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●プロジェクトX (130) 「幻の絵巻復元 ニューヨークの激闘」


世界三大美術館の一つ、ニューヨーク、メトロポリタン美術館。
その「ジャパニーズルーム」は、日本の屏風絵や浮世絵など2万点のコレクションを誇る。
かつて、これらの作品は見るも無惨な姿だった。多くは、敗戦直後、GHQ等の手で日本から持ち出されたもの。
和紙と絹で作られた繊細な日本絵画の扱いを知る者はなく、傷み放題だった。後世に伝えるには、
数十年に一度の修復が不可欠。その特殊な技術を持つのは、京都で1300年前から技を受けついできた
修復師達だけだった。その第一人者・岡岩太郎が、昭和41年、弟子の阿部光博をニューヨークに送り込んだ。
しかし、作業場は光も入らない地下室。修復に使う糊は、麻薬と間違われ、税関に取り上げられた。
最悪の環境のもと、阿部は細々と修復に打ち込んだ。ある日、阿部は美術館の倉庫で、
長さ40メートルもの絵巻を見つけた。40年以上行方不明になっていた鎌倉末期の国宝級の大作
「北野天神縁起絵巻」。虫食いや破れ、折り傷がひどい上に、一度切断され、でたらめに張り合わされていた。
阿部と現地の協力者による、かつてない幻の絵巻の大修復作戦が始まった。
異国の地で、日本の美を救うため、壮絶な闘いに挑んだ修復師達のドラマを描く。
(text from NHK site)

NHK総合 45min 2003-11-11 Air ckeck by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)












 

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