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●世界美術館紀行 「ロートレック美術館」 〜モンマルトルの画家と母の肖像〜


19世紀末のパリ・モンマルトルの歓楽街に夜ごと出没し、
そこに生きる人々を描き続けた画家・トウールーズ=ロートレック。(1864〜1901)
キャバレーや劇場の踊り子、歌手、俳優、そして夜の街の娼婦たちがロートレックの作品の主人公だった。
しかし、彼が数多くの優れた「母の肖像」を描いていることはあまり知られていない。
フランス南西部の古都・アルビの名門貴族・ロートレック伯爵の嫡男に生れたロートレックは、
少年時代の骨折がもとで、身長が止まってしまうというハンディキャップを背負っていた。
いとこ同士だった両親は不仲で、ロートレックは夫と別居した母・アデール伯爵夫人によって育てられる。
母は息子を「未来のミケランジェロ」と呼び溺愛していた。強い絆で結ばれた母と息子。
しかしロートレックは母の手を逃れるように自由を求めてパリの歓楽街に身を沈める。
やがて酒と女に溺れ、ロートレックは36歳の若さで世を去った。
アルビの「ロートレック美術館」は、ロートレックの死後、母・伯爵夫人が油彩、素描、石版画、ポスターなど
1000点にも及ぶ作品をアルビ市に寄贈し、1922年に誕生した。
番組では、ロートレックの画業とその生涯をたどりながら、彼の芸術の永遠性を信じた母の
息子への贈りものと言える「ロートレック美術館」の魅力を伝える。
(text from NHK site)

NHK教育 25min 2003-07-05 Air ckeck by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)



●クローズアップ現代 「弥生時代がさかのぼる」


先月末、水田稲作が伝わり日本の始まりとされている弥生時代が従来考えられていた年代よりも
500年も早まる可能性があると、国立歴史民俗博物館が発表。
「放射性炭素測定法」という最先端の年代測定法によるこの調査結果をめぐって、専門家の間で議論が沸騰している。
これまでの弥生時代研究で謎とされていたことの解明につながる一方で、新たな矛盾も生んでいるためだ。
大陸から水田稲作が伝播した時期や全国へ広がっていった期間は解明するが、鉄器が中国よりも日本の方で
早く作られていることになる、など専門家の評価は分かれ、全国の研究者を巻き込んだ検証が始まっている。
今回の年代調査の経緯を追い、この調査結果は歴史をどう書き換えるものなのか、最新の学説をもとに伝える。(No.1771)


科学的年代の測定法と、新しい説が正しいとすると歴史像の仮説について
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◎科学的な年代測定法について

▽放射性炭素年代測定法・・・
放射性炭素C14は年を追って濃度が減る傾向にある(5730年で半減)。
その濃度を測ることで、年代を測定する方法

▽「弥生時代が500年早まる」と調査結果を発表したのは・・・
国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市)
[電話]043−486−0123

◎弥生時代の年代について

▽従来の説・・・
歴史の教科書によると「紀元前400年ごろ〜紀元後3世紀ごろ」
※(研究者によって若干のずれはあります。)

▽科学的測定によって出された年代・・・
「紀元前1000年〜紀元後3世紀ごろ」
※(今回は始まりが500年遡りました。終わりに関しては従来と同じです。)


今回の発表に対する矛盾点の指摘について
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『土器編年』を作り上げてきた福岡埋蔵文化財センター 
[電話]092−571−2921

(text from NHK site)

NHK総合 28min 2003-07-03 Air ckeck by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)










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