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●シリーズ世界遺産100 「ブルノのトゥーゲントハット邸」 ~チェコ~

国名: チェコ
分類: 文化遺産
登録年: 2001年
遺産名(英語): Tugendhat Villa in Brno

チェコ第2の都市ブルノには、20世紀初頭のモダン・ムーブメントによる近代建築が多くあり、その代表が近代建築の巨匠ミース・ファン・デル・ローエ設計によるトゥーゲントハット邸です。1930年に完成した個人住宅で、そのデザインと建築思想はモダニズムの礎となり、現代の建築設計に大きな影響を与えています。「シリーズ世界遺産100」では、画期的な設計の家をお見せし、ミースが創造したモダニズムとは何かを紹介します。80年前に作られたこの家は、壁全体がガラス窓という斬新なものでした。家の外と中の区別がない部屋には、陽の光が存分に注ぎます。メインフロアには壁がなく、連続する一つの空間となっています。仕切りと家具によって各スペースに部屋としての機能が与えられ、多面的な性格を持つ大きな空間として設計されたのです。ミースは斬新な発想で、人が自由に行き来できる新しい時代の生活空間を提案したのです。また機能面では、電動で開閉する窓や冷暖房のエアコン装置といった当時では初めての設備が備えられ、快適な暮らしができるように設計されました。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-04-22 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「サン・ジミニャーノ」 ~イタリア~

国名: イタリア
分類: 文化遺産
登録年: 1990年
遺産名(英語): Historic Centre of San Gimignano

イタリア・トスカーナ地方の小都市サン・ジミニャーノは中世の街並みがそのまま残る町ですが、特異な姿をしています。狭い街中に、多くの塔がひしめき合うように建っているのです。現在、塔の数は14ですが、13世紀には72もあり、塔が町を埋め尽くしていました。「シリーズ世界遺産100」では、いかにして多くの塔が建てられていったのか、その歴史を紹介します。当時貴重だったサフランの生産で潤った町は、二つの勢力に別れていました。12世紀初頭、町には10ほどの塔が互いの動きを見張るためにありました。対立は激しさを増し、貴族たちは互いに競い合って、次々と高い塔を建てました。塔の高さが、富と権力の象徴だったのです。当時の塔の内部を覗くと、空洞で実用的な機能はほとんどなかった事が分かります。高さの競い合いがあまりにも過熱したため、14世紀始め、町当局は高さ54メートルのグロッサの塔を建て、これ以上高い塔の建設を禁じました。しかし今度は、双子の塔が出現。2つ併せると一番高くなるという訳です。こうして、塔の数がますます増えていったのです。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-04-23 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「エピダウロスの考古遺跡」 ~ギリシャ~

国名: ギリシャ
分類: 文化遺産
登録年: 1988年
遺産名(英語): Sanctuary of Asklepios at Epidaurus

エピダウロスの遺跡はギリシャ・ペロポネソス半島東部に位置する古代ギリシャの都市にあります。現在、遺跡の野外円形劇場はギリシャで最も保存状態が良い劇場の一つとして知られ、毎年「エピダウロスフェスティバル」と呼ばれる演劇の祭典が開かれています。「世界遺産100」では「回復の聖地」として、昔も今も人々に生きる力を与えるエピダウロスの遺跡の魅力を伝えます。この遺跡は紀元前6世紀から、ギリシャ神話の医療の神・アスクレピオス信仰の中心地でした。病に侵された人々はアスクレピオスの神託を神官から授かるためこの地を目指しました。人々の信頼を集めたことから富も集まるようになり、浴場や運動場、宿泊施設なども作られる、古代の一大医療センターとなっていきました。中でも現在もその威光を伝えるのが、14000人収容の古代円形劇場です。6世紀の大地震により長い間地中に埋まっていたため、略奪や破壊を免れ保存状態が良いといわれています。緑に包まれた劇場での観劇は心身をリフレッシュさせる効果があったといいます。マリアカラスなど多くの有名人がこの劇場で公演をしました。今でも舞台を愛する観光客が後を絶ちません。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-04-24 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「ファールス州の絨毯織り伝統技術」 ~イラン~

国名: イラン
分類: 無形遺産
登録年: 2010年
遺産名(英語): Traditional skills of carpet weaving in Fars

イランの首都テヘランから南へ700キロメートル。乾燥した岩山が連なるファールス州には、今なお羊とともに移動生活を送る遊牧民が数多く暮らしています。家族単位でテント生活を送りながら、男性が羊を放牧し、女性たちがその乳や肉を調理して食料とする…遊牧民のライフスタイルは何千年も変わっていないと言われています。遊牧民の暮らしに欠かせないのが、飼っている羊の毛で作った絨毯。女性たちは柔らかい羊の毛を糸に紡ぎ、草木で染めて、防寒用の敷物や収納袋など生活の様々な場面で利用する「絨毯」に織り上げます。昔からファールス州の遊牧民たちに代々受け継がれてきたその技が、無形文化遺産に登録されています。「シリーズ世界遺産100」では、ファールス州に住む遊牧民カシュガイの人々の絨毯織りの技と、そこに織り込まれる文様の世界を紹介します。カシュガイの女性たちが織る絨毯は「ギャッベ」と呼ばれ、ペルシャ絨毯にはない厚みと柔らかな手触りが特徴です。ギャッベには、女性が下絵やデザインの見本などを使わずに即興で織り込んだ素朴な文様が描かれ、そこには織り手の女性たちの夢や願いが描かれているといいます。厳しい環境の中で暮らす遊牧民女性たちの「幸せを願う心」が、小さな文様の中に託されています。
(original text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-04-24 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「古都京都の文化財」 ~日本~

国名: 日本
分類: 文化遺産
登録年: 1994年
遺産名(英語): Historic Monuments of Ancient Kyoto (Kyoto, Uji and Otsu Cities)

京都は、平安から江戸時代まで、日本の首都であり、政治・経済・文化の中心地として繁栄しました。近郊の町を含め、歴史の舞台となった文化財が数多く存在しますが、そのうち17の寺社や城郭が1994年、世界遺産に登録されました。「シリーズ世界遺産100」で、「古都京都の文化財」を取り上げる第一回目の今回は、東寺(教王護国寺)にスポットを当てます。平安遷都に際して、護国の願いを込めて作られた東寺は、823年、嵯峨天皇により弘法大師・空海に下賜されました。遣唐使として渡った中国で密教を学び、自ら真言密教を興していた空海は、東寺をその根本道場としました。東寺の講堂には、空海が仏師に細かく指示して作らせ、配置にも工夫を凝らした21体の仏像が並んでいます。空海は、そこで真言密教の教えを、目に見える形で人々に伝えようとしたのでした。中でも、不動明王像は、空海がはじめて日本に紹介した仏像です。空海は、この不動明王にどんな思いを託していたのでしょうか。
(original text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-04-25 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「クレスピダッダ」 ~イタリア~

