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●映像’18 「フジヤン、94歳」 ~ある助産師が伝える言葉~

22歳で助産師になり73年、取り上げた赤ちゃんの数は4000人以上。坂本フジヱさん、94歳。子供の頃から親しみを込めて「フジヤン」と呼ばれてきた。今も和歌山県田辺市で助産所を営む、日本最高齢の助産師だ。ガラガラと引き戸を開けると、テレビのある居間がひとつ、その奥に簡単な診察室がある。フジヤンの助産所に特別なものは何ひとつない。「お産は特別なものでなく、自然なもの」。そのポリシーが、シンプルな助産所の構えから伝わる。「陣痛は赤ちゃんの言葉やから、その思いに任せたらいい。早く出したいからって、すぐ促進剤打つのはあんまり良くない。赤ちゃんが子宮から産道を通って、お母さんと一緒に頑張って世の中に出てくる。その達成感は、赤ちゃんに一生続くんや。もちろん何かあれば医療が必要やけど…」。近所の家で産むような感覚を求めて、東京から訪れる妊婦もいる。番組では、フジヤンのもとに分娩だけでなく育児相談に訪れる人たちの話にも耳を傾ける。核家族化が進んだ今、インターネット情報の氾濫が親たちを悩ませる現状。そして、最高齢の助産師として「生」を見つめ続けるフジヤンの日々を通して「出産とは、子育てとは何か」を考える。
(original text from MBS site)

毎日放送 60min 2018-07-29 Air check by Sony Giga Pocket Digital 4.2 Stereo





●こころの時代 -宗教・人生- 「光を求めて ともに歩む」 弁護士…徳田靖之

故郷・大分を拠点に、国を相手取った薬害訴訟や冤罪事件など、人権にかかわる裁判に多く取り組んできた弁護士の徳田靖之さん。2001年 ハンセン病国賠訴訟では、国の隔離政策の過ちを認めた画期的な判決を勝ち取り、元患者の尊厳の回復へと道を開いた。そして現在 徳田さんは、いわれなき差別や偏見に晒されてきた元患者の家族の人権回復に取り組んでいる。弁護士として50年、活動の原点からハンセン病家族訴訟まで。
(original text from NHK site)

NHK教育 60min 2019-05-12 Air check by Sony Giga Pocket Digital 4.2 Stereo

> 2019-07-03 時論公論 「ハンセン病家族の“人生被害”と残された課題」あり

> 家族差別、国に賠償責任 ハンセン病訴訟で熊本地裁 熊本日日新聞 2019年6月28日配信
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国のハンセン病隔離政策で患者と同様に差別や偏見の被害を受けたとして、元患者の家族561人が、国に謝罪と1人当たり550万円の損害賠償を求めた「ハンセン病家族訴訟」の判決で、熊本地裁(遠藤浩太郎裁判長)は28日、国の責任を認め、賠償を命じた。元患者の家族が起こした集団訴訟の判決は全国で初めて。元患者本人の訴訟では、国の隔離政策を違憲とし、元患者への賠償を命じた2001年5月の熊本地裁判決が確定。国は謝罪したが、その後創設された補償の対象は本人被害だけで、家族の被害は含まれなかった。今回の判決で家族の救済にも道が開かれた。原告は、隔離政策により家族も偏見や差別を受けたのに、国は対策を取らず平穏に暮らす権利が侵害されたと訴えた。国は、家族は隔離の対象でなく差別や偏見を直接助長してはいないと反論。時効により賠償請求権が消滅したとも主張した。元患者の家族訴訟では、母親が患者だった鳥取県の男性が国と鳥取県に賠償を求めた訴訟で、鳥取地裁判決が15年9月に請求を棄却し、昨年7月に広島高裁松江支部も支持。男性は最高裁に上告受理を申し立てている。

