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●「おじいちゃんは25歳」 (前編: 1〜4話/後編: 5〜8話)

第1話
栗原紀彦(高橋克実)は、東京は押上、スカイツリーが空に向かって伸び行く街に住む、どこにでもいる平凡な会社員。栗原家は、ごく普通の平和な家庭だったが、2年前、妻の明日香(菊池桃子)は、娘の麻衣(倉科カナ)が成人したのを見届けると、突如家を出ていってしまった。明日香が家を出て行ったのと前後して二人の子どもたちの様子もすっかり変わってしい、会社勤めをしていた息子の健介(大東俊介)は、部屋に閉じこもり、麻衣も、大学に通っている様子がなく、見た目が派手になる一方。今の栗原家は、家族三人ひとつ屋根の下に暮らしながらも、その心はバラバラだった。そんな栗原家に、事件は起きた。ある日、ニュース番組を見ていた紀彦は自分の目を疑う。46年前、雪山の写真を撮りに行ったまま行方不明になっていた紀彦の父・稔(藤原竜也)が、東北の山中で冷凍状態のまま発見されたのだ。それも奇跡的に生き返り、しかも遭難した当時の25歳のままの姿で!

第2話
46年ぶりに栗原家に戻ってきたおじいちゃん・栗原稔(藤原竜也)は、やっと自分が本当に46年間冷凍状態のまま行方不明になっていたこと、目の前にいる中年のおじさんが自分の息子だと理解しはじめる。そんな栗原家にテレビ番組の取材がやってきた。ディレクターに、昔の思い出はないかと尋ねられた息子・紀彦(高橋克実)は、子どものころ、「一緒に一眼レフカメラを買いに行こう」と約束していたことを思い出す。現代に生還してから初めてのお買い物をするおじいちゃんにとっては、見るものひとつ目新しい。一眼レフカメラにフィルムがなかったり、メモリーカードを使ったり、デジタル一眼レフカメラになっていることにも驚くが、歪な親子関係を前に、店員(温水洋一)は、大きな勘違いをしてしまう。帰宅した親子。取材クルーはおじいちゃんの孫・健介(大東俊介)がひきこもりであることを嗅ぎ付ける。ひきこもりの意味がわからないおじいちゃんは、さらに問題を大きくしてしまうが…

第3話
おじいちゃん・栗原稔(藤原竜也)が46年ぶりに生還した栗原家に新たな家族が。娘・麻衣(倉科カナ)が冗談で欲しいと言った犬を本気に思ったお父さん・紀彦(高橋克実)が買ってきてしまったのだ。そんな紀彦は犬嫌いであるにも関わらず、稔は、苦手は克服しろと、もう中年のおじさんである紀彦に、まるで子どもに諭すように忠告する。一方で、46年前、雪山で助けを呼ぶためとはいえ、稔を見捨てていってしまったと後悔し続けていた稔の舎弟・轟源太(石橋蓮司)はやっとのことで稔に謝ることができた。そこで偶然、46年前、仲が良かった女の子と遭遇する稔だったが…

第4話
喜び勇んでデジタル一眼レフカメラを手に46年ぶりに街に繰り出した稔おじいちゃん(藤原竜也)だったが、カメラを覗くとそこには、思わぬ光景が!稔、息子の紀彦(高橋克実)、稔の舎弟・轟源太(石橋蓮司)、源太の孫・忍(入江甚儀)たちは、その光景から、稔の孫・麻衣がホスト(風?)の男(北村有起哉)にお金を貢いでいると思い込み、あらゆる手段でその男に近づくが…!?

第5話
稔おじいちゃんの解凍費やら、ペット代やらで栗原家の家計は火の車。稔は、みんなに迷惑をかけまいと就職活動用の履歴書を作成するが、ひきこもりの孫、健介がちゃぶ台にポツンと何かを置いていった。ん? なんとよく見ると、500万円の札束ではないか!「ニューヨークが開く!」とあわてて部屋へ戻る健介。夢じゃないかと頬をつねる妹の麻衣。どう考えても入社3日目で会社を辞めた健介に貯金があるわけもないし、まさか強盗でもしたのでは??と頭を抱えると土間には、刑事風の男性が!驚くことに、刑事風の男性は、銀行マンで、その人の情報によると、健介はネットトレーディング業界で、ネットトレーダーの神とも呼ばれており、現在の資産は5億もあるというのだ。5億ということばに、浮き足立つ紀彦と麻衣。そんな中、46年前、大工職人だった稔おじいちゃんだけは堅実に就職活動へ向かうが、現代的な工法やカタカナ語だらけの用語に戸惑う。面接から帰ってきた稔の前には、腹痛で悶え苦しんでいる紀彦の姿が!稔は焦って救急車を呼ぶが、その横を何もなかったかのように健介が通り過ぎる。健介は10億の取引があるからと説明するが、納得のいかない稔おじいちゃんは「いくら金を稼いだって、親が苦しんでる時に見て見ぬフリをするようなやつはいかん!」と叱る。健介は家族に心から叱られて、心を入れ替え、しかもおじいちゃんに、残ったお金全て使って、稔おじいちゃんの“工務店”を構えてあげるのであった。

