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●にんげんドキュメント 「いのち刻む京料理」


数々の賞に輝き京料理界の革命児と賞賛されてきた料理人の丸田明彦さん、65歳。
伝統の京料理に世界の料理を融合させ、現代にあう新たな京料理を創造しようと挑んできた
伝説の料理人である。今、丸田さんは全身の筋肉が萎縮していく難病を患っている。
しかし、丸田さんは、自らを奮い立たせて、弟子たちに自分の料理を伝える日々を
送っている。腕利きの料理人たちである弟子たちに、自分の教えた料理を作って持ってこさせ、
丸田さんの頭の中にある完璧な料理になるまで徹底的に作り直させる。できた料理の中に
自分自身を刻みつけられれば、生きている実感が得られると丸田さんは言う。
12月、丸田さんは弟子たちを枕元に呼んでお節料理の一品を教えた。京都の伝統的な
お節にはほとんど入ることのなかった牛肉の料理である。これから京料理を未来に
つないでいくには、子どもも楽しめる一品が必要だと考えたからである。大晦日、
弟子たちは教わった数々の料理を詰めたお節料理を持って丸田さんの家に集まってきた。
果たして丸田さんは弟子たちのお節料理に自分自身を刻むことができたのか。
人生の最後まで命を輝かそうと生きる丸田明彦さんの日々を見つめる。
(text from NHK site)

NHK総合 45min 2004-02-13 Air ckeck by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)

















 

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