Polygon

[ BDR-0221 ] 詳細    |このページを閉じる|





●日曜美術館 「ただ、人がそこにあることの輝き」 〜彫刻家・佐藤忠良〜

取り立てて目をひくような美男美女ではなく、派手な身ぶりもないその彫刻は、街角で、公園で、行きかう人々を見守るように、いつも自然にそこにある。昨年3月、98歳で逝去した彫刻家・佐藤忠良(1912−2011)。朝8時から夜8時まで、70年間、毎日、粘土を手に追い求めたのは、木々や山がそこにあるように、“ただそこに自然にいる人間の姿”だった。「日本人の手により日本人の美が表現された初の彫刻」と高い評価を得た「群馬の人」、代表作「帽子・夏」など彫刻史に残る作品を次々と発表。日本人として初めてパリ・ロダン美術館で個展が開催されるなど、世界的に高い評価を受けながら、自らを「生涯一粘土職人」と呼び、文化功労賞などあらゆる賞を辞退した。「芸術とは本来“ふつう”のもので、愛情と同じように、特別な存在ではない」と、愚直に、無名の人々の姿を彫り続けた。東日本大震災から一年。宮城を故郷に持つ一人の彫刻家が生んだ飾り気のない人間像は、“ただ人がそこにいることの尊さ”を静かに語りかけてくる。番組では、佐藤の作品や生き方を見つめ、今、私たちが取り戻すべきかけがえのないものとは何なのかを考えたい。
(text from NHK site)

NHK教育 45min 2012-03-04 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo





●日曜美術館 「時代に生きよ 時代を超えよ」 〜版画家・藤牧義夫〜

藤牧義夫(1911〜1935?)は、わずか4年余りの間に、約70点の版画と、隅田川岸の風景を全長32メートルの絵巻で表わした大作によって、関東大震災後の復興に沸く東京の姿だけでなく時代をも鮮烈に映し出したと評される画家だ。藤牧は、群馬県館林の旧家に生まれ、16歳で上京。図案の会社に勤めながら木版画を発表し始める。このころ、伝統的な浮世絵版画に対して、「自画自刻自摺」を掲げた創作版画が、新たな表現手段として、隆盛をきわめていた。藤牧も、若者たちの「新版画集団」に参加。ネオン輝く高架線下や、優美な曲線の鉄橋など、昭和初期のモダン都市東京を表現し、新進気鋭の版画家として注目を集める。特に、上野松坂屋屋上から見た夕焼けの情景を、裂くような鑿(のみ)跡と現代的な構図によって表わした「赤陽」は、復興の高揚感と恐慌へと向かう時代の不安感までも写し取ったとして、版画のみならず、この時代を象徴する傑作とされている。「赤陽」発表の年、32メートルにも及ぶ異色作「隅田川絵巻」を完成させるが、翌年24歳の時、藤牧はこつ然と消息が解らなくなり、その後、伝説的に語られていくこととなる。1930年代の東京で、多感に生き、版画の可能性を切り開いた藤牧の都市風景に込めた思いを探る。
(text from NHK site)

NHK教育 45min 2012-03-04(2012-02-26の再放送) Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo





●あしたをつかめ 〜平成若者仕事図鑑〜 「鉄をより力強く!」 〜金属熱処理技能士〜

鉄の強度を極限まで高める金属熱処理技能士。包丁や工具、自動車から火星探査機まで、世の中のあらゆるものに使われる金属部品を鍛えるプロフェッショナルです。「焼き入れ」と呼ばれる工程では、鉄に加熱と冷却を加えて組織を硬く変化させます。温度やタイミングが少しでも違えば、製品として出荷できません。高度な技術と知識を要する仕事なのです。新潟県長岡市にある熱処理工場で働く佐山寿江(さやま・ことえ)さん(23歳)は入社4年目。今年9月、長さ3メートルもある産業機械レールの熱処理を任されました。焼き入れ専用のコイルを上下左右に動かして均一に熱を加える、ベテランでも難しいといわれる工程です。佐山さんは製品を完成させることができるのでしょうか? 鉄に命を吹き込む熱処理の現場を紹介します。
(original text from NHK site)

NHK教育 25min 2012-01-25(2012-01-19の再放送) Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo





●あしたをつかめ 〜平成若者仕事図鑑〜 「大空の安全 地上から守ります」 〜運航支援者〜

空の玄関口、空港。今回の主人公は、長崎空港で働く運航支援者1年目の古賀雄太郎(こが・ゆうたろう)さん(22歳)です。運航支援者は、飛行計画や気象情報をもとに、パイロットに揺れの少ない航路をアドバイスするのがメインの仕事。さらに、乗客や貨物の情報、飛行機の重量バランスまであらゆる情報が集まり、各部署に指令を送るため、別名“地上のキャプテン”とも呼ばれます。一人前の運航支援者になるために特訓中の古賀さん。刻々と変化する気象を見極め、パイロットに対して、より参考になるアドバイスをするにはどうしたらいいのでしょうか。乗客の安全を守るために奮闘する古賀さんに密着します。
(original text from NHK site)

