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●NNNドキュメント'17 「老いる団地」 ~街なかの過疎~

理想郷だった住宅団地に危機が訪れている。340を超える団地が造成された広島市では、少子高齢化・町内会の消滅・買い物難民など課題が浮き彫りになっている。住民は地域の絆を維持しようとサロンを開催するが、劇的な解決には繋がっていない。そんな中、大阪府では町全体をレモンの果樹園にするという動きが始まった。行政が補助金を出さない自立型の団地再生術として注目を集める。団地が再び輝きを取り戻すための方法はあるのか?
(original text from NTV site)

読売テレビ 30min 2017-04-16 Air check by Sony Giga Pocket Digital 4.2 Stereo





●ハートネットTV 「認知症ケア ユマニチュードは地域を変えるか?」

日本の高齢化が急速に進む中、高齢者介護に携わる人材の不足が深刻な課題となっている。団塊の世代が一斉に75歳以上になる2025年には、全国で38万人が不足すると国は試算。必要なケアが受けられない高齢者が大量に生まれることが危惧されている。そうした事態を地域全体の“ケア力”を高めることで乗り切ろうとする試みが、去年11月から福岡市で始まっている。福岡市は、長寿を心から喜べるまちを目指す「健康先進都市戦略」を推進。その最初の取り組みが、認知症の人とのコミュニケーションを改善させると言われるケア技法「ユマニチュード」を、高齢者ケアを行う介護施設や病院のスタッフ・市民に学んでもらい、その効果を科学的に検証するというものだ。ユマニチュードを用いてケアを行うと、認知症の行動・心理症状と呼ばれる暴言・暴力などの症状が起こりにくくなると言われている。ケアの質向上と介護負担の減少を進めることにより、人手不足に歯止めをかけようという狙いもある。この研究には5つの介護・医療機関と約200人の市民が参加、地域をあげて行われる非薬物療法による認知症ケアの検証研究は、これまでほとんど例がないという。深刻な社会問題となっている介護の負担をどれだけ減らすことが出来るのか。超高齢社会を迎える日本の未来を占う取り組みの行方を伝える。
(original text from NHK site)

NHK教育 30min 2017-04-26 Air check by Sony Giga Pocket Digital 4.2 Stereo





●ドキュメントしこく 「“小さなことば”をみつめて」

「おもちを食べたら、いちごちゃんがでてきました!」初めていちご大福を食べた園児からの、驚きいっぱいの報告である。愛媛県内のある幼稚園では、子どもたちの何気ない発言や行動を記録し続けている。一人一人を深く理解しようと、先生たちが始めたこの取り組み。続けることで「子どもたち同士でどこまでできるか、“見守る”ようになった」という。どのような環境で子どもの人間性は育っていくのか? 園児たちの成長をみつめる。
(text from NHK site)

NHK総合 30min 2017-04-21(2017-03-10 四国地方で放送)
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●100分de名著 「三木清 “人生論ノート”」 講師: 岸見一郎(哲学者)

「人生論ノート」という一風変わったタイトルの本があります。1937年に冒頭の一章が発表されて以来、80年近くもロングセラーを続ける名著です。「怒」「孤独」「嫉妬」「成功」など私たち誰もが突き当たる問題に、哲学的な視点から光を当てて書かれたエッセイですが、その表題に比べて内容は難解です。書いたのは、西田幾多郎・和辻哲郎らとも並び称される日本を代表する哲学者・三木清(1897~1945)。今年生誕120年を迎える三木は、治安維持法で検挙され、獄死した抵抗の思想家でもあります。三木はこの本で、一つの「幸福論」を提示しようとしていました。同時代の哲学や倫理学が、人間にとって最も重要な「幸福」をテーマに全く掲げないことを鋭く批判。「幸福」と「成功」とを比較して、量的に計量できるのが「成功」であるのに対して、決して量には還元できない質的なものとして「幸福」をとらえます。いわく「幸福の問題は主知主義にとって最大の支柱である」「幸福を武器として闘うもののみが斃れてもなお幸福である」。幸福の本質を突こうとした表現ですが、どこか晦渋でわかりにくい表現です。こうした晦渋な表現をとったのには理由があります。戦争の影が日に日に色濃くなっていく1930年代。国家総動員法が制定され、個人が幸福を追求するといった行為について大っぴらには語れない重苦しい雰囲気が満ちていました。普通に表現しても検閲されて世に出すことができなくなると考えた三木は、哲学用語を駆使して表現を工夫し、伝わる人にはきちんと伝わるように言葉を磨き上げていったのです。哲学者の岸見一郎さんは「人生論ノート」を、経済的な豊かさや社会的な成功のみが幸福とみなされがちな今だからこそ、読み返されるべき本だといいます。一見難解でとっつきにくいが、さまざまな補助線を引きながら読み解いていくと、現代を生きる私たちに意外なほど近づいてくる本だとも言います。厳しい競争社会・経済至上主義の風潮の中で、気がつけば身も心も何かに追われ、自分自身を見失いがちな現代。「人生論ノート」を通して、「幸福とは何か」「孤独とは何か」「死とは何か」といった普遍的なテーマをもう一度見つめ直し、人生をより豊かに生きる方法を学んでいきます。

