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●NHK人間講座 「空海〜平安のマルチ文化人」


講師:頼富本宏

第3回  密教受法 〜遍照金剛の誕生〜

804年日本を出帆した遣唐使船には、新しい密教を求め、希望に胸をふくらました空海の姿があった。
34日の漂流の後、ようやく中国に到着した空海は、すぐに密教情報の収集を開始した。
当時の中国密教は、すでに低落の時代に入っていたが、1人、密教の孤墨を守っていた恵果和尚に師事。
恵果は空海に自らの密教のすべてを伝え、密教の正式相承を認められた空海阿闍梨(遍照金剛阿闍梨)が誕生した。
空海は、消えかかった中国密教の灯を日本に持ち帰り、平安時代の宗教と文化のリーダーとなる。


第4回  嵯峨天皇と最澄 〜政治と宗教の理解者〜

空海は国家から課せられた20年の留学期間を正味2年で勝手に切り上げ、折よく日本から来た使節とともに帰国する。
すぐに空海は朝廷に無許可の帰国を認めてもらうことと、得がたき密教を持ち帰ったことを懇請するが、
入京を許されず九州で4年近く待機する。809年、嵯峨天皇が即位、空海は、すばらしい情報を持ち帰ったことが
認められ、入京を許される。その理解者は、かって同じ遣唐使節として入唐した先輩僧の最澄と、
中国の新しい文化情報を心待ちにしていた嵯峨天皇であった。空海の本格的な活躍が始まる。

(text from NHK site)

NHK教育 25min 2003-04-23・30 Air ckeck by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)







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