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●日経スペシャル カンブリア宮殿 「ネットの発想とスピード感で写真業界の常識を打ち破れ!」 フォトクリエイト代表取締役・白砂晃(しらまさ あきら)

3万6千人が東京の街を疾走した今年の東京マラソン。そのコース上に、ランナーを一心不乱に撮影する青いビブスを着た男たちがあちらこちらにいる。彼らはフォトクリエイトという会社から派遣された、プロカメラマンたちだ。東京・西新宿に本社を置くフォトクリエイトは、東京マラソンの他、地域のサッカー大会やバレエ発表会、体育祭など、様々なイベントにプロカメラマンが出向き、それらのイベントで撮影した写真をインターネット上で販売している。プロカメラマンが撮影した写真は社内でインターネットにアップし、注文に応じて社内ラボで印刷・発送まで行なえるよう内製化されている。写真の価格は2L判で1枚あたり735〜2100円と決して安くはないが、イベント終了から最短3日で写真の購入ができるインターネットならではのスピード感と、プロカメラマンが撮影する「思い出の一枚」が多くの顧客から支持を得て、2002年の創業から10年で売上24億円。従業員数100人の急成長中の企業だ。

◎新たなビジネスを模索し続けた白砂氏
フォトクリエイトの社長である白砂氏は、サイバーエージェント在籍時、忙しい仕事の合間をぬっては日々仲間たちと新たなビジネスの可能性を模索していた。そこでアメリカ出張帰りの友人から聞いたインターネットでの写真販売のビジネスモデルをヒントにフォトクリエイトを立ち上げた。

◎粒ぞろいのプロカメラマン
フォトクリエイトのビジネスを支えるのが、全国各地にいるプロカメラマンたちだ。その数、なんと約1260人。プロカメラマンには、それぞれ得意分野がある。例えば、サッカーやマラソンなどのスポーツ写真が得意な人、バレエやダンスなどの文化系イベントが得意な人、スクールなどのスナップ写真が得意な人など。それらの得意とする分野ごとにカメラマンを独自の判断基準を設けて、適材適所に振り分けている。子どものサッカー大会でも彼らが撮影すると、プロのサッカー選手顔負けの力のある写真になる。幼稚園の撮影では運動会や入学・卒業式などのイベントだけでなく、親が普段見ることのできない日常のスナップも撮影。カメラマンは子どもの笑顔を引き出すために、名前を覚えたり、面白い顔でおどけてみせたりと、撮るだけではないプロの技も持ち合わせているのだ。そんなフォトクリエイトの「プロの技」はカメラマンだけではない。本社にあるラボでは写真の印刷から配送までを手がけているが、写真の印刷も単に印刷するだけではない。色補正や明るさ補正など、写真がより見やすくなるように精密な仕上げを行なう職人がいる。そんな、スペシャリストたちの技によって、“大切な一枚”が出来上がるのだ。

◎目指しているのは写真館との共存・共栄!
フォトクリエイトはインターネットで写真を販売する上でのノウハウやシステムを自社のみで使用するだけでなく、町の写真館に提供もしている。特に、地方や離島の学校では、町の写真館にイベントの撮影をお願いしているが、撮影した写真を学校の廊下に張り出す販売スタイルでは、掲載する写真の数にも限界がある。そこで、フォトクリエイトのシステムを利用して、掲載できる枚数を増やせることができるのだ。さらに、撮影した後の「雑務」もフォトクリエイトのシステムを“間借り”することで、その煩雑な作業から開放され、効率よく売上を伸ばすことができる。「すべての感動をカタチにして すべての人へ」という理念がフォトクリエイトは既存の写真館とのシェア争いではなく、共存・共栄を目指しているのだ。

≪ゲストプロフィール≫
1974年、広島県出身。早稲田大学政治経済学部卒業後、NTT入社。そこでインターネットの世界を知り、興味を深める。その後、サイバーエージェントに転職。子会社CAモバイルも立ち上げに参画するなど、同社の主軸として業績向上に貢献。2002年、フォトクリエイト創業。

≪会社プロフィール≫
設立: 2002年
本社: 東京都新宿区西新宿6-16-6 タツミビル2F
資本金: 1億1400万円
従業員数: 100名
売上高: 24億円(2012年6月期)
(original text from TV-Tokyo site)

