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●NHK SPECIAL 調査報告 介護危機 「急増“無届け介護ハウス”」

法律で定められた行政への届け出を行っていない“無届け介護ハウス”が、全国で急速に拡大している。背景にあるのが、正規の老人ホームに入れず、家族による介護も受けられない高齢者の急増だ。比較的収入が少なくても入所できる「特別養護老人ホーム」(特養)は、52万人が入所待ちの上、今春には入所条件が要介護3以上に限定され、入所はさらに難しくなった。一方、病院は患者の7割以上を“在宅”に帰さなければ診療報酬が加算されないため、次々と高齢者を退院させる。社会保障費を抑制しようと、「在宅介護」を推し進めようとする国の政策が、皮肉にも行き場のない高齢者を急増させ、 本来国が認めていない“無届介護ハウス”へと高齢者をいざなう事態となっているのだ。国の想定をはるかに上回る速度で介護が必要な高齢者が増え続ける中、制度と現実の狭間に取り残される高齢者の姿と、その隙間を埋めるべく急速に拡大する“無届け介護ハウス”を描き、介護保険制度の矛盾を浮き彫りにする。
(original text from NHK site)

NHK総合 50min 2015-12-06 Air check by Sony Giga Pocket Digital 4.2 Stereo





●プロフェッショナル 仕事の流儀(283) 「一徹に直す、兄弟の工場」 自動車整備士・小山明&博久

広島・福山に「神の手を持つ」と評される老兄弟、小山明と博久が営む小さな自動車整備工場がある。エンジンが動かない半世紀前の車、コンピューター制御の最新高級車、そしてトラック。県の内外から続々持ち込まれるどんな種類の車でも、二人は直してしまう凄腕だ。しかも単に修理を施すだけでなく、長年その車に乗っている客すらも気づかない点まで気づき、より快適に運転できる車にするべく追求をやめない。半世紀に渡り腕を磨き続け、二人三脚で歩んできた老兄弟、その心温まる現場に密着する。
(original text from NHK site)

NHK総合 50min 2015-12-07 Air check by Sony Giga Pocket Digital 4.2 Stereo/解説副音声/字幕





●地球ドラマチック 「イースター島 モアイ像の謎に迫る」

ナゾの巨石像、モアイ。いったい誰が、何のために作ったのか? そして、なぜ一体を除いてすべて倒れていたのか? 最新技術で判明した新事実をもとにモアイ像のなぞに迫る。 太平洋に浮かぶ絶海の孤島、イースター島に立ち並ぶ巨大なモアイ像。長い間、多くの謎に包まれてきた。そんな中、一つの像から謎を解く手掛かりが見つかった!背中に、あるシンボルが刻まれていることがわかったのだ。また、島に上陸した英国人の日誌から、彩色されていたことや、ほとんどの像が倒されていた事実も判明。当時の気象状況など、島の歴史を紐解きながら、モアイ像のなぞに迫る。(2014年 イギリス)
(original text from NHK site)

