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●ドキュメント地球時間 「人類のオデッセイ 〜ヒトはどこから来たのか〜」

直立二足歩行によってサルと決別し、ヒトとしての道のりを歩みだした我々人類。
人類はいかにして誕生し、進化していったのだろう。どのようにして世界中に広がっていったのであろうか。
“人類が歩んだ最初の壮大な旅=オデッセイ”の跡をたどる3回シリーズ。


GP-080 (1) アフリカからの旅立ち

人類が誕生したアフリカを訪ね、猿人・“アウストラロピテクス”から
現代人の直接の祖先である原人・ホモ属までの進化の道のりにスポットをあてる。
現在、次々と新種の化石が発見され、人類の系統樹が塗り替えられている。
初期人類の進化はこれまで考えられていたような、アウストラロピテクスから1本の線で単純に
つながるような過程ではなかった。猿人から原人に至るまでに人類はどのような進化をたどったのであろうか。
東アフリカや南アフリカで発見された化石や痕跡を調査し、最初の“人類の旅”のあとに迫る。


GP-081 (2) アジア・オーストラリアへ

アジアの人類の進化を考える時、北京原人は1つのカギとなる。
だが北京原人の骨が第2次世界大戦中に消失してしまったこともあり、完全に謎は解明されていない。
北京原人は、アフリカから移動してきた新しい人類(ホモ・サピエンス)にとって代わられたというのが現在の定説だが、
それに対し北京原人の研究の第一人者・呉新智(中国科学院)は、北京原人は滅びず中国で独自の進化を遂げ、
現代のアジア人に進化していったと考えている。オーストラリアの最初の人類に関しての研究も盛んである。
新たな年代測定法により、6万年前すでにこの大陸に人類がいたことが明らかになりつつあり、
またオーストラリアで発見された最古の人骨からDNAが抽出されるなど成果が上がっている。
しかし、その一方で、氷河期でさえも陸続きにならず海で隔てられていたオーストラリア大陸に、
どのように人類が渡ったのかについては、不明なところが多い。
番組では、さまざまな説を紹介しながら、いまだ謎の多いアジア・オーストラリアでの人類の起源に迫っていく。


GP-082 (3) アメリカ大陸へ

アメリカ大陸への移住は、人類が歩んだ最初の壮大な旅の最終章である。しかし、その最終章はいまだ多くの謎に満ち溢れている。
いったい、最初に誰が、いつごろ、どうやってアメリカ大陸に渡ったのだろうか。
定説では、現在のネイティブ・アメリカンの祖先である“クロービス”とよばれる大型獣狩猟民族が、
氷河期の終わりにアジアと北アメリカを結んだベーリング陸橋を渡り、その後南アメリカにまで広がっていったとされる。
しかし、さまざまな発見によってこの定説は揺らぎ始めている。
南アメリカでは、ベーリング陸橋が出現する前に、クロービスとは違う人々が住んでいたことを示す発掘結果がでている。
また、クロービスの使用した槍先と同じ特徴のものがヨーロッパで発見されており、
クロービスはアジアではなく、ヨーロッパから来たという説まで現れているのだ。

原題: The Human Odyssey
制作: ZDF (ドイツ 2002年)

(text from NHK site)

NHK教育 45min 2002-11-15・22・29 Air ckeck by Sony Giga Video Recorder v4 Mono (MPEG-1)







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