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●アナザーストーリーズ 運命の分岐点 「昭和が終わった日」

1989年1月7日。激動の昭和が終わった。連日報道された昭和天皇の病状。そしてテレビが初めて伝えた天皇崩御。テレビマンたちが明かす、知られざる報道の舞台裏。 今から33年前、正月の松も明けない1月7日の早朝、激動の昭和が終わった。その最後の日までテレビは100日以上、昭和天皇の病状を伝え続けた。テレビマンたちが明かす報道の舞台裏とは? 当初、国民に公表された天皇の病状は「慢性すい炎」。しかし診断した医師は、カメラの前で真実の病名を密かに証言していた。そこにあった苦悩と決意とは? 人々がテレビを通じて見つめた昭和が終わった日、その知られざる日々に迫る。
(original text from NHK site)

NHK総合 45min 2022-10-21 Air check by Panasonic DIGA DMR-BCT1060





●100分de名著 「折口信夫 “古代研究”」 講師: 上野誠(國學院大學教授)

「マレビト」「常世」といった独自の概念を生み出し、戦前戦後を通じて、国文学と民俗学に決定的な影響を与えた折口信夫(1887~1953)。20年来の研究を集大成し、「折口学」と呼ばれる学問構想の全容を示した代表作が「古代研究」です。来年、没後70年を迎えるタイミングで、折口についての様々な研究書や読み物が出版され、一般の人々の間でも関心が巻き起こっています。そこで「100分de名著」では難解と言われる折口の思想に、現代の視点から新しい光を当てて「古代研究」を読み解くことで、「日本文化とは何か」を改めて見つめ直します。「古代研究」と言っても歴史学の書ではありません。古代人の心性に論理を超えた直観で迫りながら、「日本文化の基層にあるものが何なのか」を明らかにしようという野心的な著作です。そこでは、万葉集から新古今集に至る国文学の生成発展から、古代人の生活・聖賤入り混じる日本の芸能史・神道や伝説の深層まで、「マレビト」という鍵概念をベースにした、縦横無尽な探索・論考が行われ、既存の学問的枠組みを超えた壮大な試みが展開されています。「古代研究」を読み解いていくと、茶道や華道といった芸道や「おもてなし」に象徴される日本文化の隅々にまで、古代的な心性の深い影響が及んでいることが分かります。また、ごく日常的な営みにも現れる日本人ならではの感受性が、歴史を通じてどう育まれていったかを知ることもできます。いわば「古代研究」は、日本人の心性の原点を探りだす著作なのです。万葉集研究の第一人者であり折口信夫の研究でも知られる上野誠さんは、「古代研究」を現代に読む意味が「近代化の中で表面的には忘れ去っているように見えるが、無意識のうちに我々を規定している日本文化の基層に触れることができること」だと言います。上野さんに「古代研究」を現代の視点から読み解いてもらい、折口信夫が明らかにした「日本文化の深み」に迫っていきます。

第1回 「“他界“と“マレビト”」
折口にとって、古代の世界観の根底となるのが「他界」の問題だ。かつて日本列島に移り住んできた祖先たちが、離別してきた出立の地を懐かしんだり憧れたりする心性が「他界」を生み出したのではないかと折口は考えた。さらに折口は、南方諸島の祭祀などに見られる、他界から時を定めてやってくる存在を「マレビト」と呼び、日本における神の原初的形態だと言う。人々はマレビトを畏怖をもって迎え饗応し、マレビトは豊作などを予言して他界へ帰っていく。この構造が、茶道や華道などの芸道や「おもてなし」に象徴されるの日本文化の隅々に影響を及ぼしていると言うのだ。今回は、折口が唱えた「マレビト」や「他界」という概念を解き明かすことで、日本文化の基層にあるものに迫っていく。

第2回 「国文学の発生」
人々がマレビトをもてなすのは、マレビトが他界からのメッセージを伝えてくれるからだ。「呪言」と呼ばれるその言葉が、記憶に残るよう一定の形式をもって伝えられてゆく中で、和歌や物語の原型が形作られていく。その際に「うたう」「かたる」という2つの方向性があり、それぞれが叙情詩・叙事詩に発展していくと言う。今回は、「マレビト」についての考察を発展させた折口の洞察から国文学発生の現場に迫り、和歌や古典の物語が私たちにとってどんな存在なのかを明らかにしていく。

第3回 「ほかひびとの芸能史」
折口の理論は「芸能史」にも新たな視角を与えてくれる。芸能は元来マレビトの言葉やふるまいを模倣する行為「もどき」から始まったという。それは日常性を超えた異世界性を帯びているが故に聖性を持ち、その裏返しとして賎性をも合わせ持つ。諸国を流浪する念仏踊りの聖や琵琶法師・門付け芸人らは、聖人的な側面を持ちつつも「河原乞食」とも蔑称され疎外されてきた。こうした聖と賤が入り混じったダイナミズムこそが、日本の芸能の特質なのだ。今回は折口の芸能についての論考から、現代の芸能文化や風俗にまで深く影響が及んでいる「聖と賤のダイナミズム」に迫っていく。