国名: イタリア
分類: 文化遺産
登録年: 1995年
遺産名(英語): Crespi d'Adda

イタリア北部を流れるアッダ川のほとりに、クレスピという企業家が築いた村があります。ここはクレスピの織物工場で働く労働者のための村であり、働く人の環境に徹底的にこだわった斬新な設計は、近代の工業都市として世界初の試みでした。一時は3200人もの労働者を抱え、後に世界中に作られる「カンパニータウン」の手本にもなりました。「シリーズ世界遺産100」では、労働環境を改善するために建てられた当時最新の施設の数々、そして労働者にとって理想的な環境を追求したクレスピの活動を紹介します。産業革命の時代、機械を用いた大量生産の技術がイタリアにも広がり、何より生産効率が優先されるようになりました。長時間労働と不衛生な住環境に苦しむ労働者の待遇を問題視したクレスピは、労働環境を改善しつつ、工場の収益も落とさない理想郷を目指して村を築きます。労働者が住むための住宅だけでなく、3歳から通える学校、誰でも診察してもらえる病院、余暇のための劇場まで建設し、労働者はこれら全てを無料で利用できました。村には、空気を汚さず、安定した電力を供給するための専用の水力発電所もあります。クレスピが築き上げた施設の一つ一つに、労働者への配慮と経営者としての理念を感じ取ることができます。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-04-28 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「ンゴロンゴロ保全地域」 ~タンザニア~

国名: タンザニア
分類: 複合遺産
登録年: 1979,2010年
遺産名(英語): Ngorongoro Conservation Area

アフリカ、タンザニアにあるンゴロンゴロクレーターは、直径19キロメートルに及ぶ世界最大級のくぼ地です。そこには、2万5000頭もの大型ほ乳類が暮らしています。「シリーズ世界遺産100」では、クレーターのさまざまな野生動物の生態を紹介するとともに、乾季でも水が絶えることのない、ンゴロンゴロの不思議に迫っていきます。乾燥が極まる9月、クレーターの周りのサバンナは干上がり、動物たちの姿を見ることはできません。しかし、クレーターの中には大きな湖が存在し、そこに流れ込む川の流れが途絶えることはありません。沼地ではカバが水浴びをし、森では象たちが木の皮を器用に剥いで食事をしています。水飲み場を訪れるヌーや、シマウマを狙ってライオンが狩りをする場面を目撃することもできます。そして、湖ではフラミンゴの大群が美しい姿を見せています。実は、彼らを支えている水を供給しているのは、クレーターを囲む2000メートル級の外輪山でした。ンゴロンゴロには、インド洋からの湿った風が常に吹きつけています。それが外輪山に沿って吹き上がり、雲を造り出します。その雲が供給する大量の水がクレーターに流れ込み、野生動物の楽園を守っているのです。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-04-30 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「シギショアラ歴史地区」 ~ルーマニア~

国名: ルーマニア
分類: 文化遺産
登録年: 1999年
遺産名(英語): Historic Centre of Sighisoara

シギショアラは、ルーマニアの北西部の小さな町。世界遺産になっている旧市街は、丘の上にあり、周囲を城壁に囲まれています。中世の街並みがよく保存された町は、人々の心のふるさととして、「ルーマニアの宝石」などと呼ばれてきました。と同時に、世界的には、「吸血鬼ドラキュラ」のモデルとなったドラキュラ公の生地として知られます。「シリーズ世界遺産100」では、シギショアラの歴史と、ドラキュラ伝説が生まれた背景をご紹介します。シギショアラの町は12世紀、南のオスマン帝国に対する防衛拠点として、ドイツからの植民者によって築かれました。彼らは、職人組合ギルドを中心に、商工業を発展させながら、町の防御にも努めました。町には、各ギルドが作った「靴屋の塔」や「毛皮屋の塔」といった物見やぐらが、今も残っています。そんな町で生まれたのがドラキュラ公こと、ブラド3世。地元では、オスマン帝国と勇敢に戦った英雄ですが、敵を串刺しにして恐れられたことから、後世の作家が、ヨーロッパに古くから伝わる吸血鬼伝説と結びつけ、「吸血鬼ドラキュラ」が誕生しました。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-05-08 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「サンマリノ歴史地区とティターノ山」 ~サンマリノ~

国名: サンマリノ
分類: 文化遺産
登録年: 2008年
遺産名(英語): San Marino Historic Centre and Mount Titano

サンマリノ共和国があるのは、イタリア半島中部のティターノ山の断崖の上。世界で5番目に小さな独立国で、君主を持たない共和国としては、現存する中で世界最古といわれます。「シリーズ世界遺産100」では、この小さな国のユニークな歴史をご紹介します。案内役は、国立病院の医師で、かつて国を代表する元首でもあったというムッチョリさん。伝説によれば、4世紀、聖人マリノがキリスト教の迫害を逃れ、断崖にやって来ました。サンマリノは、その聖人マリノが自由と独立を旗印に町を作ったのが始まりとされています。国会議事堂にあたるプブリコ宮には、聖人マリノの絵があり、その下には2客の椅子があります。これは国家元首である「執政」の席。共和制となった13世紀以来、ずっと執政2人の体制です。執政は国会議員の中から選ばれ、権力の腐敗を防ぐために任期は短く、わずか6か月です。共和国として長い歴史を持つサンマリノですが、18世紀には、ナポレオンからフランスの勢力下に入るよう誘いを受けます。しかし、サンマリノは、ナポレオンが示した有利な申し出をきっぱりと拒否。小さくとも自由で独立していることを選び、今日に至っています。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-05-08 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「ガラパゴス諸島」 ~エクアドル~

国名: エクアドル
分類: 自然遺産
登録年: 1978,2001年
遺産名(英語): Galapagos Islands

南米大陸から1000キロ、太平洋上に浮かぶ絶海の孤島、ガラパゴス諸島。19からなる諸島には、隔絶された環境の中で独自に進化をした生き物たちが数多く生息し、「進化の博物館」と呼ばれています。若き生物学者チャールズ・ダーウィンがこの島の珍しい生き物たちの観察をもとに、『進化論』を打ち立てたことで有名になりました。「シリーズ世界遺産100」では、このガラパゴス諸島で独自に進化を遂げてきたイグアナが主人公です。わずかな雨しか降らない陸地でサボテンを食べて懸命に生きるリクイグアナ、三つの海流が流れ込む豊かな海にエサを求めるようになったウミイグアナ。しかし環境の変動は彼らの運命を大きく変えます。海水の温度が異常に高くなるエルニーニョ現象。大量の雨は陸地に豊かな緑をもたらしました。しかし、一方海中は水温の上昇により、イグアナのエサとなる藻やプランクトンが激減したのです。過酷な気象の変化に直面したウミイグアナがその時、選んだ道は? ガラパゴス諸島に今も繰り広げられる進化の不思議を、イグアナの生の営みを通して伝えます。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-05-15 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「東レンネル」 ~ソロモン諸島~

