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●ETV特集 「頑張るよりしょうがねえ」 ~福島・南相馬 ある老夫婦の日々~

東日本大震災から4年。若い世代を中心に人口が減り続ける被災地では、一気に高齢化が進み、近い将来にやってくる日本の超高齢社会を先取りした状況が生まれている。そんな中、大きな問題となり始めているのが介護する側の人材不足だ。福島県南相馬市では、去年2月に大規模高齢者施設が開所したが、原発事故の影響で若い人々が急減したため、介護スタッフが集まらず、新規の入所希望者を受け入れられない非常事態が続いている。長引く避難生活で要介護となる高齢者が急増しているが、施設はどこも満床で、常に200人、300人待ちの状態。町は、行き場のない高齢者であふれている。追い詰められた老人が、みずからに言い聞かせるように、つぶやく。「頑張るより、しょうがねえ」。徘徊を繰り返す認知症の夫を、仮設住宅で介護し続ける妻。歩けなくなった妻のために、津波で流された自宅の再建に奔走する夫。番組では、日に日に追い詰められてゆく介護現場の実態を伝えるとともに、震災後の福島で始まった介護予防の新たな取り組みを紹介しながら、逆境の中、なんとか希望を失わずに前を向いて生きようとする人々の姿を描く。
(original text from NHK site)

NHK教育 60min 2015-03-07 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●日経スペシャル ガイアの夜明け 「売れる地域スーパー!驚きの新戦略」

大手スーパーやコンビニとの競争で苦境に立たされてきた地域の中小スーパー。去年も約80のスーパーが倒産するなど、中小スーパーの倒産件数はここ数年右肩上がりで増え続けている。しかし一方で独自の商品開発やサービスで、地域住民の熱烈な支持を得ているスーパーも少なくない。そして苦しんでいる地域のスーパーからの要望を受け、積極的に成功のノウハウを伝授しているところも現れ始めた。手に手を携え、ともに生き残ろうと奮闘する地域スーパーの闘いの舞台裏を追った。

◎“おいしくて健康”で中小スーパーが大共闘!
地方スーパーの苦境が伝わる中、山梨・甲府市を中心に12店舗を展開する「いちやまマート」は、地元客で毎日大賑わい。その秘密は中小スーパーでは珍しい充実したPB商品だ。ブランド名は『美味安心』。糖尿病など健康に悩む客のために糖質カットや添加物をまったく使わずに開発するのがこだわりで、調味料や総菜など400種類以上も揃っている。社長の三科雅嗣さんは「ウチはお客に健康になってもらうことに力を入れている。大手さんはここまでやれない」と胸を張る。さらに全国の中小スーパー約80社から「ウチにもPB商品を置かせてほしい」と要望を受けて、積極的に商品を提供してきた。愛知県を中心に10店舗を展開するスーパー「やまひこ」もそのひとつ。2月末、「やまひこの」担当者が「いちやまマート」で研修に臨むことになった。なぜ研修が必要なのか? それは商品だけでなく、客のニーズに対応する売り場を作り上げるノウハウも伝授するのが「いちやま流」だというのだ。果たして「地域スーパー共闘」の取り組みは、実を結ぶのか?

◎究極の“地域密着”で買い物難民を救え!
徳島で生まれた「とくし丸」という移動販売の仕組みが、いま全国で注目されている。地域のスーパーと契約して、個人宅の玄関先一軒一軒を特殊な車両で訪問している。価格はスーパーの店頭価格に加え、1商品につき10円の手数料かかるが、買い物に苦労する高齢者にとっては利便性のメリットの方が大きいという。社長の住友達也さんは、高齢の両親が買い物に苦労する姿を見てこの「究極の移動販売」を思いついた。これまでも売り上げアップのため移動販売を始めるスーパーはあったが、いずれも手間がかかり過ぎて撤退を余儀なくされてきた。しかし「とくし丸」は独自ノウハウで、利益が出る仕組みをつくり上げたのだ。そして今や全国の中小スーパーから「我が店にも導入したい」と声がかかるようになった。その一つが和歌山のスーパー「サンキョー」。住友さんも足も運び、自らのノウハウを新たな土地で注入する。徳島で「お年寄りのコンシェルジュ」とまで言われるほど親しまれている「とくし丸」は、ここでも客の心を掴むことができるのか?
(original text from TV-tokyo Site and Mail Magazine)

テレビ大阪 53min 2015-03-03 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●日経スペシャル カンブリア宮殿 「激変した老舗醤油屋 中小パワーこそ地方再生の底力だ!」 八木澤商店社長・河野通洋

今年3月11日で、あの東日本大震災から4年がたつ。災害の記憶が薄らいでゆく一方で、被災各地では、急激な人口減少が起きていた。そして、住居や仕事の問題に見通しが立たないことも影響し、復興の現場では、必要な若い労働力が慢性的に不足。仮設住宅を離れられない高齢者の孤独死も相次いでいるという。そんな逆風が吹き荒れる被災地で、驚くべき挑戦に打って出た醤油店があった。江戸時代から続く老舗の醤油店・岩手県陸前高田にある「八木澤商店」だ。八木澤商店の9代目の河野は、被災直後から「社員を解雇せず営業再開を目指す」と宣言し、若い発想と行動力を武器に会社の再建に奔走している人物。そんな河野が目指した復興の形こそ「地元・中小企業のチカラの集結」だという。被災地が抱える問題は、今後の日本が直面する問題点を先取りしているとも言われる中で、河野社長は、どう被災地の課題を解決しようとしているのか? 地方再生のヒントにも成り得る陸前高田で始まった感動の再生戦略。その全貌を徹底取材した!

