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●シリーズ世界遺産100 「コルフ旧市街」 ~ギリシャ~

国名: ギリシャ
分類: 文化遺産
登録年: 2007年
遺産名(英語): Old Town of Corfu

コルフ島は地中海の東、アドリア海の入り口に位置する小さな島です。周辺は古くから海上貿易の船が行き交い、その地理的理由から軍事上の拠点となりました。島は現在ギリシャ国籍ですが、14世紀から400年間支配したベネチアの影響が色濃く残っています。「シリーズ世界遺産100」では、コルフ島とベネチアの関係を伝えます。ベネチア人はコルフ島を「アドリア海の鍵」と呼びました。ベネチアを守るための重要性を示しています。彼らはオスマン帝国脅威に備え16世紀、島の突端に要塞を築きました。さらに港に到着した船の乗組員から海上で起きたあらゆることを聞き出し、その記録をベネチアへ伝えました。島には今もベネチア貴族の末裔が住んでいます。番組では、その一人ラスカリスさん宅を訪ねます。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-07-31 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「テルアビブ・白亜の町」 ~イスラエル~

国名: イスラエル
分類: 文化遺産
登録年: 2003年
遺産名(英語): White City of Tel-Aviv -- the Modern Movement

イスラエル最大の都市テルアビブ。世界遺産になっているのは、白い建物が立ち並ぶ一角です。1930年代から50年代の建物が、一千戸近くもまとまってあるのは、世界でもここだけです。「シリーズ世界遺産100」では、この白亜の町が誕生した歴史をご紹介します。町ができた1930年代は、ナチスドイツが台頭し、迫害を恐れたユダヤ人たちが多数、パレスチナに流入してきた時期でした。移住者の中には、バウハウスなどで当時最先端の近代建築様式を学んだ建築家も大勢いました。鉄やコンクリートを使う手法は、機能的であると共に、コストも安かったため、移住者のための住宅を早く大量に作るにはもってこいでした。さらに、建物のデザインにあたっては、広いバルコニーが重視されました。誰に憚ることなく、ゆっくりとおしゃべりをしたり、食事をすることができる広々としたバルコニーは、長年迫害を受けてきたユダヤの人々にとって、夢の空間だったのです。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-08-01 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「バゲルハットの歴史的モスク都市」 ~バングラデシュ~

国名: バングラデシュ
分類: 文化遺産
登録年: 1985年
遺産名(英語): Historic Mosque City of Bagerhat

バングラデシュ南西部のバゲルハットには、15世紀に建てられたモスクがいくつも残っています。かつて360ものモスクが立ち並んだ都市の一部です。「シリーズ世界遺産100」では、モスク都市の礎を築いた人物を通して、バゲルハットの魅力を紹介します。その人物とは、トルコ出身のカーン将軍。モスクにはトルコの建築様式が取り入れられています。将軍がイスラムの教えを広めたことは分かっていますが、誰によって派遣されたのか、どんな人物だったのか、詳細はよく分かっていません。しかし、地元の人々の間には、将軍に関する伝説が数多く残っています。例えば、将軍が造った池の水は病やケガを治す、その池にいるワニは将軍の威光によって人を襲うことは決してない、などなど。池のほとりに建つカーン将軍の墓には、将軍の力を授かろうと、今も参拝客が絶えません。バゲルハットには、伝説に彩られたカーン将軍の威光が今も輝いています。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-08-02 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「サカテカス歴史地区」 ~メキシコ~

国名: メキシコ
分類: 文化遺産
登録年: 1993年
遺産名(英語): Historic Centre of Zacatecas

16世紀、メキシコシティの北500キロメートルほどにあるサカテカスという街で、巨大な銀の鉱脈が見つかりました。当時、メキシコを征服していたスペイン人たちは、大挙してサカテカスに押し寄せます。「シリーズ世界遺産100」では、銀の富で造りあげられた美しいサカテカスの街と、銀の採掘に酷使され、命を落としていったメキシコ先住民の姿を伝えます。街に残る「エデン」と名付けられた銀鉱山の跡。かつては街一番の鉱脈を誇りました。今はトロッコに乗って坑内を巡るツアーが行われています。地下には、鉱脈に沿って掘り進められた巨大な縦穴が広がります。そんな危険な作業に従事していたのは、征服された先住民たち。採掘はすべて手作業で行われていました。子どもも8歳になると作業にかり出され、環境の劣悪さから平均寿命は35歳ほどだったと言われます。巨万の富を得た鉱山主は、街に豪邸を建て、壮麗な教会も彼らが寄進した資金で建設されていきました。サカテカス大聖堂は、メキシカンバロックと呼ばれるスペインのバロック様式がメキシコ先住民の文化と混じりあい、独特に発展した様式で飾られています。そこには南国の植物や、太陽信仰をあらわす浮き彫り、先住民を誘う踊る天使などが描かれています。スペインの文化と先住民の文化が混じり合った現在のメキシコ社会を造りだした原点が、そこに伺えます。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-08-04 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「バン・チェン遺跡」 ~タイ~

国名: タイ
分類: 文化遺産
登録年: 1992年
遺産名(英語): Ban Chiang Archaeological Site

タイ東北部にあるバン・チェン遺跡は、東南アジアでこれまでに発見された先史時代のものとしては、最も重要だとされる集落遺跡です。1966年、アメリカ人学生、スティーブ・ヤングがバン・チェン村を訪れました。たまたま、木の根につまずいて転んだスティーブが目にしたのは、土器の破片でした。これが知られざる古代文明発見のきっかけとなりました。「シリーズ世界遺産100」では、発掘された土器などを紹介すると共に、なぜこの地で先史文明が生まれたのかを推理します。1971年からの本格的調査により、ごく普通の農村が一躍世界から注目を浴びることになります。見つかった土器や青銅器は年代測定の結果、紀元前3500年ごろのものと分かりました。土器は紐で模様をつけた彩文土器です。中国やインドの影響は見られず、この地方に独自の先史文明が存在していたことが明らかになったのです。タイ東北地方の土壌は痩せたラテライトという赤土で、農業にはあまり適していません。そして土壌には塩が含まれていて、このあたりでは古代から塩作りが盛んに行われていました。現在、この地方で独自の先史文明が栄えたのは、塩を作っていたからだとする説が有力です。古代では塩は主食の米よりも高く、作った塩を色々なものと交換して、この文明が栄えたと思われます。番組では、村で昔から続く塩作りと、土器作りの様子を紹介します。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-08-05 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「華城(ファソン)」 ~韓国~