国名: ソロモン諸島
分類: 自然遺産
登録年: 1998年
遺産名(英語): East Rennell

ソロモン諸島の南端にあるレンネル島。手付かずの豊かな自然が残る島の東半分が、世界自然遺産となっています。外界から隔絶されたこの場所で、生き物たちは独自の生態系を作り出しました。レンネル島にしかいない固有の珍しい鳥が多いことや、植物の種類が豊富なことが特徴です。「シリーズ世界遺産100」では、東レンネルの貴重な自然と島の人々の暮らしを紹介します。東レンネルの真ん中にある湖の周りには、およそ1000人が暮らしています。湖の魚、畑のバナナやパパイヤなど、自然の恵みを享受しています。自然の恩恵は食べ物だけではありません。人々は、植物を薬としても利用しています。血止め用の草や、樹皮を煎じて作るめまい薬などを用いて、昔から簡単なけがや病気は自分たちで治療してきました。しかし、近代医療の普及によって、薬草の知識を持つ人は少なくなってきています。隣の島からやってきたジャスタスさんは、先祖代々、薬草の知識を使って病気の治療を行っている伝承医です。薬用植物の見分け方や使い方を村人に教えます。身近な森にたくさんの薬草があることを知った村の人々。植物が持つ病気を治す不思議な力を、改めて見直そうとしています。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-05-17 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「カルパチア山脈の木造教会群」 ~スロバキア~

国名: スロバキア
分類: 文化遺産
登録年: 2008年
遺産名(英語): Wooden Churches of the Slovak part of the Carpathian Mountain Area

スロバキア東部のカルパチア山脈。山あいの村々に点在する8つの木造教会が、2008年、世界遺産に登録されました。豊かな森で採れる木を使って造られた教会は、それぞれの土地の歴史や文化に根ざしたデザインを誇り、村人たちに大切に受け継がれてきました。「シリーズ世界遺産100」では、8つの教会群の中で代表的な3つの教会をご紹介します。ケジュマロク教会は、船造りの技術が用いられており、天井はまるで船底のよう。窓も丸くて船そっくりです。次のヘルバルトフ教会は、スロバキアで最古の教会の一つ。15世紀の建造で、木の壁に直接描かれた絵が、その長い歴史を感じさせます。3つめの教会は、ラドミロバ教会。東西のキリスト教文化の交差点だったスロバキアらしく、東のギリシャ正教と、西のカトリックが融合して出来たギリシャカトリックの教会です。ここでは、教会の管理も村人たちに任されています。この教会で結婚式をあげたという鍵番のおばあさん、ミサの始まりを告げる鐘を70年以上にわたってついてきたおじいさん。その表情からは、教会への深い愛着がうかがえます。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-05-31 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「無形文化遺産・ワヤンクリ」 ~インドネシア~

国名: インドネシア
分類: 無形遺産
登録年: 2008年
遺産名(英語): The Wayang Puppet Theatre

ジャワ島に10世紀から続く人形劇ワヤンクリは、繊細な影絵が織り成す幻想的な芝居で、無形文化遺産となっています。「シリーズ世界遺産100」では、ジャワ島中部ジョグジャカルタの町で開催されたワヤンクリの公演と、「ダラン」と呼ばれる人形使いの姿をご紹介します。ワヤンクリは、村の創立記念日など特別な祭りの日に行われます。物語には、ジャワ島の土着神話のほか、古代インドやペルシャの英雄が扱われています。ワヤンクリの前身は、ヒンドゥー王国の時代に演じられた絵巻物芝居「ワヤンベベル」ですが、15世紀に入り、新たに増えつつあったイスラム教徒の手で作り替えられました。イスラム教布教の手段として演じられたのですが、信仰を越えて娯楽として根づき、500年以上も継承されています。観客は、表から影絵を見るのが基本ですが、舞台裏ではもっと華やかなものが見られます・・・お楽しみに。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-06-03 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「トゥンバ・フランセーサ」 ~キューバ~

国名: キューバ
分類: 無形遺産
登録年: 2003年
遺産名(英語): La Tumba Francesa

キューバ第2の都市サンティアゴ・デ・クーバは、キューバ音楽のふるさととも称される町で、ここには19世紀のはじめから伝わる「トゥンバ・フランセーサ」という無形遺産が伝承され保存されています。「シリーズ世界遺産100」では、トゥンバ・フランセーサ保存協会のご夫婦の案内で、彼らの舞踊の真髄を伝えます。19世紀のはじめに隣の島ハイチが独立すると、フランス系農園主は奴隷たちを連れ、キューバにやってきてコーヒー栽培を始めました。農園主は収穫の終わりに宴を催しました。奴隷たちも主人のおさがりを着て一緒に踊ったのです。主人たちは管楽器に合わせてベルサイユ宮殿で踊られていた宮廷舞踊を踊りましたが、奴隷たちは「トゥンバ」と呼ばれる太鼓に合わせて踊るようになりました。彼らのルーツであるアフリカの打楽器です。すると主人たちもその太鼓に合わせて踊るようになったというのです。奴隷たちの音楽の方がダイナミックでリズム感に溢れていたからです。トゥンバ・フランセーサは、フランスの宮廷舞踊にアフリカの音楽が融合してでき上がり、今に伝承されています。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-06-04 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「ヤヴォルとシヴィドニツァの平和聖堂」 ~ポーランド~

国名: ポーランド
分類: 文化遺産
登録年: 2001年
遺産名(英語): Churches of Peace in Jawor and Swidnica

ポーランドの南西部、シレジア地方の二つの都市にはそれぞれプロテスタントの聖堂が残っています。1618年に始まった新旧のキリスト教国の30年戦争。戦後シレジア地方の町ヤヴォルはカトリックを信奉するハプスブルク家の領土となりましたが、プロテスタントの住民にとって自分たちの聖堂を持つことは悲願でした。そんな中、建設に立ち上がったのが、ポーランドの建築家ザビッシュです。聖堂を砦として使わないように木と藁だけを使うという厳しい条件のもと、ザビッシュは、藁の土壁を考案するなどの工夫で強度を高め、また多くの信者が一同に会せるようバルコニー形式を取り入れるなどして大聖堂を誕生させました。ザビッシュはまた、シヴィドニツァの町にも市民の希望で聖堂を建てました。一見、大理石のように見える祭壇もすべて木でできており、プロテスタントの信者にとって大切な聖堂となっています。番組では、幾多の戦争を乗り越え信仰の自由と平和を訴え続ける二つの木造聖堂を紹介します。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-06-06 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「サルデーニャの牧歌 カント・ア・テノーレ」 ~イタリア~