第6話
46年ぶりに開店した栗原工務店。稔おじいちゃん(藤原竜也)は押上の街で宣伝活動に励んでいると、赤い派手なドレスを着た女性が話しかけてきた。その女性は根掘り葉掘り栗原家について訊いてくるが、稔はてっきり新規のお客さんだと思い込み、喜び勇んで家へ連れて行く。お客さんの顔を見た、孫・健介(大東俊介)は・・・「か、母さん!?」なんと、家出していた健介と麻衣(倉科カナ)の母親・明日香(菊池桃子)が2年ぶりに帰宅したのだ。スペインでフラメンコを習っていたという。母親と子供二人で2年間の空白を埋めていると、明日香の夫・紀彦(高橋克実)が戻ってくる。先ほどと打って変わって、沈黙が続き気まずい雰囲気の二人。そんな二人のところへズカズカと入っていく稔は、家出から帰ってきたんだったら、「三つ指ついて挨拶くらいしろ」と叱るも、明日香には、この若者が誰なのか把握できず、自分の舅である「おとうさん」ではなく、栗原工務店の大工「ごとうさん」だと思い込み、辻褄が合わないまま進んでいく会話。終いには、明日香の口から紀彦と正式に離婚したいとの一言が!隠れて二人の話を聞いていた栗原家の面々は一気に顔を出し、猛反対するが、明日香はもう決めたことと、頑なに決断を変えようとしない。何が気に食わないのかと問いただすと「自分は小さいときにオヤジがいなくなったから、夫として父親としてどうしたらいいかわからないからと、何も家のことをやってくれなかったから」だという。今、息子夫婦が離婚の危機を迎えているのは、自分のせいだと感じた稔おじいちゃんは、自分が悪いと謝るが、すぐにも気持ちが変わり、自分だけが悪いわけではないと、紀彦を殴る。しかし、稔を単なる他人とばかり思い込んでいた明日香は、勝手に紀彦を殴るなと怒るが、やっとそのとき、その若者が「ごとうさん」でなく「おとうさん」つまり、自分の舅だったことが判明する。結局、明日香の思いは強く、離婚届に判を押してしまった紀彦。戸を開け栗原家から去ろうとする明日香に「待ってくれ」紀彦は必死の思いで引きとめようとするが、なぜか昔の写真を渡し、「Tomorrow, Tomorrow, I love ya Tomorrow、明日はしあわせ〜♪」とミュージカルAnnieの歌を歌いだしたのだ。意味不明な行動に凍りつく空気。明日香はそのまま去っていった。なにか予感がして明日香の足取りを追う稔は公園に佇む明日香を見つける。明日香は明日香で、最後まで自分の名前を紀彦が呼んでくれなかったことがショックだったのだ。去り際にもらった写真を見つめる明日香。よくよく裏面を見ると『永遠の愛を誓う。ノリ&トゥモロー』と書いてあるではないか。そう、明日香は結婚前、紀彦からずっとトゥモローと呼ばれ、よくその歌を歌ってくれていたのだった!栗原家ではぽつねんと落ち込む紀彦。警報器という器械のことを考えず昔ながらの七輪で魚を焼く稔おじいちゃん。けれど、炭の中で燃えていたのは、離婚届だったのです!第6話、めでたしめでたし。

第7話
稔おじいちゃん(藤原竜也)が発見されて1カ月が経った。最近の稔はというと、体調が思わしくなく、念のため病院へ行ってみることに。検査が終わり、待合室にいると、ある母親(堀内敬子)が子供に浦島太郎の物語を読み聞かせていた。「竜宮城にいる間にね、地上では何十年も経っていたの」とお母さんが言うと、「かわいそう、きっとすぐに死んじゃうね」と、子供。その言葉に、みるみる稔の顔は青ざめ、自分も、浦島太郎のように、死んでしまうのではないかと嫌な想像を膨らませる。一方、孫たちは、おじいちゃんのおかげで、一歩ずつ成長していた。健介(大東俊介)はひきこもりだったとは思えないほど、工務店のために街頭でビラを配ったり、麻衣(倉科カナ)も大学卒業を前にキャバ嬢をやめ、髪も真っ黒にしたり。二人ともおじいちゃんに感謝していた。そんな中、紀彦(高橋克実)は稔おじいちゃんばかりみんなに愛されるので、稔に嫉妬していると悩みを源太(石橋蓮司)に打ち明け、しまいには、稔と紀彦は相撲で勝負することになってしまう。46年前もふたり、相撲したことを思い出して。それからというもの必死で稽古に励む紀彦。明日香(菊池桃子)には、勝ったら家に戻ってきてほしいと連絡する。稔は相変わらず体調が芳しくないが、いよいよ決戦となる。 孫二人、明日香、源太と忍(入江甚儀)、全員集まった。稔は紀彦と組み合うと、小声で、自分の命はもう長くないと伝える。紀彦はもちろん稔のことを思い、相撲なんてしていいのかと聞き返すも、同情が大嫌いだと言い返し、互角に。最後には紀彦が土俵際に追い込まれるが、幼いころ、稔に教わったうっちゃりでかわそうとするが、やはり、50代の身体。紀彦が負けてしまった。しかしながら、その頑張りを見て、健介と麻衣は父親の偉大さを感じ、明日香は、紀彦が勝負に負けたのに、家に戻ってきてくれるという。その時、病院から検査結果の電話が!「1カ月前よりずっと健康体でもはや10代の体力です!」第7話めでたしめでたし。

