玄関 / ライブラリ / CD-R&RW [映像|〜GP-500] / GP-036 /

 

 

●技〜極める 「鳥の眼で描く街」 〜都市鳥瞰図絵師

石原正さんは、都市鳥瞰図の日本の第一人者。「大阪万博マップ」「奈良絵図」「千里ニュータウン絵図」など多数手がけてきた。
ビルの階数、窓の位置や数、駐車場のライン、家の庭木の本数や犬小屋までもが、航空写真や現地取材をもとに
ひとつひとつ残らず忠実に描かれる。1ミリ幅に線を2本描き込むという細密な世界。ペンを用いてフリーハンドで描く原画全体は、
4畳半もの大きさになる。「データを入力してコンピューターで作った鳥瞰図は、街が死んでいる」という石原さん。
実際は、屋根一つとっても、空調設備や貯水タンク、物干し場などがあり、それらを忠実に描くことで生活しているビルになり、
生きている街になる。ヘリコプターを飛ばし資料用の写真を撮れば費用もかさむが、
「人が住む街だからこそ、人が作る手描きの鳥瞰図でありたい」と石原さんはこだわる。
正確さを追及し、街の夢を描き続ける石原さんの細密な技とこだわりに迫る。
(text from NHK site)

NHK総合 10min 2002-09-08 Air ckeck by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo

> DR-4674になっている





●技〜極める 「洗い職人」

京都では、いわゆる町屋と呼ばれる木造建築に長く住むために柱や梁、建具などを洗って再生させ、長く使ってきた。
その専門職が「洗い屋」。京都に残る伝統の職人である。
今江清造さんは、洗い屋一筋50年。今や、京都の洗い職人の頂点に立つ。
京都市内の町屋から、「洗いお願いします」の声が掛かれば、70歳を越えた今も元気に出かけていく。
また今江さんの洗いの技の確かさから、「京都に今江清造あり」と言われ、全国から、主に神社仏閣から洗いの注文が来る。
今までに、京都御所の蛤御門、旧岩崎邸(伊豆長岡)、フィラデルフィアの日本記念館お茶室などの建物の再生に貢献した。
「洗いさえしっかりすれば、木は何度でも生き返る」という今江さん。
これからのリサイクル社会に、洗いの仕事はますます必要とされてくるに違いないと思っている。
木を生き返らせる仕事に誇りを持つ今江さんの職人技を描く。
(text from NHK site)

NHK総合 10min 2002-10-24 (2002-08-04放送の再) Air ckeck by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo

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