国名: イタリア
分類: 無形遺産
登録年: 2008年
遺産名(英語): The Canto a tenore, Sardinian Pastoral Songs

イタリア半島の西に浮かぶサルデーニャ島の内陸部、800人が暮らす小さな村、ビッティ村に、ユネスコの無形文化遺産となった独特の歌が伝わっています。男性4人組で歌う「カント・ア・テノーレ」です。今回、「シリーズ世界遺産100」では、世界20か国以上でのツアー経験もある、村いちばんのコーラスグループ“ミアリヌ・ピーラ”の活動を紹介。歌の魅力に迫ります。リードボーカルと、3つの低音部に分かれて歌うカント・ア・テノーレ。重なり合う重低音が特徴で、牛の声や風の音など自然の音をまねることから生まれたと考えられています。歌詞の中に古代ローマ以前の言葉が使われており、少なくとも2000年以上の歴史があるといわれるこの歌。楽譜やテキストはなく、村の男たちは年長者の歌を聴き、一緒に歌うことで身につけてきました。世界を股にかけるミアリヌ・ピーラの皆さんも同様です。番組では、彼らが歌を学んだ80歳を超える老歌手から、歌って2年の若手歌手まで登場。2000年間伝わってきた歌声を響かせます。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-06-06 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「セゴビア旧市街と水道橋」 ~スペイン~

国名: スペイン
分類: 文化遺産
登録年: 1985年
遺産名(英語): Old Town of Segovia and its Aqueduct

スペイン中央部の古都セゴビアには、古代ローマ時代から中世までの歴史的建造物が数多く残されています。ディズニー映画「白雪姫」に登場する城のモデルにもなったカスティーリャ王の居城や、「貴婦人」とも称される大聖堂、完璧な姿で残る古代ローマの水道橋などです。1世紀の中頃に築かれた水道橋の二層のアーチからなる雄大な姿は、古い歴史を誇るセゴビアを象徴しています。「シリーズ世界遺産100」では、古代ローマの高度な技術によって築かれた水道橋を紹介します。長さ813メートル、高さ28.5メートルに及ぶ水道橋は、世界で最も保存状態の良い水道橋と言われています。128の美しいアーチで構成されている水道橋は、2万個以上の巨大な石を積み上げて作られています。石はくぎなどで接合されておらず、ただ積まれているだけです。そこには驚くべきローマの土木技術が込められています。18キロ離れた水源の水をセゴビアの町に運んでいたこの水道橋は、19世紀末まで実際に使われていました。今も水道橋には水を流すことができます。番組では、セゴビア市の協力を得て、水道橋に水が流れる様子も紹介しています。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-06-10 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「ヒエラポリスとパムッカレ」 ~トルコ~

国名: トルコ
分類: 複合遺産
登録年: 1988年
遺産名(英語): Hierapolis-Pamukkale

トルコの町パムッカレには純白の丘陵地帯が広がり、そこには多くの石灰棚が重なるように形成され幻想的な光景を見せています。その背後にはローマ時代の都市遺跡ヒエラポリスがあり、壮大な劇場や神殿の跡が残っています。ヒエラポリスとパムッカレは、類い希な自然の地形と歴史的な遺跡を併せ持つ複合遺産として、世界遺産に登録されています。「シリーズ世界遺産100」では、この遺跡が古代ローマの温泉郷だったことを紹介し、同時に美しい石灰棚の光景もお見せします。ヒエラポリス内にはプールがありますが、その水は温かく、水中にはローマ時代の建物の柱が沈んでいます。ここは温泉の源泉で、ローマ帝国は温泉保養地としてこの町を一大リゾート地としたのです。遺跡には一度に千人が利用できたという大浴場の跡や、剣闘士の闘いや芝居を楽しんだ円形劇場が残っています。皇帝を始め、広大な帝国各地から大勢の人が集まったといわれます。人々は温泉だけでなく、石灰棚の美しい眺めも楽しみました。いくつもの石灰棚が重なり合い、そこを温水が流れていく幻想的な光景です。その美しさは今も変わらず、人々を魅了しています。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-06-11 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「オランジュのローマ劇場と凱旋門」 ~フランス~

国名: フランス
分類: 文化遺産
登録年: 1981年
遺産名(英語): Roman Theatre and its Surroundings and the Triumphal Arch of Orange

アビニョンの北約20キロメートルに位置するオランジュは、古代ローマの劇場が、ほぼ完全な形で残っていることで知られています。劇場の舞台の背後には高さが36メートルもある装飾壁があり、その中央にはローマ皇帝アウグストゥスの大理石像が据えられています。「シリーズ世界遺産100」では、ほぼ完全な形で残された遺跡をもとに、ローマの劇場の構造や舞台装置の素晴らしさを紹介します。オランジュの劇場は1万人を収容できる巨大なもので、舞台の幅は103メートルもあります。舞台の背景にある装飾壁の高さは36メートル、10階建てのビルほどの大きさがあります。この壁から出演者が登場し、灯をともすこともできました。舞台の両脇は3階建ての大きな空間になっています。当時は大小の部屋に区切られ、楽屋や衣装部屋として使われました。地下には何本もの溝があり、舞台の幕を下ろした場所だと考えられています。さらに、舞台の上には木製の屋根が作られ、劇場全体も日除けの天幕で覆われていたこともわかってきました。舞台で演じられたのはガリアでの闘いなど、ローマの栄光と繁栄を伝えるものでした。劇場は、娯楽の場であると同時に、政治の宣伝の場でもあったのです。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-06-12 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「ポン・デュ・ガール」 ~フランス~

国名: フランス
分類: 文化遺産
登録年: 1985年
遺産名(英語): Pont du Gard (Roman Aqueduct)