第1回 「真の幸福とは何か」
三木清は「幸福」という概念を考え抜いた。幸福を量的なものではなく、質的で人格的なものであると捉え直す三木の洞察からは、経済的な豊かさや社会的な成功のみが幸福なのではないというメッセージが伝わってくる。そして真の幸福を掴んだ時に、人間は全くブレることがなくなるということも分かってくる。今回は、三木清が捉え直そうとした「幸福」の深い意味に迫っていく。

第2回 「自分を苦しめるもの」
「怒」「虚栄心」「嫉妬心」。誰もがふとした瞬間に陥ってしまうマイナスの感情は、暴走を始めると、自分自身を滅ぼしてしまうほどに大きくなってしまう。これらの感情をうまくコントロールするにはどうしたらよいのか? 三木が提示する方法は「それぞれが何かを創造し、自信をもつこと」。たとえば「虚栄心」には「自分をより以上に高めたい」といった肯定的な面も潜んでいる。「何事かを成し遂げよう」という創造性が、こうした肯定面を育てていくのだ。今回は、自分自身を傷つけてしまうマイナスの感情と上手につきあい、コントロールしていく方法を学んでいく。

第3回 「虚無や孤独と向き合う」
三木清は哲学者ならではの視点から、人間が置かれた条件を厳しく見定める。そして人間の条件の一つを「虚無」だと喝破する。だがこれは厭世主義ではない。人間の条件が「虚無」だからこそ、我々は様々な形で人生を形成できるというのだ。また、一人だから孤独なのではなく、周囲に大勢の人がいるからこそ「孤独」が生まれると説く。そして、その「孤独」こそが「内面の独立」を守る術だという。今回は、人間の条件である「虚無」や「孤独」との本当のつきあい方に迫る。

第4回 「死を見つめて生きる」
「人生論ノート」の冒頭で、三木は「近頃死が恐ろしくなくなった」と語る。人間誰もが恐れる「死」が、なぜ恐ろしくないのか? 死は経験することができないものである以上、我々は死について何も知らない。つまり死への恐怖とは、知らないことについての恐怖であり、死が恐れるべきものなのかそうではないのかすら、我々は知ることができないのだ。そう捉え直した時、「死」のもつ全く新しい意味が立ち現れてくる。今回は、さまざまな視点から「死」という概念に光を当てることで、「死とは何か」を深く問い直していく。
(original text from NHK site)

NHK教育 25min×4 2017-04-03・10・17・24 Air check by Sony Giga Pocket Digital 4.2 Stereo





●NHK映像ファイル あの人に会いたい 「映画監督・熊井啓」

「何もかにも そのまま信じてはダメ 自分たちの手で 自分たちの感覚で つかんで行かなければいけない」: 「帝銀事件・死刑囚」「海と毒薬」の作品で知られる映画監督・熊井啓。晩年は、松本サリン事件を題材にした「日本の黒い夏・冤罪」を発表。熊井映画の特徴は、現実に起きた事件の忠実な再現。たとえ入手しにくい警察や検察の取り調べ調書であっても徹底して集め、事件の検証をするがごとく緻密な演出を貫いた。人間の「本性」をあぶり出し、その先に透けて見える権力や組織の構造にメスを入れ続けた人生だった。
(original text from NHK site)

NHK総合 10min 2016-08-27 Air check by Sony Giga Pocket Digital 4.2 Stereo



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