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●NHK SPECIAL データマップ 63億人の地図

第1回 「寿 命」 〜2004年いのちの旅〜


世界で一番、平均寿命の短い国はどこか?長寿国・日本にしのびよる寿命の危機とは?
シリーズ1回目は、“寿命マップ”からの発見を手がかりに、2004年の世界を見つめる。

WHO世界保健機関のデータが示す“寿命マップ”は、2004年の世界の現実を映し出す。
今、世界で一番平均寿命の短い国はアフリカ・シエラレオネの34.0歳。
栄養失調やマラリアなどで、5歳を迎えるまでに4人に1人の子供たちが死ぬと言われている。
さらに、“寿命マップ”の変化をみると、ロシアでこの10年、男性の寿命が5.3歳も
短くなっていることがわかる。先進国では例をみないこの短命化の背景には、
社会の急激な変化に適応できないストレス=適応症候群があると指摘されている。
そして今、こうした寿命の危機は、世界一の長寿国日本にも忍び寄っている。
日本で最も長寿の県として知られてきた沖縄の男性の寿命が、食生活の変化に伴う肥満が原因で、
伸び悩んでいるのだ。その肥満大国の典型がアメリカだ。中でもウエストバージニア州では、
肥満による生活習慣病が急増し、自らの胃を切り取る手術を行う人が後を絶たない。
飢餓、ストレス、肥満……。“寿命マップ”が問いかける世界の現実、そして、世界のあり方―。

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今、世界には63億人の人たちが暮らしています。その一人一人の営みを映し出す
新しい地図が生まれました。「データマップ 63億人の地図」です。
2004年―。地図を手に、世界を見つめる旅が始まります。

平均寿命のデータが、命の尊さを問いかける「いのちの地図」
所得データが、貧富の格差拡大を冷徹に物語る「富の地図」
犯罪の発生データが、都市の死角を浮き彫りにする「安全の地図」
出生率や高齢化率を重ね合わせた「家族の地図」

「63億人の地図」を見つめることで初めて気づく「発見」と、その現場をとらえた
躍動感あふれるルポを交錯させながら、番組は展開していきます。
ニッポンの2004年を見つめる時・・・・・失業の増加、治安の悪化、少子高齢化、
どれ一つとして「63億人の地図」と切り離すことはできません。グローバリズムが進む中で、
63億人、一人一人が幸せと安心を手に入れるための条件は何か。

地図にはその手がかりが潜んでいます。
国連などのデータを駆使して描き出す、現在、過去、そして未来への地図。
その地図を携えて世界を旅する時、21世紀の道標が見えてくるはずです。
(text from NHK site)

NHK総合 50min 2004-01-27(2004-01-25の再放送) Air ckeck by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)
















 

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