◎陸前高田発!震災を乗り越え激変した老舗しょうゆメーカーの復活劇
ようやく復興に動き出した、陸前高田。かつて町を見下ろしていた周囲の山は次々と切り崩され、その膨大な量の土砂を運ぶため、高さ20mはあるベルトコンベアが至る所に張り巡らされている。津波に強い新たな町を作るため、町全体の「かさ上げ」工事が行われているのだ。しかし、その一方で…町の人口は震災前の2万4千人から、2万人を割り込み、大幅に減少…インフラの整備は進んでも、本当の復興の姿はいまだ見えていない。そんな陸前高田で、驚くべき変貌を見せる中小企業がある。それが、創業200年を超える醤油味噌メーカー・八木澤商店だ。八木澤商店は震災時、本社と工場の全てを流され、社長以下、誰もが廃業を覚悟した。しかし、そこに待ったをかけたのが、専務として経営を切り盛りしていた、当時37歳の河野通洋だった。河野は、震災時東京にいた社長の父親に変わり、被災直後から「社員を解雇せず営業再開を目指す」と宣言。その若い発想と行動力を武器に、会社の再建に奔走した。スイーツ事業を始め、自慢の味噌を使ったケーキをヒットさせれば、三陸沿岸の津波で全壊した食品関係のメーカー4社を集め「madehni(までーに)」という地元食材を使ったスープブランドも立ち上げた。さらに、自社のしょうゆ作りでは、クラウドファウンディングという最新の手法で資金を集め、わずか1年半で自社工場を再建した。震災前は、しょうゆの販売先の多くが地元の水産加工業だったという八木澤商店のビジネスは、今や一般向けのBtoC比率が飛躍的に高まり、売上げを以前の7割にまで回復させてみせた。河野曰く「震災という逆境の中で、今まででは考えられないチャレンジが出来た」 逆境からの変貌の裏側とは…9代目社長・河野の挑戦を紹介する。

◎中小企業のチカラこそが、地方の未来を切り開く!
若い頃、「ビジネスは利益至上主義」と自分の会社の社員を省みることもしなかった河野。その考えを「社員第一主義」一変させたのは、河野が加入する中小企業家同友会という組織だった。そこで仲間の経営者たちから、中小経営者のあるべき姿を教えられた河野は「地方経済を担っているのは、日本中の中小企業。そこが元気になることこそが、地域問題を解決するはず」と、中小企業の連携を重視してきた。そんな河野は、震災後、地元の経営者たちと「なつかしい未来創造」という事業応援会社を作った。地域資源を生かした新事業を生み出し、地域を活性化することを目的に設立。様々なベンチャー的な取り組みを、資金とノウハウの両面で支援してきた。既に、震災後需要が高まっている「訪問リハビリ」や宿泊事業など、様々な実績が生まれている。被災地発のビジネスが、日本の問題点を解決して行く…そんな新たな取り組みを取材する。

≪ゲストプロフィール≫
1973年 岩手県陸前高田市生まれ
1897年 岩手観光ホテル入社
1899年 八木澤商店入社
2011年 東日本大震災で社屋 工場 自宅が全壊
2011年4月 八木澤商店の九代目社長に就任
2012年10月 岩手県一関市に工場を新設
2014年11月 震災で流出した「もろみ」を使った醤油「奇跡の醤(ひしお)」を発売

≪会社プロフィール≫
本社: 岩手県陸前高田市矢作町字諏訪41
創業: 1807年
従業員: 31人
売上高: 2億8000万円(2014年度)
(original text from TV-Tokyo site)

テレビ大阪 54min 2015-03-05 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●ろーかる直送便|東北Z 「死者たちの声」 ~福島・震災関連自殺~

福島で震災関連自殺が増え続けている。なぜ震災から3年以上たったいま、自ら命を絶つ人が増えているのか? 被災者の診察を続ける精神科医の分析によれば、「原発事故のために未来が見えない。帰れるか帰れないかわからない“あいまいな喪失”の中で、年々ストレスが高まっている」のだという。遺族や知人の証言から、死を選んだ人たちが原発事故後たどった道を追い、福島でいま何が起きているか、明らかにしていく。
(text from NHK site)

NHK総合 45min 2015-03-04(2014-10-31 東北地方で放送) Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo



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