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●ドキュランドへ ようこそ!「タイタニック 新たな真実」

タイタニックはなぜ沈没したのか? 出航前に船倉部の石炭庫で火災が発生し、鎮火せぬまま航海を続けたのが原因とする説を、豪華客船や乗組員の動きをCGで再現しつつ検証。 乗組員だった電気技師が撮影した船体には、側面に焦げ跡が見て取れる。会社は負債を抱え、出航延期は即倒産。ボイラー作業員は少人数で、火がついた石炭は動力炉に投げ込むしかない… 巨大な氷山を目前にしてもスピードを上げ続けたタイタニックの謎も解ける。火災により鋼鉄の強度も極端に低下し、史上最大の豪華客船が、浸水開始から2時間で沈没する悲劇につながったという。1912年当時の資料を再発掘し徹底検証。
(original text from NHK site)

NHK教育 48min 2018-12-28 Air check by Sony Giga Pocket Digital 4.2 Stereo





●ブラタモリ -4th series- 「#93 彦根」 ~なぜ 家康は“彦根がイイ”と思った?~

ブラタモリ、彦根へ!滋賀県の彦根といえば、ご当地キャラ「ひこにゃん」と、年間80万人が訪れる国宝・彦根城で知られる、江戸時代からの城下町です。実はこの彦根、徳川家康が関ヶ原の戦いの後、信頼する家臣・井伊家に与えて守らせた、とっても重要な土地でもありました。でもどうして家康は、彦根をそんなに“イイ”って思ったんでしょうか? タモリさんが城下町をブラブラ歩いて、彦根の知られざる「すごさ」に迫ります。まずは彦根城へと向ったタモリさん。琵琶湖を望む優美な姿で知られる彦根城ですが、実は危険な仕掛けが満載の鉄壁の“イイ”城。四方八方から敵兵の攻撃を受ける魔のゾーンに、タモリさんもタジタジ? 天守の隠し部屋に潜入したタモリさんが発見した、驚きの工夫とは? そもそも彦根が古くから“イイ”と思われたのは、「西」に琵琶湖・「東」に山並みがある交通の要衝だったから。さらに家康は、城の「北」と「南」にも“イイ”ポイントを作って、いっそう彦根の価値を高めました。城下町へ向ったタモリさん、城の北で見つけた僅かな下り坂から明らかになる、「幻の湖」の意外な役割とは? 城の南に流れるまっすぐな川と、立派な屋敷に秘められた家康の思いとは? 彦根の誇る伝統工芸品・仏壇とサムライの意外な関係とは? そしてタモリさんが仏壇の金箔押しに挑戦!?
(original text from NHK site)

NHK総合 45min 2017-12-09 Air check by Sony Giga Pocket Digital 4.2 Stereo





●100分de名著 「スピノザ “エチカ”」 講師: 國分功一郎(東京工業大学教授)

「知性改善論」「神学政治論」といった哲学史に残る名著を著し、近世哲学の一つの潮流を生み出した17世紀の哲学者、ベネディクトゥス・デ・スピノザ(1632~1677)。とりわけ彼の哲学は現代思想にも巨大な影響を与え続け、人間の行為や感情・知性ひいては社会のあり方にも深い洞察をもたらすものとして、今も多くの人々の注目を集め続けています。そんなスピノザが最晩年、自らの哲学的な営為の集大成として世に問おうとしたのが「エチカ」です。現代でこそ哲学史上の名著とされる「エチカ」ですが、出版当初は無神論者による冒涜の書として黙殺されました。その理由は、常識を覆すあまりにも革新的なスピノザの思考法にありました。この世界のすべてのものは神のあらわれであり、神は世界に偏在しており、神と自然は一体であるという「汎神論」。それをベースとして、「自由意志の否定」「人間の本質を力だと考える人間観」「活動能力による善悪の再定義」など、常識とは全く異なる考え方が導かれていきます。私たちが漠然と前提しているものの見方がことごとく覆されますが、そこには不思議にも私たちが日常の中で見過ごしている物事の本質が浮かび上がってきます。とりわけ「意志」や「自由」に関するスピノザの洞察は、精神医療やケアの現場にも新たな知見を与えてくれることもあると言います。幾何学の方法を徹底的に適用し、一見冷めた非人間的な記述とも思えるスピノザの哲学は、深く読解していくと「人間の幸福」「人生を正しい方向に導く方法」「真の善の発見」といったテーマが貫かれていることがわかっていきます。哲学研究者・國分功一郎さんは、新自由主義が世界を席巻する中、人間の行為があらゆる領域でマニュアル化され、思考の自由が奪われつつある現代にこそ「エチカ」を読み直す価値があると言います。スピノザの哲学には、現代では失われつつある思考の本来のあり方や自由の根源的な意味を考えるための重要なヒントが数多くちりばめられていると言うのです。番組では、20年来スピノザを研究し続けている國分功一郎さんを指南役として招き、哲学史上屈指の難解さを持つという哲学書「エチカ」を分り易く解説。スピノザの哲学を現代社会につなげて解釈するとともに、「意志とは何か」「自由とは何か」「人間はどうやって真理を知り得るのか」といった根源的な問題を考えていきます。