第8話
お父さん(高橋克実)とお母さん(菊池桃子)の離婚の危機を乗り越え、平穏な生活が始まった栗原家。ふたりの子供、健介(大東俊介)と麻衣(倉科カナ)は、お母さんが離婚の理由のひとつに挙げていた結婚式をしていないということが気にかかり、みんなに秘密でお父さんとお母さんに結婚式をプレゼントしようともくろむが、すぐに稔おじいちゃん(藤原竜也)に見つかってしまい、3人で計画を練ることに。ところが、麻衣宛の結婚式場のパンフレットが自宅に届いてしまい、紀彦が見つける。麻衣はうまく誤魔化したのだが、稔が墓穴を掘るようなことを言ってしまい、結局は、麻衣が忍(入江甚儀)と結婚する!と嘘をついてしまうのだった。さびしい気持ちになりながらも、父親らしくと、早速轟家に挨拶に行こうとする紀彦を稔は引き留め、一歩先に源太(石橋蓮司)と忍に口裏を合わせてもらうよう、頼み、承知する源太。しかし、麻衣と忍は気が乗らない。轟家と栗原家挨拶当日。最初はうまくいっていたものの、煮詰まってくる会話。じれったくなり、稔は事実を言ってしまったのだ。「茶番は終わりだ!麻衣と忍の結婚話はすべて俺の作り話。元はと言えば、お前たちの結婚式計画がバレそうになって…」しかし、否定する忍。よくよく聞いてみると、自分の気持ちに嘘はつきたくないという。「麻衣のことが好きだ。結婚してください!」数日後、そこは結婚式場――みんなの笑顔の中で、紀彦と明日香、忍と麻衣の2組の幸せな様子が、稔の撮る写真におさめられていく…翌日、紀彦が稔を起こしに行くともう、そこに、おじいちゃんの姿はなかったのだ。稔が置いていったメモリーカードの中の写真をプリントアウトする健介。いつもおじいちゃんが撮影していたから、おじいちゃんの写った写真は1枚もなく…「きっといつかまた会えるよね」「いや、幻だったのかもしれないよ」バイバイ、おじいちゃん。ありがとう。
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笑って笑って最後にほろりと泣かせる日本版シチュエーションコメディを追求した新しいタイプの連続ドラマです。藤原竜也、高橋克実、大東俊介、倉科カナなどの豪華俳優陣に加え、企画性に富んだスタッフが参加。番組総指揮は、劇場映画「私をスキーに連れてって」で有名なホイチョイ・プロダクションズの馬場康夫氏。脚本は「絶対零度」の酒井雅秋と「オールスター感謝祭」や「行列のできる法律相談所」の山名宏和。制作プロダクションには「池袋ウェストゲートパーク」「ケイゾク」や「SPEC」のオフィスクレッシェンド。監督には、劇場映画「うた魂」などの映画監督、田中誠。更には音楽プロデュースとして「元気ロケッツ」の玉井健二。この深夜ドラマのスケールを度外視した超豪華深夜ドラマに、ご期待ください!
(text from TBS site)

毎日放送 114min 2010-12-04・05 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo





●密室謎解きバラエティー 「脱出ゲームDERO!」

リーダー: ロンドンブーツ1号2号田村亮(棒)
ゲストメンバー:柴田理恵(石像)、森三中村上知子(棒・石像)、アンタッチャブル山崎弘也(棒・水)、
渡部豪太(棒・石像)、AKB48指原莉乃(棒・水)、AKB48北原里英(棒・水)

よみうりテレビ 30min(途中から録画) 2010-12-01 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Mono(B-mode)





●ミクロワールド 「昆虫の羽 輝きの秘密」

NHK総合 5min 2010-12-03 Air check by Sony Giga Pocket Digital 2.0 Stereo

> BDR-0090にもあり、EL1200にアナログ放送版あり



>ディスク設定: DRモード、本編区間のみ書き出し








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