NHK教育 25min 2012-03-15 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo





●グラン・ジュテ〜私が跳んだ日 「鍛冶職人…岡本友紀」

ハンマーで硬い鉄を叩き、さまざまな形を生み出す鍛冶職人の岡本友紀さん。男性でも大変な重労働ですが、彼女の手にかかれば、鉄が美しいハーモニーを奏で出します。キャンドルスタンドやシャンデリア、椅子や本棚・・・。彼女独特の、温かくて優しい“華奢な”鉄の世界が、今暮らしのさまざまな場面を彩っています。岡本さんは、幼い頃からレース編みや人形作りなど、暇さえあれば“もの”を作って楽しむ少女でした。地元の高校と専門学校を卒業した後、20歳の時、大手証券会社へ就職します。当時休暇があれば訪れていたのがフランスのパリ。古い町並み、通りやカフェのおしゃれな雰囲気に魅了され、いつかは移り住みたいと憧れていました。そんな中、地元広島にパリの香り漂うカフェを発見。毎日のように通い詰めていましたが、ある日、気になっていた店を彩る鉄のインテリアがマスターの手作りであると知ります。「こんなものが自分で作れるんだ!」衝撃を受けた岡本さんは、自分も作りたいと弟子入りを志願。しかし、女性には難しいと一蹴されます。引き下がらない岡本さんは、4年近く続けた会社を辞めてまで懇願を続けること9か月、とうとうアシスタントとして働くことになりました。初めて見る鍛冶の現場は、飛び散る火花に、重いハンマーで鉄をひたすら叩き続けるという過酷な世界。3年かけてハンマーを一人前に使えるようになりますが、5年経っても作品一つ作れません。そして、岡本さんは30歳を前に工房へ通うのを諦めてしまいます。収入や生活の安定を求め、2年間派遣社員として働きますが、やり甲斐を見いだせない日々。悩みに悩んだ末、もう一度鍛冶の仕事をしたいと師匠に打ち明けることに。再び弟子入りを許された岡本さんは、かつて苦手だった作業も積極的にこなすようになり、めきめき腕をあげ、その成長ぶりを師匠からも認められるようになりました。自信をつけていく岡本さんでしたが、そんな矢先、師匠が肺がんに倒れてしまいます。「師匠が生きているうちに、自分が一人前にやれることを見せたい。」彼女は一念発起し、初めての個展を開くことに。個展には、それまでの男性的な力強い作品ではなく、自分好みの柔らかで女性的な作品を作り上げました。そして、会場に師匠の姿が・・・。「お前らしいのが出来たのー。」この言葉を支えに、自身の歩む道に確信を得ることができた岡本さん。9か月後に師匠が亡くなってから、鍛冶職人として独り立ちすることを決意しました。そして、彼女のグラン・ジュテ。岡本さんは、精力的に個展を繰り返し、3年前に自らの工房を構え、次々に作品を製作。今、美容室やレストラン、大型商業施設のインテリアなどに採用され、暮らしのさまざまな場面で人々の心を優しく和ませています。
(text from NHK site)

NHK教育 25min 2012-03-22(2011-10-27の再放送) Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo





●クローズアップ現代 「アニメを旅する若者たち」 〜“聖地巡礼”の舞台裏〜

特別に有名な名所があるわけでもない地方の町に、突然、若者が大挙して訪れる。そんな現象が全国各地に広がっている。共通しているのはアニメの舞台となったこと。その地を“聖地”になぞらえ、“聖地巡礼”ブームが広がっているのだ。今や“聖地”は全国700カ所以上、20億円の経済効果に湧く町もある。聖地を生み出しているのは登場人物の生活を、実際の町のたたずまいを背景に描く「日常系」と呼ばれるアニメ。放送前から特産品や観光名所を登場させてもらおうと奔走したり、4カ国語に翻訳し海外のファンを狙ったりする自治体もでてきた。ブームの裏には、経済環境の悪化で苦境に立つ制作会社の戦略がある。実在の町をモデルにすれば、架空の町をゼロから構築する場合に比べ、時間も経費も削減できるという。“聖地巡礼”ブームの謎を解き、コンテンツ立国を目指す日本の現状と課題を探る。(NO.3171)
(text from NHK site)

NHK総合 28min 2012-03-07 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo





●NHK映像ファイル あの人に会いたい 「俳優・原田芳雄」

「自分が今思いついていることはダメ 思いついてないところを見たい」: 映画「竜馬暗殺」「ツィゴイネルワイゼン」などで知られる個性派俳優・原田芳雄さん。その圧倒的な存在感と的確な演技力で、100本を超える映画に出演。日本を代表する映画監督はもとより、若手の監督からも絶大な信頼を受け、日本映画界を代表する俳優となった。俳優座で演技を学び映画「復讐の歌が聞える」NHK大河ドラマ「春の坂道」に出演するも、既成の枠に囚われることに疑問を持った原田はATGの世界へ。「原子力戦争」「戦争レクイエム三部作」など、現場重視の作品において欠かせない存在となり、高い評価を得た。遺作「大鹿村騒動記」の公開を見届けた3日後、死去。最期まで映画の生まれる瞬間に情熱をかけた原田の強い思いが語られる。*「大鹿村騒動記」で、故人としては初の日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞
(text from NHK site)

NHK総合 10min 2012-03-20(2012-03-10の再放送) Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo

> Giga Pocket Digitalが、次に連続放送される「森田芳光」の録画準備をするため、尻が約1分程切れている。



>ディスク設定: DRモード、本編区間のみ書き出し







ページ先頭へ