玄関 / ライブラリ / CD-RRW / GP-480 /

 

 

●21世紀ビジネス塾 「営業力で生き延びる」


東京商工会議所の中小企業経営者アンケートによれば、中小企業にとって最大の課題は、
営業力不足。優れた技術はあっても、売るプロがいないことで倒産という結果を招く所も多い。
こうした中で、営業に即戦力を導入することで、競争力ある町工場を築き上げてきた
ある会社がある。大阪平野区の国誉アルミ製作所は、従業員13人。この15年で売り上げを
5000万円から8倍の4億円に伸ばした。特に、98年から伸び率2倍と、不況知らずである。
この会社の成長の秘密は営業。営業部長を他の企業から採用し、率先して注文を受ける
攻撃的な経営を行っている。現在の社長境田哲さんもそうして入った営業マン。
14年前の1990年、アルミの鍋しか作っていなかったこの会社では、韓国からの安い鍋が
大量に入ってきたため、苦境に陥る。境田さん(営業部長)は、あえて同業者が無理だと断る
注文ばかりを引き受けてきた。「リスクを犯さなければ金儲けは出来ない」という危機感を
技術者に訴え、技術者のモチベーションを上げ、工場の技術革新を達成し、
製品を作り上げてきた。現在では不可能を可能にする会社として、大手企業からの注文が
たくさん集まる会社となった。番組では、営業部長に即戦力を迎えることで、
無理な注文を率先して受けて、他の工場が真似できないような技術革新を可能にし、
売上を伸ばす町工場にビジネスヒントを探る。

◎メールで行ってみよう:ハトを寄せ付けない金属

(text from NHK site)

NHK教育 30min 2004-01-31 Air ckeck by Sony Giga Video Recorder v4 Mono (MPEG-1)




●世界美術館紀行 「王と王妃の宮廷物語」 〜国立ベルサイユ美術館〜


フランス政府は2003年10月末、ベルサイユ宮殿の大修復プロジェクトを発表した。
17世紀、太陽王・ルイ14世によって建てられ、マリー・アントワネットやナポレオンなど、
フランス史を彩る王侯貴族が暮らしたベルサイユ宮殿。世界最大級の絢爛豪華な宮殿だが、
建設以来350年、室内調度や美術品の傷みは激しく、これまでも常に修復が行われてきた。
今回の計画は屋根のふき替えなど宮殿の建物全体に及ぶ。2003年12月末から2020年まで、
総額3億9000万ユーロ(約489億円)をかけた大プロジェクトだ。計画を支えるのは、
ルイ14世時代からの技術を継承してきた職人たち。絵画や彫刻はもちろん、家具、時計、
シャンデリアなどのガラスや鏡、タペストリーなどの織物、そして庭師など、専属の職人たちが
腕をふるう。彼らの目を通して見るとき、ベルサイユ宮殿は観光で訪れたのとは違う顔を見せる。
絵画修復職人は作業を通じて、額縁までもが絵のテーマと、飾られる部屋にふさわしく
装飾されていることを知り、細部に至るまで考え抜かれたベルサイユ宮殿そのものが1つの
美術品であることに気づかされたという。宮殿のすべての時計のネジを毎朝巻いて歩く時計職人は、
ルイ15世の豪しゃな天文振り子時計のネジを巻くとき、かつての栄光の時代に迷い込むような
気分になる。ルイ14世時代の庭園の再現に取り組む庭師のお気に入りは、マリー・アントワネットが
作らせた農村。観光客が立ち入れない農家の中に入るとき、窮屈な宮廷生活を嫌い、
まがい物の村で農村ごっこに興じた王妃の孤独を感じるという。多くの人々の技術と熱意によって
壮麗な姿を甦らせようとしているベルサイユ宮殿。彼らの活動を通じて宮殿の新たな魅力を発見し、
そこに込められたフランスの美意識に触れる。
(text from NHK site)

NHK教育 25min 2004-01-31 Air ckeck by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)
















 

ページ先頭へ