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●プロジェクトXアンコール(69) 「レーザー・光のメスで命を救え」 〜倒産工場と脳外科医の闘い〜


レーザー光線。その強力な出力から「殺人光線」と呼ばれた技術を医療に用い
「神の指先」と言わしめたレーザーメスを開発した男たちがいた。
立ち上がったのは脳外科医、滝澤利明。昭和40年代、脳外科では摘出困難な腫瘍や出血に悩まされ、
余命宣告せざるを得ないこともしばしばだった。「レーザーを照射すれば正確に患部が切れ、
しかも一瞬で血管が塞がり出血がない」ことを自ら動物実験で確認した滝澤は、小さな町工場とともに開発に乗り出した。
町工場のメンバーは全員が手に火傷を負いながら開発に取り組んだ。しかし当時まるで「巨大な大砲」だった
レーザー発射装置を手術室に出し入れできるほどコンパクトにし、直進するレーザー光線を医師の手元まで送り、
自在に照射することは至難の業だった。しかも開発から3年後、町工場は倒産。
技術者達は妻子を実家に帰し、債権者から身を隠しながら開発を続けた。
昭和50年、様々な困難を乗り越え、ついにレーザーメスが完成した。そして医療機器として当時の厚生省から
認可を待つ昭和54年、悪性の脳腫瘍を患い余命1年と宣告された少女の手術に挑むことになる。
尊い命を救うため、レーザーメス開発にかけた脳外科医と技術者たちの壮絶なドラマを描く。
(text from NHK site)

NHK総合 45min 2003-06-24 (2001-10-09の再放送) Air ckeck by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)










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