国名: 韓国
分類: 文化遺産
登録年: 1997年
遺産名(英語): Hwaseong Fortress

韓国の首都ソウルから南へ40キロ。スウォンの町にある広大な城郭建築がファソン(華城)です。18世紀末、ファソンを築いたのは、朝鮮王朝第22代国王、チョンジョ(正祖)。チョンジョはここに新たな都を築こうと考えていました。「シリーズ世界遺産100」では、ファソンの華麗な建築物を紹介しながら、新都建設にかけたチョンジョの思いに迫ります。チョンジョがスウォンに都を築こうとした背景には、非業の死を遂げた父への思いがありました。チョンジョの父は、権謀術数が渦巻く朝廷の中で、謀反の疑いをかけられ、チョンジョの祖父、ヨンジョ(英祖)に殺されてしまったのです。その後、王座についたチョンジョは、風水で最高とされたスウォンに、父の墓を移し、その町を都とすることを計画しました。父の無実を示すと共に、自らの王権強化も狙ったのです。ファソンには、当時最新の技術を駆使して40を超える軍事施設と、堅固な城壁が築かれました。しかし城の完成直後に、チョンジョは死去。ファソンが都になることはありませんでした。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-08-06 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「マカオ歴史地区」 ~中国~

国名: 中国
分類: 文化遺産
登録年: 2005年
遺産名(英語): Historic Centre of Macao

マカオは、16世紀半ばから1999年12月に中国に返還されるまで、ポルトガルの支配下にありました。アジア進出の拠点として建設されたマカオには、ヨーロッパの町並みを思わせる建物や広場と、中国の伝統的な寺院などが混在する独特な空間が存在します。「シリーズ世界遺産100」では、2005年7月に世界遺産に登録されたばかりの、マカオの歴史的建造物を紹介します。町の中心に広がる波のような石畳、セナド広場。その広場を取り囲むように、教会や福祉施設などヨーロッパ風の建物が建ち並んでいます。そのほとんどが1600年代、いわゆる大航海時代に建設されたものです。当時、行政府が置かれていた民政総署の外壁には、アズレージョと呼ばれるポルトガル独特の装飾が、今も鮮やかに残されています。圧巻は、マカオのシンボルともいわれる「聖ポール天主堂跡」。1637年から38年にかけて建設された教会ですが、19世紀に起きた火災で木造の聖堂が焼け落ち、小高い丘の上に巨大なファサード、つまり正面の壁だけが残されました。この教会には、迫害から逃れてきた日本のキリスト教徒も建設に携わったといわれていて、壁の正面には龍や拷問の道具など一種独特な彫刻が施されています。これら歴史的建造物のほかにも、マカオには連綿と続く大航海時代の名残があります。ポルトガル人と中国人との間に生まれた「マカイエンサ」と呼ばれる人々です。西洋の顔を持ちながらも、東洋の伝統を継承する人々の姿に、歴史という“時”の不可思議さを再認識します。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-08-07 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「ミール城」 ~ベラルーシ~

国名: ベラルーシ
分類: 文化遺産
登録年: 2000年
遺産名(英語): Mir Castle Complex

1991年に独立したベラルーシ共和国。その紙幣に描かれた美しい城があります。シリーズ「世界遺産100」では、ベラルーシの象徴として人々に愛され続けるミール城を紹介します。ヨーロッパのほぼ真ん中に位置する町ミールは中世、人や文化の十字路として栄えました。ミール城はこの地方を治めた歴代領主たちが住まいとして使った城で、時代ごとの流行を取り入れた美しくもユニークなたたずまいが特徴です。しかし20世紀にはソビエト連邦支配下に入り、さらに第二次世界大戦が起こると町はドイツ軍に破壊されてしまいました。ソ連崩壊後ベラルーシが独立すると、国を挙げてミール城の修復が始まりました。今では国の歴史や文化を伝える博物館として、また伝統の音楽や料理を楽しめる場所として利用されています。数百年にわたって培われた文化を発信する場所として生まれ変わったミール城には、年間30万人もの観光客が訪れるようになりました。ベラルーシのシンボルはいつの時代も静かに人々を見守り続けています。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-08-12 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「古代都市ウシュマル」 ~メキシコ~

国名: メキシコ
分類: 文化遺産
登録年: 1996年
遺産名(英語): Pre-Hispanic Town of Uxmal

ウシュマルはメキシコのユカタン半島北部のプウク地方にあり、マヤ文明が最盛期にあった7世紀から10世紀にかけて、政治と経済の中心地として繁栄した古代都市です。「シリーズ世界遺産100」では、この地方で崇められた雨の神「チャク」に焦点を当てます。マヤ人はこの地方を「丘」を意味する「プウク」と呼んでいたことから、ウシュマルの建築様式は後に「プウク様式」と名づけられました。石のブロックを積み重ねた建物は二層になっていて、上部の壁に様々なモザイク紋様が施されているのが特徴です。こうした建物の飾りに、雨の神「チャク」がたくさん見られるのがウシュマル遺跡の特徴でもあります。人々が雨の神「チャク」を崇めたのは、この地方が乾燥した丘陵地帯であることに大きな理由があります。水を確保することが難しく、雨の神が深く信仰されたのです。ウシュマル周辺は、今もマヤ人の集落が点在することで知られています。トウモロコシを主食とするマヤ人にとって、水はいかに大切なものだったのかを、彼らの生活を通じて紹介します。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-08-14 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「ルーネンバーグ旧市街」 ~カナダ~

国名: カナダ
分類: 文化遺産
登録年: 1995年
遺産名(英語): Old Town Lunenburg

カナダ東海岸沿いのルーネンバーグは、人口2千人余りの小さな港町です。18世紀にイギリスによって築かれた町は、当時の植民都市の姿をそのまま残している貴重な例として世界遺産になりました。「シリーズ世界遺産100」では、漁師町として栄えた町の姿から住民たちの生活の一端を紹介します。きれいな格子状につくられた町は、典型的なイギリスの計画的な植民都市のスタイルでした。道はどこも真っすぐですが、急勾配の坂道によく出くわします。ロンドンで立てられた設計図が現地の地形を全く考慮しないものだったからです。かつてルーネンバーグは北米随一のタラ漁の港として栄えました。造船業も盛んで船大工も多く、彼らが町の家々をつくりました。船用のペンキの余りで家を塗ったので、とてもカラフルな建物が並んでいます。今も町の家の多くが、18~19世紀に船大工がつくった木造住宅です。その特徴は正面に付いた大きな出窓。出窓は、長期の遠洋漁業に出た漁師の夫が港に帰ってくるのを、妻が家からよく見えるようにと作られたものでした。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-08-15 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「オアハカ歴史地区とモンテ・アルバン遺跡」 ~メキシコ~

