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●世界美術館紀行 「渦まく大気・ターナーのスケッチ帖」 〜テート・ブリテン〜


16世紀以降のイギリス美術を専門とする美術館として、2001年にリニューアル・オープンした
テート・ブリテン(旧テート・ギャラリー)。数々の名品の中でも、19世紀に活躍した風景画家・
ジョーゼフ・マラード・ウィリアム・ターナーの作品群は圧巻で、油彩・水彩の完成作や
習作・スケッチなど、3万点を超える世界最大のコレクションを誇っている。

印象派や抽象絵画の先駆者とも言われるターナーが、生涯愛し続けたイギリスの風景。
貧しい家庭の出であった彼が、アカデミーで認められるために描いた歴史画の背景でも、
富や名声を手にした晩年、自らのために描いた実験的な作品でも、風景は常にターナーの絵の
主役だった。ターナーはスケッチブックをポケットにしのばせ、ロンドンでの日々の生活の中で、
また国内外の旅の途中で、目にとまる風景を描き続けていた。テムズ川に沈む夕日、
霧に包まれたウェールズの古城、燃え盛る国会議事堂の火事。テート・ブリテンに残された
300冊のスケッチブックには、風景を目の前にする画家の心の震えがそのままに写されている。

日がさしたと思えば霧が立ち上り、通り雨が降る。変わりやすいイギリスの気候の中で、
ターナーが見つめたものは何だったのか。番組では、残されたスケッチブックをもとにターナーが
歩いたイギリスの風景を訪ね、初期の記録的な描写から、大気と光を大胆にとらえた
晩年の表現にいたるターナーの心の軌跡をたどる。
(text from NHK site)

NHK教育 25min 2003-10-25 Air ckeck by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)




●クローズアップ現代 「シリーズ・あなたの働き方が変わる」 (全3回)


(1) 正社員にはこだわらない

終身雇用や年功序列賃金といった日本的な雇用システムが壊れる一方、新たに導入された
成果主義の弊害も指摘される今、企業と労働者の関係はどうあるべきなのか?
どうすれば意欲をもって働く事ができるのか?雇用をめぐる世界各国の最新の動きも
取材しながら、私たちの「働き方」の未来を三夜連続で考えていくシリーズ。

1回目は、日本の企業で急速に進む「脱・正社員化」の動きを見ていく。これまで、企業は、
中核業務については正社員に任せるのが常識だった。しかし、パートやアルバイトといった
非正社員が労働者の4分の1を占める中で、派遣社員が正社員以上の働きを見せ、
中核業務を担う例も増えている。例えば、新薬に関する機密がからむため、かつては正社員しか
いなかった医薬品情報担当者・MR。しかし激化する競争を勝ち抜くために、今この分野でも
派遣社員が業績を上げるようになっている。一方、正社員のやる気を維持しながら
社内流動化を高めようと「社内フリーエージェント制」といったシステムを作り始めた企業も多い。
加速する雇用流動化の流れの中で新しい働き方を模索する人たちを通して、
「正社員」の行方を探っていく。(No.1821)

スタジオゲスト: 佐藤 博樹さん(東京大学社会科学研究所教授)

(text from NHK site)

NHK総合 28min 2003-10-27 Air ckeck by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)











 

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