NHK教育 45min 2015-12-05 Air check by Sony Giga Pocket Digital 4.2 二か国語

> イースター島、人殺しの武器を作らなかったと新説 ナショナル ジオグラフィック日本版 2016年2月25日配信
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◎島内の争いがもとで衰退したとする従来説に異論|ラパヌイ(イースター島の現地名)のモアイほど、世界的に有名な遺跡は数少ないだろう。また、その石像を作り上げたポリネシア人たちの悲しい結末ほど、人類の未来への警鐘となる話も少ないだろう。1722年にヨーロッパ人が初めてこの島へやってくる前のこと、島の人々は不思議な巨石像を次々と作り、そのおかげで島中の森林が伐採され、資源は急速に枯渇し、残された乏しい資源をめぐって島民の間に争いが起こり、やがて完全な社会崩壊、経済崩壊へつながったのだと言われてきた。しかし今、島のいたるところで発見されているごくありふれた遺物が、その通説を覆そうとしている。1877年当時、島に住むラパヌイの末裔はわずか110人だった。ヨーロッパの民族学者たちが、イースター島の社会を崩壊させた武力闘争に関する口承を収集し始めたのがこの頃だった。島のいたるところで出土した数千個もの石器は、武器として使われたと考えられた。黒曜石で作られた石器は、小さく細長い三角形をしており、柄がつけられた。元ナショナル ジオグラフィック協会付きエクスプローラーのジャレド・ダイアモンド氏は、2005年に出版した著書『文明崩壊』で、マタアと呼ばれるこれらの石器を「頻発する内乱」の遺物として紹介した。米国の国防脅威削減局の刊行物でも、「石器時代の武器発達」の一例として挙げられている。ところが、新たに発表された研究報告により、マタアには実は殺傷能力はなかったとする証拠が示された。しかも最近では、後世に語られるようになった武力闘争も実際にあったのかどうか、ラパヌイ研究者の間で対立する意見が出始めている。島民たちは確かに森林伐採と環境破壊の影響に苦しめられたものの、文明崩壊まで至ったのは、外部の人間との接触があってから、彼らの持ち込んだ疫病と奴隷制のためであったという。論文の著者は、殺傷能力がないマタアを作ったのは、孤立した島社会に暮らす人々があえてそうしたのだと指摘する。彼らは、狭い島の中で互いに殺し合いをすれば、いつか全員が死んでしまうということに、早くから気付いていたのである。
◎「殺傷能力はその辺の石と変わりない」|ナショナル ジオグラフィック協会から支援を受けている米ビンガムトン大学のカール・リポ氏率いる研究チームは、400個以上のマタアを分析し、その形状に特定の機能を示唆するような一貫した特徴があるかどうかを調べた。例えば、細長くとがった形なら、肉を貫き内臓を傷つけることができる。調べたマタアは、縦と横の長さが6~10センチ、形は実に様々で、使用目的別に分類しようにも、これらの形に共通点を見つけることができなかった。むしろ、様々な形をしているということは、島の日常生活のあらゆる場面で、田畑の耕作や食べ物の加工など、多目的な用途に使われていたのだろうと考える方が自然だ。マタアの鋭い刃先は、物を切ったりこそげ取ったりするのには理想的だが、その重さと非対称性は、人を刺し殺すには十分でないと、リポ氏は結論付け、「殺傷能力はその辺の石とほとんど変わりはない」としている。また、米スミソニアン自然史博物館自然人類学部門の責任者ダグラス・アウズリー氏の率いる研究チームが、イースター島で見つかった469個の人間の頭骨を調べたところ、マタアによるものと思われる切り傷の痕が見つかったのは、そのうちわずか2個だけだった。ほとんどの傷は、飛んできた石に当たってできたものであるという。島へやってきた西洋人は、島の人々の多くが石を投げて相手を攻撃していたことを記録に残している。考古学者ポール・バーン氏は従来の崩壊説を支持する研究者の一人であり、ジャレド・ダイアモンド氏も著書でその研究を何度も引用している。バーン氏は、マタアが人を殺すのに有効な武器ではなかったとする説に反論し、「もちろん致命傷を与えることが可能です。そもそもこれは物を切る道具ですから。骨に痕跡を残すことなく、大けがを負わせることもできます」と指摘した。これに対し、アウズリー氏はもう少し慎重な見方を示している。「私の経験では、本当に誰かを殺したいと思うなら頭を狙うでしょう。顔を切り付ければ頭蓋骨に証拠が残るものです」争いが起こったとされる時から数百年も後に収集された口承だけを頼りにすることは、研究者の間でも論争の種となってきた。「人口が少なく、島民は全員が知り合いという小さな島です」と、アウズリー氏は言う。「ほんの数人が死亡した事件でも、島全体に話が伝わり、何度も繰り返し話題にされれば、そのうち話が膨らんで実際よりもずっと残虐な出来事として伝えられてしまうでしょう」
◎殺してはならないという暗黙の了解|だからといって、イースター島の生活に争いが皆無だったわけではない。「もちろん、暴力的な事件もありました。傷が癒えた痕のある人骨もたくさん発見されています。マタアも、鋭い刃がありますから、色々な形で人を威嚇するのに使われることもあったと思います」と、リポ氏は言う。しかし、70トンものモアイ像を1000体近く築いた技術力を持っていた島民たちが、戦いで相手を殺すことのできる武器を作れなかったのはなぜだろうか? 「作れなかったわけではありませんよ、もちろん」と、リポ氏。「作ろうとしなかっただけです」リポ氏は2012年に、米オレゴン大学の人類学者テリー・ハント氏と共同で、『歩く石像』と題されたモアイ像研究の本を出版している。その中で両氏は、面積わずか164平方キロ、一番近い島まで2000キロという絶海の孤島で、互いに殺し合うまで争いをエスカレートさせることは、全くの無益であると書いている。「彼らにとっては、この島が宇宙全体だったのです」と、リポ氏は説明する。「死にいたるほどの暴力は露見してはいけない。殺したら逃げるか、皆殺しにするか。そうでなければ、遅かれ早かれ犯した罪の報いを受けなければなりません」イースター島の社会は早い段階でこれに気付き、互いに競争しながらも、報復行為の応酬で大量殺戮に発展し、最終的には全滅するという最悪の事態に発展しない方法を考えついた。現存する人骨の分析結果も、この意見を支持しているようだ。「激しい戦闘の時代があったという民族史的記録と、人骨のデータとは一致しません。組織的な戦いも大量殺戮も、実際には存在しなかったのです」と、アウズリー氏は言う。リポ氏は、イースター島で起こった環境破壊から部族闘争、文明の崩壊というこれまでの通説を、今一度見直すべきであると主張している。「科学の力を借りて、本当は何があったのかを究明すべきです。絶海の小さな孤島で、全員が力を合わせなければならない環境において、成功するために何が必要なのかを知ることは、非常に多くの大切な教訓を私たちに教えてくれると思います」「イースター島の歴史はこれまで、人類の未来へ対する警鐘として語り継がれてきましたが、実はその逆なのではないでしょうか」 文=Kristin Romey/訳=ルーバー荒井ハンナ