第1回 「善悪」
「エチカ」を直訳すると「倫理学」。つまりこの本は「人はどうやって生きればよいか」を問うた本である。それは要するに「生きていく上で“善い悪い”の区別をどうするか」という問題だ。スピノザは音楽を例にして説明する。「音楽は憂鬱の人には善く、悲傷の人には悪しく、聾者には善くも悪しくもない」。すなわち全ては組み合わせ次第であり、そのもの自体に善悪はないと言う。その視点から善悪を再定義すると、その人の活動能力を増大させるものが善であり、減少させるものが悪だととらえることができる。今回は「エチカ」が生み出された背景やスピノザの人となりを紹介するとともに、スピノザが再定義した善と悪の見方から、私たちの行為の意味を捉え直してみる。

第2回 「本質」
古来ものごとの本質は「形」とされてきた。例えば、馬と牛はその外形や解剖学的な差異で分類される。私たちの知は、本質を固定した「形」とすることで成り立っているのだ。しかしスピノザは本質を「力」と見ることで、これまでとは違った見方を提示する。例えば同種の馬でも、環境や関係や歴史が違えば、野生馬・競走馬・家畜といった風に、自らの力を増大させるために異なった生態を生きることになる。人間もそうした視点でとらえてみると、決められた本質を目指すのではなく、それぞれの特性にあった「力」の伸ばし方を考えるべきだという発想に変わっていく。今回は、あらかじめ固定された「形」ではなく、それぞれの環境で独自に伸ばし得る「力」として本質をとらえることで見えてくる、スピノザ独自の人間観に迫っていく。

第3回 「自由」
「力=活動能力の増大」がスピノザ倫理学の目標だが、言い換えると「自由」という言葉で表現できる。しかし、この自由は単に制約からの解放ではない。例えば、魚は水という制約の中でこそ活動能力を発揮できる。水を離れては自由にはなれない。同じように、人間が自由になるとは何の制約もなくなることではなく、その条件にうまく沿って生きることで活動能力が増大させることなのだ。さらにスピノザは「自由意志」をも否定する。私たちが一つの行為を選ぶとき、実際には非常に複雑な要因がからまっているにも関わらず、自由意志が唯一無二の原因で選んでいると単純化してとらえてしまっているという。今回は、固定観念で覆われ、私たちが見逃しがちな「自由」や「意志」の本来の意味を、スピノザの視点から照らし出す。

第4回 「真理」
スピノザ倫理学の肝「活動能力の増大と減少」。ではその増減をどう判定すればよいのか。近代科学は「数値」「データ」といった、他者と共有できる根拠のみを真理の判定基準としてきた。しかしこれは、知識が扱えるものの範囲を非常に狭めてしまったと國分さんは言う。スピノザが提示するのは「体験」としての認識。他者と共有できなくても、体験自体が明々白々と真実性を語るような知のあり方が、科学の一方で確かにあり得るという。今回は、近代が切り捨ててきた「体験」という知のあり方をスピノザにならって提示し、あらゆるものが数値化・マニュアル化する現代で、もう一つの思考のあり方の可能性を考える。
(original text from NHK site)

NHK教育 25min×4 2018-12-03・10・17・24 Air check by Sony Giga Pocket Digital 4.2 Stereo





●視点・論点 「謎の漢字を調べる」 早稲田大学教授…笹原宏之

NHK総合 10min 2017-10-17 Air check by Sony Giga Pocket Digital 4.2 Mono



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