑戦。
(text from NHK site)

NHK教育 25min 2012-02-06〜 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 解説副音声





●知楽遊学シリーズ 仕事学のすすめ 「安藤忠雄 自ら仕事を創造せよ」

「混迷の時代にこそいかにして自ら仕事を創造し、取り組んでいくかが重要だ」と語る建築家の安藤忠雄さん(70歳)。この言葉は、彼自身のこれまでの仕事から紡ぎだされた哲学である。安藤さんは17歳の時プロボクサーとしデビューを果たすが、当時の花形スターを見て才能の違いを痛感し挫折。工業高校卒業後、建築家を目指すが、経済状況などから進学をあきらめ、独学で勉強を始めた。建築科の学生が読むような本を1年で読破、海外を放浪し、様々な有名建築を実地で学んだ。更に独立してからも、自分でコンペに出し続けると同時に、空き地を見つけるとそこにどんな建物がふさわしいかを考え、所有者に飛び込みで営業をした。学歴やコネもない中、いかにして安藤さんは、仕事を見つけていったのか。安藤流の仕事哲学に迫る。

プロフィール| 1941年大阪生まれ。大阪府立城東工業高校卒業後、独学で建築を学ぶ。海外に繰り返し放浪をして、69年安藤忠雄建築研究所を設立。住吉の長屋、光の教会、表参道ヒルズ、直島地中美術館など建築多数。コロンビア大、ハーバード大学の客員教授を務め、97年から東京大学教授、03年から名誉教授。著書に「建築家安藤忠雄」「連戦連敗」など

第1回
安藤忠雄は、これまでさまざまな制約の中で仕事を行ってきた。その原点になったのが、1976年にしゅんこうし、賞も取った「住吉の長屋」といわれる住宅。敷地や予算の制約の中で、中庭を設けたこの住宅は、雨が降ると自宅でも傘をさすという不便さが指摘された。しかし、安藤は中庭に入り込む自然を厳しさとして受け止めることをクライアントに提案し、同意を得た。安藤の強い思いが仕事を紡ぎだしてきた過程に迫る。

第2回 「自分に投資せよ」
家庭の事情から大学進学を断念した安藤忠雄は、建築科の学生が読むような本を1年で読破。また有名な建築家の作品集を買い、図面を描き写した。そしてアルバイトで貯めたお金で、日本、そして海外を放浪し、古今東西の建築を見て回り、1969年に自分で事務所を設立。空き地があると、そこにふさわしい建物の図面を描き、地主に飛び込みで営業を行った。自分への投資と考え、さまざまな行動を続けた安藤の学びの日々を聞く。

第3回 「人間関係が仕事をつくる」
人間関係を築くことが仕事の基本だと語る安藤さん。表参道ヒルズの仕事では当初地権者の3分の1が反対で、まず安藤さんは彼らの言い分を聞くことから始めた。建物の高さや外観に商業的要素を抑えるという案は事業者とも対立した。しかし、8年余り主張を一貫して変えずに対話を続け、ついには「安藤さんに任せる」という声をもらった。人間関係を作るのは海外の仕事でも変わらない。ドイツのフランクフルトの郊外にある美術館の建設では低予算の中、クライアントの夫妻や地元の人々の手弁当の作業で完成にこぎつけた。安藤さんの交渉術、コミュニケーション術に学ぶ。

第4回 「仕事は一人ではできない」
安藤さんは建築の現場でのチームワークを常に重視してきた。海外での仕事では、日本の職人と海外の人との混成チームを作ったり、現地の実情に会わせ、修復や古材の専門家を集めたりして仕事を行ってきた。また、事務所では1つのプロジェクトに必ず担当をつけ、クライアントとの対話などをさせて自覚と責任を持たせるようにしている。他にも週に3回、勤務中に読書の時間を設けたり、英会話を所員に習わせたりしている。「仕事は一人では出来ないからこそ、人を育てる」という安藤さんのチームワークを作り出す人材育成論を伺う。
(text from NHK site)

NHK教育 25min 2012-03-07〜 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 解説副音声





●ミクロワールド 「空を舞う スギ花粉の秘密」

NHK教育 5min 2012-03-27 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo --->NDR-054、

> NBDR-0172にもあり、DR-646とNDR-054にアナログ放送版あり



>ディスク設定: DRモード、本編区間のみ書き出し






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