●スーパープレゼンテーション 「常識破りの経営術」 ~リカルド・セムラー~

いま日本でも盛んに議論されているワークライフバランス。30年前から経営に取り入れ、会社を驚異的に成長させた企業家がいる。リカルド・セムラーだ。その経営術は、組織図を作らず、人事部も作らず、社員の管理もしないという意外なもの。しかし、自由な環境のもと、社員は自ら考え行動するようになり、結果的に会社全体の売り上げが9年間で6倍に増えたという。世界で注目されるカリスマ経営者が、常識破りの経営術を語る。 <PICK UP> 日曜の夜、家で仕事することに抵抗はないけれど、月曜の午後、映画に行くことには抵抗がある。知恵を発揮するには、後者もできるようになることが大切です。
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◎リカルド・セムラー|企業経営者 1959年、ブラジル生まれ。サンパウロ国立法学院で学ぶ。1980年、21歳で船舶用重機のメーカー・セムコ社を父から引き継ぐ。業績悪化に苦しむ同社の経営を立て直し、事業の多角化を断行。しかし25歳の時、過労で病に倒れる。以後、従業員に全幅の信頼を寄せる「参加型経営」を掲げ、経営にまつわるあらゆる権限を従業員に委譲するとともに、充実したワーク・ライフ・バランスを実現するための施策を次々に実行。世界でも稀に見る独自の経営スタイルを築く。
(original text from NHK site)

NHK教育 25min 2015-12-06 Air check by Sony Giga Pocket Digital 4.2 Stereo





●クローズアップ現代 「家族の名字 どう考えますか?」 ~“夫婦別姓”のゆくえ~

「結婚で名字の変更を強いる法律は憲法違反だ」―こうした男女5人の訴えに対し12月16日、最高裁の大法廷が判決を言い渡す。夫婦が別々の名字を名乗ることを可能にする選択的夫婦別姓は、国の審議会などで20年ほど前から議論されてきた。結婚して名字を変えるのは、ほとんどが女性。名字の変更をきっかけに、結婚や離婚というプライバシーが周囲にさらされてしまい、嫌な思いをしたという女性は多い。また女性の社会進出が進み、旧姓で実績を積み重ねる人が増える中、名字の変更を定めた現在の法律に違和感を抱く女性は少なくない。一方、離婚の増加、そしてドメスティックバイオレンスや虐待などへの社会の関心が高まる中、夫婦別姓が家族の絆を弱めることにつながるのではないかと危惧する声も強い。社会のあり方とともに変容する名字に対する思い。世論調査から日本人と名字の“今”を見つめる。(NO.3744)
(original text from NHK site)

NHK総合 28min 2015-12-07 Air check by Sony Giga Pocket Digital 4.2 Stereo





●視点・論点 「ヒョウタン文化と人類」 進化生物学研究所理事長兼所長…湯浅浩史

NHK総合 10min 2015-12-07 Air check by Sony Giga Pocket Digital 4.2 Mono --->地デジ VAIO-L

> ラジオ深夜便に、同氏の「ヒョウタンと人の暮らし 一万年」あり 2015年11月18日



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