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●100分de名著 「良寛 詩歌集」 講師: 中野東禅(龍宝寺住職)

日本の僧侶の中で、お年寄りから子供まで誰もが知っている最も著名な人といえば、多くの人が良寛の名を挙げるでしょう。「子供たちと手まりをついて遊ぶ良寛」「粗末な草庵で自由気ままに暮らした良寛」といったイメージは誰しもの心の中に浮かび、「日本人の心のふるさと」と称える人もいます。しかし、いったい良寛がどのような思想を残したかとなると、ほとんど知られていないのが実情です。そこで「100分de名著」では、良寛が生前に遺した約500種の漢詩、約1400種の和歌の中から珠玉の名品を厳選し、そこから現代に通じるメッセージを読み解いていきます。良寛は、越後出雲崎に町名主の長男として生まれ、後継ぎとして育てられました。しかし、見習いとして始めた仕事はことごとく失敗。大きな挫折を経験した良寛は家出し、やがて仏門に入ってしまいます。備中玉島の円通寺での厳しい修行を経て僧侶の資格も得ますが、寺の住職となることをよしとせず、七十四歳で生涯を終えるまで托鉢行脚の乞食僧として過ごしました。いかなる組織にも所属せず、ホームレスにも似た質素な暮らしを続けた良寛でしたが、その人柄を慕い、悩み事を相談する人や心を通わせたいと訪ねる人は絶えませんでした。そんな人々に対して、良寛は一切お説教をしないし、仏教書を書くわけでもありません。良寛は、ただただ淡々となすべきことをなし、徳の力を示しました。そして、折にふれてその思いを託すように漢詩を作り和歌を詠むだけでした。こんな良寛が、多くの人々の心をとらえて離さなかったのはなぜなのでしょうか? 一見、自由気ままに作られたように見える漢詩や和歌を深く読み解いていくと、その理由がわかってきます。「透徹した自己への洞察」「すがすがしいまでの清貧さ」「人や自然への温かいまなざし」「老いや死に向き合う強さ」等々… 良寛の漢詩や和歌からは、全てをことごとく言葉で書き尽くすことで、人生全体を修行の場にしていこうという生き方が伝わってくるのです。その生き方こそが人々の心を揺り動かしてやまなかったのです。厳しい競争社会、経済至上主義の風潮の中で、気がつけば身も心も何かに追われ、自分自身を見失いがちな現代。良寛の漢詩や和歌を通して、「命」や「自然」、「老い」「死」といった普遍的なテーマをもう一度見つめ直し、人生をより豊かに味わう方法を学んでいきます。

第1回 「ありのままの自己を見つめて」
良寛ほど「ありのままの自分」を見つめ抜いた人はいない。時に厳しく、時に笑い飛ばすような批評眼を通して見つめた人間洞察からは、肩書きや名誉・金銭などは、本来の自己には何の役にもたたないのだ、という良寛のメッセージが伝わってくる。そして、ごまかしようのない自己を認めた時、何ものにも惑わされない「自由な生き方」も自ずと見えてくる。今回は自分自身を見つめる方法や、何ものにも惑わされず伸びやかに生きるヒントを、良寛の漢詩と和歌に学ぶ。

第2回 「清貧に生きる」
「たくほどは風がもてくる落ち葉かな」。貧しく厳しい暮らしの中にこそ、奥深い楽しみや味わいがある… そんな良寛の心が見えてくるような和歌だ。良寛は、徹底して「もたない暮らし」を貫いた。だがそれは決してやせ我慢などではない。ともするとマイナスにもみえる「貧しさ」や「孤独」は、時に自分を見失わないための座標軸を与えてくれるのだ。そこには、モノや情報にあふれた現代人が忘れてしまった洞察がある。今回は良寛の清貧な暮らしの中に、私たちが生きる原点を見つけていく。

第3回 「“人”や“自然”と心を通わす」
清貧を貫いたからといって、良寛は決して超俗の人ではない。良寛の漢詩や和歌には、人々や自然への温かいまなざしが常に横溢している。子供と一緒に毬をつくことに没頭する幸せ、友人と酒を酌み交わす楽しさ、質素な暮らしの中でこそ見えてくる自然の美しさ。良寛の漢詩や和歌を読み解いていくと、人や自然と心を通わせ、全てを豊かに味わい尽くす達人の境地が見えてくる。今回は、世俗とつかず離れずの批評眼に貫かれた、良寛の風流の真髄に迫る。

第4回 「“老い”と“死”に向き合う」
良寛は晩年、老いや病に苦しめられた。彼の漢詩や和歌には、その克明な状況すら描かれている。そこには、全てを言葉で表現し尽くすことで、「老い」や「病」「死」と対峙し、それを人生修行の場としようという良寛の強靭な精神が見えてくる。どんな苦境にあっても自らを見つめ、言葉で表現し尽くすこと。こうした、並の表現者には真似できない旺盛な批評精神こそ、良寛の漢詩や和歌の真髄なのである。今回は良寛の表現活動を通して、「老い」や「病」「死」との向き合い方を学ぶ。
(original text from NHK site)

NHK教育 25min×4 2015-12-02・09・16・23 Air check by Sony Giga Pocket Digital 4.2 Stereo





