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●NHK人間講座 「虫たちの地球」 海野和男


講師紹介:
東京都生まれ。東京農工大学の日高敏隆研究室で昆虫行動学を学ぶ。
大学生時代に撮影した「スジグロシロチョウの交尾拒否行動」の写真が雑誌に掲載され、
それを機にフリーの写真家に。学生時代よりアジア・アメリカの熱帯雨林に通い、
最近はアトリエのある長野県小諸市を中心に身近な自然を記録している。
自然科学写真協会副会長、日本昆虫協会理事、日本写真家協会などの会員。
著書は『蝶の飛ぶ風景』(平凡社)、『林と虫たちの一年』(岩崎書店)、
『デジカメで記録する 海野和男の里山日記』(世界文化社)など多数。
『昆虫の擬態』(平凡社)は1994年日本写真協会年度賞を受賞。
ビデオカメラでの映像にも意欲を燃やしている。
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第1回  テントウムシが見る世界 〜昆虫にとっての空間〜

昆虫の特徴は体の小ささにある。最も大きい昆虫であるナナフシの一種で体長30cm、
ヘルクレスオオカブトムシは15cmほどである。しかしこうした大型種はむしろ珍しく、多くは数ミリ程度である。
例えばナナホシテントウの体長は8mm、体重0.04g。しかしナナホシテントウがもし人間の大きさと仮定すると、
計算上の体重は、384kg。動揺の計算でエンマコウロギのオスは266kgになる。
昆虫は意外に重い、海野さんはそう考えている。


第2回  華麗な変身 〜昆虫にとっての時間(1)〜

昆虫の寿命は、人間の寿命に比べると大変に短い。例えばアゲハチョウ、寿命は2ヶ月未満。
中にはアブラゼミのように幼年期間が長く、合計6年間も生きる昆虫がいる。しかし、これはむしろ例外である。
昆虫の寿命が短いということは、世代交代が早いということである。世代交代が早ければ、
進化や種分化の速度も早くなる。このことが多種多様な昆虫を生み、地球を昆虫たちの星にしている。

(text from NHK site)

NHK教育 25min×2 2003-06-04・11 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 解説副音声 (MPEG-1)










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