国名: メキシコ
分類: 文化遺産
登録年: 1987年
遺産名(英語): Historic Centre of Oaxaca and Archaeological Site of Monte Alban

メキシコ、オアハカ洲の州都オアハカは、標高1500メートルの盆地に広がる町です。温和な気候は先住民だけでなく征服者たちにも好まれ、現在の町並は、1521年にスペイン人によって建設されました。「シリーズ世界遺産100」では、紀元前からこの地に住んだ先住民が作った遺跡と、先住民出身の大統領、ベニート・ファレスの業績を伝えます。オアハカの西10キロの丘陵地帯に、サポテカ族が作ったモンテ・アルバン遺跡があります。モンテ・アルバンの名は、後にスペイン人が付けたもので「白い山」を意味します。最も栄えたのは4世紀から8世紀にかけて。およそ5万人のサポテカ人が住んだと言われています。現在もサポテカ族やミステカ族の末えいが暮らすオアハカ州は、メキシコの中で最も先住民の人口比率が多い州です。1800年オアハカ近郊で生まれ、後に大統領になるサポテカ人が、ベニート・ファレスです。貧しい家の出でしたが、有力者のもとで書生となり、オアハカ市長を経て中央政界に進出しました。ファレスは、メキシコの玄関ベニート・ファレス空港の名前にもなり、紙幣の肖像にも使われています。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-08-16 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「モンティセロとバージニア大学」 ~アメリカ~

国名: アメリカ
分類: 文化遺産
登録年: 1987年
遺産名(英語): Monticello and the University of Virginia in Charlottesville

アメリカ独立宣言書の起草者であり第3代大統領のトマス・ジェファソンは、優れた建築家でもありました。彼が故郷のバージニア州シャーロッツビルに建てた自邸モンティセロとバージニア大学が、19世紀初頭の独立間もないアメリカにおいて造られた画期的で美しい建築物として世界遺産になっています。「シリーズ世界遺産100」では、バージニア大学を中心にして建築物に込められたジェファソン大統領の崇高な思想と理念を紹介します。ジェファソンは民主主義を遂行するために国民の教育は欠かせないと考え、バージニア大学を自ら設計し初代学長となりました。大学の中心には教会があるのが当然の時代にあえて図書館を置く斬新な設計をしました。古代ローマ風の知的なデザインの図書館を中心に学科ごとの建物が並び、そこを教授と学生が共に暮らしながら勉学に励む場としました。学問と生活が一体となり日常を送るという理想の大学を、ジェファソンは建築という形で表したのです。彼の墓には、大統領だったことよりもバージニア大学を創設したことが功績として刻まれています。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-08-18 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「アッコ旧市街」 ~イスラエル~

国名: イスラエル
分類: 文化遺産
登録年: 2001年
遺産名(英語): Old City of Acre

イスラエル北部の町アッコの歴史は5000年に及びます。古くから地中海に面する重要な港湾都市として栄えました。しかし同時に、町は聖地エルサレムへの玄関口にも当たることから、イスラム教とキリスト教の勢力が支配を巡ってせめぎ合ってきました。「シリーズ世界遺産100」では、複雑な歴史が重層的に重なるアッコの不思議な町並みをご紹介します。現在の町は18世紀から19世紀にかけてオスマン帝国が築いたものです。その要塞は知られていましたが、1950年代、ここで大きな発見がありました。地下に、12世紀に十字軍が築いた要塞があり、さらにその奥に、当時の町がそっくり残されていることがわかったのです。しかし上の町には人が住んでいるため、発掘は困難を極めました。補強技術を開発し、最初の発見から40年近くたって、ようやく本格的な発掘にこぎつけました。中にはキリスト教の礼拝堂や、商店街、そして敵に襲われた際の脱出用のトンネルなども整備されていました。十字軍の建造物が、単体でなく、町としてまとまった形で残っているのは、世界でもほかに例がないといわれます。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-08-27 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「ツィンギ・ド・ベマラハ」 ~マダガスカル~

国名: マダガスカル
分類: 自然遺産
登録年: 1990年
遺産名(英語): Tsingy de Bemaraha Strict Nature Reserve

ツィンギ・ド・ベマラハには、無数のナイフが空に向かって突き立っているような奇石地帯が広がっています。これは、石灰岩の台地が数万年にわたる風雨によって浸食され造られたものです。「シリーズ世界遺産100」では、ツィンギの奇石地帯の谷間に点在する豊かな原生林と、そこで暮らすキツネザルの姿を紹介します。奇石地帯の谷間の地下には鍾乳洞の水瓶があり、木々は根を地中深くまで伸ばし、そこから水分を得ることで乾燥した大地で豊かな森を形作っていたのです。キツネザルの仲間、シファカがこの森で木の葉を食べて暮らしています。シファカは食べ物を求めて、奇岩地帯の他の森へと移動します。そのために、長い足をバネにして100メートルもの高さの絶壁をよじ登るのです。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-08-29 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「ヤロスラーヴリ歴史地区」 ~ロシア~

国名: ロシア
分類: 文化遺産
登録年: 2005年
遺産名(英語): Historical Centre of the City of Yaroslavl

中世の商人たちが築いた豪華な教会。「シリーズ世界遺産100」では、人々の苦渋の決断にまつわる秘話を紹介します。ヴォルガ川上流の町ヤロスラーヴリは、古くから物流の拠点として栄えた商人の町でした。17世紀のヤロスラーヴリを描いた銅版画からは、街が50を超える教会で埋めつくされているのがわかります。当時は「金もうけは罪である」とされたため、商人たちはしょく罪のため競うように豪華な教会を建設したのです。中でも有名なのがイリヤ・プロローク聖堂。中は天井まで一面のフレスコ画で覆われています。聖書のモチーフだけでなく当時のヤロスラーヴリの人々の日常生活が描かれ、その活気が伝わってきます。しかし20世紀、スターリン政権の時代になると「反革命的なものを破壊せよ」という空気の中、イリヤ・プロローク聖堂にも爆破命令が出されます。壁画を残したいと願う地元の人々は司祭を説得し、教会であることを辞め、博物館として残すという決断をしました。街を愛する人々によって守られた美しい壁画は、繁栄の記憶を今に伝えています。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-08-29 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「テトゥアン旧市街」 ~モロッコ~