> 家族救済へ一歩 ハンセン病家族訴訟判決 「お金で人生戻らず」原告、喜びと無念さ 琉球新報 2019年6月29日配信
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早朝の雨が上がり、青空が広がる熊本地裁前で掲げられた「勝訴」の二文字。原告や支援者から大きな拍手が湧き起こった。原告561人のうち、約4割が沖縄県在住者のハンセン病家族訴訟で、熊本地裁は元患者の家族が受けた差別と偏見の責任が国にあると認めた。閉廷後の法廷で弁護団の徳田靖之共同代表は原告らと握手を交わし喜びを分かち合った。半面、一部の原告の訴えが退けられたことに、不満もにじんだ。熊本地裁には全国各地から原告や支援者が集まり、県内からも多くの関係者が駆け付けた。そこには、ハンセン病回復者で偏見差別の解消に向けた活動に取り組む平良仁雄さん(80)の姿もあった。平良さんの子どもたちも今回、原告となった。地裁前でマイクを受け取った平良さんは「病のせいで子どもたちを温かい家庭で育てることができなかった。それも全て国策による被害だ」と判決を歓迎し、「国は控訴をやめ、まずは謝罪してほしい。謝ることなくして原告の前進はない」と声を張り上げた。勝訴の報告から2時間後に熊本市内のホテルで開かれた記者会見で、弁護団は「家族に対する差別偏見を除去すべき義務に反した責任を認めた画期的な判決だ」とする声明を発表した。一方で、判決が2002年以降の国の責任を認めず、一部の原告の請求を棄却したことは「不当と評価せざるを得ない」と、もろ手を挙げて喜ぶ内容ではないことを指摘した。原告らは判決への複雑な心境を語った。黄光男副団長は「被害が認められたと言いつつも、私の人生、このお金で何か変わるのか。勝訴といっても人生は取り戻しようがない。それを思うと、心の底から喜べるものかな」と割り切れない。その上で、判決は一つの「ステップ」であり、ハンセン病問題の解決に向けて「マスコミも市民も取り組んでほしい」と訴えた。

> 元ハンセン病患者家族への賠償命じた判決、国が控訴へ 朝日新聞デジタル 2019年7月9日配信
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元ハンセン病患者の家族への賠償を国に命じた熊本地裁判決について、政府は控訴して高裁で争う方針を固めた。一方、家族に対する経済的な支援は別途、検討する。政府関係者が8日、明らかにした。国側の責任を広く認めた判決は受け入れられないものの、家族への人権侵害を認め、支援が必要と判断した。今回の訴訟は、ハンセン病患者に対する国の隔離政策で差別を受けて家族の離散などを強いられたとして、元患者の家族561人が国に損害賠償と謝罪を請求。熊本地裁は先月28日、国の責任を認め、総額3億7675万円の支払いを命じた。元患者家族の被害に対し、国の賠償を命じる司法判断は初めてだった。
>> 9日朝、複数の政府関係者への取材をもとに「国が控訴へ」と報じました。しかし、政府は最終的に控訴を断念し、安倍晋三首相が9日午前に表明しました。誤った記事を配信したことをおわびします。

> ハンセン病家族訴訟 首相が控訴断念 国の責任認めた判決確定 賠償へ 毎日新聞 2019年7月9日 8:52配信
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安倍晋三首相は9日午前、ハンセン病元患者家族への差別に対する国の責任を認めた熊本地裁判決を受け入れ、控訴を断念する方針を表明した。首相官邸で根本匠厚生労働相、山下貴司法相らと協議後、記者団に「筆舌に尽くしがたい経験をされたご家族のご苦労をこれ以上長引かせるわけにはいかない」と述べた。隔離政策が家族への差別も助長したと認定して初めて家族への賠償を命じた熊本地裁判決が確定する。熊本地裁判決は、世界保健機関(WHO)が隔離を否定した1960年以降も隔離政策を廃止しなかった厚労相らの義務違反などを認定。「隔離政策以前とは異質な家族への排除意識を生んだ」として、家族への偏見差別を除去する国の責任を認め、541人に1人当たり143万~33万円を支払うよう国に命じた。【杉直樹】

