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●ETV特集 「毒と命」 〜カネミ油症 母と子の記録〜

食用油にダイオキシンが混入し、日本各地で1万4千人が被害者を訴えた「カネミ油症事件」。事件発覚から44年を経た去年、初めて被害者救済法が成立し、国の被害者救済の責務が法的に明記された。しかし、成立した救済法で一顧だにされなかった問題がある。それは、子どもや孫への世代を超えた「毒」の移行の問題だ。3年前、国が公表した健康実態調査の結果では、回答者の4割が、子ども世代の症状の存在を訴えた。長崎県諫早市に暮らす認定患者・下田順子さん(51歳)もその一人。小学生のとき、家の食事で汚染油を口にし、重い皮膚症状や内臓疾患に悩まされてきた。その後結婚し、汚染油の摂取から20年後に出産。生まれてきた子どもは、幼い頃から体が弱く、成長するにつれ原因不明のけん怠感に悩まされ20歳を超えた今も、さまざまな病気や体調不良に苦しんでいる。事件発生から45年。被害者がつないできた「命」は「毒」もまたつないでいってしまうのか。番組では、下田さん親子を中心に、声を上げ始めた被害者の姿を取材、放置され続けるカネミ油症・次世代被害の実態を報告する。
(text from NHK site)

NHK教育 90min 2013-05-25 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo

> <カネミ油症>控訴審敗訴、原告団長「人生狂わされたのに」 毎日新聞 2014年2月24日(月)19時12分配信
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「何十年も苦しみ、人生を狂わされた被害者に司法は寄り添っていない」。一連の集団訴訟後に認定されたカネミ油症患者が賠償を求めた訴訟は24日、2審の福岡高裁も、請求を棄却した1審福岡地裁小倉支部判決を支持し、患者側が全面敗訴した。原告団共同団長、森田安子さん(60)=福岡県大牟田市=は、判決後の記者会見で声を震わせ無念を訴えた。長崎県五島市出身。中学生の頃から、亡くなった母親に代わって父や姉弟に食事を作ったが、調理に使った油はカネミ倉庫製だった。3年生の時、発作で寝たきりになり3カ月間学校を休んだ。24歳で結婚したが、3回流産。体調不良が続いたが原因ははっきりしなかった。カネミ油症が社会問題化し、2009年に未認定患者の活動が続いていることを新聞記事で知り、初めて受診。10年に患者認定された。今回の判決は「認定を受けていないことは(訴訟の)障害に当たらない」として賠償請求請求権の“時間切れ”を認定した。しかし、森田さんは「認定で原因がはっきりした。それまでは提訴できなかった」と訴える。請求を棄却した1審福岡地裁小倉支部判決に憤り、初めて実名で記者会見。控訴審で共同団長になった。訴訟は自分たちだけのためではない。「未認定患者や2世、3世などの被害も救済されていない。後に続く人のため勝って道をつくりたい。私たちが闘わないと」。このままあきらめるわけにはいかない。【山本太一】





●100分de名著 「般若心経」 講師: 佐々木閑(花園大学国際禅学科教授)

日本人にとって最もなじみが深いお経であり、今、改めてその価値が見直されている「般若心経」。「100分de名著」1月シリーズでは、新しい年の始まりにあわせ、「般若心経」を取りあげます。「般若心経」の「般若」とは「知恵」を意味する言葉です。その般若心経で最も強調されているのは「空」という概念です。世の中は、様々な複雑な要因がからみあいながら、常に移り変わっています。そして世の中の変化のすべてを、人間が完全に予測することはできません。例えば気候変動にしても、宇宙や気象のメカニズムからある程度のことは予想できます。しかし次の氷河期がいつになるか、はっきりとしたことはいえません。つまり人間は、何がいつどのような形で起きるかを、正確に知ることは出来ないのです。古代インドの仏教徒たちは、この不確かな世の中をどうとらえるべきか、様々な考察をめぐらしました。その中から生まれてきたのが「空」の思想です。変化し続ける世の中の背後には、複雑すぎるがゆえに、人智が及ばない何らかの法則がある。その「見えない変化の法則」を「空」と呼んだのです。「般若心経」は、私たちは「空」のもとで生きているとしています。そして人間が、どのような心構えで人生をおくるべきなのかを語っています。番組では、日本人の心の原点ともいえる般若心経を読みときながら、「空」の思想を今どのように受けとめるべきかを考え、生きるヒントを探っていきます。