国名: モロッコ
分類: 文化遺産
登録年: 1997年
遺産名(英語): Medina of Tetouan (formerly known as Titawin)

アフリカとヨーロッパを隔てるジブラルタル海峡、モロッコのテトゥアンはその海峡から60キロほど内陸部に入った場所にあります。アフリカのモロッコとヨーロッパのスペインを隔てる海峡が、わずか数十キロという地理的理由により、テトゥアンは二つの大陸の文化が交じり合う独特の町になりました。「シリーズ世界遺産100」では、スペインとアラブが交じり合った町の歴史と文化を伝えます。1492年、イベリア半島のイスラム拠点だったグラナダの陥落により、ムーア人がこの地に逃れてきました。ムーア人は、元々アフリカから渡ったイスラム教徒で、テトゥアンの都市づくりはこの時に始まりました。16世紀には更にムーア人が移住してきて、城砦も建設され現在の都市の原型が出来上がりました。移住してきたムーア人は、テトゥアンの街に「スペイン・ムーア様式」と呼ばれる、スペイン様式にイスラム文化を取り入れた建物を多く作りました。スペインの中世アンダルシア地方に発展したムーア人建築の影響を受け、テトゥアンでアラブの色合いが加わったのです。旧市街の古い家の扉には、先祖の出身がどこであるか分かるようなマークがついているのも興味深いところです。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-09-01 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「中世都市トルン」 ~ポーランド~

国名: ポーランド
分類: 文化遺産
登録年: 1997年
遺産名(英語): Medieval Town of Torun

ポーランドを縦断するヴィスワ川沿いにたたずむトルンは、中世の姿をそのまま残す町です。川には港があり、14世紀から貿易の重要な中継地として大いに栄えました。町は富んで活気に溢れ、その街並みの美しさは当時からヨーロッパ中で知られました。「シリーズ世界遺産100」では、中世の華やかな街並みと共に、トルンが生んだ偉人や名物のお菓子も紹介します。町の中心に建つ市庁舎とその周りの商人たちの家々はゴシックやルネサンス様式で華麗に彩られ、商業都市の繁栄を偲ばせます。町の中には、廃墟のままのドイツ騎士団の城跡があります。騎士団はポーランド北部を制覇し利権を握っていました。しかし、力をつけた市民たちが蜂起し、城を破壊したのです。ドイツ騎士団を追放したことで、町はますます栄えたのです。16世紀に地動説を唱えたコペルニクスは、トルンで商人の子として生まれ育ちました。彼の生家は、典型的な中世の商人の住まいとして大事に保存されています。コペルニクスの父と祖父は、ドイツ騎士団と戦った誇り高きトルン商人でした。この町の名物であるピェルニックは、ポーランドで有名なお菓子です。スパイスがたっぷり効いた大人のお菓子は、中世から続く伝統の味です。番組では、中世当時のピェルニックの作り方も紹介しています。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-09-11 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「バレッタ市街」 ~マルタ~

国名: マルタ
分類: 文化遺産
登録年: 1980年
遺産名(英語): City of Valletta

イタリアとアフリカ大陸の間に浮かぶマルタ島は、かつて、イスラムの大国・オスマン帝国からヨーロッパを守る最終防衛拠点でした。そこに建設されたバレッタは、難攻不落の要塞都市でした。「シリーズ世界遺産100」では、「ルネサンスの理想都市」とまで称えられたバレッタの強さと美しさ、そして、この島を拠点としてヨーロッパを防衛した聖ヨハネ騎士団の姿を伝えます。1565年、オスマン帝国は5万の大軍でマルタ島攻略に乗り出します。守るマルタ騎士団は九千。三年に及ぶ激戦の末、騎士団は島を死守します。この戦いの後、ヨーロッパを守った騎士団には莫大な寄付金が集まるようになり、バレッタの街は要塞都市として整備されて行きます。半島の突端に造られた要塞都市を守る為に深い堀が掘られ、大砲の砲弾に耐える分厚い土塁が造られました。道路は騎士がすぐに沿岸に駆けつけられるように碁盤の目に整備されました。街の中心に建つヨハネ大聖堂の床には、ヨハネ騎士団の騎士たちの400にも及ぶ墓碑が一面に張り巡らされています。大理石で飾られた豪華な墓碑は、ヨーロッパを守る為にこの島で奮闘したヨハネ騎士団の栄華とその意志を今に伝えています。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-09-12 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo

> DR-542に、探検ロマン世界遺産 「騎士たちの理想都市」 ~マルタ島・バレッタ~ あり





●シリーズ世界遺産100 「ノヴゴロドの歴史的建造物」 ~ロシア~

国名: ロシア
分類: 文化遺産
登録年: 1992年
遺産名(英語): Historic Monuments of Novgorod and Surroundings

ロシア最古の都市、ノヴゴロド。「シリーズ世界遺産100」では、ロシア誕生の歴史を伝える遺構や遺物を紹介します。西暦862年、バイキングのひとつルス族がロシア初の国家ノヴゴロド公国を建設しました。別名は「ルスの国」。これが「ロシア」の語源となりました。トロイツキ遺跡からは大量の丸太が見つかっています。これは舗装道路を作った跡。ノヴゴロド公国は「森の国」とも呼ばれるほど森や木に恵まれていたのです。さらにその文明の豊かさを伝えるのが、白樺の樹皮に文字を刻み込んだ白樺文書です。当時のノヴゴロド市民の識字率は90%を超えていたといいます。15世紀にノヴゴロド公国はモスクワ大公国に滅ぼされますが、その繁栄の記憶は白樺文書に刻まれた「ルーブル」という文字に残されています。現在のロシアの通貨ルーブルの起源はノヴゴロドにあるのです。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-09-12 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「ブリッゲン」 ~ノルウェー~

国名: ノルウェー
分類: 文化遺産
登録年: 1979年
遺産名(英語): Bryggen

ノルウェー南西部のベルゲンは、中世以来、海上貿易の中心地として発展した港町。13世紀には、バルト海沿岸の貿易を独占していたハンザ同盟の拠点になりました。ブリッゲン地区は、そのハンザ同盟のドイツ商人たちの居留地だった場所です。ブリッゲンは、かつてノルウェー語で「ドイツ埠頭」と意味する「ティスク・ブリッゲン」と呼ばれており、略したものが今の名前になりました。「シリーズ世界遺産100」では、ドイツ商人が活躍した時代を髣髴とさせるブリッゲンの町を、映像で散策します。博物館に展示されているのは、乾燥ダラ。これこそがブリッゲンに繁栄をもたらしたものでした。ドイツ商人たちは、この輸出を一手に担っていたのです。町には細長い路地がいくつも走り、両脇には、木造の建物が立ち並んでいます。かつて乾燥ダラの倉庫として使われていた建物も多く、タラを出し入れするのに使われた滑車が今も、数多く残っています。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-09-13 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「プロヴァン」 ~フランス~