フランスの南部、ニーム近郊のガール川の深い渓谷を行くと、巨大な橋が姿を現します。今からおそよ2千年前のローマ時代に築かれた水道橋です。「ガール川を渡る橋」、ポン・デュ・ガールと呼ばれています。水道橋はアビニョンの東にある水源地ユゼスから、50キロメートル離れたネマウスス、現在のニームまで水を引くために作られました。「シリーズ世界遺産100」では、三層のアーチ構造に隠されたローマの高度な土木技術を紹介します。ポン・デュ・ガールは高さ49メートル、長さ275メートル。三層のアーチで構成された幾何学的な美しい姿をしています。当時、ローマの都市ネマウススでは人口が増え、大浴場などの公共の施設で使う水が不足し、水源地のユゼスから水を引く必要に迫られました。しかし、ユゼスからネマウススの標高差はわずか12メートルしかなく、水道は平らな地形に沿って大きく迂回した上に、ガール川を渡るために高さ49メートルもの巨大な橋を架ける必要があったのです。ローマ時代の水道橋を研究しているジャン・ルイ・パイエ博士によれば、三層のアーチ構造は、強度を保ちながら、少ない材料で橋を高くする合理的な設計だったと言います。さらに、それぞれのアーチは同じサイズに揃えられ、部分の石の大きさも統一されています。博士によれば、これはいわば史上初のプレバブ工法で、同じ大きさの部品を大量に作り、一気に建築したものでした。この方法によって、古代ローマ人はポン・デュ・ガールをわずか5年で完成させたのです。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-06-14 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「ティムガッド」 ~アルジェリア~

国名: アルジェリア
分類: 文化遺産
登録年: 1982年
遺産名(英語): Timgad

ティムガッドは、アルジェリア北部にあるオーレス山地に連なる高原に築かれたローマ帝国の植民都市です。1881年に発見されるまで長く砂に埋もれていたため、2000年前の町の姿がそのまま残されました。東西南北に幹線道路が走り、半円形劇場や公衆浴場、図書館などを備えた計画都市です。「シリーズ世界遺産100」では、サハラ砂漠に接した乾燥した地域に築かれた植民都市ティムガットを、残された水に関する施設を中心に紹介します。ティムガッドには、雨水を貯めたり、遠い川から水路で水を引くなど、あらゆる手段で水が供給されていました。公衆トイレは、下に雨水が流れる水洗トイレになっていました。2000年前の古代都市に、今日の都市にも負けない上水道と下水道のシステムが整備かれていたのです。ティムガッドの最大の特徴は、碁盤の目のように区切られた家々の区画が、どれも同じだということです。これは、市民権を得たアフリカ人を、ローマ人と平等に扱うことを示した植民地の統治策だったと考えられています。ティムガッドの建設時、ここに住むにはローマの市民権が必要でした。市民権を得る条件は、「25年の兵役を果たした者とその息子」でした。人々は自らと息子たちが都市での快適な暮らしを手に入れるために、ローマ軍に入隊しました。ローマ帝国は植民都市の建設によって人心をつかみ、軍事力をも強化したのです。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-06-16 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「スコタイと周辺の歴史地区」 ~タイ~

国名: タイ
分類: 文化遺産
登録年: 1991年
遺産名(英語): Historic Town of Sukhothai and Associated Historic Towns

13世紀初頭、タイ北部ではクメール民族にかわってタイ民族が台頭し、スコタイ王朝が誕生しました。スコタイはその王朝の都が置かれたところで、三重の城壁に囲まれた都城跡とその周辺には、王宮跡や寺院跡など、タイ様式の起源を物語る様々な建造物が点在しています。「シリーズ世界遺産100」では、スコタイの仏教遺跡と、人々の仏教への信仰の様子を、スコタイ王朝第3代の王、ラーマ・カムヘンの業績とともに伝えます。スコタイ最大の遺跡は、王宮寺院のワット・マハタートです。マハタートとは巨大な仏塔を意味します。ワット・マハタートの中央、仏舎利を納めたと言われる塔の周囲では、スコタイ独自の仏である「遊行仏=歩く仏」を見ることができます。スコタイ最盛期の王、ラーマ・カムヘンは、タイ文字を考案し、豊かな農業と貨幣経済、スリランカから来た仏教を国中に広めました。以来、人々は仏教に深く帰依してきたと言います。旧暦の満月の夜、スコタイではロイ・カトゥーン呼ばれる灯籠流しが催されます。偉大な王、ラーマ・カムヘンを楽しませるために、蓮の花をした灯籠を川に流したのが起源だと言われています。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-06-17 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「秦の始皇帝陵」 ~中国~

国名: 中国
分類: 文化遺産
登録年: 1987年
遺産名(英語): Mausoleum of the First Qin Emperor

紀元前3世紀、7つの国が覇を競い合った戦乱の時代を制して、中国に巨大な統一国家を打ち立てた秦。中国史上、最初の皇帝となった秦の「始皇帝」が、70万人の労働力と40年の歳月をかけて作り上げた巨大な陵が、中国の西安郊外に残されています。1974年、この始皇帝陵から1kmほど離れた場所で偶然、地中に埋まった素焼きの像が発見され、地下5メートルの巨大な地下空間に、おびただしい数の兵士や馬の素焼きの像が埋まっていることがわかったのです。「兵馬俑」は始皇帝陵から伸びる道に沿って配置されており、巨大な陵の一部を成していました。「シリーズ世界遺産100」では、20世紀最大の発見と言われた兵馬俑を紹介します。中国統一を果たした強大な秦軍を克明に模して作られた兵馬俑からは、当時の軍の陣形や民族構成までも見て取れます。不老不死の命を求めてやまなかった始皇帝は、この地下軍団を率いて黄泉の世界をも支配しようとしていたのでしょうか。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-06-20 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「姫路城」 ~日本・兵庫県~

国名: 日本
分類: 文化遺産
登録年: 1993年
遺産名(英語): Himeji-jo

江戸時代初期、1609年に池田輝政によって完成した姫路城は、日本の城郭建築の最高傑作と言われます。城郭の主要部分が今もほぼ完全な姿で残されており、特に天守閣は幾重にも重なる屋根と、白漆喰の壁との巧妙な組み合わせが気品ある美観を作り出しています。その美しさが飛び立つ白鷺に例えられることから、「白鷺城」とも呼ばれています。「シリーズ世界遺産100」では、姫路城が合戦の際に決して落城しないように造られた難攻不落の要塞であったことを紹介します。敵が攻め入ってきた時に応戦しはね返すためのさまざまな仕組みがあり、たとえ敵が侵入したとしても、なかなか天守閣に近寄れない設計になっています。さらに城を取り巻く堀は、風水学によって城自体の力を強くしようという意図で独特の形をしているのです。太平洋戦争で姫路市はアメリカ軍の空襲を受け、市内一帯は焼け野原になりましたが、城だけは無傷で残ったという不思議なエピソードも紹介します。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-06-24 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「紀伊山地の霊場と参詣道」 ~日本~