> ハンセン病家族訴訟「終結」弁護団が表明 「国と一緒に救済進める」 毎日新聞 2019年7月12日配信
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ハンセン病家族訴訟の原告・弁護団は12日、元患者の家族を対象とした補償措置を約束した首相談話の公表を受けて、東京都内で記者会見を開き、控訴せず訴訟を終結させる方針を明らかにした。元患者の家族への差別に対する国の責任を認めた先月28日の熊本地裁判決が確定する。弁護団共同代表の徳田靖之弁護士は「ここでつくられた新たな流れを歓迎して、(地裁で敗訴した)20人については控訴しない。訴訟を終結させ、一日も早い(救済の)枠組みづくりを国と一緒になって進めていきたい。リスクは大きいが、覚悟を決めた」と説明した。控訴期限の12日に公表された首相談話は、国として控訴しないことを改めて説明し、国の隔離政策によって「患者、元患者のみならず、家族に対しても、社会において極めて厳しい偏見、差別が存在した」と明記した上で「政府として深く反省し、心からおわびする」とした。また、訴訟への参加、不参加に関わりなく、元患者の家族を対象とした新たな補償措置を講じることも盛り込んだ。訴訟では、元患者の家族561人が国に1人当たり550万円の損害賠償と謝罪を求めた。熊本地裁判決は、541人に対する国の責任を認め、1人当たり143万~33万円、総額3億7675万円を支払うよう国に命じた。残る20人は国の違法行為が続いた2001年末まで本人も周囲も患者家族と認識していなかったとして請求を退けた。

> 安倍首相謝罪「ありがたい」=ハンセン病家族訴訟原告ら 時事通信 2019年7月24日配信
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ハンセン病元患者家族訴訟の原告らは24日午前、首相官邸で安倍晋三首相と面会後に記者会見し、「謝罪はありがたかった」「ようやくここまで来た」と振り返った。面会には、原告や弁護団計30人ほどが参加。安倍首相が謝罪の言葉を述べると、原告の原田信子さん(75)=岡山市=や奥晴海さん(72)=鹿児島県奄美市=の目からは涙があふれ、ハンカチで何度も拭った。原田さんらは首相と握手する際、かすれた声で「ありがとうございます」と感謝の言葉を口にした。面会後の記者会見で、原告団長の林力さん(94)=福岡市=は「家族らの意見を十分に取り入れた立法措置を行ってほしい。(元患者の)父親の霊前に『ようやくここまで来たよ』と報告したい」と話した。副団長の黄光男さん(63)=兵庫県尼崎市=は「心に染みる、ありがたい言葉だった」と評価した。奥さんは「首相とは何度も目が合った。真剣に聞いてくれたと信じている」と満足した様子。原告団によると、首相は原告らに「全力で解決します」と声を掛けた。林さんらを除く匿名原告20人全員とも握手したという。原告の1人は「すごく感激した。これがまた(新たな)スタートになる」と述べた。

> ハンセン病家族、最大180万円補償へ 棄却の家族にも 朝日新聞デジタル 2019年10月23日配信
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ハンセン病の元患者の家族に対して国に賠償を命じた熊本地裁の判決を受け、家族への補償法案を検討していた超党派の議員懇談会の作業部会が23日、開かれ、補償額を判決より増額し、1人あたり最大180万円とする法案の骨子案をまとめた。判決で棄却された人や裁判に参加していない人も補償する。議員懇談会総会で了承のうえ、開会中の臨時国会に議員立法として提出する。関係者によると、骨子案の補償額は元患者の親子、配偶者が1人あたり180万円、きょうだいや元患者と同居していたおい、めい、孫、ひ孫らは130万円。判決で家族の関係づくりが妨げられた被害が認められないとされた米軍施政下時代の沖縄の療養所に収容された元患者の家族らも等しく補償する。判決で請求が棄却された2002年以降に家族に元患者がいると認識した人や、裁判に参加していない人も対象に含める。法案の前文には、国会と政府を主語とし、反省とおわびを明記する。意見が分かれていた提訴後に亡くなった原告に対しては、名誉回復のための一時金を支払うことを省令で定めることとした。

