玄関 / ライブラリ / CD-R&RW [映像|〜GP-500] / GP-209 /

 

 

●その時 歴史が動いた 「日出づる処の天子より」 〜聖徳太子、理想国家建設の夢〜

ゲスト: 堺屋太一
その時: 607年(推古15)7月3日 倭国が2回目の遣隋使を派遣

「日出ずる処の天子、書を日の没する処の天子に致す」、中国の大帝国・隋の皇帝を激怒させたこの国書は、
倭国(日本)の聖徳太子が遣隋使に託した、対等外交の宣言であった。
しかし挑発的な文言にもかかわらず、隋はやがて倭国との対等な国交を認めざるを得なくなる。
この奇跡のような展開こそ、聖徳太子による国家整備と外交戦略が結実した瞬間だった。
当時、古代国家・倭は、豪族たちが相争う混乱のさなかにあった。権力争いに奔走する豪族たち。
戦乱に民は困窮する。さらに新たな超大国・隋の誕生は、東アジアに脅威を与え、倭国も対応を迫られていた。
この危機に立ち上がったのが、仏教、儒教を学び、慈悲と倫理に基づく理想国家建設の夢を抱いた
若き皇子、聖徳太子だった。推古天皇の摂政となった太子は、わずか10年あまりで官僚制度と憲法を作り上げ、
中国、朝鮮に伍する国家・政治体制を確立する。それはやがて、東アジアの小国・倭が
隋に対等外交を認めさせるという奇跡を呼ぶ。番組は、慈悲と倫理を重んずる理想国家建設を目指し、
やがて世界に通用する国家の枠組みを作りあげた天才政治家・聖徳太子の奮闘を描く。
(text from NHK site)

NHK総合 45min 2003-05-28 Air ckeck by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)







ページ先頭へ