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●戦後史証言プロジェクト 日本人は何をめざしてきたのか|知の巨人たち 第8回 「手塚治虫」

クールジャパンの筆頭、漫画とアニメ。その扉を切り開いた手塚治虫。敗戦直後17歳の若さで漫画家としてデビュー。得意としたのは長編のストーリー漫画。手塚は、生命の尊さや科学技術への疑問など、深くて重いテーマを表現するジャンルにまで漫画を高めようとした。藤子不二雄や石ノ森章太郎、赤塚不二夫ら後継者が輩出し、世界に類のない漫画文化が築かれていく。昭和38年、わが国初のTVアニメ『鉄腕アトム』を制作。それが大ヒットすると後を追ってアニメ番組が量産され、演出の手法も飛躍的に進歩した。しかし、アニメ制作での赤字が膨らんで自分の会社を倒産させてしまう。「手塚の漫画は古い。もう終わった」と言われた時期もあった。それでも創作への情熱を失わず、独自の生命観や未来像を描き続けた。番組では、漫画家の松本零士さん、萩尾望都さん、かつて手塚担当の編集者だったスタジオジブリ代表の鈴木敏夫さん、哲学者の梅原猛さん、手塚の実弟の手塚浩さんらの証言で見つめていく。
(text from NHK site)

NHK教育 90min 2015-01-31 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●NHKアーカイブス 「高野山 修行の今昔」

2015年に開創1200年目を迎える高野山。唐から日本へ密教をもたらした空海が、密教修行の総本山として選んだ地だ。僧侶は、空海の説く、この世で生きたまま仏になるという「即身成仏」を目指して、真言を百万回唱える「求聞持法」の修行や滝壺でお経をあげる水行などの厳しい修行を日夜繰り返してきた。一方で、7~8年前からは、30代~40代の女性などのあいだで宿坊で修行体験をする旅が人気を呼んでおり、年間12万人を超す高野山の宿坊宿泊者の中でも修行体験を求める若い女性の割合が増加している。修行体験では、高野山内にある寺院が営む宿泊施設・宿坊に泊まり、僧侶が作ってくれた精進料理をいただき、朝の勤行に参加。写経や、阿字観と呼ばれる瞑想法の指導が受けられるというもの。意外なことに、修行の場はリラックスムード。写経などに集中したり、宿泊先の僧侶と語らっていく中で、普段見失いがちな本来の自分に気付き、仏の教えに癒され、前へ進むパワーをもらうことができるという。仏教に触れることで自分の生き方を見つめ直したい人や、非日常を経験することで日頃のストレスから解放されたいと癒しを求める人々の間で、修行体験が静かなブームになっている。今回のNHKアーカイブスは、高野山の秘められた修行の様子をとらえた番組などを見て、現代の癒しの場として意味合いを持ち始めた高野山の姿を描く。 ゲスト: 家田荘子さん(作家・高野山真言宗僧侶)…女優、OLなど10以上の職業を経て作家に。2007年僧侶になり、高野山奥の院、 または総本山金剛峯寺にて、不定期に法話を行っている。著書は、『極道の妻たち』、『四国八十八ヵ所つなぎ遍路』など多数。『私を抱いてそしてキスしてーエイズ患者と過ごした一年の壮絶記録』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。

■「高野山」 (初回放送: 1981年05月04日放送 30分)
真言密教の総本山、高野山の僧侶たちの厳しい修行の様子を厳冬の高野山の幻想的な風景の中に描いた番組。テレビ初公開の真言を百万回唱える「求聞持法」の修行や水中でお経をあげる水行を映像化している。

■「ココロとカラダ満つる時間 宿坊 鈴木砂羽 ~和歌山・惠光院」 (初回放送: 2012年04月03日放送 29分)
女優・鈴木砂羽が、紀伊山地の豊かな自然に包まれた高野山の惠光院を訪ねる。アラフォー世代の本音を映し出したNHKドラマ「ビターシュガー」の名演など、同世代から熱い注目を集める鈴木。惠光院では、空海が伝えた真言密教の瞑想法である「阿字観」のほか、写経や作務などの修行を行う。「毎日が全力疾走」という日々を送るなか、あえて立ち止まり、静かな時間の中で自分と向き合い感じるものとは。
(original text from NHK site)

NHK総合 70min 2015-02-01 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo

> BDR-0005に NHKアーカイブス 「永平寺 禅の心」あり
> BDR-0552に NHKアーカイブス 「高野山 修行の今昔」あり
> BDR-0763に NHKアーカイブス 「比叡山 千日回峰 ~“一日一生”いまを生きる~」あり





●クローズアップ現代 「増える豪雪被害」 ~温暖化の新たな脅威~

豪雪による被害が近年相次ぐ日本。先月、列島各地を襲った暴風雪ではあわせて5人が死亡した。去年2月の豪雪でも、26名が死亡、山梨などで都市機能が長期間麻痺する事態に陥った。こうした豪雪をもたらしたのは、日本付近で急速に発達する「爆弾低気圧」。ふだん雪がほとんど降らず、備えが手薄な太平洋側にも豪雪をもたらすため、被害が広がりやすいのが特徴だ。しかも温暖化による海水温の上昇などで、爆弾低気圧の発生は増加傾向にあるという。日本列島全体が、常に未曾有の豪雪の脅威にさらされる時代を迎えているのだ。北海道では急な豪雪による車内閉じ込め事故の続発を受け、雪が降り始めたら早期に道路を封鎖するなどの対策に乗り出した。群馬県でも、除雪体制の見直しやビニールハウスの事前補強、豪雪地帯の除雪ボランティアとの連携など、多面的な対策を行っている。効果的な豪雪対策について考える。(NO.3607)
(original text from NHK site)

NHK総合 28min 2015-01-28 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●NHK映像ファイル あの人に会いたい 「写真家・緑川洋一」

「自分の好きなものを末永くやること 一つのものをずっと深くやった方が結局いい作品が残る 足跡が残る」: 「色彩の魔術師」「光の魔術師」と言われた写真家・緑川洋一。北は北海道から南は沖縄まで日本全国の美しい風景を撮り続けた。特に自身の故郷・瀬戸内海の風景をメルヘン・チックに表現したシリーズは内外から高く評価されている。 大正4年、岡山県邑久町(おく)、現在の瀬戸内市邑久町に生まれた。旧制の閑谷中学校を卒業すると画家を目指して美術学校進学を希望するが、父親に反対され東京の歯科学校に入学する。しかしそこで人生を変えるものと出会う。それがカメラだった。子供の頃からメカニックなものに憧れを持っていた緑川はたちまち写真撮影にのめり込んでいく。昭和12年、故郷の岡山に戻り歯科医になってからも撮り続けた。女性写真から始まり瀬戸内に暮す人々の生活や風俗など、あらゆる被写体にカメラを向けた。歯科医と写真家、二つの道に悩む緑川にとって転機となったのは夜の鳴門海峡を捉えた写真『夜の鳴門急潮』。1時間シャッターを開け続けて渦潮をダイナミックに表現したものだった。この作品で、新たな撮影方法に目覚めた緑川は、次々と新しい技法を開発し瀬戸内の海を撮り続けることになった。「光の魔術師」と言われた緑川洋一の写真術の秘密が語られる。
(text from NHK site)

NHK総合 10min 2015-03-07 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo



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