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●映像’15 「白い炎 ~放火殺人20年の真実」

美容院で20年ぶりに髪を切る女性。青木恵子さん。この10月に釈放されるまで無期懲役刑で服役していました。「保険金ほしさに自宅に放火して娘を殺害した」これが青木さんに科せられた「罪名」でした。火事は1995年に起きました。自宅が全焼し、当時風呂場にいた長女のめぐみさん(11)ひとりが死亡したのです。まもなく青木さんは、当時同居していた男性とともに逮捕・起訴されて刑は確定します。青木さんと男性はともに「自白は虚偽で、無実である」と訴えつづけました。その声に弁護団が立ち上がり、現場の再現事件を繰り返し、ついに「自白のうそ」を検証し、火事はガソリン漏れによる自然発火だったことを突き止めました。それを受けて裁判所はようやく「2人は無実の可能性が高い」と判断、裁判のやり直しを決めました。番組は、釈放後の青木さんに密着。彼女はいかにして無期懲役の罪で20年間囚われたのかを問います。そして捜査の問題点と、自白を鵜呑みにする裁判所の問題を明らかにし、「冤罪」は決して特別なことでなく、いまも司法の中で生まれる危険性をもう一人の冤罪被害者とともに描きます。
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(取材ディレクターより) この火事があった1995年は、阪神淡路大震災(1月)、地下鉄サリン事件(3月)、麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚の逮捕(5月)など、ニュース史上に残る大災害・大事件が相次いでいました。当時大学生だった私にはこの「事件」の記憶はありませんでした。 そんな「事件」を取材することになったのは3年前。弁護団が再現実験によって「自白」どおりの犯行が不可能であることを示し、大阪地裁が再審=裁判のやり直しを決めたときでした。確かに弁護団の実験結果はセンセーショナルでした。しかし、裁判記録を読み込んでいく中でそれ以上に引っ掛かったのが、青木惠子さんを無期懲役とした裁判所の確定判決でした。直接証拠は自白のみ。確定判決は、自白以外のさまざまな状況証拠についても検討がなされています。ところが「火事のあとの被告の行動」や「動機」など、見方次第で犯人とも無実とも取れるような事情を、自白の内容に合うように有罪に傾く解釈がなされているように思えたのです。保険金目的で自宅を放火し、娘を焼き殺す… 本当ならば極めて残忍な犯罪です。この「事件」がいかにして組み立てられ、どう有罪とされていったのか。その背景をつぶさに取材することで20年前の真実に迫り、日本の司法が抱える大きな問題を明らかにしたいと考えました。
(original text from MBS site)

毎日放送 60min 2015-12-20 Air check by Sony Giga Pocket Digital 4.2 Stereo

> 第23回坂田記念ジャーナリズム賞受賞





●ハートネットTV 「私らしい“自立” ―NHK障害福祉賞50年―」

今年50年の節目を迎える、障害のある方やその支援者の手記を集めた「NHK障害福祉賞」。過去に入賞した人々を訪ね、その後の人生の歩みを2回連続で振り返ります。脳性まひのため、全身の自由が利かない重度の障害のある、林芳江さん(52才・第22回-1988年&第32回-1998年入賞)。福岡県北九州市で、「NPO法人北九州自立生活センター」の代表として活動しています。最初の受賞は25歳のとき、授産施設で働きながら、将来を模索していた頃でした。障害を克服し健常者に近づくよう教えられて育ちましたが、就職で挫折を経験し、自分が社会に出て自立することは難しいと考えるようになりました。しかし、重い障害がありながら地域で生き生きと暮らす他の障害者たちからの「自分を好きになり、どう生きたいのかを自由に考えてごらん」というメッセージに動かされ、自分なりの自立を目指して歩んできました。林さんの半生と、他の障害のある仲間の支援活動に邁進する思いを見てゆきます。
(original text from NHK site)

