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●テクノ探偵団 ［あなたの身体をカギにする技］ 個人認証

人を見分ける「個人認証」。
顔や背格好、そして声などが個人を照合する基本的なものとなっています。
さらに最新技術を使った個人認証では、静脈の血管で人を見分けることや、
なんと、じゃんけんで人を見分ける事も可能なのです。
そして、個人認証の技術は犯罪捜査の分野でも一役買っています。
指紋や瞳を超えた驚きの「個人認証」のテクノに迫りました。


取材先：

◎日本ユニカ
　東京都中央区東日本橋２−２４−９　ユニカ日本橋ビル　Tel. ０３−５８２３−５６２１

ゲームセンターなどで随分身近になった指紋認証。実は指紋全体ではなく、その人の指紋が持っている、
「特徴点」と呼ばれる部分だけを記憶していたのです。住宅のドアのカギなどにもこの技術が使われています。


◎沖電気工業
　東京都港区虎ノ門１−７−１２　Tel. ０３−３５８０−８９５０

瞳の中にある「虹彩」と呼ばれる部分は、生後２年から変わる事はありません。
虹彩の中を８つのエリアに分け、明るさの度合いをデータ化し、登録データと照合すると
個人を認証することが可能になります。


◎富士通 (広報IR室)
　東京都千代田区丸の内１−６−１　丸の内センタービル　Tel. ０３−３２１６−７９５２

手のひらの静脈パターンは母親の胎内でパターンが決まってからは、
成長による大きさの変化以外に、生涯変わる事がありません。また静脈の中の還元ヘモグロビンには
近赤外線を吸収する性質があり、血管だけが黒く浮かび上がって見ることができます。
このように人の身体的特徴を用いる認証方法はバイオメトリクスと呼ばれています。


◎日本サイバーサイン
　東京都世田谷区用賀４−５−１６　ＴＥビル５Ｆ　Tel. ０３−３７０７−３１３１

サインで本人かどうかを判断する認証技術は、筆跡だけではなく、筆圧や書くスピードなどの「くせ」も含めて
データを読み取ります。筆跡をまねしただけでは認証されることはできないのです。


◎エス・アンド・アイ
　東京都中央区日本橋箱崎町３６ー２　リバーサイド読売ビル　Tel. ０３−５６２３−７８７４

パソコンには欠かせない、ユーザーネームやパスワード。キーボードを打つ時の「くせ」が認証のカギになります。
単に正しいパスワードを入力しているかどうかだけではなく、すべてのキーとキーを打つ間の時間や、
一つのキーを押している時間までも照合し、本人かどうか判断します。


◎東京大学先端科学技術研究センター
　東京都目黒区駒場４ー６ー１　Tel. ０３−５４５２−５２７６

だれでも知っている「じゃんけん」。実はじゃんけんの動きには人それぞれの違いが隠されていました。
この動体認証の技術は様々な応用も考える事が可能です。


◎ニコンシステム
　神奈川県横浜市西区みなとみらい２−３−３　クイーンズタワーＢ　１６Ｆ　Tel. ０４５−６８２−０１４０

不特定多数の人物が出入りする空港などで、１人の人物を特定できる顔認証技術。
ちょっとやそっとの変装ぐらいではごまかされません。
その秘密は、その人の顔が持つ特徴点を見ている事にありました。
顔の輪郭や、目、鼻、口などの位置関係を記憶しています。

(text from TV-tokyo site)

テレビ東京　30min　2002-11-16　Air ckeck by Sony Giga Video Recorder v4　Stereo






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