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●プロジェクトX (127) 「第九への果てなき道」 〜貧乏楽団の逆転劇〜


昭和20年11月、群馬県高崎市の集会所で6人の男たちが頭を突き合せていた。
この男たちは、忌まわしい過去を背負っていた。戦中、「音楽挺身隊」として戦意高揚を掲げ、軍需工場を巡回。
その後、そこで働く多くの市民が空襲で亡くなっていたのである。丸山勝廣をリーダーとするこのメンバーは、
「日本を音楽で奮い立たせたい」という大きな夢を持っており、その後、18人でオーケストラを結成し、
演奏会を開いた。しかし、腕がなく客は減り、集めた若き音楽家たちは極貧生活に陥った。
それでも、諦めなかった丸山は、「オーケストラを出前しよう」と、起死回生の案をひねり出す。
県内の小学校を訪問しては音楽を奏で、一人十円の料金をもらう前代未聞の「移動音楽教室」。
メンバーは、重い楽器を抱え、山から山へと旅を続け、年に300回の演奏を行った。
しかし、貧困は凄まじく、厳しい食糧事情に体調を崩す楽団員も多数、生活に追われるものもおり、
楽団は絶体絶命の危機に陥った・・・昭和31年1月、様々な困難を乗り越えた群馬交響楽団は
奇跡のコンサートを開く。「自分たちの第九を披露しよう」と群馬の夜に「歓喜の歌」を響かせた。
日本音楽界に今も語り継がれる、群馬交響楽団の伝説のドラマを描く。
(text from NHK site)

NHK総合 45min 2003-10-14 Air ckeck by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)











 

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