国名: フランス
分類: 文化遺産
登録年: 2001年
遺産名(英語): Provins, Town of Medieval Fairs

フランスのシャンパーニュ地方。広がる田園風景の中に中世の時代を今に留めるプロヴァンがあります。町は堅牢な城壁で囲まれ、門には二重の扉が施されていた跡が残されています。13世紀の時代、プロヴァンは、イタリアと北ヨーロッパを結ぶ交通の要衝としパリをも凌駕するほど栄えていました。国を越えて多くの貿易商が集まり毛織物、貴金属、香辛料などが売買され、今でいう国際見本市が開かれ市場は活況を呈していました。さらに独自の貨幣も作られヨーロッパの主要都市で使うこともできました。厳重な防御体制は、市場からもたらされる莫大な利益を、盗賊たちから守っていたのです。しかしプロヴァンは14世紀に入ると急速に衰退し世の中から取り残されていきます。今となればそれが幸いして中世の面影をそのままに留めることができたのです。中世市場都市プロヴァンが辿った盛衰の歴史をひもときます。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-09-15 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「中央運河の水力式リフトと周辺」 ~ベルギー~

国名: ベルギー
分類: 文化遺産
登録年: 1998年
遺産名(英語): The Four Lifts on the Canal du Centre and their Environs, La Louviere and Le Roeulx (Hainault)

19世紀の産業革命に伴い、流通網の拡大に迫られたヨーロッパで、フランスとドイツを結ぶ運河が建設されました。ベルギーの南西部を流れる中央運河もそのひとつです。なかでもラ・ルヴィェールとル・ルーの間は7キロメートルの区間で高低差が67メートルもあり、船の通行が困難でした。このため、水量を調節するリフトを4か所に設置し、そのリフトで船舶を昇降させるという方法で建設にとりかかり、30年を要してようやく完成しました。いわば「船のエレベーター」ともいえるこのリフトですが、動力は水の力を利用していて、水量が増えて重くなったエレベーターが沈むとともに、軽くなったエレベーターが浮き上がるという方法で、船は高低差の無くなった二つの運河を通行するのです。番組では、実際に運河を移動する船の様子と、この“エレベーター”の仕組みを紹介します。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-09-16 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「ダーウェント渓谷の工場群」 ~イギリス~

国名: イギリス
分類: 文化遺産
登録年: 2001年
遺産名(英語): Derwent Valley Mills

イギリス中部のダーウェント川流域に、17世紀から18世紀の産業革命初期に建てられた紡績工場が点在しています。これらの工場で史上初めて大量生産が行われて、近代工業産業の幕開けとなりました。「シリーズ世界遺産100」では、今も残されている工場や当時の織物機械から、産業革命によって近代の産業や社会が形作られていった様子を紹介します。1771年設立のクロムフォード・ミルは世界初の近代工場といわれます。ここで使われたのが水力紡績機で、この機械によって初めて均一の品質の製品を大量生産することができました。川沿いに工場が建てられたのは、水車による動力で機械を動かしたからです。当時は綿製品の需要が急激に拡大したため、次々と工場が建ちました。工場で働く賃金労働者も急増し、労働者階級という新しい階層が生まれました。工場の周りには、当時の労働者の集合住宅郡もそのまま残っています。これが初の社員住宅であり、団地の始まりです。産業革命によって、勤務時間に合わせて工場に出勤するという今までにない生活スタイルも生まれました。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-09-19 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「サン・サヴァン修道院付属教会」 ~フランス~

国名: フランス
分類: 文化遺産
登録年: 1983年
遺産名(英語): Abbey Church of Saint-Savin sur Gartempe

フランス南西部、5世紀に殉教した聖人の名にちなむ、サン・サヴァンの町に、小さな世界遺産があります。サン・サヴァン修道院付属教会です。「シリーズ世界遺産100」では、この小さな教会で、幾たびの受難をくぐり抜けてきた天井画をご紹介します。教会が建てられたのは11世紀。以来およそ100年の間に、天井や壁に、当時のキリスト教絵画の中でも傑作と言われる絵が多数、描かれました。特に高さ17メートルの天井を埋め尽くす絵は圧巻です。絵のテーマとなったのは、旧約聖書の物語で、創世記や、バベルの塔、ノアの箱舟などが描かれています。当時、教会の壁画には、字の読めない人々に聖書の教えを伝える役割があったと言いますが、まさにこの天井画は壮大な絵本のようです。教会は、その後、宗教対立などの混乱で、荒れ果てた時期もありました。しかし、天上画は千年の時を経て生き残りました。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-09-29 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「トカイ・ワイン生産地」 ~ハンガリー~

国名: ハンガリー
分類: 文化遺産
登録年: 2002年
遺産名(英語): Tokaj Wine Region Historic Cultural Landscape

ハンガリー北東部のトカイ地方は、12世紀から続くワインの世界的な名産地です。特に貴腐ワインというデザートワインは有名で、その芳醇な香りと、得もいわれぬ甘味は、ルイ14世ら王侯貴族に愛され、「王のワイン、ワインの王」と褒め称えられました。中世以来変わらぬ丘陵地帯の葡萄畑や、農村や小さな町々、地下に張り巡らされたワインセラーなどの文化的景観が、世界遺産に登録されています。「シリーズ世界遺産100」では、16代続くワイン生産者のセプシさんの案内で、トカイ・ワインの歴史と、その生産の様子を紹介します。葡萄畑は2つの川が合流する丘に広がっています。秋から冬にかけ畑を包み込む濃い霧が発生し、湿気により葡萄の房にカビが発生します。このカビが糖分を濃縮させる働きをし、貴腐ワインという特別なワインが生まれるのです。そもそも貴腐ワインは、17世紀にトカイ地方がオスマン・トルコの侵略を受け、収穫が遅れたという偶然から生まれたものです。侵略の歴史と、気象条件が重なってできた奇跡のワインなのです。そのワインをトカイの人達は改良を重ね、何年間も熟成させて最高の味に仕上げてきたのです。300年にわたって保たれてきた高い品質と厳しい管理のもとで行われてきたトカイ・ワインの生産は、まさに伝統的文化そのものなのです。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-09-30 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「アルコバッサの修道院」 ~ポルトガル~