NHK教育 30min 2015-12-21 Air check by Sony Giga Pocket Digital 4.2 Stereo





●ハートネットTV 「障害福祉賞2015|毎日がスタート ―藤原美幸さん―」

障害のある人自身の貴重な体験や、支援者のすぐれた実践の記録に贈る「NHK障害福祉賞」。ちょうど50回目にあたる今年度の入賞作品の中から、岩手県に住む藤原美幸さんの手記を取り上げます。原因不明の不随意運動症を抱える藤原さん。20代になってから、筋肉が勝手に収縮し、手足がふるえるなどの症状が現れました。病気への戸惑いと体の苦しさと向き合う中、脳深部刺激療法という大手術をする決断をします。手術によって症状を抑えることに成功しますが、根本の治療法は見つかっておらず、今も病気の進行と、薬の副作用と闘っています。思うように動かない体と、将来への不安に押しつぶされそうになりながらも、必死で前を向こうとする藤原さんの今に迫ります。
(text from NHK site)

NHK教育 30min 2015-12-23 Air check by Sony Giga Pocket Digital 4.2 Stereo





●ハートネットTV 「もう一度 立ち上がる ―NHK障害福祉賞50年―」

今年50年の節目を迎える、障害のある方やその支援者の手記を集めた「NHK障害福祉賞」。過去に入賞した人々を訪ね、その後の人生の歩みを2回連続で振り返ります。脳性まひのために四肢と言語に障害がある、栗木宏美さん(57才・第27回-1992年入賞)。愛知県岡崎市で、夫と暮らしています。幼い頃から、障害のために周囲のいじめを受けてきた栗木さん。両親から課された厳しい訓練に応え、栗木さんは常に障害に立ち向かう負けず嫌いの心を培いました。手記を寄せた23年前には、二人の娘の子育てに追われる幸せな生活を送っていました。しかし7年前、栗木さんは転倒により頸椎を損傷、全身の力が入らない後遺症が残りました。突然の試練に見舞われた栗木さんでしたが、重度化した障害に悲観することなく、他の障害者のための施設を作るという新しい活動に挑戦し、前向きに生きようと自らを奮い立たせています。栗木さんの生き方を貫く「雑草のようにしぶとい」心と、一緒に障害と向き合ってきた家族の今を描きます。
(original text from NHK site)

NHK教育 30min 2015-12-29(2015-12-22の再放送) Air check by Sony Giga Pocket Digital 4.2 Stereo





●ハートネットTV 「障害福祉賞2015|それからの日々 ―堤万里子さん―」

障害のある人自身の貴重な体験や、支援者のすぐれた実践の記録に贈る「NHK障害福祉賞」。ちょうど50回目にあたる今年度の入賞作品の中から、佐賀県に住む堤万里子さんの手記を取り上げます。堤さんの兄・靖紘さんは、10代で統合失調症と診断され、45年間にわたり病院で療養生活をしていました。大好きだった兄のことを、常に案じながら日々を過ごしていた堤さん。ある時、病気になりながらも変わらない兄の優しさに触れ、兄を引き取り共に暮らす決心をします。12年前に家に帰ってきた靖紘さんは、予想以上に早く日常生活に慣れていきました。兄妹2人で新たな挑戦を続け、時に失敗もする中で堤さん自身も成長しています。支え合いながら歩む兄妹の日々と、穏やかな幸せを見つめます。
(original text from NHK site)

NHK教育 30min 2016-01-07(2015-12-24の再放送) Air check by Sony Giga Pocket Digital 4.2 Stereo





●目撃!日本列島 「九軍神」 〜残された家族の空白〜

「九軍神」とは、昭和16年12月8日の真珠湾攻撃の際、潜水艇で捨て身の攻撃を行い、戦死した9人の若者。海軍が戦意高揚のために名付けたこの言葉は、残された家族の人生に暗い影を落とし続けている。軍神ゆえに明らかにされない事実、隠された過去。いま、孫の世代が「軍神」と呼ばれた家族がどんな人物で何をしたのか、その足跡をたどることで、埋まらない家族の“空白”と向きあおうとしている。終わらない戦後を見つめる。
(text from NHK site)

NHK総合 25min 2015-12-20(2015-12-12放送分を近畿2府4県で放送)
Air check by Sony Giga Pocket Digital 4.2 Stereo





●視点・論点 「シリーズ・次世代への遺産|“栄久庵憲司”」 静岡文化芸術大学学長…熊倉功夫

NHK総合 10min 2015-12-22 Air check by Sony Giga Pocket Digital 4.2 Mono



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