テレビ大阪 54min 2013-04-18 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●日経スペシャル カンブリア宮殿 「日本一のうどんチェーン!急成長の秘密は“常識破り経営”にあり!」 トリドール代表取締役社長・粟田貴也

低調な外食業界の中、業績を伸ばし急成長しているトリドール。712店舗という日本一の店舗数を誇る讃岐うどんチェーン「丸亀製麺」を展開する外食企業だ。ほかにも焼き鳥ファミリーダイニング「とりどーる」、焼きそば専門店「長田本庄軒」など、グループ全体で国内784店舗(4/25時点)を運営している。年間出店数は約120店舗と、実に3日に1店という驚きの攻勢をかけているトリドール。売り上げはこの5年で3倍にまで成長、2012年度は売上高730億円、80億円の過去最高益を達成する見込みだ。チェーン店の常識をぶち壊す様々な挑戦をしてきた創業社長の粟田。驚異のうどんチェーン、急成長の秘密に迫る!

◎チェーン店の常識をぶち壊せ!…うまさの秘密は“非効率な店”にあり
「丸亀製麺」は、釜あげうどん一杯280円と“ワンコイン”の安さにこだわる巨大チェーン。だが、中をのぞくとそこは“非効率だらけ”の店。全ての店舗に製麺機が置かれ、粉から麺を毎朝作っている。ダシも店内で昆布やカツオブシなどを使ってイチからとる。サイドメニューの天ぷらやかき揚げも、生野菜を切るところから始まる。おにぎりも機械ではなく店員が手で握る…。だから丸亀では開店1時間半前には、仕込みが始まるのだ。粟田の創業のきっかけは、アルバイトをしていた喫茶店との出会い。「おいしいね、また来るよ」が嬉しくて、飲食業での起業を思い立つ。そこで粟田はなんと大学を中退、資金を貯めるために運送業でのアルバイトにいそしむ。そして最初に開いた店が焼き鳥の店「トリドール」だった。「丸亀製麺」を立ち上げたのは、父親の生まれ故郷が讃岐うどんの発祥地、香川県だったため。焼き鳥店を出してから15年、試行錯誤を繰り返してきた粟田が挑む“常識破り経営”とは。

◎毎日来る客もいます…!店づくりの裏に“おばちゃんパート力”
「丸亀製麺」には、独自の“パート活用戦略”がある。全国にパート従業員が1万6千人いるが、去年から店長に抜擢する制度をスタートさせたのだ。今後5年で全店長をパートに切り替える方針だ。広島・福山市の店で5年前から働く安達より子(55歳)もパート店長だ。スーパーなどでのパート経験しかなかったという安達だが、去年からは立派に店を切り盛りしている。「どうせ行くなら丸亀に行こうと言われる店になりたい」と話す安達。そんな安達の店には、驚きの常連客が。毎日同じ時間にやって来て、同じものを頼む。「他の店より好きなんです」。地元のパートのおばちゃんたちの熱い思いが、また来たくなる店を作っていた!

◎「なりたい自分になる」…目指せ!うどんで世界進出
2011年のハワイを皮切りに、香港、韓国、タイなどにも店を出した丸亀製麺。今年に入ってロシアにも出店を果たした。日本のうどんは果たして国境を越えられるのか? 「3年後に1000店舗」を目標に掲げ、粟田は果敢に海外を目指す。

≪ゲストプロフィール≫
1961年 神戸市生まれ
1982年 神戸市外国語大学第2部英米学科中退、大阪佐川急便勤務
1985年 焼き鳥1号店「トリドール3番館・加古川」開店
2000年 セルフうどん「丸亀製麺1号店・加古川店」開店
2006年 東証マザーズ上場
2008年 東証1部に市場変更

≪会社プロフィール≫
本社: 神戸市
創業: 1985年
年商: 730億円(2013年3月末見込み)
社員数: 572人(2013年2月末)
パート: 1万7747人(2013年2月末)
(original text from TV-Tokyo site)

テレビ大阪 54min 2013-04-25 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●日経スペシャル カンブリア宮殿 「1万円で会社が救える!? 新たな投資のカタチ」 ミュージックセキュリティーズ社長・小松真実(まさみ)