国名: ポルトガル
分類: 文化遺産
登録年: 1989年
遺産名(英語): Monastery of Alcobaca

ポルトガル中央部に位置するアルコバッサは、果樹園とワインで名高い農業地帯です。この町でひときわ目立つ建物が、シトー会によって建設されたサンタ・マリア・デ・アルコバッサ修道院です。「シリーズ世界遺産100」では、この修道院がどのような経緯で作られたのか、そしてその特徴は何かをご紹介します。1143年、ポルトガルは王国として独立しますが、イスラム教徒との長い戦いで国土は荒廃していました。そこで国王はシトー会をこの地に招聘し土地を割譲します。シトー会が土地の開拓や農耕技術に優れていたからです。シトー会の修道士は修道院を作り、およそ千人がこの修道院で祈りと労働の集団生活を送りました。彼らは特に水の力を利用することに長けていました。厨房の水場は、土地の傾斜を巧みに利用し、外の用水路から常に水が流れてくるように工夫されています。荒れた周辺の土地には用水路を張り巡らせて豊かな農地に変えて行きました。開拓された土地では、新たな品種の果物や野菜が栽培されました。シトー会がなくなった今も、肥沃な農地と栽培技術は受け継がれています。
(original text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-10-01 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「ヴァッハウ渓谷の文化的景観」 ~オーストリア~

国名: オーストリア
分類: 文化遺産
登録年: 2000年
遺産名(英語): Wachau Cultural Landscape

オーストリア北部のヴァッハウ渓谷は、ドナウ川の中で最も景色が美しい、といわれます。その眺めを楽しむには、船が一番なんだとか。「シリーズ世界遺産100」では、遊覧船からの眺めを中心に、渓谷の見どころをご紹介します。川岸に点在するのは、中世を思せる古城や、修道院の数々。このあたりは、ドナウ通行の要衝であると共に、キリスト教布教の最前線、さらには異民族の侵入を防ぐ防衛ラインでもありました。南向きの斜面には、ブドウ畑が広がります。一帯は、オーストリア有数のワイン産地でもあるのです。もとは、修道士たちが、修道院の維持管理資金を得るために、ワインを作り、売っていたのが始まりだとか。ヴァッハウ巡りのハイライトは、メルク修道院です。長さは320メートルにもなり、横に伸びた摩天楼とも呼ばれます。大理石と金箔がふんだんに使われた附属の教会は、オーストリアバロック建築の最高傑作と言われています。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-10-02 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「ドウロ渓谷のワイン生産地」 ~ポルトガル~

国名: ポルトガル
分類: 文化遺産
登録年: 2001年
遺産名(英語): Alto Douro Wine Region

ドウロ川はスペインに源を発し、大西洋河口のポルトまで流れる全長925キロの川です。スペイン国境に近い上流部は、ポルトガルが世界に誇るポートワインの生産地として知られています。「シリーズ世界遺産100」では、ポートワインの独特の作り方と、世界遺産登録理由になった段々畑の文化的景観がどのようにして作られたのかを紹介します。ポートワインは甘くて濃厚なワインで、食前酒や食後酒として人気を博していますが、その生い立ちは17~18世紀、イギリス人は船で自国にワインを運ぶのにあたって、ワインの質を損なわないようにするため、発酵を止めることを思いついたと言われます。そのため、普通のワインにブランデーを加えたのです。アルコール度数の高いブランデーを加えることにより、ブドウの糖分がアルコールにならずに残り、甘くてコクのあるワインが出来上がったのです。ポートワインが人気を博するに連れ、ドウロ渓谷沿いの土地はどんどんブドウ畑に開墾されて行きました。急斜面に段々畑を作り、独特の美しいしま模様の景観が広がりました。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-10-03 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「サンテミリオン」 ~フランス~

国名: フランス
分類: 文化遺産
登録年: 1999年
遺産名(英語): Jurisdiction of Saint-Emilion

「シリーズ世界遺産100」では、あるワイン農家の目を通して、世界遺産となったワインの町の魅力を紹介します。ワイン醸造所を併せ持ったブドウ園のことをシャトーといいますが、フランスのワイン産地のなかでも、サンテミリオンは「千のシャトーが建つ丘」と呼ばれ るほど、無数の小さなシャトーが建ち並んでいます。古くは、ローマ時代から続くと云われるシャトーから新しい実験的試みをするシャトーまで、シャトーの数 だけワインの味もまた多彩です。サンテミリオンの町が一年で最もにぎやかとなるのは、ブドウの収穫が始まる9月。この季節になるとサンテミリオンには、老若男女を問わず大勢の人々が収 穫の手伝いにやってきます。中にはワイン好きが高じて、仕事を休んでまで収穫を手伝いにやってくる人もいるそうです。ワイン作りは、親から子へ、子から孫 へと、そのシャトーならではの味と香りが代々受け継がれてきました。一つのブドウの苗が、立派なワインを造るにふさわしいブドウの木へと生長するには、お よそ40年はかかるといいます。世界遺産サンテミリオンでのワイン作りを目にした貴方は、ほどなくコルクの栓を抜いているかもしれません。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-10-06 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「サフランボル市街」 ~トルコ~

国名: トルコ
分類: 文化遺産
登録年: 1994年
遺産名(英語): City of Safranbolu

トルコの首都アンカラからバスで5時間。17、18世紀に建てられたトルコの古い民家が残るサフランボルは、町全体が世界遺産になっています。「シリーズ世界遺産100」では、そんなサフランボルの町をぶらり散歩します。バスを降りると、迷路のように曲がりくねった石畳の道。道沿いには、モスクや、素朴な民家が立ち並んでいます。サフランボルは黒海と地中海を結ぶ交通の要衝で、かつてはラクダを連ねた隊商の宿場町として栄えました。商人たちの馬具を修理する鍛冶屋があった通りを訪ねると、鍛冶屋のご主人が人懐っこい笑顔で、サフランボル独特のドアノブのことを教えてくれます。靴屋さんでは、「メス」と呼ばれるフニャフニャした皮靴を発見。寒さの厳しい冬、サフランボルの人々は、靴の中にこのメスを履き、モスクでの礼拝の時に素足を出さなくて済むようにしているのだとか。20世紀に入ると、鉄道の発達でサフランボルは宿場町しての役割を終えます。しかし、私たちをどこか懐かしい気持ちにさせる町並みと、人々の素朴な暮らしは昔のままです。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-10-07 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「ペトラ」 ~ヨルダン~