国名: 日本
分類: 文化遺産
登録年: 2004年
遺産名(英語): Sacred Sites and Pilgrimage Routes in the Kii Mountain Range

2004年、日本国内で12番目の世界遺産が誕生しました。奈良県、三重県、和歌山県にまたがる「紀伊山地の霊場と参詣道」です。日本を代表する神仏習合の山岳霊場である熊野三山、高野山、吉野・大峯と、それぞれを結ぶ参詣道が対象となっています。今回の「シリーズ世界遺産100」では、熊野古道をたどります。「日本書紀」で、イザナミノミコトが葬られた場所とされた熊野は、古来、死者の魂の行く場所、「黄泉の国」として、人々から畏れられ、崇められてきました。熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社のいわゆる「熊野三山」は、奈良時代には、仏教者たちの修行の場となります。そして平安時代になると、京の都から天皇や上皇たちが、三山を参詣する「熊野御幸」を繰り返すようになり、やがて熊野信仰は庶民にも広がってゆきます。人々は、極楽往生や魂の再生、いわゆる「黄泉がえり」を祈りながら、険しい道を歩き続けました。古道の脇には、行き倒れた人を祀る石碑が点在しています。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-06-30 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「琉球王国のグスクと関連遺産群」 ~日本~

国名: 日本
分類: 文化遺産
登録年: 2000年
遺産名(英語): Gusuku Sites and Related Properties of the Kingdom of Ryukyu

14世紀、沖縄では各地で豪族たちが争っていました。やがて北山、中山、南山の三つの勢力にまとまります。そうした勢力の拠点がグスクと呼ばれる城砦でその後が各地に残っています。そのうち北山の拠点となっていた今帰仁グスクは一番堅固なグスクで、琉球石灰岩といわれる珊瑚礁の石がそのまま積まれています。その後、南山出身で中山を征服した勢力が、琉球王国を打ち立てます。那覇市を一望する高台に建つ首里城はその象徴です。門には「守礼之邦」、礼節を重んじる国であると書かれ、中国や日本、それに東南アジアの国々との交易で栄えた琉球王国の繁栄と独自の文化を今に伝えています。また、沖縄本島南部にある琉球独特の信仰を物語る斎場御嶽からは、琉球の島々を作った神が最初に降り立ったと伝わる久高島を望むことができます。番組では、太平洋戦争の戦火の後に残った城壁と復元された首里城など、琉球時代の記憶を伝え続ける遺産を辿ります。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-07-01 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「古都京都の文化財」 ~日本~

国名: 日本
分類: 文化遺産
登録年: 1994年
遺産名(英語): Historic Monuments of Ancient Kyoto (Kyoto, Uji and Otsu Cities)

二条城は、関が原の戦いに勝った徳川家康が、京都の居城とするために築いた城。1603年、家康はこの城で征夷大将軍拝命の祝宴を開き、徳川幕府が幕をあけました。大改築を加え、現在の二条城の姿を形作ったのは、三代将軍家光です。「シリーズ世界遺産100」では、家光の時代に出来た二の丸御殿の絢爛豪華な障壁画を中心にご紹介します。将軍と謁見する大名が控える間には、威圧的なトラ。謁見のための大広間には、巨大な松が描かれています。将軍の威光を演出するこれらの障壁画を作り上げたのは、狩野探幽率いる絵師集団でした。圧倒的な存在感を示した二条城でしたが、家光のあと、幕藩体制の安定に伴って、長らく将軍の上洛はありませんでした。二条城が再び歴史の表舞台に登場するのは1867年。第15代将軍、徳川慶喜が、朝廷に政権を返上する「大政奉還」を表明し、二条城に始まった徳川幕府は、二条城で終わりを告げることになったのです。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-07-03 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「バルーミニのヌラーゲ遺跡」 ~イタリア~

国名: イタリア
分類: 文化遺産
登録年: 1997年
遺産名(英語): Su Nuraxi di Barumini

イタリア半島の西に浮かぶサルデーニャ島。今から3500年前、この島には独特の巨石文明が栄えていました。ヌラーゲと呼ばれる円すい形の石組みが、全島に3000以上築かれたのです。その目的は、防衛のためでした。当時、サルデーニャは、ヌラーゲを城としてさまざまな部族が戦う、戦争の絶えない時代だったのです。今回、「シリーズ世界遺産100」では、3000あるヌラーゲの中でも最大のスー・ヌラージ遺跡を取材。防衛にたけたこの建築が、やがて時代とともに変化していった様子をお見せします。紀元前14世紀ごろ、戦いのために築かれたヌラーゲですが、200年ほどたつと役割を変えていきます。徐々に住宅が増え、平和な時代になっていったことが分かります。当時の人々をかたどったブロンズ像も、最初は戦士の像ばかりだったのが、牛に乗る人物など平和な時代を思わせるものが多くなっていきます。古代ローマ以前、文字も無い時代のイタリアで繰り広げられた、戦争と平和のドラマをお届けします。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-07-09 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「鉱山都市スウェル」 ~チリ~

国名: チリ
分類: 文化遺産
登録年: 2006年
遺産名(英語): Sewell Mining Town

2009年現在、世界一の銅の産出量を誇るチリ。その礎となったのがアメリカ資本が築いた銅の町です。スウェルはアンデス山脈の中腹に位置する、世界最大の地下鉱山で栄えた町です。20世紀の初め、アメリカの鉱山技師がこの地に地下鉱脈を発見。やがて大規模な資本と最新の技術が導入され開発が行われました。スウェルは労働者の町として作られました。アメリカ人の管理職とチリ人の労働者が暮らしました。1950年代の人口は15000人に上りました。鉱山にはアメリカンスタイルの住宅も造られました。住宅は3つのランクに別れていました。アメリカ人が暮らすA,チリ人の労働者が暮らすBとCです。スウェルにはアメリカで流行していた娯楽も入ってきました。週二日の休日には若者達は音楽やダンス、そして映画を楽しみました。。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-07-10 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「キンデルダイクの風車群」 ~オランダ~

国名: オランダ
分類: 文化遺産
登録年: 1997年
遺産名(英語): Mill Network at Kinderdijk-Elshout

オランダの水郷地帯キンデルダイクは、1キロ四方の小さな集落です。ここにはオランダの象徴といえる風車が19基も並び、今でも稼動しています。「シリーズ世界遺産100」では、風車が果たしてきた役割と、今でも風車を動かしている風車守を紹介します。オランダは国土の4分の1が海抜0メートル以下という低地帯で、絶えず洪水の被害に遭ってきました。風車は18世紀、治水の切り札として登場。水路沿いに連結するように建てられ、低地から高所の川へと水を汲み出していったのです。風車は湿地帯を緑豊かな土地に変え、オランダを農業大国へと発展させました。最盛期には約1万基あった風車ですが、産業革命以降はポンプに取って代わられ、すたれてしまいました。まだ数多くの風車が残されているキンデルダイクでは、風車守が風車小屋の中で暮らしながら保存に努めています。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-07-11 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「オロモウツの聖三位一体の碑」 ~チェコ~