●ハートネットTV 「ブレイクスルー file44: ロックは裏切らない! ~ロックバンド サルサガムテープ~」

日本初!知的障害者によるプロのロックバンドがあります。その名も「サルサガムテープ」。ポリバケツにガムテープを貼った手作り太鼓でラテン系リズムセッションを始めたことから、このバンド名がつきました。メンバーは総勢20人、半数以上がダウン症や自閉症などの障害者です。NHK5代目歌のお兄さんだった、かしわ哲さんが1994年に結成。さらに元ブルーハーツのドラマー・梶原徹也さんも、このバンドの魅力にひかれドラムで参加。以来、国内外でのライブ活動の他、99年にはNHK「みんなのうた」に出演、ロック界のレジェンド・故忌野清志郎さんともセッションを行い、「ロックンロールの原型」と賞賛されました。「サルサガムテープ」の活動拠点は、神奈川県・厚木にある福祉事業所。メンバーは毎日練習に励み、プロのバンドとして年間20本以上の公演を続けています。「世の中にある、障害に対してネガティブなイメージを、ぼくらの演奏で打ち払いたい」と語るメンバーたち。ロックは全ての壁を壊し、すべてを受け入れる究極のバリアフリー。ロックで自己表現に挑み続ける「サルサガムテープ」のブレイクスルーを見つめます。
(original text from NHK site)

NHK教育 30min 2015-12-07 Air check by Sony Giga Pocket Digital 4.2 Stereo





●クローズアップ現代 「“夢の原子炉”はどこへ」 ~もんじゅ“失格”勧告の波紋~

資源小国・日本にとって“夢の原子炉”と言われ、発電しながら燃やした以上の核燃料を生み出す高速増殖炉。その原型炉「もんじゅ」が揺れている。11月、原子力規制委員会は文部科学大臣に対して、運営組織の日本原子力研究開発機構はもんじゅを安全に運転する「資質を有していない」として、別の運営組織を明示するよう勧告。国費1兆円を投じながらも、事故や点検漏れ・規定違反などを繰り返してきた「もんじゅ」が、いま大きな岐路に立っているのだ。規制委による勧告が投げかけた波紋から、日本の原子力政策を見つめる。(NO.3745)
(original text from NHK site)

NHK総合 28min 2015-12-08 Air check by Sony Giga Pocket Digital 4.2 Stereo





●クローズアップ現代 「“移住1%戦略”は地方を救えるか」

「もし毎年1%の人を呼び込めれば、町の人口減や高齢化は食い止められる」とする“理論”が注目を集めている。典型的な中山間地である島根県邑南(おおなん)町などで実践が始まっている「1%戦略」だ。年に数世帯ずつ家族が定住してくれれば、大規模な産業誘致や開発などしなくとも、数百人規模のコミュニティは存続可能という。実際、移住は地方衰退の救済策としてどこまで有効なのか? NHKでは明治大学と共同で、全国の自治体に移住に関する最新状況を調査した。昨年度、県外流入者は1万人超、この5年で4倍近くに増えたことがわかった。さらに、移住支援を行うNPOの調査でも、移住者の半数を40代までが占めるなど、現役世代の増加が顕著だ。地方を選択する理由は、“暮らしやすさ”という。大抵、表面上は収入減となる地方移住だが、生活上の様々な要素を貨幣価値に換算し具体的に分析してみると、東京生活より「豊か」にすることも可能なことが見えてきた。田園回帰と呼ばれる最近のムーブメント、地方消滅対策としての可能性とヒントを、データジャーナリズムのアプローチから探る。(NO.3746)
(original text from NHK site)

NHK総合 28min 2015-12-09 Air check by Sony Giga Pocket Digital 4.2 Stereo





●視点・論点 「荷風の俳句カメラ」 文芸評論家…持田叙子

NHK総合 10min 2015-12-08 Air check by Sony Giga Pocket Digital 4.2 Mono





●Eテレ・ジャッジ 「箱庭おじさん」 第1話

視聴者審査員が選ぶ企画オーディション番組『Eテレジャッジ』バトル7のエントリー企画。会社のおじさんにうんざりしている女性社員に起こった奇跡とは? 会社員あかねには、苦手なものがある。オジサンだ。汚い・臭い・ウザい…。なかでも直属の上司・課長は、オヤジ臭をぷんぷんさせている。加齢臭? 徹夜続きの汗? しかも顔を合わせればガミガミお説教ばかり。うんざりしたあかねが自席に戻って、引き出しを開けると、なんと5cm程の大きさの課長がいた!もしかするとあなたの職場にもあるかも知れない、世代間ギャップを描いたファンタジー。
(original text from NHK site)

NHK教育 5min 2015-11-30 Air check by Sony Giga Pocket Digital 4.2 Stereo





●Eテレ・ジャッジ 「箱庭おじさん」 第2話

視聴者審査員が選ぶ企画オーディション番組『Eテレジャッジ』バトル7のエントリー企画。会社のおじさんにうんざりしている女性社員に起こった奇跡とは? あかねの会社の引き出しの中に箱庭が出現。嫌な上司が5cm程の大きさになって、引き出しの中をうごめいている。小さな課長が消えたと思ったら、今度は部長がウロウロ。寒いダジャレを連発する部長は超うざい。リアクションが悪いと、機嫌を悪くして八つ当たりしたりする。箱庭の中でもせっせとギャグポーズをとる部長を見ているうちに、あかねはあることに気づく。世代間ギャップに夢を与えるミニファンタジー。
(original text from NHK site)

NHK教育 5min 2015-12-07 Air check by Sony Giga Pocket Digital 4.2 Stereo



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