国名: ヨルダン
分類: 文化遺産
登録年: 1985年
遺産名(英語): Petra

ヨルダンの中南部にあるペトラは、紀元前2世紀ごろに遊牧民ナバタイ人が築いた岩山都市です。アラビア、エジプト、シリア、フェニキアなどの交易の要衝として1世紀初頭に最盛期を迎えますが、106年にローマ帝国によって征服されました。建造物や彫刻群に古代東方文化とヘレニズム文化との融合が見られる、世界でも最も有名な考古学遺跡の一つです。「シリーズ世界遺産100」では、「王の宝物殿」と呼ばれる建造物や、王の墳墓などを紹介します。ペトラの入口は、谷底を這うような狭い岩の回廊が1.5キロも続きます。それを抜けると突然、巨大な建造物が現れます。高さ30メートル、岩をくりぬいて築かれた「王の宝物殿」と呼ばれる建造物で、見事な円柱や細かな装飾も全て岩を彫ったものです。ここには、ギリシャ神話のアマゾネス、エジプトの女神イシスなどの彫刻があり、ペトラをさまざまな文明が行き交ったことを物語っています。ナバタイ人はもともと遊牧民でしたが、やがて隊商を組んで、アラビア半島やインドの香料を地中海やエジプトへ運ぶようになり、交易によって富を蓄えていきました。「王の宝物殿」をさらに奥に進むと、王家の墳墓が現れます。その数はおよそ500にも及びます。ペトラ最大の建造物は標高1000メートルの山頂にある神殿で、太陽神を祀っていたと考えられています。栄華を誇ったペトラも、106年にローマ帝国によって征服されたことによりその歴史を閉じます。都市は砂に埋もれ、長く人々の記憶から忘れられることになったのです。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-10-08 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「サハラの4つの交易都市」 ~モーリタニア~

国名: モーリタニア
分類: 文化遺産
登録年: 1996年
遺産名(英語): Ancient Ksour of Ouadane, Chinguetti, Tichitt and Oualata

砂漠をキャラバンが行き交った時代がありました。その名残をとどめるモーリタニアの4つの町が、世界遺産になっています。今回の「シリーズ世界遺産100」では、4つの町の中でワラッタとティシットを訪ねます。ワラッタは、8世紀ごろから、塩や金などを運ぶキャラバン交易の拠点として栄えました。赤土で塗られた家々の玄関や中庭には、幾何学模様が描かれています。一つとして同じデザインはありません。色彩の少ない砂漠の中で、その鮮やかさに目を奪われます。次に向かったのは、ワラッタの北西400キロメートルにあるティシット。町の近くでキャラバン隊に出会いました。何やら土を掘っている女性たち。地面に浮き出た塩を集めていたのです。砂漠に生きる動物や人間にとって、塩は不可欠。ティシットは、近くで採れる岩塩の交易で、大いに繁栄しました。家々は近くの岩山から削りだした石を整然と積み上げたもので、その美しさから「砂漠の真珠」とたたえられてきました。どちらの町も、モスクを中心に人々の家が同心円状に広がっています。その伝統的な町並みが、サハラが交易で繁栄した時代の記憶を伝えています。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-10-09 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「古都トロギル」 ~クロアチア~

国名: クロアチア
分類: 文化遺産
登録年: 1997年
遺産名(英語): Historic City of Trogir

クロアチア南西部の小さな島トロギル。中央ヨーロッパの中でもとりわけ中世の文化や町並みが良く保存された町として知られます。「シリーズ世界遺産100」では、トロギルの町のその一風変わった歴史をご紹介します。現在は島となっているトロギルですが、もともとはギリシャの植民都市として本土の半島部分に造られた町でした。それが中世に入り、オスマン帝国などの外敵の侵入を防ぐために水路が設けられ、本土から切り離されたといわれています。一歩町に入ると、狭い路地には13世紀~15世紀に建てられた建物がひしめき合い、中世にタイムトリップしたようです。ガイドの女性は、「建物だけではなく、私たちが毎日歩いているこの石畳の道そのものが歴史的なのです」と語ります。広場に建つ聖ロブロ大聖堂は、1200年から300年以上かけて造られたため、ロマネスク、ゴシック、ルネサンスの各様式が混在するユニークな建物。中世の文化や町並みが、これだけ残されている町は少ないといわれるのも、要塞の島となったおかげで、モンゴルやオスマン帝国の攻撃を免れたからです。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-10-11 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「ブハラ歴史地区」 ~ウズベキスタン~

国名: ウズベキスタン
分類: 文化遺産
登録年: 1993年
遺産名(英語): Historic Centre of Bukhara

現在の中国からローマを結んだシルクロード交易。そのちょうど中間に位置するウズベキスタンの街、ブハラ。ここは2000年以上前から商業の要の街として多くの人や物が往来し栄えました。その名残が今も残る旧市街が世界遺産として登録されています。「シリーズ世界遺産100」では、砂漠のオアシスに造られた市場の特徴やかつての伝統を取り戻すため活動する人物を紹介します。16世紀の姿をそのまま残す旧市街。その特徴はタキと呼ばれる市場を中心に街ができていること。タキは人通りの多い十字路に造られました。さらにタキはアーケードになっているため、砂漠の強い日差しの中でも商売ができました。タキは商品の種類ごとに40も造られ、最高の品物と冨が集まったため、ブハラは商人の聖地と呼ばれるようになりました。しかし、20世紀になるとソ連に支配され、商人たちは徹底的に弾圧されました。商人たちの環境は一変し、市場の伝統はほとんど失われてしまったのです。その後、ウズベキスタンは1991年から独立。ソ連時代に変えられてしまった通りの名前を元の名称に戻すなど、商人たちはかつての伝統を取り戻そうと新しい取り組みを始めています。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-10-13 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「ピエンツァ市街の歴史地区」 ~イタリア~

国名: イタリア
分類: 文化遺産
登録年: 1996年
遺産名(英語): Historic Centre of the City of Pienza

美しい田園風景が広がるイタリア中部のトスカーナ地方。ピエンツァは、その小高い丘の上にあります。美しい町並みが生まれたのはルネサンスの時代。都市計画の分野でも、古代ギリシャ・ローマ建築への回帰、人間と自然の調和といった理想が追求されていました。時のローマ教皇ピオ2世は、自分の生まれ故郷であるピエンツァで、その理想を実現しようとしました。「シリーズ世界遺産100」では、ルネサンスの理想都市第1号となったピエンツァの魅力をご紹介します。最初に登場するのは、町のあちらこちらで売られているペコリーノチーズ。豊かな牧草に恵まれた田園地帯ならではの味わいとして人気です。「美しい都市は美しい田園に囲まれているべき」という理想のもとに作られたピエンツァならではの特産品といえます。チーズを味わったら、ピオ2世広場へ。当時、理想とされた均斉美が見事に体現されています。奥行きが感じられるように台形に設計された広場の地面には、1つの円が描かれています。この円は一体何なのか? は番組をご覧ください。広場の次には、ピオ2世の生家、ピッコロミニ宮殿を訪ねます。テラスから望むトスカーナの絶景をご堪能ください。
(original text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-10-14 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「ムザブの谷」 ~アルジェリア~