国名: チェコ
分類: 文化遺産
登録年: 2000年
遺産名(英語): Holy Trinity Column in Olomouc

チェコ東部モラヴィア地方の古都オロモウツは、歴史ある教会や大学が多く、芸術と学問の町として知られます。町の中心の広場には35mもある巨大な聖三位一体の碑がそびえています。18世紀に造られた記念碑で、バロック芸術の頂点を示すものとして世界遺産になりました。「シリーズ世界遺産100」では、聖三位一体の碑に刻まれた数々の彫刻と共に、この碑ができた経緯を紹介します。聖三位一体とは、神とキリストと聖霊の3つが実体は同じであり等しく尊いとするキリスト教の教えです。記念碑の頂上には金色の聖三位一体の像が輝いています。この碑は町の復興のシンボルでした。オロモウツは17世紀に外国の支配とペストの流行により、町のほとんどが破壊され廃墟と化しました。18世紀になって復興し、その時人々はかつての都の輝きを取り戻そうと、町中をバロック美術で飾りました。そして、都が復活した証しとして巨大な記念碑を建てたのです。復興のシンボルだった碑は今も、バロック芸術の町のシンボルとして輝いています。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-07-12 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「ウォータートン・グレーシャー国際平和公園」

国名: アメリカ、カナダ
分類: 自然遺産
登録年: 1995年
遺産名(英語): Waterton Glacier International Peace Park

ロッキー山脈にあるウォータートン・グレーシャー国際平和公園は、1932年にアメリカとカナダの国境を越えて作られた世界初の国際平和公園です。2つの国の垣根をなくし、自然保護のための国際協調のシンボルとなっています。「シリーズ世界遺産100」では、アメリカ側のグレーシャー国立公園からカナダ側のウォータートン湖国立公園へと向かい、豊かな自然の魅力をお伝えします。東京都のおよそ2倍の面積を持つグレーシャー国立公園は、氷河が200万年の歳月をかけて山を削ってできたものです。およそ600の氷河湖があり、鮮やかな青色をした湖面が神秘的です。湖面に氷河のかけらが浮かぶ湖もあり、氷解とともに、はるか昔氷河に閉じこめられた大気の音が聞こえます。ウォータートン湖国立公園は、湖の周囲に緑豊かな自然が広がり、さまざまな野生動物の楽園となっています。シカの仲間のムースやエルクの生態をご紹介します。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-07-15 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「スターリグラード平原」 ~クロアチア~

国名: クロアチア
分類: 文化遺産
登録年: 2008年
遺産名(英語): Stari Grad Plain

イタリア半島の東、アドリア海に浮かぶクロアチア、フヴァル島。今回の「世界遺産100」は、島の北部に広がる文化遺産・スターリグラード平原をご紹介します。ここには、2400年前古代ギリシア人が作り出した風景が残っています。紀元前4世紀、ギリシア人は新たな農地求めて島に移住。以来、ブドウとオリーブを作り続けてきました。島は元々石ころだらけの土地でしたが、古代ギリシア人はその石を農地の境界線をつくるのに利用しました。いわば古代の区画整理です。正確な区画整理に使われた石壁は今も残り、農業に役立っています。道路と畑の間に段差ができたときに畑の土や水が外に流れ出さないようにせきとめる石壁。じゃまものだった石が上手に利用されているのです。現在、島の農業は安い外国産のブドウにおされ、不振が続いています。しかし人々はハーブの栽培に活路を見出そうとしています。先祖たちの開拓精神を受け継ぎ、島の農業を変えようという挑戦が続きます。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-07-16 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「サンクリストバル・デ・ラ・ラグーナ」 ~スペイン~

国名: スペイン
分類: 文化遺産
登録年: 1999年
遺産名(英語): San Cristobal de La Laguna

大西洋に浮かぶ、スペイン領カナリア諸島のテネリフェ島。15世紀末、スペインはこの島に初めて植民都市を築きました。都市の名前はサンクリストバル・デ・ラ・ラグーナ。通称ラ・ラグーナと呼ばれ、新大陸のスペイン植民都市のモデルともなりました。「シリーズ世界遺産100」では、スペイン・コロニアル様式の町並みと、先住民グアンチェ族を侵略し、共生していった町の成り立ちを伝えます。先住民のグアンチェ族は、かつて山の谷間に住んでいました。スペイン軍の襲来に敗れ、生き残ったグアンチェ族は、新しく作った町、ラ・ラグーナに移住させられます。スペイン人はグアンチェ族との融和を図り、共に集える大聖堂などを建築しました。グアンチェ族の妻をめとったスペイン人も増え、今、ラグーナに暮らす人々はほとんどがその子孫です。番組では、世界遺産の町並みに暮らす彼らの子孫を訪ねます。パティオと呼ばれるスペイン・コロニアル様式の中庭、そこに集う人々には、500年の歴史が感じられます。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-07-18 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「ベルリンの博物館島」 ~ドイツ~

国名: ドイツ
分類: 文化遺産
登録年: 1999年
遺産名(英語): Museumsinsel (Museum Island), Berlin

ドイツ、ベルリン市内を流れるシュプレー川には、博物館島と呼ばれる中州があります。現代アートの街と呼ばれるようになったベルリン。その芸術の原点ともいえる場所です。「シリーズ世界遺産100」では、世界中から集められた美術品の数々を紹介するとともに、博物館島に残されたドイツ激動の歴史の記憶をひもときます。1830年、王室のコレクションを収めるため、川の中州に博物館が建てられました。時のプロイセン国王ヴィルヘルム4世は、ここを芸術の聖域としました。以後、100年の歳月をかけて、5つもの博物館が建てられていったのです。博物館島には、古代バビロニアのイシュタル門や、現在のトルコで栄えたペルガモン王国の大祭壇など、巨大な遺跡がそのまま展示されています。そのほか、古代エジプト美術最高傑作といわれるネフェルティティの胸像も収められており、世界中の歴史がここに凝縮されています。国家権力の象徴でもあった博物館島ですが、第二次世界大戦で甚大な被害を受け、一部は廃虚のまま放置されていました。東西ドイツが統一された1990年以降、博物館島の復興は進みますが、その際、あえて外壁や柱に残る戦争の傷痕が残されたのです。ドイツの歴史を見つめ続けた博物館島は、激動の時代を乗り越え、悲劇の記憶をとどめる場所に生まれ変わりました。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-07-21 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「ガンメルスタードの聖堂村」 ~スウェーデン~

