玄関 / ライブラリ / CD-RRW / GP-438 /

 

 

●プロジェクトX (133) 「100万ボルト送電線 決死の空中戦に挑む」


昨年8月に起きたニューヨーク大停電。闇に沈んだ時間は、実に29時間。
人々は、電気を失った都市の恐怖を思い知らされた。その中、世界一、停電が少ない都市がある。
日本の首都・東京。その支えは、世界最大100万ボルト送電線。新潟から関東、全長250キロ。
張り巡らされた48本の電線で、大量の電気を運んでいる。昭和63年、その大工事は始まった。
鉄塔の高さは、従来の1.5倍・130m。そこに一本一本電線を架ける過酷な作業。しかも、ルートには
標高2000mの難所も控える。挑んだのは、究極の鳶・架線電工(がせんでんこう)達だった。
高所での移動は総て電線伝い。匍匐前進は当たり前、時には逆さ宙づり。現場では、電線一本に
腰掛け8時間ぶっ通しで作業を続けた。その先頭に立ったのは、架線電工歴25年の田中登。
電工の技を若い世代に繋ごうと、二人の若者を率いて乗り込んだ。しかし、標高2000mの現場は、
田中達の想像を超えていた。足場は、傾斜40度を超える急斜面。風速20mの突風が吹き荒れ、
雷が牙を剥いていた。鉄塔に取り付ける部材は、一個5トンにも及ぶ。プロジェクトは、
一か八かの大勝負に打って出る。番組は、都市の生命線・電気に、誇りを懸けて闘った
架線電工のベールに包まれた世界を描く。
(text from NHK site)

NHK総合 45min 2004-01-13 Air ckeck by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)











 

ページ先頭へ