新たな金融のありかたを模索する男がいる。ミュージックセキュリティーズの小松真実社長だ。小松社長は“小口投資ファンド”というやりかたで資金の手当てに困った会社を「小額」で「幅広い人々」が「応援」する仕組みをつくった。小松が応援しようとするのは共感性のある事業をやっていて、これからも残って欲しい会社。そうした会社と会社の事業に興味を持った人々を結びつける。ミュージックセキュリティーズが手がけるファンドの出資者はプロの投資家とは違い、ごく一般的な生活を送る人々だ。小口投資ファンドの仕組みでこれまで雑誌のランキングで日本一に輝いた日本酒をつくる酒蔵、高品質の真珠を作る業者、ガラス工芸が有名な滋賀の観光地など多くの会社や事業を支えてきた。しかしミュージックセキュリティーズはボランティアを買って出ているわけではない。投資とうたう以上、投資対象をビジネスとして成立するかどうか見極めてからファンドを組む。これまで立ち上げたファンド数185本のうち8割がプラス収支だという。単なる金儲けではなく単なるボランティアでもない。新しい金融、投資とはいかなるものなのか? カンブリア宮殿が紐解く。

◎これまでにないやり方で日本一の酒を守る!
雑誌で“日本一の熱燗”に選ばれるなど超一級の日本酒をつくる兵庫の酒蔵。しかし資金の手当てに困ることが多かった。良い酒をつくるには3年間、蔵で寝かさなければならない。銀行の借り入れの場合、借りた翌月から返済が始まることもあるため、売り上げがない状態での返済となってしまうからだ。小松は2000年、「アーティストを支援したい!」との気持ちから、小額のお金を多くの人から集め応援する「音楽ファンド」のビジネスを思いつき起業した人物。酒蔵の支援にこの仕組みが応用できると「純米酒ファンド」を立ち上げた。ファンドの運用がプラスになれば出資者には配当金が入るが、出資者はそれよりも酒蔵のファンとして一緒に事業を応援できることにメリットを感じているらしい。ここには新しい金融の姿があった。

◎銀行や政府、自治体も注目
ミュージックセキュリティーズの知名度を高めたのが東日本大震災で被害を受けた事業主を支援する「被災地応援ファンド」の存在。被災した企業の事業再建を目的に一口一万円で出資を募り、半分を寄付、半分を投資にまわす新たなビジネスモデルである。こうした取り組みに政府や地方自治体も注目。地域活性化の施策として自治体の事業にファンドを活用する試みも始まるなど税収以外の資金調達の手段ともなりつつある。また、地方銀行との提携も活発になっている。関西地方の地方銀行との提携で出来た「ガラス職人を支援するファンド」を通じて、滋賀県長浜市の黒壁地域の活性化に一役買ったり、衰退した真珠養殖「琵琶パール」の復活に乗り出すなど、ミュージックセキュリティーズのファンドは、地場産業を盛り上げる一翼を担っている。

≪ゲストプロフィール≫
1975年 東京都生まれ
2000年 多摩大学卒業
2000年 合資会社ミュージックセキュリティーズを設立
2001年 第1号音楽ファンド「BOLERO-1」の募集を行う
2002年 ミュージックセキュリティーズ株式会社へ組織変更、代表取締役に就任。
2012年 Change makers of the year2012[経営・ビジネス部門]受賞

≪会社プロフィール≫
設立: 2000年12月28日
事業内容: 証券化事業、音楽事業
資本金: 1億7246万5300円
(original text from TV-Tokyo site)

テレビ大阪 54min 2013-05-02 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●日経スペシャル カンブリア宮殿 「世界の卓球界を支える企業の技術力に迫れ!」 タマス社長・山田俊策

「バタフライ」ブランドを世界100の国と地域で展開、世界シェアNo.1を誇るのが東京・杉並区に本社を置くタマス。卓球用品専門メーカーだけあって、社員の7割が元卓球選手。しかも元日本チャンピオンなどトップクラスだった選手が沢山いるという不思議な会社。4代目社長の山田俊策ももちろん卓球選手だ。創業は1950年。前の年に“、混合ダブルスで日本一に輝いた田舛彦介が、自分が使いたい用具がなかなかなかったために自ら会社を興した。以来タマスは、他のスポーツ用品には一切手を広げず、卓球用品一筋でやってきた。今では年間60万本のラケットと100万枚のラバーを販売している。今回は、ニッチ市場で勝ち続けているメーカーを特集。人気商品を生み出す技術力と、卓球界を支える試みと独自の戦略をひも解くとともに、ロンドン五輪の銀メダリスト・福原愛選手と、18歳の全日本チャンピオン丹羽孝希選手がスタジオに登場!卓球好きの村上龍と卓球対談!スポーツ番組では見られないトップ・アスリートの素顔に迫る!