国名: スウェーデン
分類: 文化遺産
登録年: 1996年
遺産名(英語): Church Village of Gammelstad, Lulea

ガンメルスタードはスウェーデンのスカンジナビア半島北部にある小さな村です。国境のはっきりしていなかったこの地方は、ロシアとの戦いの末、14世紀にスウェーデン王国の領土となりました。そして15世紀には国境を示す意味もあり、ガンメルスタードに教会が作られ、礼拝のための宿泊施設も作られました。当時のたたずまいをそのまま残していることから世界遺産となりました。「シリーズ世界遺産100」では、村のネーデルルレオ教会と、その教会を取り囲む山小屋風の家をご紹介します。当時北スカンジナビアは、食肉や魚、毛皮などの交易で潤っていたため、大きな教会を造る余裕がありました。不安定な時代だったので教会は最初要塞として利用できるように造られたといいます。北スカンジナビアの教区は広大で、日帰りの礼拝が無理な人たちがたくさんいました。そういった人々のために宿泊施設が作られました。16世紀から20世紀にかけて作られた山小屋風の宿泊施設の数はおよそ400棟に及びます。現在はそのほとんどが個人所有で、今も礼拝のための宿泊施設として使われています。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-07-23 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「プランタン・モレトゥスの印刷博物館」 ~ベルギー~

国名: ベルギー
分類: 文化遺産
登録年: 2005年
遺産名(英語):Plantin-Moretus House-Workshops-Museum Complex

ベルギーのアントワープは中世、ヨーロッパの三大印刷都市と呼ばれました。それは1555年、クリストフ・プランタンが印刷工房を建てたからです。「シリーズ世界遺産100」では現存するプランタンが建てた印刷工房と、代々改善されていった印刷技術の様子を伝えます。プランタンはフランスで生まれ、パリの印刷工房の見習いを経てアントワープの町にやってきました。アントワープは12~13世紀市民階級が力を持ち始め、16世紀には文化人の出会いの場ともなっていました。プランタンは、この町でなら印刷の需要が高いと新天地を求めたのです。1555年の開業直後「良家に生まれた娘の教育について」を刊行、続いて多色刷りの銅版画も刊行、その精巧さからプランタンの名前はヨーロッパ中にとどろきました。プランタンは印刷所の継続は実力主義を取り入れ、娘婿のモレトゥスに引き継ぎました。モレトゥスは挿絵が高品質な本作りを目指し、植物図鑑や動物図鑑を刊行するようになります。印刷所は1876年まで300年あまり継続し、現在は博物館として保存されています。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-07-24 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「ノヴォデヴィチ修道院」 ~ロシア~

国名: ロシア
分類: 文化遺産
登録年: 2004年
遺産名(英語): Ensemble of the Novodevichy Convent

モスクワにあるロシア正教の修道院ノヴォデヴィチは、1524年に創建された、ロシアでもまれな貴族の女性専用の修道院でした。「シリーズ世界遺産100」では、修道院の発展に貢献したソフィア・アレクセーエヴナの波乱に満ちた人生と、現代の修道女達の暮らしを紹介します。ノヴォデヴィチ修道院では、未亡人や後継者を産めなかった女性が、修道女として神に捧げる人生を送っていました。そんな中17世紀モスクワ大公の娘ソフィアは、美しく静寂に包まれたノヴォデヴィチに魅せられました。ここを憩いの場として愛し、多額の寄付をして敷地内に教会や鐘楼を増設したのです。しかしソフィアは異母兄弟ピョートル1世との権力闘争の末、皮肉な事に、自分が整備した修道院の見張り塔に9年間幽閉。その後強制的に修道女にされ、ここで生涯を終えました。現在でもノヴォデヴィチでは、修道女達が静かに信仰を守っています。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-07-24 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「スピシュ城」 ~スロバキア~

国名: スロバキア
分類: 文化遺産
登録年: 1993,2009年
遺産名(英語): Levoca, Spissky Hrad and the Associated Cultural Monuments

中欧の国、スロバキア。その東部の田園地帯に、巨大なスピシュ城が建っています。丘の上にそびえる中央ヨーロッパ最大級の城塞は、まさに天空の城のようです。「シリーズ世界遺産100」では、スピシュ城を遊び場にして育ったというアントン・ホツキツコさんを案内役に、城と町の歴史をたどります。もともとこの地方は交通の要衝で、周辺の国々が支配を争ってきました。そこへ13世紀には東からモンゴル帝国が、その後はオスマン帝国が攻めてきたため、スピシュ城は防御の拠点として重要な役割を果たすようになりました。18世紀の火事で焼け、廃虚となったスピシュ城ですが、長大な城壁や砲台が残り、あちこちに増築した痕跡が見られます。度重なる増築で迷路のようになった城は、地元の子供たちにとって格好の遊び場だったそうです。城の主は、時代ごとにめまぐるしく変わり、ふもとの町にもスロバキア人のほかに、ドイツ人やユダヤ人など多くの民族が住むようになりました。しかし、異なる民族同士、仲よく共存してきたといいます。ホツキツコさんは、それが町の自慢であり、城はそうした共生の歴史の象徴なのだと語ります。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-07-25 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「エーランド島南部の農業景観」 ~スウェーデン~

国名: スウェーデン
分類: 文化遺産
登録年: 2000年
遺産名(英語): Agricultural Landscape of Southern Oland

スウェーデンのエーランド島は、南北に細長く、その南半分が世界遺産になっています。島の大部分を占めるのは、石灰岩の荒地、アルバーレット。農業ができる土地は、海岸沿いにわずかしかありませんが、人々は、そこに根気強く草を植え、牧畜を営んできました。「シリーズ世界遺産100」では、厳しい自然環境を、牛と共存しながら生き抜いてきた島の人々の暮らしをご紹介します。一年の大半は冬というエーランド島。高い山などがない平らな島には、冷たい風が吹きつけ、大地は凍りつきます。だから、短い夏の間、人々は一家総出で朝から大忙し。子供たちは牛を放牧地へ連れ出します。小さい頃から一緒に育つ牛と子供たちは、まるで兄弟のよう。放牧の合間を縫って、一家の父は牧草の刈り取りに出かけます。冬場に備えてひと夏に3回も収穫するといいます。干草作りが一段落する夏至の日には、太陽に感謝する祭りが開かれます。広場で歌い、踊る人々は楽しそう。千年続いてきた光景です。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-07-29 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo



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