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●日経スペシャル ガイアの夜明け 「学力崩壊を防げ!」 〜教育改革の現場から〜


<シリーズ・日本の知を問う 第1弾>
「知」の力は、その国の「経済力」の基礎である。しかし、現代の日本においては「ゆとり教育」の是非が
喧しく論じられるなど、子供たちの学力低下への危機感が募り、教育現場に対する不満と不安が蔓延している。
OECD(経済協力開発機構)の調査によると、日本は学習到達度では上位にあるものの、
家での学習時間は調査対象の32カ国中最低で、子供たちの学習意欲が著しく低いことが浮き彫りになった。
20年後、30年後の日本の社会・経済を支える子供たち。果たして日本の未来は大丈夫なのか…?
危機感が高まる中、教育現場で草の根レベルからの改革が始まった。
番組では、子供たちに必要なことは何かを模索する教育最前線を取材する。

◎基礎基本学習を徹底せよ
「100マス計算」といった基礎基本の徹底反復学習で教え子たちの学力を伸ばし、
いまや子供を持つ親にとってカリスマ的存在にまでなった陰山英男先生。兵庫県の小さな町の小学校から
難関大学入学者を数多く生み出した陰山先生は、現在は尾道市立土堂小学校の校長となり、
後進の指導に力を入れている。一方、陰山流と同じ基礎基本学習を取り入れるとともに、「指名なし発言」という
スタイルの授業を進めているのは東京・板橋区立新河岸小学校。4年生のクラス担任、
杉渕鉄良先生がその中心だ。「指名なし発言」授業は、生徒の知的能力や学習意欲、社会性を育てる試みだ。
また、私立学校も少子化の流れの中で、生き残りをかけた取り組みを始めている。
中高一貫校の順天学園では「スクールステイ」という試みを開始した。生徒を学校に宿泊させ
規則正しい生活をしながら勉強させ、学習習慣を身に付けさせようというもの。「強制的な学習」とも見えるが、
子供たちの中に「やわらかな競争意識」を巧みに醸成し、学習意欲向上に成功している。
基礎基本学習の徹底、「指名なし発言」、「スクールステイ」―。学力向上を目指すそれぞれの取り組みは、
子供たちにどんな変化をもたらすのだろうか?

◎生きた経済を学ぶ
「経済」を教育の材料に使う動きも進んでいる。品川区では企業の協力を得て、本物の店舗が並ぶ
擬似的な町を校舎の中に作り、子供たちに「労働者」「消費者」「市民」という社会人の立場を体験させ
学習意欲向上につなげようという「スチューデントシティ」という試みが始まっている。このプログラムを
進めているのはジュニアアチーブメント(JA)というNPO(非営利組織)。JAは品川区での試み以外にも、
さまざまな形の経済教育を学校教育の中に浸透させつつあり、注目が高まっている。
(text from TV-tokyo Mail Magazine)

テレビ東京 53min 2003-08-26 Air ckeck by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)







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