◎今、卓球が熱い!!
ロンドン五輪で初めてメダルを獲得した卓球女子の活躍。福原愛選手や石川佳純選手らの健闘は、多くの人に感動を与えた。かつては、“根暗でマイナー”と言われた卓球は、今やメジャースポーツの1つといえる。実は卓球は、秘かなブームとなっている。下呂温泉で毎年開催される「いで湯卓球大会」には、ゲートボールでは、飽き足らないというシルバー層が多く参加。また、アミューズメント施設やバーなどにも卓球台が置かれ、若者も楽しんでいる。卓球ブームを検証するとともに、卓球の魅力を紹介する。

◎トップ選手の5割が使うラバーとラケットの秘密に迫る!
卓球の攻防で欠かせないのが「スピード」と「回転」。その決め手となるのが、ラケットの表面に貼るラバーだ。現在、世界選手権出場選手のなんと5割近くが使用しているラバーが、タマスのブランドバタフライの「テナジー」だ。驚異の回転力とスピードを生み出すラバーの秘密を探るべく、今まで明かされなかった研究開発室に初潜入!発想の転換から生まれた特殊なスポンジの正体をハイスピードカメラと電子顕微鏡を駆使し、その全貌を明らかにする!また、ラケットの命は、元となる木材にある。最高級ラケットは、樹齢300年の木曽ひのきから数本しか取れないという貴重なもの。

◎赤字でも、儲からなくても、卓球界を支える
卓球界の盛り上がりが、タマスの生命線だ。そのため様々な企業努力を続けていた。本社には宿泊施設を完備した練習施設があり、ここを卓球選手のために無料で開放。また、十分な指導が受けられない選手の技術書として卓球雑誌「卓球レポート」を刊行。価格は採算度外視の1冊400円。ともに卓球ニッポン再興のため創業者・田舛彦介の発案だ。「卓球という小さな井戸を深く掘る」創業者の理念を守り続け、明日のスター選手を発掘、支援、育成するタマスの事業戦略を紹介する。

≪ゲストプロフィール≫
1953年生まれ
1977年 タマス入社
2005年 代表取締役社長就任

≪会社プロフィール≫
創立: 1950年12月19日
本社: 東京都杉並区
売り上げ: 50億円
従業員数: 140名
事業内容: 卓球用品の製造販売
(original text from TV-Tokyo site)

テレビ大阪 54min 2013-05-09 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●名曲アルバム 「エル・カスカベル」

メキシコ最大の港町ベラクルス。ここには、300年の歴史を持つ伝統音楽“ソン・ハローチョ”がある。スペインの侵略を受けた植民地時代、アフリカから連れてこられた人々と先住民が苦楽をともにする中で生まれた音楽である。「エル・カスカベル」はそのソン・ハローチョの楽曲のひとつで、街を代表する作曲家バルセラータの作品。アルパやハラナといった中南米でポピュラーな弦楽器を中心に演奏される。 (取材メモ) この曲を聴いた人は最初に「えっ?どこかで聴いたことがあるような」と思うでしょう。日本のある人気ドラマのテーマ曲の原曲と言われています。この曲の生まれた背景は、ベラクルスという街がたどってきた歴史と密接に関係しています。スペインの侵略を受け、長きにわたり支配下にあったこの街で、人々は生きる勇気や希望を音楽に託したのです。ベラクルスに足を運ぶと、街の流しの音楽家がいたるところで伝統音楽ソン・ハローチョを演奏しているのに出会います。演奏者は全員笑顔で楽しそうに演奏し、見るものを楽しませてくれます。その笑顔の奥に、先人への敬意と伝統を継承していく強い決意が感じられました。

作曲: ロレンソ・バルセラータ
編曲: 上松美香
演奏: 上松美香(アルパ)、Cruz
映像: ベラクルス(メキシコ)
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-04-07 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo

> NBDR-0252にもあり



>ディスク設定: DRモード、本編区間のみ書き出し







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