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●戦後史証言プロジェクト 日本人は何をめざしてきたのか|未来への選択 第4回 「格差と貧困」 ~豊かさを求めた果てに~

戦後の日本は、格差や貧困に、どのように向き合ってきたのか。敗戦後、新憲法の25条は、「健康にして最低限度の文化的生活を営む」権利を保障した。この生存権の理念を実現すべく、病床から生活保護の充実を求めて裁判を起こした朝日茂さんの「朝日訴訟」(1957年)。支援の輪とともに、日雇いや中小零細企業の労働者を支援する個人加盟の労働組合が全国に広がる。1965年、国は貧困世帯の調査を打ち切り、地方への補助金や公共事業などの経済対策で所得再分配を行う政策を推進。正社員になれば安定した生活がおくれる日本型の「企業社会」が作られていく。高度経済成長期、低所得者層の社会調査を続けてきた経済学者の江口英一は1972年に“働いても働いても最低限の生活が送れないワーキング・プアーが存在する”と指摘。しかし、世界第2位の経済大国となり「一億総中流」の意識が広がる中で、格差と貧困は注目されることはなかった。そしてバブル崩壊後、派遣法が改正されて非正規雇用が大量に生まれると、ようやく人々は格差と貧困を社会問題として「再発見」する。敗戦から2008年の年越し派遣村まで、生活保護と雇用の現場で声を上げてきた市民たち、そして社会保障政策を担ってきた官僚や政治家などの証言をもとに、格差と貧困の戦後史を描く。
(original text from NHK site)

NHK教育 90min 2015-07-25 Air check by Sony Giga Pocket Digital 4.2 Stereo





●日経スペシャル カンブリア宮殿 「のどを守って200年 龍角散再生の奇跡ドラマ」 龍角散社長・藤井隆太

「ゴホン!といえば龍角散」のコマーシャルで高齢者にお馴染みの家庭薬「龍角散」は、江戸時代のお殿様の喘息薬が原点だ。社名も龍角散で、「のど」に特化した異色の会社として売り上げを伸ばしている。大気汚染が深刻な中国からの観光客が、龍角散を大量に購入。「のど飴」の市場シェアでは1位だ。薬を飲みやすくする世界初の「服薬ゼリー」も開発した。しかし、一昔前の龍角散は倒産寸前だった。その再生ドラマに迫る。

◎お殿様の薬から始まった龍角散
中国人観光客が「爆買い」する日本製品のトップは、実は家庭薬。その1つが龍角散で、のどの不快感を取り除く薬だ。特に人気なのが、従来の小さじで服用する粉末タイプでなく、新たに発売した顆粒状のスティックタイプ。さらに、コンビニでよく見かける龍角散のど飴の生産量は、1日に300万粒に上る。江戸時代に、喘息だった秋田藩の殿様のために開発された龍角散は、明治になってから一般薬として販売されるようになった。「儲けより人のためになるものを作る」ことが社是。そんな龍角散が、世界で初めて開発したのが「服薬ゼリー」だ。薬を飲むことが苦手な高齢者や幼児を助けるものとして利用者が増えている。主要な3製品の売り上げが好調で、今年度の売上高は初めて100億円を突破する予定だ。

◎倒産寸前から世界初の服薬ゼリー開発
もともと藤井は音楽家志望でフランスにも留学したが、先代の社長が病に倒れ社長に。当時、主力の龍角散の売り上げは「古臭い薬」と右肩下がり。売上高と同じ40億円もの負債も抱えていた。しかも社内の危機感はゼロ。経営会議では「売れない龍角散はやめて胃薬や風邪薬を作ろう」などの声も上がる始末だった。しかし、藤井は創業来の龍角散ブランドと「のど」に集中することを決断。粉末で「むせる」と評判が悪かった龍角散に、顆粒のスティックタイプを追加した。さらに「ゴホン!といえば龍角散」の宣伝文句を「のどをきれいに」に変えると、風邪が流行る冬にしか売れなかった製品が一年中売れるようになった。さらに、「嚥下障害(のどの機能低下)で薬を飲めない高齢者を救いたい」と藤井は薬を飲みやすくする服薬ゼリーの開発に乗り出す。社内では「売れない」と大反対の中、自ら実験台になって発売にこぎつけた服薬ゼリーは、今や年10億円を売り上げる主力商品に成長。「粉薬が苦手な幼児にラクに薬を飲ませることができた」と母親たちからも支持されている。

◎農地活用で「生薬」を国産化せよ
龍角散や漢方薬の生産に必要不可欠なのが生薬=薬用植物だ。しかしその殆どを中国からの輸入に頼っていることに藤井は危機感を抱く。それは、品質の不安と価格の急騰だ。生薬への消費者の関心は高く、龍角散以外の製薬メーカーも生薬の安定供給に関心を寄せている。そこで藤井は東京生薬協会の会長として、国産化推進の旗を振っている。農業関係者も、国内の耕作放棄地の有効利用につながると期待している。龍角散のルーツである秋田県では、龍角散の主力原材料・カンゾウの試験栽培が始まっていた。

≪ゲストプロフィール≫
1959年 東京生まれ。
1981年 桐朋学園大学音楽学部卒業後、パリ留学
1984年 小林製薬に入社
1994年 龍角散に入社
1995年 社長就任

≪会社プロフィール≫
江戸中期 秋田藩の命により家伝薬を開発
1871年 東京市神田で創業
1950年頃 アジアへ龍角散輸出を開始
1998年 服薬ゼリー発売
2008年 顆粒状の龍角散ダイレクト発売
(original text from TV-Tokyo site)

テレビ大阪 54min 2015-07-23 Air check by Sony Giga Pocket Digital 3.5 Stereo





●地球ドラマチック 「幸せ運ぶ蒸気機関車」 ~中国・四川省 小さな鉄道と村人たち~

中国の山岳地帯を進む小さな蒸気機関車。50年以上変わらぬ光景だ。近隣の住民にとってなくてはならない存在。機関車を愛してやまない人々と鉄道と共にある暮らしを伝える。 中国・四川省の山岳地帯に敷かれた芭石鉄道。全長20キロを1時間余りかけて走る。今では珍しくなった古い蒸気機関車。2両程度しかない車両には地元の人や豚などの家畜が乗り込む。市場に野菜を売りに行くために利用する年配の女性、貧しい生活の中で、機関車がおもちゃ代わりだったという若者…。機関車の部品を手作りする工員や郵便局員から転向した運転手も登場。多くの人に愛され続ける理由とは? (2014年 ドイツ・中国)
(text from NHK site)

NHK教育 45min 2015-07-25 Air check by Sony Giga Pocket Digital 4.2 二か国語





●視点・論点 「シリーズ“戦後70年”|私が生きた戦後と平和」 エッセイスト…海老名香葉子

NHK総合 10min 2015-08-14 Air check by Sony Giga Pocket Digital 4.2 Mono



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