玄関 / ライブラリ / CD-RRW / GP-393 /

 

 

●その時 歴史が動いた 「正岡子規 余命十年で日本語を革新した男」


その時=1898年(明治31年)10月10日 新文芸誌『ホトトギス』が発刊される。

私たちが日常生活で何気なく書いている日本語。この文章表現は、実は生まれてから100年
あまりしか経っていない。これを作り出したのは、わずか31歳の若者・正岡子規。しかも、その時、
子規は余命わずかの病の床にあった。20代はじめに病によって余命10年と宣告された子規は、
古文調で難解な日本語を、一般の人々でも簡単に、しかも美しい表現として書くことができるように、
改革しようとしていた。全身を襲う激痛に耐え、若き夏目漱石らの友情に助けられながら、
子規は新たな日本語の完成に打ち込む。やがて死が迫り、狭い部屋で寝たきりになりながらも、
子規はわずかに見える狭い庭の風景を懸命に記し続ける。そしてある日、子規はその庭に、
簡便で美しい日本語を作り出すヒントを見つけ、短い文章に記す。
それが子規主宰の新文芸誌『ホトトギス』に発表された時、日本語は新たな姿を見せ始めた…。
日本語本来のあり方が見直されようとしている今、正岡子規が自らの死と向き合いながら、
日常的な風景や出来事の中に生きることの喜びを記していく姿を描く、明治の青春の感動の物語。
(text from NHK site)

NHK総合 45min 2003-10-22 Air ckeck by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)











 

ページ先頭へ