第4回 「“生活の古典”としての民俗学」
戦後の学問は分野ごとに明確に線引きされ、論理と実証のみによって事象を解き明かすことが主流になっていた。しかし折口は、そのような細分化した学問では人間の心性を探ることはできないと真っ向から批判する。文献のみに頼る研究だけではなく、身近な年中行事や日本各地に残る祭礼を掘り下げて古代人の心を肌で実感し、思考することの大切さを訴えたのだ。その背景には、私たちの心は深いところで古代人と繋がっているという「実感」こそが、私たちの心を豊かにしてくれるという折口の信念があった。今回は、折口が「生活の古典」と呼んだ、私たちの生活に沁み通った文化の基層としての「民俗」に迫っていく。
(original text from NHK site)

NHK教育 25min×4 2022-10-03・10・17・24 Air check by Panasonic DIGA DMR-BCT1060 Stereo





●映像’21 「"存在しない"人たち」 ~無戸籍で生きるということ~

去年9月、大阪府高石市で高齢の女性が餓死した。同居していた息子が「戸籍がなく、自治体などに助けを求められなかった」と話した。何らかの事情で出生届が出されていない無戸籍者は、全国に1万人以上いると推定されている。「人の一生の親族関係を登録し、日本人であることを証明する」戸籍は日本独特のもので、封建的などと制度自体に批判の声がある。しかし、実生活において無戸籍者は行政サービスの網からこぼれ落ちてしまい、健康保険証がなかったり進学できなかったりと大きな不利益を受けていることが多い。また、とりわけ最近は雇用の際に事業者がマイナンバーの提出を求めるため、就労できず生活に困窮するケースが増えている。奈良市に住む市川真由美さん(53)は小さなイベント会社を経営する傍ら、全国の無戸籍者支援にあたっている。例えば埼玉県に住む女性(27)は、母親がかつてフィリピンから"ジャパゆきさん"として来日。夫以外の男性との間に生まれたため、出生届けが出されず無戸籍だ。このため女性は、進学や就職・結婚など人生の節目の度に挫折を強いられ、未婚のまま生んだ娘たちもまた無戸籍となった。孤立感を深める女性のSOSを受けた市川さんは、市役所など関係機関に働きかけ、失われた権利の獲得を目指す。「自分は法律の素人」と言いながら強い行動力で行政を動かし、無戸籍者を支援していく市川さんの奔走を追い、この国で「戸籍を持たずに暮らす」人々の困難さを考える。
(original text from MBS site)

毎日放送 60min 2021-08-29 Air check by Panasonic DIGA DMR-BCT1060 Stereo

> 嫡出推定見直し、参院審議入り 民法改正案、今国会成立目指す 共同通信 2022年11月18日配信
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子どもの無戸籍問題の解消を目指し、法律上の父親を決める「嫡出推定」を見直す民法改正案が18日、参院本会議で審議入りした。離婚後300日以内に生まれた子を前夫の子とする規定は維持する一方、女性が出産時に再婚していれば現夫の子とする例外を設ける。女性は離婚後100日間は再婚できないとの規定は撤廃する。衆院の審議入り時は葉梨康弘氏が法相を務めていたが、死刑を巡る失言で更迭。法案審議中に法相が交代する事態となった。17日に衆院本会議で可決された。18日は後任の斎藤健法相が趣旨を説明。今後、法務委員会で審議し、政府は今国会での成立を目指す。





●時論公論 「脱炭素へ険しい道 エネルギー計画改定案」 NHK解説委員…水野倫之

脱炭素社会の実現に向けて中長期のエネルギーのあり方を示す、政府のエネルギー基本計画の原案が示された。再生可能エネルギーの目標達成は可能なのか、課題を考える。
(original text from NHK site)

NHK総合 10min 2021-07-21 Air check by Panasonic DIGA DMR-BCT1060





●時論公論 「エネルギー基本計画 あいまいな原発の位置づけ」 NHK解説委員…関口博之

経済産業省が示した新しいエネルギー基本計画の素案。再生可能エネルギーの最大限の導入を掲げる一方で、原子力については曖昧な位置付けに止まった。素案の課題は?
(original text from NHK site)

NHK総合 10min 2021-07-27 Air check by Panasonic DIGA DMR-BCT1060





●時論公論 「介護職員 さらに32万人必要に 今こそ対策の強化を!」 NHK解説委員…牛田正史

介護職員が2025年度に32万人不足する可能性があることが、厚生労働省の推計で明らかに。長年の課題はなぜ一向に解消しないのか? どんな対策が必要なのか?
(text from NHK site)

NHK総合 10min 2021-07-28 Air check by Panasonic DIGA DMR-BCT1060





●時論公論 「気候変動と激化する災害」 NHK解説委員…土屋敏之

熱海の土石流、ドイツ・ベルギー・中国の洪水など、世界各地で相次ぐ大雨による災害。その背景にあると指摘されているのが気候変動・地球温暖化。進行で災害はどうなるのか?
(original text from NHK site)

NHK総合 10min 2021-07-29 Air check by Panasonic DIGA DMR-BCT1060





●時論公論 「五輪期間中の緊急事態宣言拡大は 感染をどう抑えるか」 NHK解説委員…中村幸司

東京周辺への新型コロナ感染のいわゆる「染み出し」がみられる。デルタ株への置き換わりが進む中で、五輪期間中の緊急事態宣言地域の拡大はあるのか。感染抑制の課題は。
(text from NHK site)

NHK総合 10min 2021-07-30 Air check by Panasonic DIGA DMR-BCT1060



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