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●にんげんドキュメント 「寝たきりをなくしたい」 〜発明にかけるエンジニア〜


お年寄りを寝たきりにしたくない。ただその一念で、車椅子やベッドなどの介護機器を
作り続けてきた技術者がいる。愛媛県重信町の介護機器メーカーの会長、井浦忠さん、73歳。
斬新なアイデアで数々の特許を取得し、介護機器の発明王とも呼ばれる。23年前「寝たきりの夫の
介護に疲れ、自分が先に死んでしまう」という母からの電話にショックを受けて介護機器を作り始めた
井浦さん。今、長年完成を目指しながら挫折を繰り返してきた「寝たきりを防ぐ車椅子」の開発に情熱の
すべてを注いでいる。その車椅子は通称「もぐら」。座席が二つに分かれてベッドに腰掛けた人のお尻の下に
もぐりこむ。井浦さんは、抱き上げなくても乗せかえられるこの「もぐら」で、高齢者同士の介護を助けたい
と願っている。井浦さんとともに「もぐら」作りを担当するのは25歳の技術者・福永秀憲さん。福永さんは
難しい開発の壁にぶつかりながらも、お年寄りの心と体に寄り添って機器を作ることの喜びに目覚めてゆく。
若い技術者とぶつかり合いながら、夢の車椅子の発明に執念を燃やす井浦さんの日々を追う。
(text from NHK site)

NHK総合 45min 2003-10-17 Air ckeck by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)











 

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