> ハンセン病家族補償法が成立 最大180万円を補償 国会と政府「深くおわび」 時事通信 2019年11月15日配信
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ハンセン病隔離政策で差別を受けた元患者家族に対し、最大180万円を支給する補償法と名誉回復を図る改正ハンセン病問題基本法が、15日の参院本会議で全会一致で可決、成立した。近く施行され、厚生労働省は施行と同時に補償金の請求受け付けを始める。補償金は最短で来年1月末には支給される見通しだ。補償法は前文で、偏見と差別によって家族が負った苦痛に対し、国会と政府を主語にして「悔悟と反省の念を込め」「深くおわびする」と明記した。補償金は、6月に熊本地裁が命じた最大130万円の賠償から上積みし、元患者の親子や配偶者に180万円を支給する。きょうだいや同居のおいやめい、孫、ひ孫らは130万円とした。戦前の台湾や朝鮮半島の居住者や、判決で認められなかった米軍統治時代の沖縄にいた人も対象に含まれる。請求期限は施行から5年。対象者からの請求に基づき、厚労相が認定する。厚労省は補償の対象を約2万4000人、支給総額は約400億円と試算している。





●テレメンタリー2019 「豊かさを求めた先に」 ~外国人技能実習のゆがみ~

大阪の縫製工場で働くカンボジア人のラッツ・ジャリヤーさんは、残業時給350円で月に100時間超の時間外労働を強いられてきた。
外国人技能実習生が安価な労働力として使い潰される事例は後を絶たない。
それでも、祖国の貧しい農村で暮らす父親は「リスクがあっても、出稼ぎに行かなければ生活は変えられない」と話す。その言葉通り、現地では日本への出稼ぎを仲介するビジネスが熱を帯びる。
技能実習制度の構造的な問題を探る。
(text from TV-asahi site)

朝日放送 30min 2019-05-12 Air check by Sony Giga Pocket Digital 4.2 Stereo





●ミッドナイトドキュメンタリー 「長屋家族」

大阪のオフィス街の一角にある、築100年以上の長屋。ここに一昨年、シングルマザーが一人の女の子を出産した。彼女を囲むのは、5世帯の若い住人たち。夕食を毎晩一緒に囲み、自分の子供ではないのに、入浴を手伝ったり、保育園の送り迎えも行う。そしてこの春、この長屋に、また新しい命が誕生しようとしていた…。家族でも親戚でもない若い人たち同士が、なぜ支えあいながら暮らすのか。取材を通して深い理由が見えてきた。
(text from NHK site)

NHK総合 30min 2019-05-27 Air check by Sony Giga Pocket Digital 4.2 Stereo





●ドキュメント72時間 「京都 青春の鴨川デルタ」

京都・鴨川の上流にある憩いのスポット、通称「鴨川デルタ」が舞台。観光地から離れ、数多くの小説や映画の舞台ともなった水辺。飛び石を渡れば、なぜか心が解放される。青春時代を満喫する学生、若き日に思いをはせる人…。春の美しい風景とともに、京都人たちの心模様に触れる72時間。
(text from NHK site)

NHK総合 29min 2019-05-11(2016-07-01の再放送) Air check by Sony Giga Pocket Digital 4.2 Stereo

ショートケーキの話『Granewton Picnic!』@LINEトラベル





●未来スイッチ 2020その先へ「AED 普及のカギは?」

2020年へ向けて、暮らしやすい社会を目指す動きを紹介する「未来スイッチ」。今回は、心臓発作で倒れた人の命を救う「AED」。全国で約60万台設置されていながら認知が進まず、いざという時に有効に活用されていないのが現状。2020年にスポーツの現場や学校での「心臓突然死ゼロ」を目指して、子供への講習が進む。スマホでAEDの設置場所を登録するアプリも登場。普及への「未来スイッチ」の最前線を紹介!
(original text from NHK site)

NHK総合 3min 2019-06-05 Air check by Sony Giga Pocket Digital 4.2 Stereo





●未来スイッチ “日本語でダイジョウブ” 「やさしい日本語で 外国人の避難」

2020年をきっかけに、暮らしの身近な課題の解決を目指す「未来スイッチ」。今回は、災害時の外国人の避難。訪日外国人の数が3000万人を突破する中、外国人が日本で災害に遭った時、どうすれば不安をとりのぞけるか。今、やさしい日本語で話しかけようという動きが広がっている。大勢の外国人が訪日する東京五輪・パラリンピックでは、災害への備えが欠かせない。外国語がわからなくても、気軽に声をかけられるヒントを伝える。
(original text from NHK site)

NHK総合 3min 2019-06-07 Air check by Sony Giga Pocket Digital 4.2 Stereo



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