第1回 「最強の262文字」
仏典を求めてインドに赴いた唐の玄奘三蔵は、厖大な経典を翻訳した。そのひとつが、日本に伝わった「般若心経」である。翻訳にあたって玄奘三蔵が工夫したのが「般若心経」を読経したときの「音の響き」であった。なぜ「音」が重要だったのだろうか? 第1回では「般若心経」の基本をおさえると共に、「音」にこめた玄奘三蔵の狙いを明らかにする。

第2回 「世界は“空”である」
世の中は、様々な複雑な要因がからみあいながら、常に移り変わっている。そして世の中の変化のすべてを、人間が完全に予測することはできない。古代インドの仏教徒たちは、この不確かな世の中をどうとらえるべきか、様々な考察をめぐらした。その中から生まれてきたのが「空」の思想だ。第2回では「空」の基本をおさえることで、固定概念にとらわれない生き方を探る。

第3回 「“無”が教えるやさしさ」
般若心経は、知識を得ることで満足してしまい、真実を理解する努力をしなくなることを戒めている。その一方で、悟りにゴールはないという。人間は永遠に未完成な存在であり、完成することはありえないからだ。第3回では、慈悲の心の大切さなど、“無”に秘められた、般若心経の中の優しさについて語る。

第4回 「見えない力を信じる」
ゲストとして、僧侶で作家の玄侑宗久さんを招く。玄侑さんは、般若心経は「生きる勇気を与える呪文」だと語る。人間は言葉によって世界を認識している。しかし言葉には、実は限界がある。そこで人間の生命力に、直接働きかける「呪文」として生み出されたのが、般若心経だと言うのだ。最終回では、生きる力を取り戻す方法について語りあう。
(text from NHK site)

NHK教育 25min×4 2013-01-09〜 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●名曲アルバム 「グリーンスリーヴス幻想曲」

イングランド中心部ノーフォーク州。ヴォーン・ウィリアムズがこの地で書き留めた民謡「ラブリー・ジョーン」のメロディーは、この曲の中心部に生かされている。民謡の採譜のためにイングランド各地で収集した民謡は800以上に及ぶと言われ、田園を愛し牧歌的な作品を多く残した。その音楽はいつまでも人々の心を魅了し続けるだろう。

作曲: ヴォーン・ウィリアムズ
演奏: 飯森範親(指揮)、東京フィルハーモニー交響楽団
映像: ウインザー、ノーフォーク州(イギリス)
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2012-05-08 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo

> NBDR-0177にもあり





●名曲アルバム 「ある晴れた日に」

明治時代の長崎を舞台に、アメリカ人の夫を待つ日本女性の愛を描いた「蝶々夫人」。キリスト教の布教のため来日していたアメリカ人、コレル女史が耳にしたエピソードが、プッチーニによるオペラ誕生のきっかけになったという。愛を貫き誇り高く散った蝶々さんの一途な思いは、美しい旋律に乗って今も人々の心に響き続けている。

作曲: プッチーニ
演奏: 木下美穂子(ソプラノ)、現田茂夫(指揮)、東京フィルハーモニー交響楽団
映像: 長崎県長崎市(日本)
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2012-05-09 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo

> NBDR-0180にもあり
> GP-1355にアナログ放送版あり



>ディスク設定: DRモード、本編区間のみ書き出し







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