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●技〜極める 「巨大包丁 しなやかに鍛える」 〜刃物職人〜

セリ声ひびく東京・築地市場で、重さ200キロもあるマグロを解体するのに使われているのが
刃渡り1.5mという長大な包丁。この包丁を造っているのが、福井県武生市の刃物職人・清水正治さん。
一見日本刀のような巨大包丁だが、大きく異なるのは、しなやかにたわむこと。
マグロをおろす包丁は、背骨のカーブにあわせてきれいに身をおろすため、
力加減一つで自在に形を変える必要があるのだ。武生市は700年の伝統を持つ鎌やナタなどの刃物産地で、
鍛造技術の高さから「切れ味が衰えない」と高く評価されてきた。
しかし、切れ味を保ちながら刃物が弾力を持つようにするのは至難の業。
清水さんは刃物の本体になる部分と刃になる部分、2種類の材料を組み合わせて打つ技法を使い、
わずか15cmの鋼を1.5mまでひたすら打ち伸ばすことで、切れ味としなやかな弾力を両立させた。
鍛えぬいた包丁が、完成するか無駄になるかは「焼き入れ」で決まる。
清水さんは炎の色を見極めるため、焼き入れを日没後に行う。
長い包丁になるほど均一な焼きを入れるのは難しく、最終的には炎の色からカンで判断するという。
切れ味としなやかな弾力を兼ね備えた巨大包丁を生み出す、清水さんの技に迫る。
(text from NHK site)

NHK総合 10min 2002-11-17 Air ckeck by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo

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●技〜極める 「音の錬金術師」 〜音響効果マン〜

映画には欠かせない効果音。コンピューターの合成により様々な音作りが可能な今も、
独特の音の質感を出すために、撮影所の中のスタジオでは昔ながらの手作りの効果音が息づく。
このような効果音作りのプロは、業界で「音効さん」と呼ばれる音響効果マンである。
日活撮影所内にスタジオがある音響効果会社の代表・伊藤進一さんは20数年、この音作り一筋に歩んできた。
音響仕込みのデジタル機器と膨大な量の効果音テープに囲まれて、映像に対してどういう音をどう付けていくかを
検討しながら作業を進める。その作業はかなり多く、俳優の足音までスタジオで録り直す。
また、衣擦れや食器の音など、細かい音をも新たに録音する。時代劇の音、アクション映画の音、怪獣映画の音、
SF映画の音、伊藤さんはこれまでに様々な音を作ってきた。欲しい音を求め、身近なものを使って、
実物よりリアルな音をつくるために、様々なアイディアを凝らす。
そうした経験と感性を活かしたベテランならではの音作りの工夫を紹介するとともに、
時代とともに新しく変化を遂げていく「技の真髄」に迫る。
(text from NHK site)

NHK総合 10min 2002-11-24 Air ckeck by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo

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