国名: アルジェリア
分類: 文化遺産
登録年: 1982年
遺産名(英語): M'Zab Valley

ムザブの谷は、アルジェリアの首都アルジェから南へ600キロ。荒涼としたサハラ砂漠の中に忽然と姿を現す集落です。整然と並び立つ、パステルカラーで彩られた真四角の家々と、美しい街並みは、フランスの近代建築家、ル・コルビュジエをはじめ、多くの芸術家たちのインスピレーションを刺激してきました。しかし、村人たちは、その生活ぶりを外部に明かすことなく、1000年の間、伝統的な暮らしを守り続けています。「シリーズ世界遺産100」は、これまでベールに包まれてきたムザブの谷の人々の暮らしぶりをご紹介します。谷に住む人々は、実はもともとサハラの民ではありませんでした。彼らはどこから、何のために、この不毛の大地へやって来たのでしょうか。砂漠の真ん中だというのに、町の市場は谷で採れたという野菜や果物であふれています。人々はどうやって、乾いた大地を恵み豊かな緑の地へと変えていったのでしょうか。人々の知恵と忍耐、強い絆の物語をご覧ください。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-10-17 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「ストラスブール」 ~フランス~

国名: フランス
分類: 文化遺産
登録年: 1988年
遺産名(英語): Strasbourg-Grande ile

フランス北東部、ドイツとの国境に位置するストラスブール。イル川に囲まれたわずか1平方キロメートルの中州に、かの文豪ゲーテをも感動させた美しい街が築かれています。川沿いにはおとぎ話に出てくるような木組みの家々が並び、中州の中心にはバラ色の大聖堂がそびえたっています。ストラスブールは「道の街」という意味。南北を結ぶライン川と東西を結ぶ街道が交わる場所にあり、中世には交通の要衝としてめざましい発展をとげました。「シリーズ世界遺産100」では、街の象徴であるノートルダム大聖堂と、国境の街に住むことで歴史に翻弄された人々の姿を中心に、ストラスブールを紹介します。バラ色をしたノートルダム大聖堂はその繁栄の象徴です。中世、同業者組合のもとで結束し、豊かさを手に入れた商人たちが、資金を出し合って築いたものです。尖塔の高さは142メートル。12世紀後半から260年のときをかけて建設されたゴシック様式の傑作です。大聖堂は中世ヨーロッパで一番の高さを誇っていました。西側正面の壁は「石のレース網」と絶賛される繊細華麗な彫刻にびっしりと覆われています。中世に繁栄をきわめたストラスブールは、その後、激動の歴史を経験することになります。17世紀以降、フランスとドイツとの間で激しい争奪戦に巻き込まれ、ストラスブールはこれまでに5回国籍がかわりました。親子や兄弟で国籍が異なり、戦時には敵と味方に分かれて戦わなければならなかったケースも珍しくなかったといいます。歴史に翻弄された人々、その心の支えであり続けたのは、かつて市民の手によって建てられたノートルダム大聖堂でした。その鐘の音が、国境の街ストラスブールの人々を今もやさしく包んでいます。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-10-17 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「ビニャーレス渓谷」 ~キューバ~

国名: キューバ
分類: 文化遺産
登録年: 1999年
遺産名(英語): Vinales Valley

キューバ島北西部のビニャーレス渓谷は、カルスト地形の奇岩の山々に囲まれた場所です。ここではコロンブスが到達する以前から、先住民によってタバコ栽培が行われていました。「シリーズ世界遺産100」では、伝統的なタバコ栽培の農法を紹介します。案内してくれるのは、ビニャーレスのタバコ農家のミゲル・ビクトルさん57歳。代々タバコ栽培をしている農家です。彼の息子も跡を継いでいます。伝統的なタバコ栽培というのは、トラクターを使わずに牛で畑を耕す方法です。これが世界遺産登録の理由のひとつになりました。トラクターで耕すと土の中の腐葉土まで表面に出てきてしまい、雨が降るとその栄養物が流され、土壌がやせてしまうのです。しかし牛を使った伝統的な耕作では丁寧に土の色を確かめながら段階的に耕すため、土壌を傷つけず豊かな土を保つ事がことが出来るといいます。ミゲルさんによれば、ビニャーレス渓谷で栽培されたタバコからは、弾力性があり中の刻みたばこが崩れにくい丈夫な葉巻ができるそうです。
(text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-10-18 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●シリーズ世界遺産100 「ロス・グラシアレス」 ~アルゼンチン~

国名: アルゼンチン
分類: 自然遺産
登録年: 1981年
遺産名(英語): Los Glaciares

アルゼンチン南部のロス・グラシアレスでは、現在も大氷河が成長を続け、巨大な氷塊が轟音とともに湖に崩落する雄大な姿を見ることができます。この大氷河は、太平洋からの湿った空気がアンデス山脈にぶつかって、大量の雪を降らせることから生み出されるのです。ロス・グラシアレスは南極大陸、グリーンランドに次ぐ世界で3番目の面積を持つ氷河地帯です。「シリーズ世界遺産100」では、誕生から2万年の沈黙の旅をする大氷河の物語を、周辺に独自の自然と不思議な動物の姿を交えながら伝えます。ロス・グラシアレスの氷河の特徴は青い色をしていることです。これは積雪の圧力で出来た気泡が少なく透明度の高い氷が、青い光だけを反射し、他の色を吸収するからです。氷河は厚みを増しながら、山頂から先端部まで2万年をかけて移動します。大氷河地帯を擁するパタゴルアには独特の自然があり、緑豊かな草原にはラクダの仲間なのにコブがないグアナコが住んでいます。大氷河は長い長い沈黙の旅の果てに、ドラマチックな結末を迎えます。轟音を響かせながら湖に崩落する大氷河。1994年には先端から1kmにわたって大きく崩れた氷河もありました。湖に浮かぶ氷山は、大きいもので直径100メートルに達します。
(original text from NHK site)

NHK総合 5min 2013-10-21 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo



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