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●終戦ドラマスペシャル 「歸國」

8月15日、終戦記念日の深夜。静まり返った東京駅のホームに、ダイヤには記されていない1台の軍用列車が到着した。そこに乗っていたのは、60余年前のあの戦争中、南の海で玉砕し、そのまま海に沈んだ英霊たちだった。彼らの目的は、平和になった故郷を目撃すること。そして、かの海にまだ漂う数多の魂に、その現状を伝えることだ。永年夢見た帰国の時。故郷のために死んだ彼らは、今の日本に何を見たのか……。
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◎脚本・倉本聰|終戦。あれから六十余年が過ぎ、戦争の記憶は風化しつつある。日本がアメリカと戦ったことすら知らない子どもたちがいるという。忌まわしい過去を忘れることも、幸せな生き方といえるかもしれない。だが。少年時代をあの戦争の中で過ごした僕らの世代にとって、国の命令で国のために散華した当時の若者たちの心情を想うとき、ただ“忘れた”では済ませられない、深く厳しい想いがある。景気景気と狂奔し、豊かさの中で有頂天に騒いでいる今の日本人の姿を見たら、今、南海の海に沈んだままの数十万体の英霊たちは、一体どのように感じるのだろうか。戦後間もなく棟田博氏が書かれた『サイパンから来た列車』という、短編小説の秀作がある。敗戦後十年の八月十五日。東京駅の人気のない深夜に、一台の幻の軍用列車が着き、サイパンで玉砕した英霊たちが夜明けまでの一刻、復興した東京を見て歩くという卓抜な発想の物語である。この発想が、永年僕を捉えていた。戦後十年目の日本人と、戦後六十余年たった現在の日本人の生き方、心情は、それこそ極端に変わってしまった。戦後十年目に帰還した英霊は、日本の復興を喜んだかもしれないが、あれよあれよという間に、経済と科学文明の中で己を見失って狂奔している今の日本人の姿を見たら、一体、彼らは何を想うのか。怒りと悲しみと絶望の中で、ただ唖然と立ち尽くすのではあるまいか。その六十余年を生きて来て、そうした変化にずっと立ち会ってきた僕ら自身でさえ、この急激な変量の中で唖然と立ちすくんでいるのだから、六十余年の空白を経て浦島太郎のようにこの国に戻り立った英霊たちの驚愕は、想像するに余りある。これは鎮魂のドラマであり、怒りと悲しみのドラマでもある。もう先のない僕らの世代が、一つの時代の小さな証人として遺しておかねばと思い、書き下ろしたものである。
(text from TBS site)

毎日放送 144min 2010-08-14 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo





●ワンダー×ワンダー スペシャル 「ほぼ完全公開!東京スカイツリー」

天を衝くように伸びる、今世紀最大のタワー、東京スカイツリー。現在の高さは398m。日本一の記録を更新中です。日本の建設がこれまでに経験したことのない高さ。その現場は、すべてがけたはずれでした。タワーの頂きで活躍する、ハイテククレーン。はるか400メートル先から、最大20トンの鉄骨を吊り上げ、自在に操ります。雷が横から飛んで来るというスカイツリー。その高さゆえ、想像を絶する苦労と困難が待ち構えていました。「大変なプロジェクトに関わっちゃったな。早く終わらないかなと。」スカイツリーの回りを旋回する一台の軽飛行機。建設現場を撮り続けて40年、スカイツリーを見つめる一人の建築カメラマン。「どんな大きなものでもとにかく人間の力」巨大タワーに己の夢と人生をかけた男たち。遂にここまできた東京スカイツリー。その誕生と成長の舞台裏を、今夜は一挙大公開します!

WONDER 1◎「時空を越えたランドスケープ」
完成すれば634メートルとなる東京スカイツリー。毎日、総勢500人の作業員が働いています。工事が始まったのは2008年の夏。現在、398メートルの高さまで建設が進んでいます。「時空を越えたランドスケープ」。そこはいったいどんな光景なのでしょう。日本で今、一番高い展望台の上へ皆さんをご案内します。

WONDER 2◎ご近所の現場監督
日々成長するスカイツリー。そんな建設現場を毎日見回る男性がいました。その名も「ご近所の現場監督」。なんとスカイツリーの目の前に住んでおり、毎日宅から現場の作業員を見守っています。毎日、スカイツリーにまつわる日課がいっぱい。そのワンダーな応援ぶりを紹介します。

WONDER 3◎雷が横から飛んでくる!?
雷が横から飛んでくるというスカイツリー。足元を襲う突風、視界を妨げる雨、溶接が不可能になる程の湿気・・・。雲に覆われる現場には、過酷な環境が待ち受けています。地上600メートル、未知なる高さへの挑戦。立ちふさがる壁は一つ一つクリアしていかなければなりません。技術者たちの、驚くべき工夫と改良のワンダーな物語をご紹介します。
(text from NHK site)

NHK総合 75min 2010-07-24 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo





●みんなの童謡 「浜辺の歌」

作詞: 林古渓
作曲: 成田為三
編曲: 南安雄
うた: 三原剛
演奏: 東京フィルハーモニー交響楽団
指揮: 飯森範親

〜秋田県・八竜町 ほかで録画〜

NHK教育 3min 2010-08-04 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo(B-mode)

> GP-1263にアナログ放送版あり





●名曲アルバム 「交響曲 第40番」

1781年、25歳のモーツァルトは故郷を離れウィーンに活躍の場を求めた。作曲の依頼が相次ぎ新生活は順調なスタートを切った。しかし、やがて戦争による政情不安などで人々は演奏会から遠ざかっていく。1788年モーツァルトは苦しい生活の中、わずか2ヶ月で交響曲第39番から41番の3曲を書き上げた。晩年の寂しさとあいまって、哀愁漂うこの旋律は人々の心に響く。

作曲: モーツァルト
演奏: 外山雄三(指揮)、東京フィルハーモニー交響楽団
映像: ウィーン(オーストリア)
(text from NHK site)

NHK教育 5min 2010-08-05 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo(B-mode)

> BDR-0052にもあり





●名曲アルバム 「ノクターン 作品9-2」

パリ、モンソー公園の片すみにショパンの記念碑が建っている。ポーランド生まれのショパンは21歳の時、芸術文化の都パリで活躍することを夢見て移り住んだ。彼がパリに着いたころはロマン主義の時代で、この曲は彼がパリの社交界に華々しく登場したころの作品である。その優しさに満ちた響きは、今も聴く人の心を深く癒してくれる。

作曲: ショパン
演奏: 横山幸雄(ピアノ)
映像: パリ(フランス)
(text from NHK site)

NHK教育 5min 2010-08-11 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo(B-mode)

> BDR-0053にもあり



>ディスク設定: DRモード、本編区間のみ書き出し





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